我慢。

ヤー。
　
最近、英語に興味があるゲルタです。
　
KONNITIWA。
　
　
　
　
　　　
はい。
　
英語と言いながらローマ字を書いて
己のバカさ加減を世間様に
知らしめてしまったトコロで。
　
　
　
　　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
本日。
　
　
　
　
　
朝っぱらから
行きつけの美容室に行ってきました。
　
　　
2ヶ月間入院して
ボウボウになっちまったもんでね。
　
　
あ、
ボウボウっつっても「ヘア」じゃないですからね。
　
　
や、
「ヘア」ですけど、髪の毛ですからね。
　
　
念の為。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
で。
　
オレの髪の毛ってば
猫っ毛でボリュームがないもんですから、
ゆるく、パーマネンツを
アテテもらおうと思ったんです。
　
　
そんで、
　
オニイサンとオネイサン、
二人がかりで頭にクリクリを
巻いてもらってたんです。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
しかし。
　
　　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
その時、オレに異変が！！
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
下半身に違和感！！
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
いや、
　
　
下半身に違和感っつっても
　
　
「シャイなアンチクショウが
　シャイじゃなくなった」とか
　
　
「アンチクショウがターボ化した」とか
　
　
そういう違和感じゃないですからね。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
オレが感じた違和感。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
ソレは、
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
尿意。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
シッコしてぇ。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
でも、そんなん、
なかなか言えぬじゃないですか。　
ハズカシイじゃないですか。
　
　
ずぅっと我慢してたんです。
　
　
もうね、
エプロンの下では
スッゲェ内股になって我慢してました。


足なんか、
ピーンってなりましたもの、ピーンて。
　
　
解る？
足首がピーンて伸びんの。
　
　
恥ずかしながら、
下腹部を手でおさえて我慢してました。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
しかし、ソレも限界。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
仕方なく、
「スミマセン、トイレ貸してください。」って
言ったんすよ。
　
　
そしたら、あっけなく
「はい、コチラへどうぞー。」って
案内されたんです。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
オレが通ってる美容室って、
男性と女性でやってもらう場所が違うんですよ。

店に入って、男性は右、女性は左に通され、
切ってる姿は壁に隔てられてて
男女、お互いに見えないようになってるんです。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
で、
オレは首からエプロン、
頭にはクリクリをつけたまま
店員についていったんです。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　　
そしたら。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
ドアを開けて通された場所、
ソコは女性側！！
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
そこにいるのは女性オンリィ！！
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
ちょっと待て！！
　
　
　
　
　
今のオレの姿はなんだ！？
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
エプロンなんかして、
デッカイてるてる坊主みたいじゃないか！！
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
髪の毛にクリクリ巻いて、
寝る前のサザエさんみたいじゃないか！！
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
こんな姿女性に見せられるワケなかろうて！！
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
と、思いつつも、
泣く泣く女性側にしかないトイレに行きました。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
我慢できなかったんですもの。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
鏡越しに、
女性の冷たい視線を感じながら。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
今夜は悔しさのあまり
眠れそうにありません。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
しかも。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
トイレまでの移動の間は
余裕ぶっコイテたんですけど、
ジツはかなりピンチだったんです。
　
　
トイレに入ってカギしめて、
慌ててトイレの蓋と便座を上げて
ヨウをタしてたもんすから、
便座が完全に上がってなかったらしく、
放尿中に便座が落っこちてキヤガリました。
　
　
や、
ソコは高機動型オレですから、
左手で受け止めて事なきを得ましたが、
　　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　　　
ジツは、一瞬アセりました。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
正直、ビクッとしました。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
「うおっ」って言っちゃったもんな。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
的を外したかどうかは秘密です。