キノドク。

2003年4月2日
 
オレが想う、気の毒な面々。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
気の毒なヤツ其の一。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『とうもろこしのハジッコの粒』!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どうでしょう。
気の毒ではないでしょうか。
 
 
季節が来て、
やっと、
だんだんと大きくなってきたと思った途端に
収穫されちゃうんだけど、
まだ完全に大きくなってないもんだから
食べ残される。
 
 
 
 
 
「もうちょっと
 大きくなんの待ってろよ、てめぇ。」
 
 
 
 
 
『とうもろこしのハジッコの粒』の気持ちを
代弁してみました。
 
 
 
 
 
気の毒ですね。
 

ホントに気の毒です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
気の毒なヤツ其のニ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『当たりつきアイスのはずれ棒』!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
コレはキツイ。
相当気の毒です。
 
 
「あたり」の焼印押されるのかと思えば
「はずれ」なんて押されちゃって、
店頭に並んで、チビッコに買われたはいいけど、
マワリのアイス食われて「はずれ」って出ると、
「なんだハズレかよ、バカ!!」とか
言われちゃって。
 
 
 
 
 
「オレだって、あたりになりてぇよ!!」
 
 
 
 
 
はい。
『当たりつきアイスのはずれ棒』の気持ちを
代弁してみました。
 
 
しまいにゃ、アレですよ。
このアイスのはずれ棒、 
 
 
 
 
 
「ザリガニのお墓にしよう。」
 
 
 
 
 
なんて、子供が言い始めて、
死んで、土に埋められたザリガニの
墓標にされちゃったりしますからね。
「ザリガニのお墓」とか書かれちゃって。
 
 
そのワリに、お墓参りに来ないんすよ。
 
  
ザリの上に突っ立てられたまんまですよ。
 
 
庭の隅っこにホッタラカシですよ。
  
 
 
 
 
「こんなトコロに突っ立ててんなよ!!
 いっそのコト、捨ててくれよ!!
 ザリの死骸、臭っ!!」
  
 
 
 
  
またもや
『当たりつきアイスのはずれ棒』の気持ちを
代弁してみました。
 
 
 
 
 
・・・・・・気の毒。
 
 
『当たりつきアイスのはずれ棒』、
さぞかし悔しいでしょう。
 
 
悔し涙ポロリでしょう。
 
 
嗚呼、気の毒。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして、
気の毒なヤツ其の三。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『大正時代』!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
コレはもう、かなり気の毒です。
字面を見ただけで、気の毒でたまりません。
 
 
1日で終わりますよ、『大正時代』の授業。
ヘタすりゃ、飛ばされちゃう可能性もあります。
わずか14、5年ですからね。
 
 
大正時代にあった出来事で、
皆さん覚えてる事ありますか?
 
 
まあ、頑張って勉強した方は
イロイロ、戦争とか頭に浮かぶと思いますけど、
『大正時代』と聞いて、
たいていの方が思い浮かべるのは
アレだと思います。
 
 
皆さんも、一つ思い浮かべてください。
 
 
『大正時代』と聞いて
皆さんの頭に真っ先に浮かんだ事、
ソレは、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『大正デモクラシー』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どうでしょう。
コレが浮かんだ方が多いのではないでしょうか。
 
 
逆に言えば、
コレしか浮かばなかった人も
多いのではないでしょうか。
 
 
しかも、
『大正デモクラシー』なんて言葉だけで、
内容は覚えてなかったりしますからね。
 
 
ちうか、
オレは『大正デモクラシー』が
なんだったのか覚えてません。
 
 
オレの歴史のノートは
『日本のあけぼの』って書いた後、
白紙になってましたから。
 
 
オレの歴史のノートには歴史がありません。
 
 
ギャハハ。
 
 
 
 
 
長い歴史の中に確実に存在するのに、
コレといって振り返られる事もない『大正時代』。
 
 
コレを気の毒と言わずしてっ!!
 
  
 
 
 
「オレも大河ドラマの舞台にしてくれよ!!」
 
 
 
 
 
はい。
『大正時代』の気持ちを代弁してみました。
 
 
 
 
 
・・・・・・気の毒。
 
 
気の毒です、『大正時代』。
 
 
さぞかし悔しいでしょう。
 
 
悔し涙ポロリでしょう。
 
 
そんな『大正時代』に
オレも、もらい泣きです。
 
 
ええいああ、君からもらい泣きです。
 
 
ジェームス三木あたりが
ドラマの脚本書いてくれないでしょうかね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
書ききれませんが、世の中には
まだまだ沢山の『気の毒』なモノ、
『気の毒』なコトがあります。
 
 
そんな彼らに、
時にはスポットを当ててあげましょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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★HOTNEWS
 
 
クラキ、今日は新しい制服を持ってくるも、
裾上げをしてなかった為、裾がバサバサで
皆に
「浅野内匠頭
(あさのたくみのかみ・忠臣蔵)みたい」
とバカにされ、やっぱり今日も
昔の制服で1日過ごす!!
 
ギャハハハハハハハハハハハハハ!!
 
 
 

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