男たちは憂い、嘆いていた。
 
 
今のパンツ界の現状を。
 
 
いつから
ブリーフは嫌われ者になった?
 
 
いつから
ブリーフを履くのが
恥ずかしいと感じられるようになった?
 
 
昔は、誰もが当たり前のように
ブリーフを履いていた。
 
 
それが、
いつの間にやらトランクス、
更にはボクサーパンツなどの
台頭を許してしまった。
 
 
そして、
ブリーフはしだいに忘れ去られ、
ブリーフを目にするのは、テレビのコントか、
AVの男優さんが履いているのを
見るだけとなってしまった。
 
 
このままではイケナイ。
 
 
皆に、
もう一度思い出してもらいたい。
 
 
ブリーフを履いていた少年時代を。
 
 
そして、ブリーフの心地よさをっ!!
 
 
 
 
 
『ブリーフの復権』
 
 
 
 
 
それを合言葉に、男たちは立ち上がった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「パンツはブリーフに限る」
ブリーフ愛好者、マサ。
 
コードネーム、『グンゼ』
 
 
 
 
 
ゴク、たま〜にブリーフを履きたくなる
ブリーフの理解者、このオレ、ゲルタ。
 
コードネーム、『B・V・D』
 
 
 
 
 
トランクスとブリーフ、
両方を愛用している、ヨコ。
 
コードネーム、『生協』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
我らっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
福島っ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ブリーフィーズッ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
爆!!
 
 
 
 
 
誕!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
とうっ!!(←ジャンプ)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
早速、活動を開始するブリーフィーズ。
 
 
 
 
 
むむむ、前方にクラキさん発見!!
 
  
福島ブリーフィーズ、出動っ!!
 
  
とうっ!!(←ジャンプ)
 
 
 
 
 
ブリーフィーズ
  :「クラキさん、あなたは
    ブリーフを履いてますか?」
 
 
クラ:「ブリーフなんて履かないよ。
    カッコワリィもん。」
 
 
 
 
 
なにっ!?
 
 
ブリーフをカッコワリィだと!?
 
 
天誅っ!!
 
 
くらえっ、我が怒りのデコピンをっ!!
 
 
 
 
 
クラ:「痛っ!!」
 
 
 
 
 
ふふふ、クラキよ、よく覚えておくがいい。
 
 
 
 
 
『ブリーフを笑う者は
 ブリーフィーズに泣かされる』
 
 
 
 
 
そういう事だ。
 
  
では、サラバッ!!
 
  
とうっ!!(←ジャンプ)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
む、前方にイト発見!!
 
 
福島ブリーフィーズ出動っ!!
 
 
とうっ!!(←ジャンプ)
 
 
 
 
 
ブリーフィーズ
  :「イト、
    キミはブリーフを持ってるかね?」
 
 
イト:「そんなの
    持ってるワケないじゃないですか!!」

 
 
 
 
うん、そりゃそうだ。
 
 
 
 
 
ブリーフィーズ
  :「イトの彼氏って、ブリーフ派?」
 
 
イト:「知りませんよ、そんなの!!」
 
 
 
 
 
ぷぷぷ。
知ってるくせに。
 
 
 
 
 
ブリーフィーズ
  :「なんかね、
    最近はブリーフがトレンドらしいよ。
    彼氏に教えてあげな。」
 
 
 
 
 
では、サラバッ!!
 
 
とうっ!!(←ジャンプ)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
むむむ、前方に局長代理(50代)発見!!
 
 
福島ブリーフィーズ、出動っ!!
 
 
とうっ!!(←ジャンプ)
 
 
 
 
 
ブリーフィーズ
  :「代理さーん。代理さんってさ、
    やっぱふんどしすか?下着。」
 
  
代理:「バカ、普通のパンツだで。」
 
  
ブリーフィーズ
  :「ブリーフ?」
 
  
代理:「トランクスだで。」
 
  
ブリーフィーズ
  :「あー、ダメダメ。
    ブリーフの方がね、体にいいんだってよ。
    男性機能もアップ。」
 
   
代理:「へー、んなの?」
 
  
ブリーフィーズ
  :「うん、そう。
    『あるある大辞典』でやってた。」
             (↑超嘘)
 
 
 
 
  
うーん、
思わず嘘をついてしまったが、
これも『ブリーフの復権』の為だ。
仕方あるまい。
 
  
では、サラバッ!!
 
  
とうっ!!(←ジャンプ)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
むむむ。
前方に局長発見っ!!
 
 
大ボス!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
シリゴミするブリーフィーズ。
 
 
 
 
 
グンゼ
  :「多分、
    局長ってノーパンすよ。」
 
 
B・V・D
  :「あ〜、ノーパンね。
    もともと履かない人では仕方ないね。」
 
 
 
 
  
福島ブリーフィーズ、撤退っ!!
 
  
とうっ!!(←ジャンプ)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして、
今日1日のブリーフィーズの活動は終わった。
 
 
だが、今日の出来事は
これから始まる福島ブリーフィーズの歴史の
ほんの一部に過ぎないのだ。
 
 
まだ、スタートラインにさえ立っていないのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ブリーフの復権に向けて。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ブリーフがオシャレな若者の
マストアイテムになる日を夢見て。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
レッツ・ゴーッ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
福島ブリーフィーズ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
とうっ!!(←ジャンプ)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかし。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ジツは今日、
このオレ、ゲルタ、
コードネーム、B・V・Dが
ボクサーパンツを履いていたのは内緒だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
とうっ!!(←逃亡)
 
 
 
 
 

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索