クローバー。

2003年8月6日
 

クラキさんが
少しだけ、彼女との間に溝を感じてるらしい。
 
  
些細な口論から
離れた場所に住んでいるという現実もあってか、
彼女の態度が少し変わったのではないかと。 
彼女の気持ちが変わったのではないかと。
 
  
ちょっとだけ、心配になったらしい。
 
  
だったら、オレが彼女の気持ちを
クラキさんに
ハッキリと教えてあげようじゃないか。
 
 
彼女の気持ちを占ってあげようじゃないか。
 
 
スーパー占い師と言われる、このオレが!!
 
 
 
 
 
ゲル:「占ってやるよ。」
 
 
クラ:「ベツにいいよ。」
 
 
 
 
 
なんだバカ!!
 
 
スーパー・天才占い師と呼ばれる
このオレの実力を信じてないのか!?
 
 
まぁ、この、
スーパー・カリスマ・天才占い師と呼ばれる
オレによって、
本当の彼女の気持ちを知るのが
怖いって気持ちも解らないではないがな。
 
 
特別、タダで占ってやるよ。
 
 
 
 
 
ゲル:「クローバー占いです。」
 
 
クラ:「何それ?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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【クローバー占いとは?】
 
 
その辺に生えてる
三つ葉のクローバーの葉っぱを
「好き」「嫌い」などと順々にむしっていって
最後に残った葉っぱが答えとなるという、
『花占い』と、なんら変わらない占いなのだ!!
 
 
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駐車場ワキに生えてたクローバーをクラキに渡す。
 
 
 
 
 
ゲル:「頭の中で、
    彼女を強く思い描いてください。」
 
 
 
 
 
クラキの想いが詰まったクローバーを受け取り
その葉っぱをむしりとる。
 
 
 
 
 
ゲル:「最後に残った葉っぱが答えです。
    彼女の気持ちなのです!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ブチッ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ゲル:「キライ。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
クラ:「あああっ!!
    葉っぱ3枚なんだから
    キライで始めちゃダメじゃん!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんじゃコラァ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
スーパー・カリスマ・天才占い師Zと言われる
このオレの占いに文句あんのかコラァッ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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【クローバー占いとは?】
 
 
占者の気分次第で結果が変わるという、
ようするにインチキなのだ!!
 
 
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