オマケ。

2003年10月6日
 
 
 
ジューCとかね、フエラムネとかね、
そういった、100円で買えちゃう
お菓子の類が好きでよく買うんだけど、
そういったお菓子にアリガチな“おまけ”
この“おまけ”ってヤツは
どうにかならんものですかね。
 
 
 
 
 
1箱、100円もしないお菓子に
コストのかかる“おまけ”をつけるワケには
イカンのだろうけど、
あまりにも、ショボすぎるのです。
そして、そのショボさに
なんか、妙にセツナクなってしまうのです。
 
 
 
 
 
こないだ、フエラムネ買ったんだけど、
ソレについてた“おまけ”は
『プラスチックの黒電話』でした。
“おまけ”の箱を開けたら、ポロッて出てきて。
この携帯電話が氾濫してる時代に黒電話ですよ。
まぁ、ノスタルジィな気もしますけど、
また、その黒電話がショボイのです。
よ〜く見ないと、
黒電話って気付きませんからね。
 
 
 
 
 
はたして、
こんな黒電話を“おまけ”につけて、
いったい、私たちにどうしろと。
どう遊べと。
いや、子供達はウレシイのかもしんないけど。
「うおーっ、黒電話出たぜーっ!!」って。
とりあえずオレもね、受話器をとって、
「もしもーし」ってやりましたよ。
セツナイだけでしたよ、ええ。
 
 
 
 
 
なんかね、
こういったショボイ“おまけ”、
見る度に、考えちゃうんですね。
 
 
「ああ、このプラスチックの黒電話、
 もしかすると、美大出身の若手アーティストが
 デザインとか造型とかやってるのかな?
 “オレはホントは絵を描きたいんだ”とか
 思いながらやってるのかな?
 田舎のお母さんは元気かな?」とか、
 
 
「ああ、このプラスチックの黒電話、
 もしかすると、人件費の安い中国の工場で
 女性工員さんが
 一生懸命作っているのかな?
 家には暴力亭主が飲んだくれてんのかな?」とか
 
 
そんなふうに。
この、黒電話事情の裏側を。
 
 
 
 
 
そういったこと考えちゃうとね、
もう、この類の“おまけ”、
捨てられなくなっちゃうんですよ。
もう、“おまけ”見る度に、
涙が出そうになっちゃうんですよ。
 
 
 
 
 
「オレは、
 こんな“おまけ”が欲しかったんじゃない!!
 オレはただ、
 フエラムネを吹きたかっただけだ!!」
 
そう自分に言い聞かせて、
ゴミ箱に捨ててしまおうかと考えるんだけど、
どうにも、捨てられないんですね。
 
 
 
 
ほんと、どうにかなんないかなぁ。
 
 
 
 
 
もうちょっと、
ゴージャス感が出れば、
捨てるのになんの迷いも出ないんだけどなぁ。
 
 
 
 
 
溜まっちゃって仕方ないです。
 
 
 
 
 

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