ココロノ声。 −『嘘ツキ天国』ヨリ−
2003年11月10日【待ち合わせ】
女: 「ごめーん、待った?」
(あー、めんどくせー)
男: 「いや、オレも、今来たところ」
(遅ぇんだよ、こら)
【店内】
店員:「いらっしゃいませ。」
(来るんじゃねーよ、忙しいのによー)
女: 「うわー、ステキなお店〜。よく来るの?」
(あー、居酒屋行きてぇ)
男: 「ああ、たまにね。こういう店、初めて?」
(ヤベェ、高そうな店に来ちゃった)
女: 「初めてですぅ〜。」
(来た事あるっつーの。違う男と)
店員:「こちらの席へどうぞ。」
(帰れっ!!)
【オーダー】
店員:「ご注文はお決まりでしょうか?」
(何でもいいから早くしろよ)
男: 「えーと・・・」
(うわぁ、これ、何語だよ?)
女: 「私はこれで。」
(あー、軟骨食いてー)
男: 「えー・・・」
(うわぁ、ヤベェ、読めねぇ)
店員:「(微笑み)」
(早くしろよ、殺すぞ)
男: 「じゃ、これで」
(どんな料理が来るんだろ・・・)
店員:「かしこまりました。
ワインのほうはいかがいたしましょう?」
(テメェは赤玉パンチでも飲んでろよ)
男: 「おまかせします。」
(うわぁ、赤玉パンチって無いんだ!!)
【食後・レジにて】
店員:「ありがとうございました。
お会計、○○円になります。」
(カードとか使うんじゃねぇぞコラ)
男: 「はい。」
(高っ!!)
女: 「あ、私も払いますよー。」
(嘘だけど)
男: 「いや、僕が出すからいいよ。」
(テメーのほうが高いの食ったんだから
金払うのあたりめーだろ)
女: 「えー、私も出しますよー。」
(早く払っちゃえよ)
男: 「いいからいいから。」
(さぁ、早くその財布を開けろっ!!)
女: 「じゃぁ、お言葉に甘えて。」
(タダ飯)
男: 「うん。」
(財布、引っ込めんのかよ!!)
店員:「ありがとうございました。」
(二度と来るんじゃねぇぞっ!!)
【食後・店の外】
女 :「ごちそうさまでした。
もう、お腹いっぱいですー。」
(帰りにラーメンでも食おうかな)
男 :「いやいや。
この後、どうする?」
(どこのホテル行く?)
女 :「あー、明日早いから、
帰らなくちゃいけないんです。」
(あ、帰ったら、タモリ倶楽部見なきゃ)
男 :「ああ、そうなんだ。」
(嘘っ!?マジッ!?)
女 :「ごめんなさい。」
(♪空耳〜ア〜ワ〜)
男 :「じゃ、送っていくから車に乗って。」
(どうにかしてホテルに行けないかな)
女 :「ええ〜、イイですよ〜。」
(どこのラーメン屋行こうかな)
男 :「いいから、乗って。」
(なんとかしてヤれないかな)
女 :「じゃあ、すみません。」
(あー、ラーメン食えねーよ)
【車内】
女 :「あ、そこで降ろしてください。」
(アパート見られたらヤバイし)
男 :「いや、家まで送って行くよ。」
(ホテル行けなかったから、家だな)
女 :「いや、悪いからいいですよー。」
(いいから降ろせよ)
男 :「じゃあ。(車を停車させる)」
(どうしよう、
どうやって家に上がりこもう)
女 :「今日はどうもありがとうございました。」
また誘ってくださいね。」
(嘘だけど)
男 :「あ、ちょっと。」
(ああ、どうしようどうしようどうしよう)
女 :「はい?」
(なんだよ、
タモリ倶楽部始まっちゃうだろ)
男 :「ちょっと、トイレ貸してもらえない?」
(ヤらせて!!)
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