トアル日常。 〜 夜空ノムコウ 〜
2003年12月21日登場人物: ゲル(30) クラキ(31)
そこらのオッサン(50〜60)
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※クラキと一緒に歩いていると、
股間のファスナーを全開にしている
オッサンとすれ違った。
クラ:「ゲルタ先生、今の見ましたか?」
ゲル:「見た。」
クラ:「今のオッサン、
チャック、開いてましたよね?」
ゲル:「開いてた開いてた。
えー、19時32分、
オッサンのチャックが
開いてるのを確認しましたっ!!」
クラ:「しかし、
チャックがアレだけ開いてて、
気付かないもんなのかね?」
ゲル:「違うよ、クラキ君。
アレは“開いてた”んじゃなくて、
“開けていた”んだよ。」
クラ:「えっ!?
ワザとなんですかっ!?」
ゲル:「そうだね。ワザとだね。」
クラ:「なんの為に、チャックを
開けているんですか?」
ゲル:「簡単に言えば、主張だね。
『青年の主張』。」
クラ:「ああ、成人の日にやるヤツ!!
あ、今は『青春メッセージ』ですよ。
『青年』でもないし!!
オッサンだし!!」
ゲル:「世の中に対する不満とか、
今、自分が考えてる事を
表現する手段として、
チャックを開けていたんだよ。
『♪窓をそっと開けてみるぅ〜』
“窓をそっと開けてみた”んだよ。」
クラ:「そんな!!SMAPみたいな!!
って言う事は、
“冬の風のにおい”もするんですか?」
ゲル:「そうだね。
“窓をそっと開けてみた”からには、
当然、
“冬の風のにおい”もするね。」
クラ:「“冬の風のにおい”っては、
オッサンの股間から
出てくるにおいなんですね?」
ゲル:「そういう事だよ、クラキ君。」
クラ:「“冬の風のにおい”は、
意外とキツそうなにおいなんですね。」
ゲル:「そうだね。
色をつけるとしたら、黄色だね。」
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