初詣。
2004年1月7日先日、友人と
ちょっと遅めの初詣に。
すでに新年も4日だというのに、
神社には結構な人が並んでいた。
ゲル:「行列を作るのなんて、
蟻さんと日本人くらいのもんだ!!」
そんな事をブツクサ言いながら
オレと友人も、その行列の端に加わった。
遅々としてなかなか進まない行列の中、
友人が、疑問を口にする。
友人:「お賽銭って、いくら入れるんだろう?」
オレは以前、
「5円」「25円」「45円」といった金額が
お賽銭には多いと聞いた事がある。
「5円」というのは、そのまま、「御縁がある」
「25円」というのは、「二重に御縁がある」
「45円」の意味は、ちょっと忘れてしまったが
やはりオメデタイ事なのだろう。
逆に、「10円」1枚を賽銭箱に入れるのは、
「とお円 → 遠縁」で避けたほうがよい、
そんな話も聞いた事がある。
そんな、
爺さんみたいな知識をひけらかしていると、
オレ達の順番がだんだんと近づいてきた。
オレは、
「やっぱり25円入れてやるぜっ!!」
そんな事を考えながら、財布を用意した。
そして、
財布な中身を見た時、オレは愕然とする。
大きいのが1枚と・・・・・・
アルミのお金が3枚?
503円!?
財布の中身は503円!?
ここで、自分をフォローさせていただくと、
オレは決して貧乏人ではない。
小銭は503円しかなかったが、
財布には、ちゃんとお札も入っていた。
千円札が2枚も入っていた。
ツー漱石である。
W漱石である。
漱石ツートップである。
超強力漱石タッグである。
漱石ツープラトンである。
オレは悩んだ。
500円玉1枚を賽銭箱に投げ入れるべきか、
1円玉3枚を賽銭箱に投げ入れるべきか、
オレは悩んだ。
散々悩んで、
オレは、1円玉3枚を握り締めた。
友人:「嘘っ!?
ゲルタ君、3円しか入れないの!?」
だ、だって、503円しかないんだもの。
友人:「ケチくさっ。」
だぁぁぁって、
500円玉って使いたくないじゃんかよぅっ!!
やがて、自分達の番がやってきて、
オレは、目の前の賽銭箱に3円を放り投げた。
みんなが投げ入れたお金が
チャリンチャリンとかカラカランとか
重い音を出す中、
オレが投げ入れたアルミのお金は、
カツッという小さな音しかたてなかった。
そしてオレは、
上から垂れ下がる綱を揺らして
鐘をガランガランと鳴らすと、
パンパンと手を鳴らして、
思いつく限りの願いを、一気にお祈りした。
今年一年も入院せずにすみますように
死にそうになりませんように
家族がみんな健康でありますように
宝くじがあたりますように
競馬全勝!!
万馬券が当たりますように
野球日本代表が金メダル獲りますように
千葉ロッテ日本一!!
ジョニー黒木復活!!
初芝スタメン!!
いいかげん、彼女ができますように
あわよくば婚約くらいまで行きますように
でも、結婚はちょっと早い、みたいな
願い事が終わり、
境内の中を歩きながらオレは、
友人と願い事の話をした。
友人:「ゲルタ君、
3円でそんなにお祈りしたの!?
欲張りすぎじゃない!?
3円しか入れてないのに!!」
いいんだよ。
神様は、金じゃ動かねぇんだ。
政治家じゃねぇんだからよ。
その後、境内の端っこに、
おみくじを見つけ、
新春の運試しも兼ねて、ひいてみる事にした。
友人に100円借りて。
友人:「500円あるんだから、
それ使えばいいじゃん!!」
ゲル:「500円使ったら
おつり400円無駄だべ!!
いいから貸せ!!
倍にして返してやるわっ!!」
友人に借りた100円を箱に入れ、
箱の中から1枚、
「これだ」と思ったおみくじを引いた。
結果。
凶。
3円かっ!?
3円だからかっ!?
賽銭箱に3円しか入れなかったからかっ!?
神様、
アンタも金で動くのかよコノヤロウッ!!
・・・・・・
母さん。
幸せの値段って、いくらなのでしょう。
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●neosoft様。
●サキ様。
登録アリガトウゴザイマス!!
只今、こちらのリンクがいっぱいなもので
相互できずに申し訳ありません。
くだらん日記ですが、よろしくお願いします!!
サキ様。
わざわざメッセージまで書いてくださって、
さらに、こんなんを
素敵とおっしゃってくださって
アリガトウゴザイマス!!
ウレシイです!!
どうぞ、よろしくお願いします!!
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