寝ボケノ恐怖。
2004年1月20日睡眠というのは、
疲れた身体と心を癒すのに
無くてはならないモノです。
しかし、ソレと同時に、
オレのような寝ぼけやすい人間には、
その睡眠の、無防備な状態が、
非常に恐ろしいモノでもあります。
以前、この日記にも
何度か書いた事があるのですが、
オレは非常に寝ぼけやすい人間です。
そりゃまたヒジョーに。
ある時は
『猿とゴリラの違い』がどうだか言って、
看護婦さんに喧嘩売ってみたり。
またある時は
パンツ脱いで、起こしにきた母親に
「あんた、何お尻出してんの?」って言われたり。
またある時は
パンツ脱いで部屋の入り口に投げてみたり。
またある時は
パンツ脱いで枕元にたたんで置いてみたり。
またある時は
入院中にパンツ脱いで、看護婦さんに見られて
なんかちょっとウレシかったり。
まぁ、だいたいパンツ脱いでるんですが。
寝ぼけて、
そんな事をやっちゃうもんだから困りモノです。
しかし、
その「パンツを脱ぐ」恐ろしさというのは、
ジツはそれほど恐ろしいモノでもなくて、
ホントに恐ろしいのは、
「自分の本性が現れてしまう寝ぼけ」です。
寝ぼける事によって、
オレの中の奥深くにあって、
自分でも気付かなかった
「自分の本性」が現れる事、
ソレが、本当に恐ろしい事なのです。
「パンツを脱ぐ寝ぼけ」を「陽」とすれば、
「本性が現れる寝ぼけ」は「陰」。
その、「陰」が現れた時、
「寝ぼけ」の本当の恐怖が解るのです。
以前、こんな事がありました。
これは、
かつてオレが付き合っていた女性の証言です。
その証言は、
オレの「寝ぼけ」についての証言で、
オレはソレを聞いた時、
自分の奥底に潜む自分の本性に愕然としました。
ある日、
オレと付き合っていた女性が、
ウチに泊まりにきました。
その日、彼女はなかなか眠りにつけず、
眠っているオレの隣で
ただ、ボゥと起きていたそうです。
そして、夜中の3時頃。
彼女の話によれば、
隣で眠っていたオレが、
突然、上半身を起こしたそうです。
そして、しばらくの間、
正面を見つめたままでいたそうです。
彼女は、「どうしたのだろう?」と、
ただ、オレの行動を見守っていたそうですが、
次の瞬間、寝ぼけたオレは、
彼女に掛けられたふとんを
ガバッと剥いだそうです。
そして。
彼女のデリケートな部分を
パーンパーンと2回叩くと、こう言ったそうです。
「ここ、何て言うの?」
言葉責めっ!!
寝ながらにして言葉責めっ!!
めちゃめちゃSじゃないか、オレ!!
「寝ながらにして言葉責め」
ソレは、オレの中奥深くにある何かが、
表に姿を現した瞬間でもあります。
そしてソレは、自分という人格を
破壊しかねないモノでもあります。
普段、そういう事をしないオレですが、
寝ぼけて、そんな「言葉責め」をするって事は、
オレの中には、そういう欲望があったのです。
オレが思うに、
「寝ぼけてる状態」というのは、
その人間の一番純粋な状態です。
その純粋な状態で「言葉責め」をするって事は、
もう、オレは、「根っからのサディストだ」、
という事ではないのでしょうか。
そして、ソレは
「オレがSだった」という話だけでなく、
寝ぼけやすい人、
みんなの問題に成り得る話ではないでしょうか。
自分の意識にない「寝ぼけ」で、
自分の正体が解ってしまう。
それはそれは、とても恐ろしい事です。
「気をつけろ」と言われても、
寝ているのだから、
こればかりはどうにもなりません。
だからむしろ、
「気をつける」のではなく、
「ソレをも受け入れてくれる相手選び」が
重要なのかもしれません。
まぁ、そこに愛があれば、
そんな「寝ぼけ」ですら
イトオシク思えるのかもしれませんがね。
というワケで。
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