アナタは奇跡を体験した事があるだろうか?
オレはある。
数年前、場所は病院のトイレ。
「トイレで奇跡って」とお思いの方もいるだろう。
しかし、奇跡というヤツはどこにでもあるモノで、
全てが神々しいモノとは限らないのだ。
ここから先は非常に下品なので、
そういうのが嫌いな方は読むのをヤメテほしい。
結果から言おう。
オレが見た奇跡、ソレはウンコである。
そう、ウンコだ。
『奇跡のウンコ』、である。
数年前のある日、入院していたオレは、
激しい便意をモヨオシてトイレに駆け込んだ。
3つある個室のうち2つは使用中だった為、
当然、オレは残りの1つである和式の個室に入った。
そしてソコで、オレは奇跡をこの目にするのである。
先に述べたように、その奇跡とはウンコである。
しかしソレは、ただのウンコではない。
『奇跡のウンコ』である。
オレはソレを見た時、瞬きさえ忘れ、
そのウンコから目を離す事ができなかった。
『奇跡のウンコ』と言っても、
ソレの形状としては別段触れる事もない、普通のモノだったと思う。
しかし、『奇跡のウンコ』の『奇跡』たる所以は、ベツの所にあった。
ウンコが、便器の中に入ってないのである。
いや、ソレならばただの『OB』なだけなのだが、
『奇跡のウンコ』は、『OB』なんてもんじゃなかった。
のっているのだ、
レバーの上に。
ご存知の通り、
病院などにある和式の便器には、
便器の前方に銀色のパイプが組み合わさっており、
そこの右端に、水を流す為のレバーがある。
のっているのだ。
ウンコが。
そのレバーの上に、平行に。
始めは意味が解らなかった。
なんでウンコがレバーの上に!?
しかし、よく考えてみると、
ソレはスゴイ事だった。
筒状のレバーに添って、
その上に絶妙なバランスを保って、ウンコがのっているのである。
むしろ、レバーよりも容積としては大きいと思えるウンコが、
自分より細いであろうレバーにのっているのである。
まさに奇跡。
そのウンコが、誰かの悪戯として、
直でソコにのったモノだとしても、
手か何かの力でソコにのったとしても、である。
コレを奇跡と呼ぶ以外、オレは言葉を知らない。
そしてソレは、単に奇跡といった話だけのものではなかった。
「レバーの上にウンコがのっている」
これがどういう意味を表しているか、
皆さんはお分かりになっただろうか。
しばし、呆然とそのウンコを見つめていたオレはふと気付いた。
こんな所にウンコがのっていたら
水が流せないじゃないか!!
そう、水が流せないのだ。
水洗便所なのに、水が流せないのだ。
もはや、
完全犯罪である。
「足のつま先で〜」などと考える。
確かに、ウンコに触れないように
つま先でレバーを引く事はなんとか可能であった。
しかし、ソレをすれば、このウンコは落ちてしまう。
どういうワケか、ソレは避けたかった。
オレは、ウンコをのせたままにしておきたかったのだ。
このトイレに生まれた小さな軌跡を、
ソッとしておきたかったのだ。
だから、ここではウンコできない!!
違う階でウンコする!!
我にかえり、自分の猛烈な便意に
『奇跡のウンコ』から目を離したオレは、
小走りで階下へと急いだ。
そして、
そんなオレの足はナゼか、内股であったという。
・・・・・・
今日、オレはここに
ウンコウンコと沢山ウンコと書いた。
書きも書いたり24回もウンコと書いた。
24ウンコである。
ウンコフェア開催中、である。
ウンコってばっか書いてゴメンナサイ。
あ、最後で6回もウンコって書いたから30回だな。
ゴメンナサイ。
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●摩邪様。
登録アリガトウゴザイマス!!
只今、こちらのリンクが制限いっぱいなもので
相互できずに申し訳ありません。
下品でくだらんオレの日記ですが、よろしくお願いします!!
オレも、楽しみに読ませていただきます!!
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