買い物をしようとコンビニへ行った時、
少しの尿意を感じたオレは、
買い物を後にして、まず、トイレへと入った。
トイレに入った時、
オレはすぐにソレに気付いた。
「臭っ」
前に入っていたヤツのだかなんだか知らないが、
モノスゴイ悪臭。
トイレの隅に置かれた消臭力でさえ
力が及ばないその臭いパワー。
「いったい、何食ったらこんな臭いウンコ出るんだ?」
そんな事を考えながら、
オレはいったん外に出て、大きく息を吸い込んでから中に入り、
息を止めて用をたした。
用をたし終えトイレから出ると、
トイレの入り口の所で、どこかのOLさんであろう、
制服姿のキレイなオネイサンと目が合った。
そしてそのオネイサンは、
オレと入れ違いでトイレに入ろうとした。
当然、オネイサンは、トイレの中が
悪臭で充満している事を知らない。
これから、その臭いに苦しむワケだ。
「へっ、苦しめオネイサン」
根がSであるオレは、
そんな事を考えながらトイレを離れた。
と、そこで気付く。
トイレに充満している悪臭の原因はオレのせいではなく、
オレ以前に使用したヤツのせいである。
しかし、オネイサンは
オレ以前に使用したヤツの存在を知らないワケで、
当然、悪臭の原因は入れ違いに出て行ったオレだと考えるだろう。
『オレ = 臭いウンコするヤツ』
そういう公式が、オネイサンの中に成り立ってしまい、
オレは、無実でありながら
『ウンコ犯』の汚名を着せられてしまうワケだ。
違うよっ!!
その臭いはオレじゃないよっ!!
オレはおしっこですからっ!!
おしっこしかしてませんからっ!!
・・・・・・
いくら心の中で無実を叫んだとて
当然ソレがオネイサンに伝わるワケもなく。
悠長に買い物などをしていては、
トイレから出てきたオネイサンと
狭いコンビニの中でまた遭遇した時、
『ウンコが臭いヤツ』という目で見られる事は間違いなく。
オレは、急いでコンビニを後にした。
無実の罪で逃亡するオレの気持ちは、
さながら『逃亡者』のキンブル医師のようであった。
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●魔美様。
おおおおっ!!
ガンダムバー『ZION』!!
レポートに、「ガンプラ展示場」とか書かれちゃってますね、
まだプレオープンなのに(笑
メニューの中の、「カイの悶絶ピラフ」が気になります。
オレもララァが苦手でした。
アムロのイメージで、
ララァがバターみたいに溶けていくシーンが
幼心にとても気持ち悪かったです。
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