オレは、よくデニーズを利用する。
市内に数箇所あるデニーズを、
「今日はあっちのデニ」「今日はこっちのデニ」と、
毎回入れ替える感じで、
週に一度は必ずデニーズに行く。
やはり、あのお手軽さが魅力なのだろう。
そんなオレなのだが、
今、デニーズに行った時に
オレの中で流行っている事がある。
名付けて『デニ遊び』
どんな遊びかと言えば簡単。
店に入ってすぐの所に置いてある、
順番待ちの際に名前を書く紙、
あの紙に名前を書く時に、偽名を使うのだ。
本当の苗字ではなく、
全然関係ない苗字を書くのだ。
席が空いて店員が呼びに来た時、
オレは、違う名前で呼ばれる。
ただ、ソレだけの遊び。
くだらない遊びだが、
コレがオレの中で流行っている。
さて、
デニースの中で偽名を使う『デニ遊び』、
いったいどんな偽名を使うかといえば、
なんちうか、いかにも豪壮な名前とか優雅な名前、
またはインパクトが強い名前がイイ。
例えば、
オレが実際に使った苗字だと、
『イジュウイン』(伊集院)
『シラトリ』(白鳥)
『ミナモト』(源)
『トヨトミ』(豊臣)
『トクガワ』(徳川)
『イチモンジ』(一文字)
『ジュウモンジ』(十文字)
『ダイモン』(大門)
『テシガワラ』(勅使河原)
『エビスガハラ』(恵比寿ヶ原)
だいたい、こんな感じか。
そういえば、
『チョウソカベ』なんてのも名乗った事がある。
もちろん、戦国時代の四国の雄、
「長宗我部氏」からとったモノだが、
コレを書いた時などは、
マワリの順番待ちのヤツらが一瞬静まり返ったモノである。
つい昨日も、友人とデニーズに行ってきた。
「今日はどんな名前使う?」
考えている友人とは裏腹に、
オレの中ではすでに、
その日使う偽名が決まっていた。
正確に言えば苗字ではないのだろうが、
一応、苗字として通す事をオレは考えていた。
この名前を店員が口にした時、
マワリのヤツらの動きは一瞬止まるであろう。
そんな偽名をオレは考えていた。
店につく。
晩飯どきで混雑する店内。
予想通り、順番待ちができている。
オレは、考えてきた名前を書くと、
順番待ちのシートに腰をおろし、席が空くのを待った。
オレと友人の前のカップルが
呼ばれて席に案内されてからしばらく。
店員が、ツカツカと順番待ちの席の方に歩いてきた。
いよいよ、オレ達の番だ。
オレの偽名が呼ばれる番だ。
順番待ちの名前が書いてある紙に目を通す店員。
順番待ちの席にやってきた店員は、
そこに座っている人間をいったん見回すと、
やがて、甲高い声で口を開いた。
さぁ呼べっ!!
オレの名前を呼んでみろっ!!
「2名様でお待ちの、
笑福亭様。」
ギャハハハハハハハハハハハハハハッ!!
言った!!
笑福亭言った!!
さすがデニーズの店員!!
「はい」
立ち上がるオレ。
ナニが起こったかわからぬという顔のマワリのヤツら。
顔が真っ赤になる友人。
「笑福亭はやめようよ」
友人が言った。
なるほど。
なら次は、
『林家』
もしくは
『三遊亭』
で攻めてみよう。
**************
●魔美様。
生児玉清!!
観てみたいです(笑
なんとか行きたいです。
姉の応援ではなく、むしろTVに映りに。
おお、17か24にいらっしゃるのですか!!
ウチの店は明日オープンなんですよー。
平日なのに。
是非いらしてください!!
だっさいTシャツ着て働いてますから!!(笑
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