オマエ ノ ソレ ハ 巨乳 トハ 言エナイ。
2004年7月29日 日常男という生き物はおっぱいが好きであり、
オレも、例外なくおっぱい好きである。
もはや、三度のメシよりおっぱい好きなのである。
形やその大小ではない。
おっぱいという存在自体を愛しているのだ。
「ナゼ男にはあの膨らみを作らなかったのか?」
オレは、なかば真剣に神を恨んでいる。
そんなオレであるから、
「あそこにスゲーおっぱいの人がいる」
などと言われれば、即座に反応してしまうのも当然だろう。
その日もそうだった。
その日オレは、友人テツを助手席に乗せ、
車でトロトロと街中を走っていた。
と、突然、テツが言った。
テツ:「あ、あそこにスゲー巨乳の人がいる!!」
ゲル:「どこどこどこどこ!?」
即座に反応するオレ。
思い切りわき見運転である。
テツ:「ほら、あそこのピンクの服
スッゲェ巨乳だべ!!」
テツが指すほうを見てみると、
そこには、確かにおっぱいの豊かな女性がいた。
歳の頃は24、5ほどの女性であろうか。
確かに、そのピンクの服は
胸の部分が張り裂けんばかりに膨らんでいる。
しかし、彼女を見たオレは、
すぐさま彼女が“巨乳である”という事は否定した。
ゲル:「アレは巨乳とは言えねぇべ。
あの人は、巨乳じゃなくて巨漢だ」
そう、そのピンクの服を着た女性は、
胸に大きな膨らみを持っていたが、
また同時に、腹にも大きな膨らみを持っていたのだ。
腹だけではない。
身体全体が、デパートの屋上の
アドバルーンのように膨らんでいた。
そんなオレの言葉に、
テツはすぐさま反論した。
テツ:「いや、いくら身体が大きくたって
おっぱいがデカイんだから巨乳って言うべ」
ナンセンスだ。
オレから言わせりゃ、ナンセンスだ。
オレの中では、
おっぱいの大きさと身体の大きさ、太さに
ギャップがあればあるほど“巨乳”なのである。
おっぱいと身体が反比例している、
それをもって“巨乳”と言えるのである。
ゲル:「違う。
アレは巨乳じゃねぇ」
頑として聞かないオレ。
テツ:「いや、だってよ、
パーツパーツで考えてみ?
おっぱいというパーツが大きいんだから
巨乳であることには間違いねぇべ?」
ゲル:「違うんだ。
巨乳ってのは、なんかこう、
パーツパーツじゃなくて、トータル的なものなのよ。
おっぱいと身体、『合わせて1本!!』みたいな。
『記録より記憶』、みたいな」
テツ:「わかんねぇ。言ってる意味がわかんねぇ。
だってあのコ、かなりおっぱいデケェぞ?
触ってみ?
絶対にぷよんぷよんだぞ?」
ゲル:「何?
いきなり“触らせてください”つって触んの?
捕まるっつーの!!
確かにぷよんぷよんでも、
それはただ、“おっぱいがデケェ”ってことであって
“巨乳”とはまた違うのよ」
テツ:「じゃぁよ、
オマエの中ではどこからが巨乳と言えるんだよ?
どこで線引きするんだよ!?」
ゲル:「いや、だからね、
おっぱいと身体が反比例するほど巨乳なのよ。
おっぱいがボ−ン、
腹がボボボーンじゃ巨乳じゃねぇのよ」
テツ:「や、だから、
おっぱいと腹は切り離して考えてみ!?」
ゲル:「だから言ったべ!?
おっぱいと腹は切り離しちゃダメなんだよ!!
“巨乳”っていうのはトータルで考えるものなんだよ!!」
口論である。
人様のおっぱいでちょっとした口論である。
しかし、お互いに埒があかないと悟ったのか
しばらくするとその口論も終わった。
そしてまた、フツーに車を走らせる。
と、また、テツが言った。
テツ:「あ、あそこにスゲー巨乳の人がいる!!」
ゲル:「どこどこどこどこ!?」
巨乳に対して思いはいろいろあれど、
コレだけは変らない。
見てみると、
確かにそこには黒い服を着た、おっぱいの豊かな女性がいた。
歳の頃は28、9ほどの女性であろうか。
確かに、その黒い服は
胸の部分が張り裂けんばかりに膨らんでいる。
しかし、それと同時に、
腹のほうも張り裂けんばかりに膨らんでいた。
そしてまた、その女性が着ていた黒い服は、
胸元がやたらと大きく開いていた。
テツ:「あの女、
絶対に巨乳をアピールしてるよな」
オレも、そうだと思った。
巨乳とは認めないが、
胸をアピールしていると思った。
自分の武器を知っていて、最大限にアピールする。
悪い事ではない。
だが黒い服の彼女は、自分の武器を知っていても、
自分のこと全てを知っているだろうか。
大きく膨らんだおっぱいと腹、
それが両刃の剣である、という事に気付いているだろうか。
オレは、なんだかムカッときた。
胸元が大きく開いた黒い服を着ている女性に対して、
なんだかムカッときた。
そして、次の瞬間それが爆発し、
車の窓を開けるのも忘れ、
その女性の方向に向かって叫んでいた。
「オマエのソレは、
巨乳とは言えねぇよ!!」
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●魔美様。
はい、見てますよ、『新撰組!』
あとの話は、分裂したり
朝敵になっちゃったり、悲しいのが多いですもんね。
今回のドラマって、どこまでのお話なのかなーって
ちょっと思ったり。近藤が死ぬとこまでかな?
なんにせよ楽しみです。
落ち込み気味ですか!!
頑張って!!
そんな社長、ファッキューだぜ!!
アハン。
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