昇格。

2004年8月18日 日常
 
 
フ。
フハハハハハハハハハハハハ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あ、コレは失礼。
 
いやぁ、どーも。
最近、副店長に昇格したゲルタです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ええ、そうなんです。
 
郵便局員から
新しくオープンしたオモチャ屋の店員に転職して
はや一ヶ月とちょっと。
 
あっという間に副店長に昇格してしまったのです。
 
 
 
 
 
イェェェェェェェェアッ!!
 
さすがオレ!!
 
シャア少佐だってこんなに早い出世はできるめぇ。
 
 
 
 
 
しかも、店長は店のオーナーが兼任だったりして、
オーナーは本業もあって
店を空けていることが大部分なので、実質的にはオレがトップ。
 
 
 
 
 
フハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!
 
こんなオレを「副店長様」と呼んでくれても構わないぜ!!
 
プリーズコールミー、FUKUTENCHO!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今日は、
そんな副店長なオレの仕事ブリを紹介しよう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
副店長たるもの、
努力を怠ってはイケナイ。
 
毎日、他の店員がくる30分前に店に着き、
1人モクモクと店を掃除するのが、オレの日課である。
そしてその事を、皆には黙っている。
 
フフフ、さすがオレ。
 
副店長たるものは、
陰でみんなを支えるモノなのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
副店長たるもの、
学生アルバイトの面接も行う。
 
 
 
ゲル:「オモチャは好きですか?」
 
 
学生:「はい」
 
 
ゲル:「はい、採用っ!!」
 
 
 
オレが面接した場合、採用率100%。
若者に、働くチャンスを与える。
 
フフフ、さすが副店長、オレ。
 
いや、日本を代表する副店長、オレ。
 
日本を代表する副店長は、
世の中の就職問題にも常に気を配っているものなのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
副店長といえども、レジに立つ。
 
先日、ステキな女性が店を訪れた。
 
お買い上げいただいたのは、
『トイ・ストーリー』のストラップ、714円。
 
 
 
ゲル:「10%引かせていただきますねー」
 
 
 
714円の商品を、無駄に10パーセントOFF。
 
 
 
ゲル:「あと、こちらはウチのポイントカードなんですが・・・」
 
 
 
1000円につき1ポイントのスタンプを押して
30ポイントで3000円の買い物ができるポイントカード。
 
本来、714円の買い物にスタンプは押さないが、
そのカードをスタンプで満杯にして
いきなり3000円の買い物ができる状態にして渡す。
 
10%OFFのうえ、さらにポイント満杯。
 
もはや、日本直販状態であろう。
 
 
 
女性:「こんなにいいんですか!?」
 
 
ゲル:「いいんですいいんです!!
    また店に来てくださいね!!」
 
 
 
副店長たるもの、
サービスを忘れてはイケナイのだ。
 
しかし、その後にレジにきた
キライなタイプの女性には、
ポイントカードすら渡さない。
 
副店長と言えども、譲れない部分があるのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
副店長たるもの、
常に店員の体調管理にも気を配らないとイケナイ。
 
その日オレは、
学生バイトの女の子の顔色が青ざめている事に気付いた。
 
 
 
ゲル:「顔色が悪いなー。
    今日、生理か?」
 
 
 
学生:「ち、違いますよー!!」
 
 
 
わかったわかった。
副店長のオレは全てお見通しだ、隠さなくてもイイんだぜ。
1ヶ月後の今日、休みを入れておいてやるからな。
 
副店長たるもの、
店員に対する優しい気配りも見せねばイケナイのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
日本を代表するFUKUTENCHO、オレ。
 
今日もリゲインを飲んで夜遅くまで働くのである。
 
じゃ、行って来ます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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