フ。
フハハハハハハハハハハハハ!!
あ、コレは失礼。
いやぁ、どーも。
最近、副店長に昇格したゲルタです。
ええ、そうなんです。
郵便局員から
新しくオープンしたオモチャ屋の店員に転職して
はや一ヶ月とちょっと。
あっという間に副店長に昇格してしまったのです。
イェェェェェェェェアッ!!
さすがオレ!!
シャア少佐だってこんなに早い出世はできるめぇ。
しかも、店長は店のオーナーが兼任だったりして、
オーナーは本業もあって
店を空けていることが大部分なので、実質的にはオレがトップ。
フハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!
こんなオレを「副店長様」と呼んでくれても構わないぜ!!
プリーズコールミー、FUKUTENCHO!!
今日は、
そんな副店長なオレの仕事ブリを紹介しよう。
副店長たるもの、
努力を怠ってはイケナイ。
毎日、他の店員がくる30分前に店に着き、
1人モクモクと店を掃除するのが、オレの日課である。
そしてその事を、皆には黙っている。
フフフ、さすがオレ。
副店長たるものは、
陰でみんなを支えるモノなのだ。
副店長たるもの、
学生アルバイトの面接も行う。
ゲル:「オモチャは好きですか?」
学生:「はい」
ゲル:「はい、採用っ!!」
オレが面接した場合、採用率100%。
若者に、働くチャンスを与える。
フフフ、さすが副店長、オレ。
いや、日本を代表する副店長、オレ。
日本を代表する副店長は、
世の中の就職問題にも常に気を配っているものなのだ。
副店長といえども、レジに立つ。
先日、ステキな女性が店を訪れた。
お買い上げいただいたのは、
『トイ・ストーリー』のストラップ、714円。
ゲル:「10%引かせていただきますねー」
714円の商品を、無駄に10パーセントOFF。
ゲル:「あと、こちらはウチのポイントカードなんですが・・・」
1000円につき1ポイントのスタンプを押して
30ポイントで3000円の買い物ができるポイントカード。
本来、714円の買い物にスタンプは押さないが、
そのカードをスタンプで満杯にして
いきなり3000円の買い物ができる状態にして渡す。
10%OFFのうえ、さらにポイント満杯。
もはや、日本直販状態であろう。
女性:「こんなにいいんですか!?」
ゲル:「いいんですいいんです!!
また店に来てくださいね!!」
副店長たるもの、
サービスを忘れてはイケナイのだ。
しかし、その後にレジにきた
キライなタイプの女性には、
ポイントカードすら渡さない。
副店長と言えども、譲れない部分があるのだ。
副店長たるもの、
常に店員の体調管理にも気を配らないとイケナイ。
その日オレは、
学生バイトの女の子の顔色が青ざめている事に気付いた。
ゲル:「顔色が悪いなー。
今日、生理か?」
学生:「ち、違いますよー!!」
わかったわかった。
副店長のオレは全てお見通しだ、隠さなくてもイイんだぜ。
1ヶ月後の今日、休みを入れておいてやるからな。
副店長たるもの、
店員に対する優しい気配りも見せねばイケナイのだ。
日本を代表するFUKUTENCHO、オレ。
今日もリゲインを飲んで夜遅くまで働くのである。
じゃ、行って来ます。
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