かつて、オレには、
愛して愛して、愛し狂った女性がいました。
もうね、血便垂れ流すくらいに愛し狂いました。
でもね、その愛は実を結ばなかったんです。
ナゼなら、二股をかけられていたから。
オレはその、
二股の二股目だったんですね。
で、オレは、その関係を止めました。
彼女から電話がきても無視したし、
携帯を新しくしたら、番号も教えませんでした。
ソレで、もう彼女とは、
二度と逢うこともないだろうと思っていました。
もう、二度と関わることも無いはずでした。
が。
今日ね、逢っちまったんですよ。
彼女、おそらく本命の彼氏であろう男と一緒に、
ウチの店に来やがりまして。
で、その彼氏がまた、結構なオモチャ好きらしく、
オレと彼女の関係を知らない彼氏は、
オレに、オモチャの事を、ノーテンキにいろいろ訊いてくるんですよ。
彼氏:「すみませーん。
メディコムのベアブリック9って、
いつ頃発売になるんですか?」
ゲル:「あー、12月っすねー」
彼氏:「いやぁ、オレ、
ベアブリックを集めてるんですよー」
ゲル:「あー、そうなんすかー」
彼氏:「もうねー、かなりの金をつぎ込んでますよ」
ゲル:「へー、大変っすねー」
彼氏:「店長さんも、なんか集めてたりするんですか?」
ゲル:「あー、まー、そっすねー」
ゴメン!!
ゴメン、彼氏!!
オレはもう、あんたの話に集中できん!!
彼女が気になって、あんたの話なんて聞いてられんよ!!
その後、彼氏がトイレに行ったスキに、
彼女がオレに話し掛けてきました。
彼女:「久しぶり」
ゲル:「久しぶり」
彼女:「ってゆーか、ヒドくない?」
ゲル:「何が?」
彼女:「何回も電話したのに出なかったじゃん」
ゲル:「出たくなかったし」
彼女:「なにそれ!?」
ゲル:「ちうかさ、
オレを騙してたオメーが
そんなことを言うスジじゃないよね?」
彼女:「だって、しょうがないじゃん」
ゲル:「何がしょうがねーの?」
オレね、なんだかガッカリしたんすよ。
こんな女を愛し狂っていたのかと思うと、
なんだか、すげぇガッカリしたんすよ。
いくら二股だったからって、
やっぱ、自分が好きになった人は、
それなりの人であってほしいじゃないですか。
それが、こんな自分本位の女だったなんて。
多分、オレは、
彼女のFカップに惑わされていただけなんだな。
その後、トイレから出てきた彼氏は、
「また来まーす」なんて、
相変わらずなノーテンキぶりで、店を出ていきました。
そしたら、
さっきの、オレと彼女のやりとりを見ていた、
ウチのアルバイトのマキが話し掛けてきました。
マキ:「ゲルタさんと
さっきの女の人って、なんかあったんですか?」
オレは、全部話しました。
彼女との出会いから、
逢わなくなった理由まで、全部話しました。
マキ:「うわぁ、そうなんですかー。
頭にきますねー」
オレも、マキに話しているうちに、
いろいろと思い出して、だんだんと腹がたってきました。
ゲル:「おぉぉ〜!!
なんだか、だんだんムカツイテきた!!
チクショウ、バーカ!!
二度と来んなっ!!
よし、マキ、塩まいとけっ!!
清めの塩まいとけっ!!」
マキ:「塩ですか!?
塩なんか無いですよ!!」
ゲル:「じゃぁ、
塩の代わりになるヤツ、なんかねぇのかよっ!?」
事務所内に探しに行くマキ。
マキ:「ゲルタさん!!
ありましたよ!!
これ、塩の代わりにならないですかね?」
見つけてきたモノをオレに差し出すマキ。
お、大人のふりかけ!?
ゲル:「大人のふりかけはいいや。
効果なさそうだもん・・・」
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●さおり様。
登録ありがとうございます!!
ただいま、こちらのリンクがいっぱいなもので
相互できずに申し訳ありません!!
下品でくだらない日記ですが、よろしくお願いします!!
●魔美様。
おお、会津にもスターウォーズの兵士がいましたか。
福島でやってたスターウォーズ展、
福島市の美術館と、会津の博物館で同時開催してたんですよ。
で、会津にも兵士が出没してたんだと思いますわー。
そ、ナゼか熱いんですよ、スターウォーズ熱。
ソレにしてもアナキン坊や。
噂では、現在、角刈りになってるそうです。
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