高校時代の友人達と居酒屋に集まった。
 
その時オレ達は、
どういう経緯からそうなったのか解らないが、
“仲間内における己の立場や役割を
 いろんなモノに例えて”考え始めた。
 
 
 
 
 
 
 
 
ゲル:「マサはなんせ、頭がイイからね。
    オレらを将棋の駒に例えれば、“金将”って感じだね」

テツ:「あ〜解る。どんな事にも冷静に対応できる、みたいな」

マサ:「や、オレ、“王将”じゃねぇの?」

ゲル:「バァカ、
    オマエが“王将”なんて、1000年早ぇんだよ。
    (だってオレが“王将”だもん)」

マサ:「1000年も経ったら、
    将棋なんて無くなってんじゃねぇの?」

ゲル:「で、テツが“香車”な」

テツ:「“香車”って何?」

ゲル:「アレだよ、将棋版の両端のヤツ。
    前に一直線にしか進めないヤツ」
 
カズ:「要するに、考え無しの
    バカって事だ」

テツ:「要すんなよ!!
    つーか、オメーなんて“歩”だ!!」
 
ゲル:「“歩”か・・・
    要するに、カスって事だ」

カズ:「要すんなよ!!
    つーか、真似すんなよ!!」

ゲル:「じゃ、アレは?ナオちゃんは?」

マサ:「アイツは“角”だね」

ゲル:「なんで?」

マサ:「アイツ、こないだ彼女できたとか言ってたばっかなのに、
    4月にもう結婚するんだって」
 
ゲル:「嘘!?マジで!?
    そのスピード感は“角”だな・・・」
 
マサ:「なんかね、
    奥さんになる人、かなり太っちょらしいよ」
 
テツ:「マジで!?
    や、ソレだったら、“角”っちうより、
    “飛車”って感じじゃね?
    なんか、ザ・破壊力って感じで」
 
一同:「あ〜、そうかも」
 
ゲル:「で、オレは?
    やっぱ“王将”?
    あ、案外、トリッキーな感じで“桂馬”?」

マサ:「いや」
 
ゲル:「あ、違うんだ・・・」
 
マサ:「やっぱ、“歩”かな」
 
ゲル:「嘘!?オレも“歩”なの!?
    ヤベーじゃん!!カスじゃん!!」
 
カズ:「まぁ、カスだな」
 
ゲル:「うるせーよ“歩”!!
    ちうか、アレだっつーの!!
    もし、オレが“歩”だとしても、
    オメーとは違う“歩”なんだっつーの!!
    オメーは地味〜に相手に獲られる“歩”だけど、
    オレは、ひっくり返って
    “と金”になった“歩”だっつーの!!」
 
マサ:「いや」
 
ゲル:「あ、違うんだ・・・」
 
テツ:「どっちかっつーとアレだよな。
    ゲルの場合は、“ヘイヘーイ”とか言って
    調子にのって突っ込んでって、
    いつの間にか相手に獲られてる“歩”」
 
カズ:「うわっ。ダッサ」
 
ゲル:「うるせーよ!!
    つーか、オレは“歩”じゃねぇ!!
    オレは“王将”!!
    いいかオメーら。
    オレの事を必死になって護れっ!!」
 
マサ:「いや、そうじゃねーんだ。
    だってよ、
    オレらの中には“王将”とか要らなくね?」
 
テツ:「あ、今イイ事言った!!
    カッコイイ事言った!!」
 
ゲル:「じゃ、せめて、“玉将”で!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
***************
 
 
●魔美様。
 
おお、そうですか!!
マスター喜びますか!!
じゃ、オレの渾身の60分の一“シャアザク”を持ってこう!!
マスターとお話するために、
ガンダムファクトファイルをおさらいしていかねば・・・
 
ちうか、楽しみです。
近々ご連絡させていただきます。
 
 
 
●ぴれいや様。
 
いやいやいや、そんな!!
ヒーローだなんて!!
負けてしまってますし!!
下心、アリアリでしたし!!
 
画像、ブライスですね!!
男のオレですが、少し興味があります・・・
 
 
 
 
 

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