『 オッサン化 』、始マル。
2005年4月12日 日常もうすぐ32歳になるのである。
“31歳”というと、自分の中ではまだ
「20代と30代の境界線」にギリギリ含まれているのだが
“32歳”になると、もう言い訳出来ないほどに“30代”である。
いくら若いつもりでいても、
鼻毛に白髪が混じっていたりするのだから
紛れもない“30代”なのであろう。
少し落ち込む。
オレの友人達も、やはりソレは実感しているようで、
男だけの飲み会の席などに皆が集まると、決まって
「オレさぁ、最近、酒が弱くなってさぁ」
などと、『自分の老い』の話になる。
一人がその『自分の老い話』の口火を切ると、
そこは、一気に『オッサンの世界』へと変貌する。
そして、始まるのだ。
『自分の老い』自慢合戦が。
「オレさぁ、最近、酒が弱くなってさぁ」
「オレもさぁ、酒飲むとすぐ寝ちゃうんだよねー」
「オレはまだ全然ダイジョブだけど、腹が出てきてなぁ」
腹の脂肪をつまみあげるオッサン(友人)。
注文している食べ物だって、
『チーズ揚げ』とか『グラタン』とか『サイコロステーキ』とか、
そんなんではなく、
『ほっけ』、『いか』、『みりん干し』、
しまいにゃ『おしんこ』などと、ひらがなばっかりの食べ物で、
20代の頃の若々しさが全く感じられなくなっている。
オッサン達は、ソレを酒の肴に
『自分の老い話』に花を咲かせるのだ。
「オレ、すぐ疲れが出るんだよね」
「オレなんか筋肉痛が2日後にくるよ」
「オレなんか3日後だ」
「オレなんかスポーツするとすぐ怪我するもんな」
この、『自分の老い』自慢合戦は、
自分が、他人より不幸であれば不幸であるほど勝者になる。
「オレ、最近病院に通ってんだ」
「オレなんかずぅっと前から通ってるぞ」
「オレなんか腰痛が持ちなんだぞ」
「オレなんて、腰痛が酷くて
実は今だって座ってるのがツライんだ」
「オレなんか、糖が出たぞ!!」
「オレなんか尿漏れが酷いんだ!!」
オッサン達は、「オレなんか、オレなんて」と
自分の老いと不幸をこれ見よがしに嘆き、
そして、憐れみの声をかけてもらいたがる。
「オレ、最近、早いんだよね」
「オレなんて、一晩に1回しかできなくなったぞ」
「オレなんて、前戯で疲れちゃうよ」
「オレなんか、セックスしてねぇもん」
「オレなんか勃たねぇぞ!!」
なんと不毛な争い!!
愚かなり、オッサン!!
このままで行けば、おそろく20年後くらいには、
「オレ、最近、
近くの文字が見えないんだよね」
などと、老眼を嘆くヤツが出てくるのだろう。
さらに、40年後くらいには、
「オレなんか紙オムツつけてるんだぞ!!」
などと言い出すヤツが出てくるはずだ。
そして、この、
『老い話』自慢合戦のチャンピオンが決まるのは、
きっと、誰かが一番最初に、
「オレはもう長くない」
そう言った時なのだろうな。
************
●魔美様。
へへへ。
しかも初キッスの相手は10コ上のお姉さんでした。
その時は24だけど、今考えると41。
なんとも言えない・・・
ちうか、
ギャハハハハハハハハ!!
中学生なのに鼻たれっ!!
中学生なのに、袖がガビガビ!!とか(笑
コメント