木工用ボンド ノ 魅力。
2005年4月28日 日常昨日。
オレの誕生日。
とても暇だった。
とにかく暇だった。
暇死にしそうだった。
誕生会を企画してくれる小粋な友人もなく、
オレは、1人部屋で転がりながら
「♪うんとこどっこいしょ〜
うんとこどっこいしょ〜
な〜んでも出来ちゃうはずな〜んだ〜」
なんて歌っていた。
しかし、
なんでも出来ちゃうハズのオレでも
いかんせん、何もする事がなく、
ただただ1人、転がり続けるしかなかったのだが、
そんな時、オレの目は、
部屋の片隅にオレと同じように転がっていた物体を捉えた。
木工用ボンド。
黄色いボディに赤いキャップが鮮やかなあの木工用ボンドだ。
オレは、そのボンドを見た瞬間、昔を思い出していた。
木工用ボンドを手の甲に塗り、
そして乾かしてからペリペリペリ〜って剥がして遊んでいた
少年時代の事を。
みなさんも一度は試した事があるだろう。
一度は木工用ボンドを手の甲に塗って、
剥がして遊んだ事があるだろう。
乾いたボンドが破れずに、一枚で剥がれたときのあの達成感。
ボンドを剥がした後の、あの皮膚の滑らかさ。
暇死にしそうだったオレは、
いつの間にかボンドを手の甲に塗り、
乾かし、
そして、剥がして遊んでいた。
ボンドを剥がした後の皮膚は、
ソレはもうツルッツルで、
オレは、いつまでもその皮膚を触っていたい衝動に駆られていた。
と、そこでオレは思った。
「これを応用して、
顔にボンドを塗って剥がしたら、オレの顔は、
桃井かおりよか湯上り卵肌になんじゃねぇの?」
実践である。
早速実践である。
オレは、木工用ボンドを手に取り、
目に入らないように気をつけながら顔に塗りつけた。
そして乾かす。
ボンドを乾かしてる時間に苛立ちを覚えたオレは、
クルクルドライヤーを持ち出すと、
クルクルの部分を外して温風を顔に当てた。
風量のスイッチも、ノーマルからターボに切り替える。
熱っ!!
やっぱりターボからノーマルに戻す。
そして、やっとの事で乾いたボンドを、
オレは、そぉっとそぉっと剥がしにかかった。
この時間が楽しい。
乾ききって、白色から透明に変化したボンド。
これを、破らないように慎重に剥がすのが楽しい。
そして剥がしきった時、
その下にあったオレの皮膚は、
まるで、赤ん坊のようにツルッツルになっていた。
スベッスベになっていた。
はっきり言って、
桃井かおりなんて目じゃなかった。
桃井かおり以上に湯上り卵肌になっていた。
「さらば桃井かおり!!
ハリウッドでもどこへでも行くがいい!!
ニッポンの湯上り卵肌は、オレが守るぜぇっ!!」
でも、ボンド臭かったのですぐに洗い流しました。
そんな32歳の誕生日。
悲しくないと言ったら嘘になる。
あ、目から水が。
この液体はナニ?
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●魔美様。
アリガトウゴザイマス!!
やっとこ追いつきました!!
タメですね、タメ!!
『ときめきトゥナイト』、
アニメを姉が見てたのでオレも観てたんですが、
もう、姉以上にはまってました。
そそ、真壁くんの名前って俊でしたよね。
ジツは、魔界の王子なんですよね!!
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