ナニガ出ルカナ、ナニガ出ルカナ。
2005年7月16日 日常オレの部屋に、友人であるタケが遊びにきていた。
「暇だね」
タケが言う。
むむむ、なんだか失礼じゃね?
人んちに来ておきながら「暇だね」って、
なんだかとっても失礼じゃね?
そんなに暇ならマンガでも読んでりゃいいじゃんか!!
三国志なんて、全60巻揃えてありますよ!!
「う〜ん、マンガって気分じゃないんだよねぇ」
だったら帰れよバカヤロウ!!
しかしタケは、オレのそんな言葉に耳を貸そうともせず、
オレの部屋にあるガラクタの詰まった箱を勝手に漁りはじめると、
爆笑しながら、中からあるモノを取り出した。
「ギャハハハハハ!!
これって、キャラメルのサイコロだべ!?」
そう、キャラメルが中に入ったあのサイコロだ。
『水曜どうでしょう』のサイコロの旅にも使われた、
あの、キャラメルが入っていた赤いサイコロだ。
もちろん、キャラメルはすでに食べてしまっていて、
今は、サイコロだけになっている。
「あははははは!!
こんなの大事にとっておくんじゃねぇって!!」
う、うるせぇなぁ!!
いいじゃん!!
ベ、ベツにサイコロとっておいたっていいじゃん!!
何かの役に立つかなぁって思ったんだよ!!
するとタケは、「いい事思いついた!!」と叫ぶと、
そのサイコロにマジックでなにやら書き始め、そして、言った。
「へへへ、サイコロトークしようぜー」
サ、サイコロトーク!?
サイコロトークって、あの、小堺さんの!?
オレの同意も何もないまま、
タケによって、キャラメルのサイコロは
サイコロトークのサイコロに生まれ変わった。
ちなみに、サイコロの各“目”は次のようになっていた。
1 → ムカツイタ話
2 → どうでもいい話
3 → 恋の話
4 → もしかしたら私だけ?
5 → うれしい話
6 → 当たり目
ヘンじゃね?
2の「どうでもいい話」ってヘンじゃね?
どうでもいいのならば、話したってつまらねぇじゃん!!
ちうか、「当たり目」あんの!?
ライオン製品もらえんの!?
「おお〜、やるやる。
当たり目出たら、ライオン製品プレゼントするよ。
デンターシステマ」
おおお、マジで!?
デンターシステマ!?
おっしゃぁ〜!!
デンターシステマもらえんなら、ガンガンやったろうじゃねぇか!!
「はい、んじゃぁ始めま〜す!!まずはゲルタ君から!!」
サイコロを渡されるオレ。
「はい!!
♪何が出るかなっ、何が出るかなっ
チャララチャンチャンチャラララン」
よし!!
ここは当たり目狙いで行くぜ!!
デンターシステマ狙いだぜ!!
「♪何が出るかなっ、何が出るかなっ
チャララチャンチャンチャラララン
デンターシステマァァァァァァッ!!」
サイコロを放り投げるオレ。
当たり目来い!!
6来いっ!!
6っ!!
6っ!!
ほんの少しだけ転がってから、ピタリと静止するサイコロ。
「う〜ん、これは・・・」
たいして転がってないのに、まるで、サイコロが
微妙な揺れを見せている時の小堺さんのような口調になるタケ。
「出ました、3!!
恋の話!!
略して〜っ?」
えっ!?
言うのっ!?
「あたりまえじゃん!!
はい、略して〜っ?」
こ、恋バナ〜。
「なんだよ!!
もっとでっけえ声で言えよ!!」
アホか!!
イヤだわ!!
でっけぇ声で「恋バナ〜」とか言いたくねぇわ!!
そしてその後、
オレは、今までの殆どが悲しい結末に終わった恋の話を、
延々と20分に渡って続けたのでした。
「ふぅ〜ん、意外とつまんねー恋してんだな」
まっ!!
人の恋を「つまんねー」だなんて、なんて失礼な!!
か、帰れよバカヤロウッ!!
「それじゃぁ結婚なんてまだまだだべ」
わぁ〜ん!!
くたばっちまえアーメン!!
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●魔美様。
「どう○でしょう」、好きですよ〜。
ビデオじゃなくてDVDに録画してますよ!!
アレ、面白いですよね。
放送の時間帯がキツイですけど。
つか、福島まで大泉くんを見にきたんですか!!
あははは。
すげぇ。
よっぽど好きじゃないですか!!(笑
キヨさん、巨乳でお料理上手ですって!?
クリステル似のお友達もいらっしゃるし!!
やべぇ。
仙台に住みてぇ。
●みそちる様。
コメントありがとうございます!!
わははは。
「某美人秘書、右の額が広すぎる&髪の毛量薄すぎる」!!
シビアですね!!(笑
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