言葉、文字に関する不思議。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
同じお金なのに。

「交通費」というとお札を思い出すのに、
「電車賃」というと頭に浮かぶのは、小銭である。

不思議だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
同じ映画なのに。

「興行収入第一位」というと面白そうな映画のような感じがするのに、
「全米ナンバー1ヒット」というと、
さほど面白い映画でもなさそうな感じがしてくる。
 
不思議だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
同じ携帯電話なのに。

「携帯」というとその携帯電話のメモリは
まだまだ余裕がありそうな感じがするのに、
「ケータイ」というとその携帯電話のメモリは、
異性の電話番号でいっぱいのような感じがしてくる。

不思議だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
同じお嬢さんなのに。

フツーの人が「お嬢さん」というと
どこかしらの令嬢のような気がするのに、
みのさんが「お嬢さん」というと
そのお嬢さんは100パー、「お嬢さん」ではない気がする。
 
不思議だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
同じ下着なのに。

「パンティ」というと
いろんなデザインが施された色つきの下着を思い出すのに、
「パンツ」というと頭に浮かぶのは、白い下着である。

不思議だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
同じ下着なのに。

「パンツ」というと
履いてなきゃならないモノのような感じがするのに、
「パンティ」というと、これから脱ぐモノのような感じがする。

不思議だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
同じ転校生なのに。

「転校生」とフツーに書くと
その転校生はなんとなく頭がイイ生徒のような感じがするのに、
「転 校 生」と文字の間に隙間を空けると、
その転校生はなんだかエロい転校生のような気がする。

不思議だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
同じ“日”なのに。

「あの日」と文字にすると
なんだかロマンチックな思い出があった日のような感じがするのに、
「アノ日」と文字にすると、
なんだかとても残念な感じがしてしまう。

不思議だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
同じ名前なのに。

若い女性を「○○君」と“君付け”で文字にすると
なんだか上司が部下を呼んでいる感じがするのに、
「○○クン」と“クン付け”で文字にすると、
なんだかエロ雑誌の風俗情報コーナーが頭に浮かぶ。
 
不思議だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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