アイム ジャスト ア ロッケンローロー。

　

イェェェェェェアッ！！

昨日のプロ野球のプレーオフ、観た？観た？観た？

我が愛するロッテが勝ったぜぇっ！！

イェアォッ！！

いやぁ、昨日の強さだと、
今年はロッテがホントに優勝するかもしんない。

そしたらどうしよう。
もう、嬉しすぎて死んじゃうかもしんない、オレ。
“嬉し死”という新しいジャンルを開拓しちゃうかもしんない。

なんつったって、31年ぶりだかんね。
31年前つったら、オレ、まだ乳児だもの。
　
ちうか、昨日のBS−iの野球中継で、
4回の裏、ソフトバンクの攻撃でバッターがカブレラの時に、
少しだけ映ったソフトバンクの応援をしていた女性が
めちゃくちゃ可愛かった。

すっげぇ可愛いのに、
ピンクのヘンな帽子被ってて、
しかも、ソフトバンクのレプリカユニフォームじゃなくて
手書きで「ソフトバンク」って書いたTシャツを着てんの。

手書きだぜ、手書き。
泣けてくるじゃないか。

誰か、彼女の連絡先を知らないだろうか。

レプリカユニフォームくらい買ってあげるよ。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
まぁ、それはソレとして。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
オレは自称、“ロックな人間”である。

オレは、その“ロックっぽさというのはなんぞや？”というのを、
友人に教えてやることにした。
　
その時のこと。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
オレってロックな人間じゃん？
　
　
　
「なにソレ？」
　
　
　
いや、オレって、生き方がワリとロックじゃない？
　
　
　
「そうなの？」
　
　
　
何言ってんの！？そうじゃん！！
　
　
　
「つーか、
　“生き方がロック”とか言われても意味がわかんねー」
　
　
　
あー、そうね。
いきなりロックな話をされてもわかんないよね。
ちうか、オレのこういう所がロック。
他人のことはお構いなしだぜー、みたいな感じ。
“オレ最高！！”みたいな。
もっと詳しい説明は要りますか？
　
　
　
「いや、要らないです」
　
　
　
うんとね、ロックな生き方ってのは例えば・・・
　
　
　
「だから説明なんか要らねぇって！！」
　
　
　
まぁまぁまぁまぁ、いいじゃねぇか若いの。
おいちゃんの話を黙って聞いとくれぃ。
　
　
　
「同い年じゃねぇか」
　
　
　
なんだ、いちいち細かいな！！
そういうのってロックじゃねぇから！！
　
　
　
「わかったよ！！
　で、“ロックな生き方”って何よ？」
　
　
　
お、ノッてきたね？
やっぱロックってのは、“ノリ”が命な。
そうねー、ロックな生き方ってのは、
簡単に言えば、“枠にとらわれない生き方”って感じかな。
　
　
　
「簡単すぎてわかんねぇんですけど」
　
　
　
なんちうか、既成概念を打ち破る、みたいな。
　
　
　
「例えば？」
　
　
　
んー、そうね。
例えばアナタは今、公園にいるとします。
　
　
　
「うん」
　
　
　
そしたら急に、アナタはウンコがしたくなりました。
だからアナタは、
急いで公園にある公衆便所のウンチコーナーに入ります。
　
　
　
「うん」
　
　
　
そしてウンコするんですが、
ウンコした後に、そのウンチコーナーには紙が無い事に気付いた。
さぁ、困った。
そんな時、アナタはどうする？
　
　
　
「ポケットティッシュを使う」
　
　
　
あ〜、そうね。
じゃぁ、ポケットティッシュも無かった。
さぁ、どうする？
　
　
　
「え〜〜〜・・・・・・」
　
　
　
多分ね、キミのようなマニュアル人間はね、
　
　
　
「うるせぇよ」
　
　
　
まぁまぁ、怒んな。
でね、キミのような人間はね、多分、
トイレットペーパーの芯あるでしょ？
　
　
　
「うん」
　
　
　
アレをこう、薄〜く薄〜く剥がしていって、
よく揉んで柔らかくして、
ソレでケツを拭こうと考えると思うんだよね
　
　
　
「あ〜、そうかもね」
　
　
　
ロックな人間は違うから
　
　
　
「そうなの？」
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
お札で拭いちゃうから。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
「嘘つけ！！絶対にできない！！
　お金でケツは絶対に拭けない！！」
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
そう思うだろ？
その常識にとらわれた感じがロックじゃねぇのよ。
他人に理解されるような事をしてもロックじゃねぇから。
　
　
　
「う〜ん、そうかねぇ・・・
　つーか、そのお札はいくらのお札？」
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
や、千円札かな・・・
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
「そんなの全然ロックじゃなくねぇ？」
　
　
　
そ、そう？
　
　
　
「ロックな人間だったら、
　後先考えないで一万円札でケツ拭けよ！！」
　
　
　
いや、ロックな人間は一万円とか持ってないから！！
ロックな人間は常にハングリーだから、そんな大金は持ってない。
ちうか、財布も持ってないから。
お金はポケットにダイレクトだから。
　
　
　
「いくらくらい？」
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
ん〜〜〜、
皺くちゃの1ドル札と、10セント硬貨が何枚か？
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
「アメリカになってんじゃねぇかよ！！」
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
うるせぇよ！！
ロックと言えば“ドル”なんだよ！！
なけなしの小銭なんだよ！！
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
「なけなしな」
　
　
　
うん、なけなし。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
「つーか、そもそも、
　紙が無い事に気付かないくらいに慌てて
　便所に入るってのがロックじゃなくないか？」
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
「・・・・・・」