プレゼント。（改訂版）
2005年10月27日 日常「ソノTEAMハ 1番デース！！」
ロッテを日本一に導き、
素っ頓狂な日本語で叫ぶボビー・バレンタイン監督。
そのボビーを遠巻きにして見つめる選手の中に、若い選手に混じって
ひときわ野球選手らしくない風貌をしたベテラン選手がいた。
初芝清内野手。
背番号6。
ロッテ一筋で戦ってきた選手だ。
ここ数年のロッテは若い力が台頭、
その影響もあって、初芝が出場する機会はここ数年は激減していた。
以前から初芝が守備をしていたサードには、
現在ではこの日本シリーズで大活躍した今江が。
サード以外で初芝が時折守備をしていたファーストには、
パ・リーグを代表するハイアベレージヒッター福浦、
もしくはアジアの大砲イ・スンヨプが。
指名打者としての出場も激減し、
ここ数年は、代打としての出場が主になっていた。
しかし、そんな初芝だが、チーム内での信頼は厚く、
また、ファンの間では「初様」と親しまれて、
その野球選手らしからぬ風貌と
飄々としたキャラクターは、皆に愛された。
そんな初芝は、今年で引退する事を決断した。
シーズン途中に引退宣言したのである。
自らの体力の衰えと
1人でも多くの若い選手に活躍できるチャンスを与えたい。
初芝は、そんな想いでユニフォームを脱ぐ決意をしたのだ。
年齢はすでに40歳を目前にしていたが、
その決断は、あまりにも早いと思われた。
来期から楽天の指揮をとる野村監督などは、
「楽天に欲しい」とまで言ったのである。
しかし初芝は、
ロッテの選手としてユニフォームを脱ぐ事に決めた。
老兵は、引き際に美しさを求めたのである。
初芝の引退表明。
それは、
選手達をさら奮起させた。
初芝が引退を表明してからというもの、
ロッテはますますしぶといチームになり、
そしてとうとうパ・リーグを制してしまったのである。
パ・リーグの優勝を決めた時、
若い選手がインタビューに応えてこう言った。
「初さんをね、
引退宣言してから1番長くユニフォームを着ていた選手の
日本一にしようってみんなで話してたんですよ」
そして、ロッテの日本シリーズ制覇。
それは、若い選手からの、
ロッテ一筋にやってきた初芝へのプレゼントだった。
ロッテの戦いはアジアシリーズへと場所を移す。
しかし初芝は、
アジアシリーズに出場することなく
ユニフォームを脱ぐことを決めたようである。
ファンとしては、
いつかもう一度初芝のユニフォーム姿を見たいものである。
そしていつか、
監督として胴上げされる初芝を見てみたいものである。
監督は無理かなぁ。
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●か〜ん様。
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下品でくだらない日記ですが、
どうぞよろしくお願いします！！
FFって、11まで行ってたんですね！！
い、いつの間に！！
●みーこ様。
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やっぱガンズはイイですよねー。
最高っす！！
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●KAZU様。
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