昨日の夜。

22時頃に仕事から帰ってくると、我が家には、
いつものように姉夫婦と甥っ子のショーヘー、
そして、姪っ子のエリが遊びに来ていた。

雪の降る中を帰ってきて身体がすっかり冷え切ったオレは、
コタツに入ると、早速暖かい晩御飯を食べ始める。

すると、「ゲルちゃんお帰り〜」と言って、
もうすぐ3才になるエリが、
フォークと、いちごの載ったケーキを持ってオレの傍までやってきた。
 
 
 
 
 
 
 
エリは可愛い。

エリにとっては叔父さんにあたるオレが言うのもヘンだけれど、
エリは相当可愛い。
将来は、かなりの美女になるのではないかと叔父さんのオレは思う。
エリが大人になった時、
エリに狂わされる男どもはかなりの数になるだろう。
小悪魔だ。
エリは小悪魔になる。
エリは、ヴィダルサスーンなどを使うまでも無く、
小悪魔できちゃうであろう。

叔父さんのオレはそう思う。
 
 
 
 
 
 
 
そんなエリが、フォークとケーキを持ってきて、
オレと並んでコタツに入り、そして、言った。

「ゲルちゃん、一緒に食べよ〜」
 
うっはぁ〜、可愛い!!
もう、めちゃくちゃ可愛い!!
2歳にして、すでにオヤジ心をガッチリキャッチする
トークを身に付けてやがる!!

オレは、
「うん、一緒に食べようね〜」などとソレに応え、
百万ドルの笑顔で晩飯を食べ続けた。
 
 
 
 
 
 
  
と。
 
 
 
 
 
 
 
“ツンツン”
 
 
 
誰かが、コタツに放り込んであるオレの脚を突付くような感覚。

「ん?」と思ったモノの、
オレは、気にしないでそのまま晩御飯を食べつづける。

と、また。
 
 
 
“ツンツン”
 
 
 
いや、間違いねぇ。
誰かがオレの脚を突付いている。
そして、その犯人はエリ。
オレの隣に座っている、エリである。
エリが、さっきからケーキには手をつけず、
そのフォークで、オレの脚をコタツの中で突付いているのだ。

エリがそんな事をしていたことがエリの母親、
すなわちオレの姉、「元・地域を代表するヤンキー」であった
キシリア姉さんにバレると、
エリはこっぴどく叱られるだろうとオレは思い、
オレは、小さな声で、そして優しくエリに注意した。
 
 
 
「エリちゃん、フォークで人を刺しちゃダメでしょ〜。
 はい、早くケーキ食べようね〜」
 
 
 
しかし、エリ。
 
 
 
“ツンツン”
 
 
 
オレの脚を突付くのを止めない。
 
 
 
 
 
 
 
“ツンツン”
 
 
「エリちゃ〜ん、ダメだよ〜」
 
 
 
 
 
 
 
“ツンツン”
 
 
「こら〜、エリ〜。ダメだよ〜」
 
 
 
 
 
 
 
“ツンツン”
 
 
「止めないとケーキ捨てちゃうよ」

「ダメ!!エリのケーキだもん!!」

「じゃぁ、ちゃんとケーキ食べような〜」
 
 
 
 
 
 
 
“ツンツン”
 
 
「・・・」
 
 
 
 
 
 
 
“ツンツン”
 
 
「・・・・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
“グサッ”
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
うおおおおおっ!!

いってぇ!!
チョーいってぇ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なにしやがんだこのクソガキッ!!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
“ズビシッ”
 
 
エリのおでこに水平チョプ。
 
 
 
 
 
 
   
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
 
 
エリ、号泣。
 
 
 
 
 
 
 
「ちょっと、どうしたの?」

エリの泣き声を聞きつけ、
ただならぬ気配を感じ取って飛んでくる姉。
 
 
 
 
 
 
 
「ゲルちゃんに叩かれた〜」
 
 
 
 
 
 
 
ええええっ!?

いや、だって、その・・・
 
 
 
 
 
 
 
“パァンッ”
 
 
姉のビンタ、オレの頬に炸裂。
 
 
 
 
 
 
 
「エリんとこイジメんじゃないって!!」
 
 
 
 
 
 
 
いや、だって、フォークでさ・・・
 
 
 
 
 
 
 
「ああん?」
 
 
 
 
 
 
 
いや、なんでもないです・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その頃エリは、すでにソッコーで泣き止んでいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
むむぅ。小悪魔。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
**********
 
 
●キャンディ★¨様。
 
お気に入り登録ありがとうございます!!
只今、こちらのリンクがいっぱいなものですから、
相互できずに申し訳ありません!!
下品でくだらない日記ですが、
どうぞよろしくお願いします!!
 
 
 
 
 
 
 

コメント

みーこ
2005年12月4日14:04

ゲルタさん、痛そうです(涙)
でもでも!
エリちゃん、小悪魔な要素を持ってる気がしてならないのは、
あたしだけですかっ?!?!
しかも、その母が「元・地域を代表するヤンキー」とは(笑)
注意をするとか以前に、身がもたなそうです…(汗)
ゲルタさん、足お大事に…w

ゲルタ
ゲルタ改
2005年12月4日23:49

●みーこ様。

エリ、多分、小悪魔的要素、バッチリ持ってますよ。
もう、将来は相当のモノっす。きっと。
もしくは、母親の影響でやっぱしヤンキーになるか(笑
ウチの姉、すっげぇヤンキーだったんですよ。
エリとかを叱る時、見てるこっちがヒヤヒヤします。

angelkiller
angelkiller
2005年12月5日3:25

毎回ニヤニヤしながら見てますYO(σ・∀・)σ

今「ちょい悪」が流行りらしいので、小悪魔もいいかも知れないですね(他人事
というか、フォークでツンツンされてみたいかも・・・。
足に鉄板でも巻いてがんばってください!

あとよろしかったら、イメージバトン受け取ってくださいませ。
このバトンをわしの代で終わらせるわけにはいかんのじゃ〜(ぉ

どうぞ気が向いたら、ちょこっとでいいので(笑

ゲルタ
ゲルタ改
2005年12月5日8:52

●angelkiller様。

わははは、
フォークでツンツンされてみたいですか!?
結構危険ですよ!!

あ、バトンありがとうございます!!
謹んでお受けします!!

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索