ギャハハハハハハハハハハハッ!!
ギャァァァァァァァァッ!!
ダメだっ!!
死ぬぞっ!!
オレは笑い死ぬぞっ!!
あ、すみません。
改めましてこんにちは、ゲルタです。
やー、危なかった。
思い出しただけで、笑いすぎて呼吸ができなくなるところだった。
や、ナゼにオレがこんなに笑ってるのかと言えば。
ナゼにオレが、呼吸ができなくなる程笑っているのかと言えば。
母親、入れ歯を忘れる!!
ギャハハハハハハハハハハハハハッ!!
忘れんな!!
入れ歯忘れんなっ!!
や、なんかね。
ソレは昨日の事だったのですけど。
午後1時から仕事だったオレ、
正午過ぎに、バイクに乗って仕事に出かけたんですよ。
昨日は風が強い日でね。
そんな強風の中、バイクに乗って仕事に出かけたんです。
そしたら途中、前方から、見慣れた人影が。
そう、母親。
母親がね、強風の中を必死コイテ、
自転車をこいでコチラの方に向かってくんの。
オレはね、
「アレ?朝に仕事に行ったはずなのに、何してんだろう?」
そう思って、母親んとこまで行って、訊いてみたんですよ。
「こんな時間に、ここで何してんの?」って。
そしたら母親、決まりが悪そうに、
「あのさ、入れ歯忘れちゃってさ・・・」
ギャハハハハハハハハッ!!
爆笑。
オレ、道路で爆笑。
なんでも、母親の話では、
朝食を食べ終えた母親、入れ歯を外して歯を磨いたらしいんですね。
そんで、その外した入れ歯を装着するのを忘れたまま、
気付かずに、仕事に出かけてしまった。
で、お昼休みになって、
いざ、お弁当を食べようと思った時に、初めて気付いたのだそうです。
入れ歯が、無いことに。
遅ぇよ!!
もっと早く気付けよ!!
ギャハハハ。
で、母親、
入れ歯を装着しないと前歯だけになっちゃって、
なんか、リス的な、小動物的な生物になっちゃうんで、
「これじゃお弁当が食べられない」って事で、
強風の中、自転車をこいで入れ歯を取りに、
家に帰る途中だったのだそうです。
そしてソコで、オレと遭遇。
オレにワケを話し、爆笑されてしまった、というワケです。
オレが母親の話を聞いて爆笑してると、母親、
突然、何かに気付いたように言いました。
「あ、そうだ!!」
何かと思い、「どうしたの?」と訊くオレ。
そしたら母親。
「あ、ちょうどいいや!!
あんたバイクなんだから、
ちょっと家まで行って、入れ歯とってきてよ」
や、やだよ・・・
触りたくねぇもん・・・
しかし、親孝行で知られるオレは、
母親を会社に戻らせ、
母親の入れ歯を取りに、家まで戻る事にしました。
優しいね、オレ。
で、家に戻ったら、ありました。
母親の入れ歯、ありました。
洗面所に、ポツーン、と。
母親の入れ歯、薄暗い洗面所に、ポツーン、と。
なんかね、
まるで、真っ暗な舞台の上に、
そこだけスポットライトを浴びてるかの如く、
ポツーンと、ありました。母親の入れ歯。
ソレを見て、また爆笑。
で、その入れ歯をビニール袋に入れたオレ、
ソレを、わざわざ母親の会社まで届けに行きました。
オレ、母親の会社の人とは結構知り合いだったりするので、
オレが母親の会社に行くと、受け付けのオネイサンが
「あれ?どうしたんですか?」なんて訊いてきて。
オレ、「母親の入れ歯を届にきました」なんつって。
そしたらオネイサン、先に会社に戻ってる母親に内線で、
「息子さんが入れ歯をお持ちになりましたよー」なんて
連絡したりして。
ギャハハハハハハ!!
また爆笑。
まぁ、そんな事してたらオレ、
自分の仕事に遅刻してしまったんですけどね。
母親の入れ歯のおかげで、すっかり遅刻してしまったのですけどね。
オレが自分の職場についたら、
同僚の女、ヨーが言ってきました。
ヨー:「ゲルタさん、遅刻ですよ!!」
ゲル:「おお、ワリィ。
ちょっといろいろあったから・・・」
ヨー:「何?なんかあったんですか?」
ゲル:「うん、ちょっと、母親の入れ歯を取りに・・・」
ヨー:「はぁっ!?」
コメント
入れ歯が無いねん、あれへんねん
と大騒ぎで必死になって探していたのです。
結局何処にあったと思います???
冷蔵庫ですよ、冷蔵庫に入ってました。
しかも、以前は老眼鏡が冷蔵庫でかくれんぼしてました。
ありがとうございます!!
ホント、不思議ですよねー、入れ歯って。
入れ歯ってだけで、ただソレだけで面白い。
なんか、卑怯な感じですらありますよね。
●梔子様。
うはははははははは!!
入れ歯も老眼鏡も冷蔵庫ですか!!
もう、おばあ様、すっごいカワイイ!!
しかし、冷蔵庫をあけて入れ歯が入ってたら、
すっごいビックリですよね(笑