こんにちは。

手術前、手術室に入って全身麻酔をする直前に、
『麻酔で眠らない宣言』をしたゲルタです。
 
オレは麻酔なんぞで眠らないぞ、と。
大自然より生まれしこのオレが、
化学の力になんか負けやしないぞ、と。
 
「言っとくけど、オレに麻酔は効かないぜ!!
 オレは麻酔に勝つのだ!!
 眠らせてみろ!!
 悔しかったらこのオレを麻酔で眠らせてみろ!!」
 
「はいはい、わかったわかった。
 じゃ、薬が入るからねー。
 だんだんボーッとして眠くなるからねー」
 
「だから、眠らないって言ってるだろう!!
 オレはそう簡単に麻酔ごときに眠・・らさ・・・れ・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
スコ〜(←瞬殺)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
結局その後、10時間ほど眠らされてたワケですが(←完敗)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、それはソレとして。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
入院中困ったこと。
 
 
  
それは、イビキ。
 
 
 
酷いワケですわ。
イビキが酷いワケですわ、隣のジイサンの。 
「グガガガガガ〜、グガガガガガ〜」って、
全くものすげぇ音をたてやがる。

や、オレ、入院中、
手術後のしばらくの間だけ個室に入ってて、
ソレ以外は4人部屋に入ってたのですけど、
その4人部屋にいた時に、隣のジイサンのイビキが酷かったのですよ。

もうオレ、毎日のように睡眠不足ですわ。
すいみんすいんみんすいみんすいみんすいみんぶっそっく♪ですわ。

ふざけんな、と。
おい、ジイサンふざけんな、と。

ジイサン、ワリと静かな人なんだけど、
日中は静かなのに、夜になると「グガガガガガ〜」。
轟音を轟かせるという。
キミはアレかね?暴走族の一味かね?
 
 
 
 
 
 
しかもその、ジイサンのイビキ。
ときどき止まるんですね。

なんつーの?
無呼吸症候群ってヤツ?

途中でいきなり、ピタッて止まんの。
「グガガガガ〜」ってイビキかいてると思ったら、
突然、「グガッ!!」っつって突然止まんの。

そうなるとさ、隣に寝てるオレも、
なんか知らないけど息が止まっちゃうのね。
なんつーか。
息を飲むっつーか。
聞いてるオレも、
緊張のあまり息をすることさえ忘れてしまう、というか。
ジイサンの呼吸が止まると、
ソレを聞いてるオレの呼吸も、ナゼか止まってしまうという。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ジジ:「グガガガガガ〜
    グガガガガガ〜
    グガガガガガ〜
    グガガガガガ〜・・・グガッ!!」(←無呼吸、入りました)
 
ゲル:「ハゥッ!!」(←つられて無呼吸、入りました)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ジジ:「・・・・・・」

ゲル:「・・・・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ジジ:「・・・・・・」

ゲル:「・・・・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ジジ:「・・・・・・」

ゲル:「・・・・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ジジ:「・・・・・・」

ゲル:「・・・・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ジジ:「・・・グガ〜!!」(←呼吸、再開しました)

ゲル:「・・・プハァ〜!!」(←つられて呼吸、再開しました)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
おい、ジイサン!!

死んでしまうわ!!
オレが死んでしまうわ!!
息を引き取りそうになったわ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかもさ、先ほども申しましたとおりオレ、
大部屋に入っておったワケですが、その大部屋。

狭いワケですよ。
大部屋とは言うけれど、結構狭い。

自分のベッドと隣のベッドの間もね、
カーテンで仕切られているとはいうものの、ものすごく近いワケです。
人が1人、入るくらいの隙間しか開いてない。

だから、ジイサンのイビキ、
オレのほとんど耳元なワケですよ。
耳元で「グガガガガ〜」なワケですよ。

おいおいおいおい、勘弁してくれ、と。

添い寝してくれる女子も久しくいないというのに、
今、隣にいるのはジイサンか?
そして、聞かされているのは甘い言葉ではなくイビキなのか?と。

おいおいおいおい、勘弁してくれ、と。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
だからオレ、ジイサンのベッドをこっそり移動してたんですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
や、ちょっとしたイタズラみたいな感じですわ。

ジイサンがいない隙にジイサンのベッドを押して、
オレのベッドとの距離を、少しずつ離していたんです。

や、一気にグワッと離しちゃうとバレちゃうからね、
ちょっとずつちょっとずつ、
ジイサンがベッドから離れた隙に、ちょっとずつ動かしてたんです。
いつバレるかな〜?
いつバレちゃうかな〜?
そんなこと思いながら、ちょっとずつ移動させてたんです。
ジイサンのベッド。
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そしたら、最終的には2メートルくらい動かしてしまったという。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もう、あからさまに移動してんですね、ベッドが。
昨日と今日で、あからさまにベッドの位置が違うんです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかし、ジイサンは気付かず。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
おいジイサン!!
意識をしっかり持て、ジイサン!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その異変に、一番最初に気付いたのは看護婦さんでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
看護:「あれ?
    ○○さんのベッドの位置、なんか変じゃない?
    誰か動かしたのかな?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ゲル:「さぁ?」(←犯人はここにいます)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 

コメント

ツグル
ツグルDX
2007年8月8日0:23

ゲルタさんお久しぶりです!つぐるですw忘れたかも知れませんがwwというか忘れてると思いますwパスワードを忘れたんで新しく登録しました〜^^ジイサン大移動・・・爆笑しましたw ジイサンの息が止まるやつ。。wうちのじいちゃんもそうですよ。(笑)

シマリス
2007年8月8日9:43

退院おめでとうございます これで又DN開く楽しみができました♪

ゲルタ
ゲルタ改
2007年8月8日14:28

●ツグルDX様。

お久しぶりです!!
いやいやいや、忘れるだなんて!!
忘れることなんか無かったですよー!!

日記、新しくしたんですね!!
再び登録してくださってありがとうございます!!
これからもどうぞ、よろしくお願いします!!
 
 
 
●シマリス様。

ありがとうございます!!
やっと退院することができました!!

や、なんだかずぅっと書いてなかったせいか、
書き方を忘れてしまって以前からのグダグダな感じが
さらにグダグダになってしまってますが、
これからもどうぞ、よろしくお願いします!!

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