アレルギー。

　
　
　
　
　
　
オヒサシブーリーねー
アナタに会うなんてー
　
　
　
　
　
　
あ、どーも。
オヒサシブリです。ゲルタでございます。

やー。
1週間ぶりくらいのゴブサタということで、
「オヒサシブリーねー」なんつって
ルミ子風に書き始めてみたワケですが。
　
　
　
では、ナゼにオレが
「オヒサシブーリーねー」なルミ子状態なのかといえば。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
入院していたから。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
「また？」って思った？
「また入院してんの？」って思った？

いやー、オレは思いますよ。
「また入院してんの？オレ！！」って。

もー、しょっちゅうですからね。
しょっちゅう入院してますからね。
故郷ですわ。
病院、オレの第2の故郷ですわ。
　
　
　
　
　
もー、入院しすぎてるものですから、
看護婦さんとか、ちゃんと説明してくれないもん。
フツー、入院すると、
看護婦さんが病院のシステムとか
非常口の場所とか説明してくれるじゃないですか。
もー、してくれないもん。
オレに病院の説明、してくれないもん。
　
　
　
　

「ゲルタくんは・・・知ってるよね？」
　
　
　
　
　
そりゃぁ知ってるけどさ！！
一応聞きたいじゃない！！
オレにも説明してほしいじゃない！！
　
　
　
　
　
看護婦さんともすっかり馴染みになってしまって
「いらっしゃーい」とか「おかえりー」とか言われちゃうし。
しまいにゃ、「ゲルタくん、会いたかったよー」なんて。
　
　
　
　
　
だったら会え！！
オレと会え！！
オレと病院以外の場所で会え！！
オレとデートしてくれ！！
　
　
　
　
　
「えー、ソレはちょっと困る」
　
　
　
　
　
なんで！？
「会いたかった」って言ったじゃん！！
「会いたかった」ってさっき言ってたじゃーん！！
わーん。このうそつき女ー。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
ま、ベツにいいんですけどね。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
では、ナゼに今回、オレが入院したか。

以前にも話したことがあると思うのですが、オレには持病があります。
難病。
イエス、アイアム難病患者！！

最近では増えてきてるようなのですけど、
それでも、数万人に1人とかいう割合でしか患者がおらず、
病気を根本から治す有効な治療法が未だ確立されていない。

まぁ、そんな病気になっちゃっても、オレ、
　
　
　
　
　
「ということは・・・
　逆に言えばオレ、選ばれた人間じゃないかっ！！フハハハ！！」
　
　
　
　
　
そんな感じでポジティブポジティブに、
あくまでも「攻め」の姿勢でいるワケですが。
　
　
　
　
　
で、今回。
主治医の先生（女医）が言ったワケですよ。
「新しいクスリを使ってみようか？」って。

なんでも、先生（美人）が言うには1泊だけ入院して
点滴でそのクスリをいれればいいのだとか。
　
　
　
　
　
おおお、素晴らしいクスリじゃないか！！
　
　
　
　
　
しかし、先生（時計はブルガリ）は言うのです。
　
　
　
　
　
「でも、たまーになんだけど、
　身体にあわなくてアレルギー反応が出る人もいるんだよねー」
　
　
　
　
　
何？アレルギー？
　
　
　
　
　
「うん。
　でも、ほんと、“たまーに”なんだけど・・・」
　
　
　
　
　
そうか・・・

でも、“たまーに”なんでしょ？

だったら「やってくれ」と。
なんだか知らねーが、とにかく「ブチこんでくれ」と。

で、オレ、今週のアタマに1泊の予定で入院しました。

そんで、その新しいクスリの点滴をブチこんでみたワケですが。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
ガーッて。
熱がガーッて。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
しかも、ブツブツって。
湿疹が、身体じゅうにブツブツって。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
キャー！！
ねぇ看護婦さん、見て見て！！
チンコのとこまでブツブツできてるー！！
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
こ、これってもしや、アレルギー？？？
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
うおおおおっ！！
パターン青っ！！アレルギーですっ！！
　
　
　
　
　
と、いうことは・・・
　
　
　
　
　
オレ、“たまーに”？
オレ、“たまーに”側の人間！？
　
　
　
　
　
嘘っ！！マージーでー！？
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
・・・・・・
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
まぁ、そんな感じで1泊の予定が延びに延び、
本日、退院してきたワケですが。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
悲しかったことがあります。

や、何が悲しいって、ブツブツ。
このブツブツ、身体じゅうに出たのですよ。
もう、顔から足までブツブツブツブツと。
もー。身体じゅう痒い痒い。

そしたら、看護婦さんが塗ってくれたのですね、クスリを。
そのブツブツに、軟膏を。

しかし。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
「下半身は自分で塗りなよ？自分で塗れるでしょ？」
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
いや、そりゃぁ塗れるけどさー。
なんつーか、塗ってもらいたい気持ちもあるじゃなーい。
34歳って、そういう年頃じゃなーい。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
「甘えんな」
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
「甘えんな」って！！
そんな、「甘えんな」って！！

せめて！！
せめて尻だけでも！！お願いします！！