今日の夜、
ウチに、姉(元ヤンキー)と姉の娘であるエリが遊びに来ていた。
エリ:「ゲルちゃんはなんさーい?」
ゲル:「もうすぐ35だよー」
エリ:「ママー、ゲルちゃんはもうすぐ35なんだってー」
姉:「へー。あ、そう」
ゲル:「じゃ、エリは何歳?」
エリ:「エリはもう、5さいだよー」
ゲル:「じゃ、みんながいくつか知ってる?」
エリ:「お兄ちゃんは6さーい」
ゲル:「じゃ、パパは?」
エリ:「パパは37さーい」
ゲル:「じゃ、ママは何歳?」
エリ:「25さーい」
25?
ゲル:「いやー、エリちゃん、それはおかしいねー」
エリ:「違うよー。ママは25さいだよー」
ゲル:「あのね?ゲルちゃんはママの弟なのね?
ママがお姉さんで、ゲルちゃんが弟なの」
エリ:「知ってるよー」
ゲル:「お姉さんと弟は、どっちが上かなー?」
エリ:「えーと、おとうとー」
ゲル:「じゃ、35と25はどっちの数が大きいかな?」
エリ:「えーと、35だよ」
ゲル:「で、ゲルちゃんは何歳?」
エリ:「えーと、35さい」
ゲル:「で、ママは何歳?」
エリ:「25さい」
ゲル:「ほら、なんかおかしいよねー」
エリ:「でも、ママ言ってたもん。
25さいって言ってたもん」
ゲル:「ママが言ったの?」
エリ:「うん、ママが言ったの。お風呂のときに言ったの」
ゲル:「何て?」
エリ:「ママはずーっと25さいなんだって」
姉!!
キサマよくも、ぬけぬけとっ!!
ゲル;「おい!!おい姉!!
誰が25って?あん?オメー、37だろ?」
姉:「いーじゃんベツに。
25も37もたいして変らないでしょ」
ゲル:「変るよ!!すげー変るよ!!」
姉:「まーまー、細かいことは気にしなさんな」
ゲル:「全然細かくねーよ!!
12歳のサバは全然細かくねーよ!!」
姉:「そう?」
ゲル:「そうじゃん!!そうに決まってんじゃん!!
だってアレよ?
12っつったら0歳児と小学6年生くらいの差があんのよ?」
姉:「べつにいーじゃん。
だいたいね、12年なんてのはね、
何億年もある地球の歴史から比べれば
ほんの一瞬の出来事だからね?
そう考えれば、25も37も一緒でしょ」
ゲル:「違う!!
25と37は全然違うし、
オレは今、そんな地球規模の話をしてるんじゃない!!」
姉:「まーまーまーまー、いいじゃない。
それにあんた、細かい男は女に嫌われるよ?」
ちっ。
この、元ヤンキー女が。
姉:「あん?今なんか言ったか?」
ゲル:「いえいえいえいえ、何も言ってませんよ」
― その後しばらくして ―
姉:「そういやあんた、
こないだのど自慢に出たんだって?」
ゲル:「あー、予選な。落ちたけど」
姉:「あ、そうなんだ。
アタシも出ればよかったなー」
ゲル:「オメー、歌とか歌うの?」
姉:「そりゃぁ歌うでしょ。カラオケとか行くし」
ゲル:「でもダメだよ。
オメーの実力じゃダメだ」
姉:「なに言ってんの?
アタシ上手いんだよ?知らないの?」
ゲル:「そういやオメーが歌ってんの聴いたことねーわ」
姉:「でしょー。
アタシなんかもう、スゲーから。
男の曲も歌っちゃうから」
ゲル:「へー、そうなんだ」
姉:「そうだよ」
ゲル:「じゃ、男の曲だったら何歌うの?」
姉:「んー、尾崎とか?」
ゲル:「あー。
あくまでも25だって言い張るなら尾崎は辞めた方がいいね」
コメント
「ママは25歳」
って仕込むしたいですよw
近所のママさんもやってましたw
なんか逆に恥ずかしい気もするんですけどねw
長女が小1の時「ママはいくつなの?」ってたずねられ
なにげに「25よ」と。
それを担任の先生に言ったらしく
「ずいぶんと早くに産んだんですねー」と…
それからつじつま合せが大変でした(ははは…)
お姉さまもそのうち訳がわからなくなって破綻すると思いますから、今はじっとほくそ笑むだけで我慢されてはいかがでしょうか。
ちなみに、事が露見しても関わることは得策ではありません。
怒りの矛先がゲルタさんに向けられ、とばっちりを被るだけです。
(実のお姉様とはいえ、女性に年齢の話はタブーです)
あはははは!!
けっこうみんなやってるんですね!!
間違った教育ですよね(笑
子供も、幼心に不信感を募らせたりして・・・
●さかち様。
あはははは!!
ノー!!
そっちじゃない!!
そっちの尾崎じゃないです!!
♪ふたりでードアをしーめーてー
●永遠音様。
うはは、永遠音様も!!
だんだんと辻褄、合わなくなりますよねー。
子供もいろいろ解る年齢になってきますし(笑
そうですね、もう、このことには
オレは関わらないことにします。
なんせウチの姉、元ヤンキーなので。
オレ、頭をフォークで刺されたことがあるので
今でもコワイんです(笑
●kcat様。
すごいですよね。
「ちょっとそれ、ふっかけすぎだろー」みたいな。
その思い切りのよさは素晴らしいと思うんですけど、
その思い切りのよさを使うところが、
なんとも情けないですよね(笑