VS 保険屋。

　
　
　
　
　
　
保険会社とモメたのです。

先日のオレの事故で保険会社と、モメたのです。
　
ええ、保険会社ですよ。
あ○お○損保ですよ。

工事現場の業者が入っていたその保険会社の担当と、モメたのです。
　
　
　
まず、あ○お○損保の担当が言うにはですね、
オレの車は「全損」なんだそうです。
なんせ、車体のフレームが歪んでしまってるし、
壊れたパーツも古いからなかなか見つからない。
ってことで、オレの車は「全損」なワけですが。

で、その○い○い損保の担当が言うには、
オレの車は19万の価値しかないんだそうです。
理由は、古いから。
まぁ、ソレはわかりますわね。
いくらミニ・クーパーの35周年特別記念仕様車で、
二百数十万かかってる車だっつっても、
なんせ、14年も乗ってるワケですし、
保険屋からすれば、そんくらいの金額しか出せない。
まぁ、ソレはわかるんですが。
　
　
　
　
　
　　　
じゃ、なんでモメたかって言えば。
　
　
　
　
　
　
その対応。
　
　
　
　
　
　
あい○○損保の担当はですね、
電話口でオレに向かってこういうワケですよ。
　
　
　
「あなたにも非がありますよね？」
　
　
　
担当は、本来なら注意を促す看板があるべきところ、
ソレが無かった工事現場での事故にあって、オレに言うワケです。
　
　
　
「マンホールに突っ込んだあなたにも非があります」
　
　
　
○○おい損保の担当が「オレにも非がある」という理由、その1。
　
　
　　
「暗い夜で、いくら看板がなくても、
　ライトを点けて前を向いて運転していれば、
　マンホールを避けることができたはずだ」、こう仰る。
　
　
　
まぁ、○い○い損保の担当はこう仰ったのですが、
はっきり言って、ソレは無理でした。
なんせ、細い道にあって対向車があったワケで、
飛び出たマンホールを避けるということはすなわち、
対向車に突っ込むということになる。
だから、これは無理。
　
　
　
で、○いお○損保の担当が「オレにも非がある」という理由、その2。

これがスゴイ。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
「ミニ・クーパーは車高が低いから、
　その車で障害物にぶつかったとしても、
　それに乗ってるあなたにも、非がある」
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
ブチッ
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
ふざけんなテメェコラッ！！
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
怒るでしょ！！
そんなこと言われたらそりゃぁ怒るでしょ！！

だってさ、道路っていうのはさ、
誰でも通れるから道路なんじゃん！！
いくら工事してたって、誰でも通れるように、
どんな車でも通れるようになってなきゃおかしいじゃん！！
ソレを、「ミニだから悪い」って言われちゃ怒るでしょ！！
　
　
　
でも、まぁ、オレ、と。
　
カッカしちゃった方が負けだ、
ここは冷静にいこうぜ、オレ、と。
　
　
　
だからオレ、言ったワケです。
ソレはおかしいんじゃないですか？と。

でも、○いお・・・・・・
や、もう、メンドクセェからあいおい損保って言っちゃいますけど、
つーかもう、太字で
「あいおい損保」って言っちゃいますけど、
その担当は、こう言うワケですよ。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
「工事現場のマンホールのある道路を10台の車が通って、
　その中の7台、8台の車がマンホールにぶつかって壊れるようならば、
　その道路は悪いですけど、10台通ったうち、
　あなたの車しか壊れないのならばそれはあなたの車が悪いですし、
　その車に乗っているあなたにも非があることになります」
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
・・・・・・
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
なんちうか、呆れますわ。
なんちうか、ガッカリですわ。

や、保険会社の言うことはきっと、正論なんですよ。
事故ったのは、オレの車の車高が低いのが原因。
それにですね、そういうのが保険屋のスタンスってのも理解できる。
　
　

でもさ、でもさ。
　
　
　　
そういうこと言うか？
　
　
　
こっちはさ、長年愛した車が「全損」って言われて
ただでさえ落ち込んでるってーのに、
その人に向かって「あなたが悪い」とか、そんなこと言うか？
フツーの感覚だったら言えないでしょ？

保険会社ってのはさ、人と人との繋がりを扱う会社なワケでしょ。

いくら車の事故っつったって、
最終的には人と人との繋がりなワケであって、ソレなのにそんな、
人の心を踏みにじるような発言は、フツーはできないでしょ。

ましてや、人と人との繋がりを商売にしている保険会社が、
そんなこと言っちゃいけないでしょ。

例え顧客のためだとしても、その為には被害にあってる人間を
ないがしろにするような発言は慎むべきでしょう。

なんつーの？
言い方の問題？

例えもし、ソレが正論だったとしても、
「あなたが悪い」、そんな言い方はないんじゃないか？と。
　
　
　
オレ、怒りっすわ。
もはや怒りまくりですわ。
　
　
　
でも、まぁまぁ、と。
落ち着けオレ、と。
　
そこでオレ、ハラワタん中煮えくりかえりながらも冷静に、
そのあいおい損保の担当に訊いたのですね？
　
　
　　
「アナタはさっきから避ける術があったとか、
　ミニに乗ってるアナタにも非があるとか仰いますが、
　そのアナタは、私が事故った現場を実際に見ましたか？
　現場を見たうえで査定を出し、そう仰ってるのですか？」
　
　
　
そう訊いてみたワケです。
　
　
　
そしたらあいおい、「いいえ」と。

「見てません」と。
　
　
　
はいはいはいはい、見てねーんだー。
見てねーうえでそういうこと言っちゃうんだー。
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
見てねぇクセによくそんなことが言えるな、コラ。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
電話を切ったあと、
オレの友人や知人の中の保険業務に携わる人、
何人かに話を聞きました。

そしたら、その人たちが言うにはやはり、
「現場見てないのにそんなこと言うのは基本的におかしい」とのこと。

この日記にもよく登場する友人の1人が保険屋さんなのですが、
ソイツが言うには、
　
　
　
「そんなの、ありえんだろ」
　
　
　　
やっぱ、そうだよねぇ。
見てないクセにそんなん、ありえんよねぇ。
　
　
　
つーか、そもそも今回の件に関して、
あいおいは工事現場の業者が加入していた保険の会社であるから、
あいおいが対峙するべきはその業者であるはずなのに、
そのあいおいが、業者を飛ばしてオレに連絡してきて、
しかも、そのオレに対して「あなたが悪い」って、
そんなん、頭のどこをどー使っても理解できない話なんですけどね。
　
　
　　
なんちうかまだ、このバトルはしばらく続きそうな感じがします。
　
　
　
しかしまぁ、いつもは短気でトコロ構わず怒りまくるオレが、
今回はよくぞ冷静にいれたものです。
エライぞ、オレ！！