お久しぶりでございます。ゲルタでございます。
やー、ワタクシここ2週間ほど、日記をお休みしておりまして、
その間、たくさんの方に
お見舞いのお言葉や励ましのお言葉をいただきました。
お言葉をくださった方、本当にありがとうございます。
そして、ご心配をおかけしてしまい本当に申し訳ありません。
ワタクシゲルタ、再び、くだらない日常を
ぼちぼちとここに記していこうかと思っちょりまして、
これからもどうぞ、
よろしくお願いいたしますという所存であったりなんか
しちゃったりしちゃってるワケですが。
ちうか、これからもどうぞ、よろしくお願いします。
さて、ワタクシがそんな感じで2週間、
地球の隅っこで何も考えずにボーと過ごしております間にも
世の中は常に動いておりますもので、
世界中には毎日、たくさんの出来事がありました。
世界中では毎日、たくさんの報道がなされていました。
大きい事件から小さな出来事まで。
大きな悲しみから小さな幸せまで。
常にたくさんの出来事が世の中を埋め尽くしておりました。
ここ、日本だけをとってもソレは同様で、
毎日毎日新しいニュースが飛び交います。
相変わらず続く国家中枢の腐敗。
相変わらず続く食糧危機。
一方では毎日のように人の命が他人によって奪われ、
また一方では人を陥れて金を奪う。
他方では動物園のゾウが絵を描いて、
そのまた他方では人気者のペリカンが
ひっそり亡くなっているのが発見される。
心を麻痺させて地球の隅っこから覗き見た世界は、
常に、動いておりました。
毎日毎日、動いておりました。
中にはね、
許容量の数倍の放射性物質を含んだ光る携帯ストラップを
約5000人に売りつけてボロ儲けしたヤツがいた、
なんて報道もありまして、ワタクシ、
「光る携帯ストラップに放射性物質が含まれていた」
ということよりも、
「携帯ストラップを光らせたいと思う人が約5000人もいた」
というその事実に驚愕したりしてたワケですが。
そんな中、地球の隅っこにある我が家でも事件がありました。
小規模。
とぉーっても、小規模な事件。
ソレは何かといいますと。
『親父、家出(仮)』
はい、家出です、家出。
親父がですね、家出をしたワケです。
ちうか、あくまでも「家出」と言い張るのは本人だけなんですね。
だから、(仮)をつけているワケですが。
まぁ、きっかけはくだらないケンカでございますよ。
どうして始まったのかも判らないような夫婦喧嘩でございますよ。
オレが2階の自室におりましたら、
なにやら下の階から喧嘩の声が聞こえてくるワケですよ。
なんか知んねぇけど親父、興奮して大声出している。
オレはソレを「うっせぇなぁ」なんて思っていたけれども、
特には心配はしてなかったワケです。
なんせ、今まで一緒にやってきた夫婦でございますから。
だからオレ、「うっせぇ」と思いつつもベツにね、
喧嘩の仲裁に入るとかそういうことはしなかったのですね。
そしたらしばらくしてですね、
親父の一際大きい声が聞こえてきたのですね。
「出てってやる!!」
そんで玄関がガラガラガラと開いて、
ガラガラガラ、ピシャ、と閉まった音がする。
(え?マジで?)
ワタクシ、焦りましたよ。
なんせ両親共60歳をゆうに超えておりますから。
その60を超えた親が今更出ていってしまったのですから。
で、オレ、さすがに焦りまして、母親に「おいおいおい」と。
「おいおいおい、何やってんだよ」と。
しかし母親は堂としたモノで、「たいしたことじゃぁない」と。
「ほっとけ」と。
(マジで?親父、出てっちゃってんのに?)
母親が言うには、
オレがまだ幼い昔、
35年ほど前にも一度、こんなことがあったのだそうです。
親父が「出てく!!」と、
家を飛び出したことがあったのだそうです。
なんでもその時は、親父がバイクで怪我をして、
ソレを母親が注意したところ、親父が家を飛び出した、と。
しかし親父、結局2時間ほどしたら家に戻ってきたらしく、
その間、どこに行ってたのかと問うてみたところ、
「物置に隠れてた」
家の横にね、物置があるワケですよ。
100人乗っても大丈夫ですよ。
親父、その物置に隠れていた、と。
そんな過去があるから母親、「ほっとけ」と。
「そのうち帰ってくるから」と。
で、1時間が過ぎ、2時間が過ぎ・・・
しかし、3時間も過ぎるとさすがに心配になってくる。
息子としては、さすがに心配になってくる。
なのでオレ、母親は「ほっとけ」と言うけれど、
探しに出ることにしたワケです。
で、手始めにまず、家の横の物置。
昔に一度、ここに隠れてということがあったのだから、
さすがにね、今回はこの物置に隠れてることはないだろうとね、
ウチの親父でもそんなまさか、
35年前をそのままそっくり再現はしないだろうとね、
オレ、そう思っていたワケでして、
「たぶん、いないだろうけど一応・・・」と思って
物置の扉をガラリと開けてみたワケですが。
そしたら。
親父:「よーぅ」
いた。
親父、いた。
(うわ〜、親父、進歩無ぇ〜・・・)
ゲル:「何?ずっとここにいたの?」
親父:「おお」
ゲル:「こんなとこにいてもしょーがないからウチに入ったら?」
っつたら親父、
親父:「ダメ。オレは家出中だから」
(えー、出てない出てない)
ゲル:「親父さ、なんか悪いんだけどさ、
この物置じゃぁ家出にならないでしょ」
親父:「なんで?家出だべ」
ゲル:「だってここ、ウチの敷地じゃん」
親父:「敷地内でもウチから出たら家出だろ」
ゲル:「いや、敷地の外に出ないと家出は成立しないと思う」
親父:「そうか?
じゃ、前のワタナベさんちの敷地に行ったら家出か?」
ゲル:「んー、そうかもしんないけど、不法侵入でしょ」
親父:「じゃ、ワタナベさんにちゃんとおことわりして」
ゲル:「家出中なので泊めてくださいって?」
親父:「そう」
ゲル:「んー、ソレはただのお泊りじゃないかな・・・」
と、オレと親父がそんなことをやってましたら、
そこに母親がやってきまして。
「家出中だから」と言って
オレに対してウチに入るのを散々拒んでる親父に対して、
「いいから、早く入りなっ!!」
そしたら親父、
「へへへ」と照れくさそうに笑いながら、
ウチん中に入っていきました。
んー、小規模。
結局、親父の家出(仮)の原因、
夫婦喧嘩の原因はなんであったのかは判らないという。
まぁ、知りたくもないですがね。
親父:「野茂だよ」
ゲル:「は?」
親父:「オレが野茂のことをハリケーンっつったら笑ったんだよ」
母親:「笑ってないでしょー。
トルネードだよ、って教えたんでしょー」
親父:「いや、笑った」
母親:「いや、笑ってない」
親父:「笑った」
母親:「笑ってない」
(・・・どーでもいいよ)
コメント
家出で物置に隠れるなんてゲルタさんのお父さんとても可愛いですね(笑)
リンクさせていただきました。よろしくお願いします。
ちなみにうちの夫婦が喧嘩したら1週間口きかないですよ。
絶対こっちから話かけないぞーってムキになってます。
けどよく考えたら喧嘩の原因はしょーもない事なんですよね。(笑)
復活してくれて嬉しいです。
なんてステキな夫婦
流石はゲル兄さんのお父さん!かわいいww
私もそんな夫婦になりたいなぁ
まだまだ先ですけどねw
夫婦喧嘩の原因ってほんと些細な事なんですよね^^;
でも敷地内の物置に隠れてるお父様、
これでほんとに出て行っちゃったら大事ですもの。
さすがです!そのへんをちゃーんと分かってらっしゃる!!
こういう事が夫婦円満の秘訣なんでしょうね^^
はじめまして!!
リンクしてくださってありがとうございます!!
ただいまリンクの制限がいっぱいなものですから
本当ならばこちらからもリンクさせていただきたいのですが、
申し訳ありません!!
くだらないことばかり書いてる日記ですが、
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします!!
●おまさ様。
夫婦喧嘩って、やっぱそうなんでしょうねー。
ほんの些細なことから起きてしまうのでしょうねー。
毎日顔をあわせるのだから、
そりゃぁ喧嘩もしますよねー。
でも、そういうのがあるのは仲の良い証拠なんでしょうねー。
●マルクル様。
ありがとうございますー。
ただいまですー。
オレもいつか、そんな夫婦になれたらと思いますわー。
や、なんの予定もないのですけどねー。
喧嘩する女子さえいないという。
ピンチです。
●みさと様。
ただいまですー。
夫婦喧嘩ってほんと、些細なことなんですねー。
どーでもいいことについアツクなって
お互いに引けなくなってしまって。
でも、どこかで引く部分も知っているから
おおごとにはならずに済むんですかねー。
しかし親父、物置でよかったですー。