オリンピック、雑感。
2008年8月24日 日常・オリンピックが終わってしまう。
・この2週間、ひたすら見まくった。
仕事などで見れない時間以外はひたすら見まくった。
日中の生中継で見れなかった競技は深夜の放送で見て、
もはや仕事に支障きたしまくりである。
もう、毎日がツラくてツラくて仕方なかったのだけれど、
オリンピックも後半に入ったころからかだんだん
オリンピックに対しての意識が麻痺してきて、ソレが、
深夜まで見ることがなんだか当然の義務にさえ思えてきて
ひたすら、テレビにかじりついていた。
オリンピックが残り半日くらいで終わろうとしている今、
なんだかホッとした気持ちになる。
・競技を観ていてふと思ったのだけれど、
女子ホッケーのユニフォームはああいうんじゃなくちゃ
ダメなのだろうか。
なんか、上半身にはやたら
身体に密着したユニフォームを着て、下はミニスカである。
ピッチピチのヒラッヒラである。
ああいうんじゃなくちゃダメなんだろうか。
そんな姿の各国の選手が走り回ってるもんだからもう、
お兄さんは試合を忘れてしまいました。
・女子の陸上競技を見ていてふと気になったのだが、
今の女子陸上はヘソを出すユニフォームが
主流になっているんだろうか。
昔、ジョイナーが活躍していた時は
確かオールインワンだったような気がするのだけれど、
気がついたら最近はみんな、上下に分かれててヘソ出しである。
お兄さんはソレだけで試合を忘れそうになるのだけれど、
中にはノーブラの選手もいたりするもんだから
お兄さんはまたしても試合を忘れてしまいました。
・水泳競技では、
プールがないような、
水泳競技が発達していないような国から1人、
選手が代表で特別に参加してる、とのこと。
見れば、予選の最初はみんな、アフリカ系の選手たちで
埋められていた。
そういう選手はみんな、レーザーレーサーとかいうんじゃなく、
フツーの水着を着ている場合が多い。
中には「海水浴に来たおとうさん」的な、
「水着」というよりは「海パン」と表現したほうが良い、
とも思える水着を着ていた選手もいて、
そういう選手を見るたびに、
「国の貧しさ」というモノを痛感させられる。
この選手たちに、もし、
ちゃんとした練習施設があったら結果はどうだっただろう。
アメリカやオーストラリア、それに日本のように、
最新科学の粋を結集した水着が、もし、提供されていたら
結果はどうだっただろう。
きっと、「泳ぐ」ということに対する意識レベルの問題も
あるのだろうけど、
身体能力に優れた人たちであることを考えれば、
そういう面が克服された時、
水泳における各国の勢力図は一変するのだろうなぁ、
そんなことを考える。
野球に関してもそう。
毎回、メダルを争うのは日本、韓国、アメリカ、キューバ、
そのへんで、これも、歴史的に見て、
ボール一個でできりサッカーと違って
施設や用具の問題があるはずで、
ソレらを克服した時、身体能力に優れるアフリカ勢はきっと、
世界を席巻するのではないのだろうかと思うし、
また、そうなってほしいと思う。
それからが、本当のオリンピックの気がするのだ。
・その野球日本代表だが、
散々テレビで煽ったワリには残念な結果になってしまった。
なんせ試合なんだから
どちらかが勝つしどちらかが負けるワケで、
それはソレで仕方ないと思うのだけれど、
やっぱり、野球好きとしては残念に思う。
で、この国では早速、監督の采配や選手に対して、
厳しい批判や意見がかなり出てきている。
もちろん、応援していた者としてはそうもなるだろうし、
その気持ちもわかる。
そして、その批判が今後、活かされることもあるのだろうから
ソレはソレで大事なのだろうと思うのだけれど、
「応援していた」と自ら言うモノであれば、
批判するよりもまず、することがあると思うのだ。
選手たちはきっと相当の覚悟で臨んでいたはずなのだから、
ソレを「応援していた」というモノであるならば、
まず、しなければならないことがあると思うのだ。
ソレは、「お疲れ様」という気持ちを持つこと。
相当の覚悟で試合に臨むのが
国を代表する選手の義務というならば、
ねぎらいの気持ちを表すのは
自ら「応援していた」と言うモノの義務であるはずだ、と思う。
意見や批判は、それからでも遅くはないだろう。
・今回のオリンピックでやたら目についたのは、
地元、中国の選手の大活躍と、
ソレらを応援する中国国民の「加油!!」という声援。
昔、なんかの試合ん時の韓国の
「テーハミング!!」にも相当辟易したもんだが、
今回のソレは、テーハミングの比ではなかったような気がする。
中国の選手が登場してはものすごい声援と「加油」の声。
まぁ、地元なんだからそうもなるだろうし、
日本だって、日本で行われるバレーボールの試合では
ソレに近いか、ソレ以上の声援をやっているワケだから
それはソレでいいんだと思うのだけれど、
ただ、ひとつ。
ただひとつ。
今回の北京オリンピックを見ていてつくづく思ったことがある。
もしかして、
自分は昔からそうなんじゃないかとは思っていたのだけれど、
今回のオリンピックで、はっきりとわかったことがある。
ソレは、
「オレは中国の歴史は好きだけれど、
中国という国家の体質が大嫌いだ」ということだ。
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