スーパースター。
 
 
 
 
 
 
清原選手が引退した。
 
 
 
 
 
思えば、王や長嶋が親父たちにとってのスーパースターだったように、
オレらにとっては野茂や与田や伊良部や佐々木主浩、
そして、桑田と清原のがスーパースターだった。
松坂が何勝あげようが、
イチローがどれだけの記録を打ち立てようが
ソレはただの野球選手でしかなく、
オレにとってのスーパースターは、野茂や与田や桑田や清原だった。

しかし今年になって、
最後までメジャー挑戦を追い続けた桑田が引退し、
最後までただの野球小僧だった野茂が引退し、
最後まで悪童だった伊良部が飲み屋で暴れて逮捕され、
そして昨日、清原が現役を去っていった。
 
 
 
 
  
清原の最後の打席は三振だった。

しかし、その三振はとても華々しい三振で、
ソレはきっと、スーパースターの意地と誇りがさせた三振なのだと思った。

そう。
アレは清原が「三振をした」のではなくて、清原が「三振をキメた」のだ。

そうでなければ、アレほど華々しい三振ができるワケがない。
清原の最後の三振は、スーパースターが自らの引退の花道としてキメた三振。

清原は最後にフルスイングで「三振をキメた」のだ。
 
 
  
 
 
清原が三振をキメた瞬間、
何か確実に、一つの時代が終わった気がした。

しかし同時に、最高のフルスイングで最高の三振をキメた清原に対して、
ナゼかこんな言葉を言いたくなった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「おめでとう」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

コメント

準カカオ純
2008年10月2日22:37

ゲルタ兄様

絵がカワイイです。めちゃくちゃカワイイです。
ものすごくイイです。大好きです。愛しはじめています。
好きです、好き。

だいぶ前に、ゲルタさんのHPか何かで絵を拝見したことがあり、思えばその時からこの愛は始まっておりました。

絵のTシャツなど、欲しいくらいです。

「ゲルT」。

redeye-yan
2008年10月3日10:37

わたしは松坂世代なんですけど清原好きです。
小学生の頃図書館で「清原物語」みたいな子供向けの
本を見つけて読んで以来ひそかに清原ファンです。
あの人の人生そのものがドラマやなーと思うし、
持ってる才能の割に報われなかった悲劇も含めて、
郷愁を背負ってる男の迫力みたいなもんを感じるし、
やっぱり今のニホンで「男の花道」って言う言葉が
いちばん似合う人やと思います。

ゲルタ
2008年10月4日23:28

●カカオ純様。

おおおお、ありがとうございます!!
そう仰っていただけると嬉しいです!!
そしてお恥ずかしい!!

そういや、HP作ったことありましたー。
ジツはアレ、当時の彼女に見つかって閉鎖してしまったんです(笑
今でもちょくちょく描いてて、ジツは地味~に活動したりしてます~。
 
 
 
●レッドアイ様。

おお、すでに「清原物語」が!!
やー、いつかは本とかドラマになるだろうなぁと思っていたのですが、
すでにあったのですねー、清原物語!!
あの人の人生はドラマですよねー。
無冠に終わったり、
桑田と清原の関係だったり、ホントにドラマだと思います。
そして、レッドアイ様のおっしゃる通り、
彼は郷愁を背負ってる男ですよね。
口で語らずとも、あの人の背中は全てを語っている気がします。
「男」だと思います。

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