美容師サン。

2008年10月6日 日常
美容師サン。
 
 
 
 
 
 
 
 
そういえば、髪を切りました。
 
 
 
ちょっと前までは「昔の江口みたいにする」とか言って息巻いてたのだけれど、
ある日、鏡の前に立って髪を伸ばした己の姿を想像したら、怖くなったのです。
髪を伸ばし続けてたからだいぶ伸びてたのだけれど、
鏡に映る自分に、昔の江口洋介さんの髪型を乗っけて想像してみたら、
恐ろしくなったのです。
 
 
 
「ワカメがのってる・・・」
 
 
 
伸ばし始めた頃に想像した時は、それなりに似合うはずだったんだけどなぁ。
ある程度伸ばしてから想像してみたらなんか、ワカメなんだもんなぁ。
 
なもんで、美容師である友人、
サトウ・ザ・シザーハンズに髪を切ってもらいました。タダで。
 
 
 
 
 
 
 
 
しかし、アレですね。
美容師に、自分の理想の髪型、
どういう髪型にしたいかを伝えるのって、難しい。
写真とかあればベツだけど、口頭で伝えるのって、難しい。
 
 
 

昔、男子の中でキムタクさんの髪型が大流行したことがありました。
なんか、パーマネンツヘア。
キムタクさんがパーマネンツヘアでドラマに出たら、
男子がこぞってマネをしたという。
確か、キムタクさんはドラマの中でピアノ弾いてたから、なんだろう。
ロンバケ?
あの当時、街にはキムタクさんをマネした髪型の男がたくさんいて、
そして、オレもその髪型の1人でした。
 
 
 
で、その髪型にする時。
 
 
 
キムタクさんみたいな髪型にしたいと思って美容室に行ったワケですが、
自分の中にヘンなプライドみたいのがあって、
決して「キムタクみたいに」とは言いたくない。
「キムタクみたいに」と言ってしまえば自分も楽だし、
美容師さんにとっても解りやすいと思うのだけど、
でも、なんちうか、あくまでも自分はキムタクさんのマネをしてるのではなく、
「自分のお気に入りの髪型にしたら、たまたまキムタクさんもその髪型だった」
という感じを醸し出したい。
早い話が、
「キムタクさんみたいに」と美容師さんに伝えるのが恥ずかしいワケですね。
なんか、鼻で笑われそうで。

だから、「毛先は外側に跳ねさせて~」とか、
「でも、ここらへんは内側に巻いて~」とか、
「長さは耳のここらへんまで隠すくらいにして~」とか、
そう、細かく伝えたワケだけど、
美容師さんにはあんまり具体的にイメージできないっぽい。
だからオレはさらに細かく伝えて、ある程度伝え終わっていざ、
切ってもらおうとしたら、美容師さんは思いっきり
後ろ髪をザクッと切ったもんだから、オレは慌てて叫んだことがあります。
 
 
 
「キムタクみたいにしてくださいっ!!」
 
 
 
つい、大きな声で言ってしまったから、他の客にもおそらく聞こえたはずで、
みんな、心の中で笑ってんだろうなーとか思って、
早く帰りたくて帰りたくて仕方がなかった覚えがあります。
 
 
  
「まぁ、あの人キムタクですって」

「身の程知らずもいいところですわねぇ」
 
 
 
声が聞こえるっ!!
みんなの心の声が聞こえるっ!!
 
 
 
そんなん思って。
 
 
 
 
 
 
 
 
その点、今、オレの髪型を任せている友人美容師シザーは、イイです。

オレがだいたい「こんな感じにして」と伝えると、
「お、じゃぁここはスパイキーにいっちゃおうか!!」とか
「アグレッシヴな感じで!!」とか
「ソリッド感を出してこうか!!」とか言いながら、
オレの思ったとおりの髪型に、
ちうか、時にはソレ以上にしてくれます。
  
やっぱり、全ておまかせできる美容師がいるっては幸せなことですね。
そして、ソレを見つけられたオレはとっても幸運なのだと思います。
 
まぁ、彼の場合、スパイキーだとかソリッドだとか、
言ってることはさっぱりワケわかんないのですけど。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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