木曜日の夜、友人女子に電話したら、
その女子がなんだか桃色吐息的にハァハァと
息を切らしながら電話口に出たもんだから、オレ、
「え?もしかして今、ヤバかった?
もしかして真っ最中だった?
だったらオレの電話なんか出っことねぇから!!
どうぞどうぞどうぞどうぞ、続けてください!!
プレイ続行!!ファイッ!!」
そんなん、すっかりドギマギしてしまったのだけれど、
よく話を聞いてみたら翌日の金曜日、
その女子の会社で季節外れの身体測定があって、
その身体測定の為に少しでも、
少しでも、体重を落とそうとして頑張って運動をしていたらしく、
それで、息が桃色吐息的にハァハァなっていたとのこと。
なんでも女子は、その日はたいしてご飯も食べていないらしく、
オレが「大丈夫か?」と問うと、
「ダイジョブダイジョブ!!
身体測定が終わったらバクバク食べるから!!」
そんなん言っていたので、
「オマエは検量前のボクサーか」
オレはそんなん思っていたのだけれど、
女子の言い分としてはこうだった。
「だって、少しでも体重減らしたいじゃない。
身体測定って一年に一回しか無いんだから、
明日(金曜日)の結果が一年間記録として残るんでしょ?
だったら、少しでも減らしたいじゃない!!」
まぁ、確かに、記録としてはそうなのかもしれないけれど、
一年という長い間で考えれば、その間に体重の増減などもあって当然なワケで、
ソレを考えれば、明日一日の結果なんてたいして気にすることないんじゃないの?
オレはそんなこと思ったのだけれど、
女子は、そんなオレに対して熱弁をふるう。
「違うの!!
一年の間にあった体重の増減ってのは、非公式な記録なの!!
なんていうの?
陸上の“追い風参考記録”みたいな感じ?
でも、会社の身体測定の記録ってのは
自分でつけてるノートに残るんじゃなくて、
会社の記録に残るんだよ!!公式記録なんだよ!!」
公式記録・・・
なるほど、そういう考えもあるのか、
女の子っていろいろ大変だな、なんてオレが妙に納得していると、
熱くなった女子はさらに熱く、こんなことを言った。
「そう、公式記録!!
だから、明日の身体測定で61キロとか出ちゃうと大変なんだよ!!」
うっかり。
女子、熱弁のあまりにうっかり。
・・・・・・
そうか・・・
彼女は61キロだったんだ・・・(←デリケートな問題なので口に出さない)
・・・・・・
「今日はもう少し運動をしてからお風呂に入って寝る」
そう言う女子に対してオレは、「まぁ、ほどほどに頑張りな」と言う。
そして、
「キミは納得しないかもしれんが、
男は、ぷくぷくしてる女の子って案外好きだぞ?」
そう言って、電話を切った。
コメント
って、それ桃色じゃ無くて青息だからっっ