レックリ。
 
 
 
 
 
 
 
 
レックリ、観てきました。
 
 
 
 
 
あ、レックリって、映画『レッドクリフ』ね。
レッドクリフ、略して「レックリ」。

や、「レッドクリフ」自体、略すほど長い言葉でもないんですけど。
 
 
 
 
 
で、昨日オレ、そのレックリを初日の初回に観てきたワケですが。
 
 
 
 
 
もう、この日が来るのをどれだけ待ち望んでいたことか。
この映画が公開されるのをどれだけ待ち望んでいたことか。
 
なんせワタクシ、昔から三国志の大ファンでございましたから。

きっかけはアレね。
光栄のゲームね。
シブサワコウの世界ですわ。
「ぎゃー、呂布がすぐ裏切るんですけど!!」みてぇな。
「ぎゃー、典偉がすぐに火計で燃えるんですけど!!」みてぇな。

そこから始まって、それからというものワタクシ、もう、
三国志の世界にどっぷりハマッてしまい、
星の数程の英雄たちの活躍に胸を躍らせ続けておったワケですが。
 
 
 
 
 
三国志といえば、思いだすのは横山光輝の漫画、三国志(全60巻)。

この漫画をワタクシ、就職して初めてのお給料で全巻揃えようと思って、
毎日、会社帰りに本屋に寄って、
何冊か買ってから家に帰って読んでいたワケですよ。

ソレがもう、すごく楽しくて。
それだけが毎日の楽しみで。

で、ある日、いつものように会社帰りに本屋に寄って、
その日もまた、続きの何冊かを買って帰ろうとしたら、
 
 
 
 
 
「無い」
 
 
 
 
 
オレが前日までに買った25巻の続きの巻が無いんですわ。

26巻だけが無くなってるのですわ。

27巻から60巻までは本屋の棚に並んでいるるのに、26巻だけが、無い。
 
 
 
 
 
「26巻だけ買って帰ったヤツぁ誰だコラァ!!」
 
 
 
 
 
だって、26巻が無いとオレ、先に進めないじゃん!!
26巻が無いと、話が続かないじゃん!!
 
 
 
 
 
なもんでワタクシ、当時は数少なかった我が町の本屋を転々としまして。
失われた26巻を探しまわりまして。

で、結局、隣町の本屋で、その26巻をやっとこ購入したワケですが。
 
その26巻。
 
横山光輝の三国志において、その第26巻が、『赤壁の戦い』だったワケです。
 
 
 
 
 
『赤壁の戦い』。
 
 
 
 
 
すなわち、『レッドクリフ』。(←レックリ)
 
 
 
 
 
で、レックリ、観てきたワケなんですが。

もう、すごかったワケですよ。
何がスゲェって、人がスゲェ。

オレ、上映の2時間前に映画館に行って整理券を貰ったワケですが、
その時点でオレの番号は3番だったワケですよ。

じゃ、何?
オレの前の1番2番は何時に映画館に来てんの?って話。

オレがいつも通う映画館は、いつもはワリと閑散としてるのですが、
その映画館でも、オレが整理券貰った後にご飯食べに行って、
そんで、上映時間に戻ってみるとすごい行列が出来てました。

中には、コスプレしてる人もいましたからね。

諸葛孔明のコスプレ。

「え?家からそのカッコで来たの?」みてぇな。

「お母さんに何も言われなかった?」みてぇな。

や、なんせここは田舎町ですから。
コスプレとかだと、夜のお店に行かないと見る機会ありませんから。

しかもまさか、レックリでね。
スターウォーズの公開初日とかだと、
よく、スターウォーズのキャラクターのコスプレしてる人がいるもんですが、
まさか、レックリでね。
レックリでコスプレしてる人がいようとは。
ソレはさすがにウカレすぎじゃね?という。
 
 
 
 
 
で、まぁ、そんなコスプレ孔明も含めて、
レックリ、観たワケですが。
 
 
 
 
 
感想。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ジョン・ウー監督をブッ飛ばしたくなった」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いや、面白いんです。
レックリ、そこそこ面白いんですよ。
もう、戦闘シーンも迫力があるし、三国志の有名武将もちゃんと活躍してるし。
三国志ファンなら「おお!!」と思えるところがたくさんあるワケです。

でもほら、レックリって一部と二部にわかれてるワケですよ。
今回は一部なワケですが、その二部への続き方?

ソレがどーもスッキリしない。

なんか、モヤモヤモヤモヤして、
「あー、ジョン・ウーんとこブッ飛ばしてぇ!!」みたいな。

映画が終わって帰る時、
みんな、どよ~んとした顔して帰ってたもん。
あの、ウカレすぎのコスプレ孔明さんもなんか、どよ~んとしてたもん。
「え?五丈原に巨星墜つ!?」って心配になっちゃう顔してたもん。

なんちうか、中途半端でおあずけ食らった感じなのですわ。

この感じはまるで、
「横山光輝の三国志の26巻が見つからなくて先に進めない」、
その感じとよく似てるワケですわ。
 
 
 
 
 
しかしまぁ、今回のを観とかないと二部だけを観ても意味がわかんないだろうし、
三国志にある「赤壁の戦い」自体、面白いことは間違いないのだから、
興味がある方は観ておくべきだと思いますけどね。
 
 
 
 
 
や、しかしアレだなぁ。
コスプレ孔明さん、ウカレすぎていただけに、
上映後のどよ~んとした空気の中ではなんか、
そのウカレた感じが悲しく見えたなぁ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

コメント

境内石
2008年11月2日18:12

・・・これぞまさしく孔明の罠(誰が上手いこと

それとカボスですが、ウイルスもそこそこ多いので対策は万全にしておいて損はないですよ。P2Pソフトっていうのはどこもかしこもウイルスだらけですからねぇ。

スカル1−1
2008年11月3日2:26


 おお、ゲルタさん観てきましたか「レッドクリフ」。

 自分は最初、このタイトルを見たときになんの映画か分かりませんでした。

 でも雑誌の広告なんかを見ていると「三国志の映画」らしいと推測できましたがタイトルの「レッドクリフ」がなんの事か分からない・・・

 えーと。三国志で「赤」と名のつく有名なキーワードは・・・「赤兎馬?」いやいや、どーみても馬の映画じゃねーしな。

 あとは・・・あ、そうか「赤壁の戦い」か・・・。
 「赤壁」で「レッドクリフ」かぁ・・・。

 でも、あの戦いを映像化するのは、相当難しいんじゃね?

 と、余計な心配をしていた訳ですが・・・

 三国志は横山光輝の60巻と、分厚い字ばっかの上・中・下(原作ではないと思う)巻に分かれている白い表紙のヤツを読んでました。
 そういえば、ゲームはやったことないな。

 劇場では見れそうもないので、DVDで観させて貰います。

 しかし、2部構成とは知りませんでした。

ゲルタ
2008年11月4日21:37

●境内石様。

罠でした!!
まさしく罠でした!!

おお、お教えくださってありがとうございます!!
早速、セキュリティソフト入れました!!
しかし、コワイですねー、ああいうウィルスとか。
早くもセキュリティソフトに反応しましたよ!!
エロいの落としてたら!!
 
 
 
●スカル1-1様。

観てきましたよ、レックリ!!
うははははは、赤兎馬!!
そういや、赤壁の戦いだから関羽は赤兎馬に乗っててもいいような気がしますが、
関羽は違う馬に乗ってたような・・・

しかし、スカル1-1様のおっしゃるとおり、
赤壁を映像化するのは難しいですよねー。
前後の関係もありますし、ひとつの戦いがスケール大きいですし。
やっぱ、横山光輝の漫画が一番ですわー。
赤壁、一冊で終わりますから(笑

光栄の三国志のゲーム、なかなか面白いですよ。
シリーズいっぱい出てますが、オレは昔のが好きです。

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