疾きこと風の如く、
 
 
 
静かなること林如く、
 
 
 
侵略すること火の如く、
 
 
 
動かざること、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
マグロの如し。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
はい、こんばんは。
間違った歴史認識を持っているゲルタです。

好きな武将は、初代『信長の野望』で、
たいてい1ターン目か2ターン目に死んでしまう六角です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、それはソレとして。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
以前にも、この日記で書いていたとおり、ワタクシの愛車はミニでございます。
ミニ・クーパー。

ワタクシ、この車が好きで好きで大好きで、
壊れては直し、壊れては直しを繰り返して、
もう、15年も乗り続けていたワケですが。

さすがにね、15年も乗っていると、マワリの人なんかから
「新しい車買わないの?」とか
「そろそろ買い替えた方がいいんじゃない?」とか言われまして、
その度にオレは、

「オレはこの車を乗り潰す!!」

「潰れるまで乗る!!」

そう言っておったワケなのですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
はい、潰れました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかも、事故で。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
事故ったのですわ!!

や、1年くらい前にも事故ったワケですが、
先日オレ、また事故ったのですわ!!

しかも今度の相手はね、車。
前回の事故ん時は「VS 工事現場のマンホール」だったワケですが、
今回の相手はですね、車。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
車がですね、オレの車の助手席側の横っ腹にドーンッ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんかですね、夜中にコンビニに行ったのですね。

で、買い物して、その帰り道。

見通しの悪い十字路がありまして、
オレはその十字路の手前で一旦停止したのですね。
で、そこからまたゆっくり走り始めたら、停止しないでやってきた車がドーン!!
助手席側の横っ腹に。

もう、気づいた時には相手の車のヘッドライトが目の前にあって、
次の瞬間、その車のライトがオレの車の中に入ってきたのですよ。
助手席のドアをブチ抜けた車のライトが、オレの車の中に入ってきたのですよ。
ドーン、と。
その瞬間、ハッキリ見えました。
そんで、オレの車は斜めに吹っ飛ばされて、
反対車線のガードレールにブツかって停まったわけなのですが。

もう、グッチャグチャですわ。
オレの車、グッチャグチャですわ。

助手席側のドアはもう、グチャッて折れ曲がって中に入ってるし、
助手席のシートは底からめくれ上がって天井にぶつかってんの。
なんちうの?
オレの車、助手席が無くなってしまった状態。
さらに言えばガードレールに突っ込んでるから
運転席側も潰れてしまったし。

しかもオレ、そのめくれ上がったシートと運転席側のドアに挟まれて、
動けなくなったのですよ。
車体が歪んで運転席のドアも開かなくなったから、外に出られないの。
 
 
 
やべぇ、出られん!!
車の中に閉じ込められた!!
 
 
 
どうすればいいんだ、
どうすればいいんだ、
どうすればいいんだ、
どうすればいいんだ、
 
 
 
あ、窓を開ければいいのか。
 
 
 
まぁ、窓からスルリと脱出することが出来たのですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかしまぁ、ホントに、
ホントーにグッチャグチャだったワケですよ。
オレの車、グッチャグチャ。
グッチャグチャに潰れてしまったのです。

や、オレはずっと、
「乗り潰す」だとか「潰れるまで乗る」とか言ってたワケですが、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こういう意味じゃないからねっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレが言ってた「潰す」はこういう意味じゃないから!!
オレが言ってた「潰れる」はどっちかって言うと、ニュアンス的には
 
 
 
「どうしたんだ、ヘイヘイベイベー!!
 バッテリーはビンビンだぜ!!」
 
 
 
そんな感じの「潰れる」だから!!
「動きそうだけど動かない」、
「走りそうなのに走らない」、
そんな、「雨上がりの夜空に」的な潰れるだから!!
 
 
 
こんな物理的な「潰れる」じゃないですから!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、そんな感じでオレ、長年乗ってきた愛車を、
いや、長年連れ添ってきた相棒を、
一瞬にして失ってしまったワケなのです。

もう、悲しくてね。

ちうか、相棒に申し訳なくてね。

こんな風に最後を迎えさせてしまったことが
本当に申し訳なくて仕方なかったワケなのですが。
 
しかし、友人(バカ)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ソレは、最後に車がオマエを守ってくれたんじゃないの?
 そんな事故、フツー、怪我だけじゃ済まないって話だろ。
 ずーっと大事に乗ってたから、最後は守ってくれたんだよ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
うおおおお、
オマエ、イイこと言うな、バカだけど!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もちろん、15年も一緒に過ごしてきたミニ・クーパーを
あんなカタチで亡くしてしまった事にものすごい罪の意識を感じますし、
これは人間の都合のイイ考えなのでしょうが、
しかし、その友人(バカ)の言葉で、
少しは救われた気持になったのも、事実なのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

コメント

さかち
2009年6月11日22:04

つか、ゲル兄
そんな事故でよく生きてたね・・・
一歩違えば、それこそ腹を押さえた手を見て『なんじゃこりゃーーっっ!!』ってレベルでしょ・・
 
やっぱ相棒が守ってくれたのかも・・・

限界まで走るのも車の生き様の一つかも知れませんが
「主を守って大往生」ってのも粋な様じゃないですかね?

べー
2009年6月11日22:16

おおおおお!
そりゃもう守ってくれたに決まってます!
さながら、ワンピースのメリー号のように!
よくやった…!敬礼!<(T_T)

ゲル兄が無事でよかったです…相棒が守ってくれたバディ、大事にしてくださいましね☆

べるの
2009年6月12日1:51

ミニさん素敵な最期を…(ρ_;)

護られた命、大事になさいませね(´▽`)

ベビーオイル
2009年6月12日7:17

愛車の事、凄く寂しくなってしまいましたね。
でもゲルタさんがご無事で本当に良かったです。
痛む所とかありませんか?お大事にして下さい。。。

朋尉 あたか
2009年6月12日9:31

ゲルタサマ
ご無事でなによりです
救急車を呼ばずとも病院に大事な御身を運んでくれたクーパ君
ご友人がおっしゃる通り護ってくれたに違いありません
クーパ君は残念ですが、気落ちせずお大事になさってくださいね

魔美
2009年6月12日12:47

あのミニ・クーパーくんが事故に・・。
私も何度かお世話になっただけに、切ない気持ちになります。

でも、ゲルタさんが無事でほっとしましたー!
お体大事になさって下さい。

SENN
2009年6月12日13:49

ご無事でナニヨリ。

あ、ご無沙汰してマシタ。
お身体、また大変だったんですね。
でもまた帰って来てくれてこちらもナニヨリです。

車の件は残念ですけど
お友達のおっしゃった事は真理ですね。
また良い相棒を見付けられるといいんですけど…。

マルクル
2009年6月12日18:59

やっぱりゲル兄さんはいろいろスゴいなぁww
運と言うか悪運とかうかが強い!

せっかく直したドアもぐっちゃぐっちゃなんですね・・・
あんなに苦労したのに;w;

その悪運で
このまま100まで生きてください^-^

kaichu
2009年6月12日22:52

横っ飛び入りですが、本当に!ご無事で何より!
日記読んでて、最後は「下半身不随でーす」みたいな落ちかと思ってあせりましたよ!
相変わらず改行使いがうまくて。

本当に、運転席側に突っ込まれてなくてよかったですね!下手して左ハンドルとかに乗ってたら今頃この日記はかけなかったはず・・・。

ミニも最後までがんばってくれたんですよね。

ベルッチ
2009年6月13日1:19

15年!
て聞いてビックリです〜
私も何度かお世話になったゲルフィッシュ号。
最期までゲルタさんを守ってくれたんですね!

リンドウ
2009年6月13日9:10

うわぁ、結構な事故じゃありませんか!
本当にそのクーパーがゲルタさんを守ってくれたんですよー!
でも、15年連れ添ってきたクーパーとのお別れは辛いですね…

遅ればせながら、退院おめでとうございます。
どうぞご無理はなさいませんようご自愛くださいませね。

ゲルタ
2009年6月13日23:16

●さかち様。
 そそ、守ってくれたと思いたいのです。
 きっと守ってくれたのですわー。
 酷い主だったろうに、感謝です。
 
 
 
●べー様。
 ありがとうございます!!
 なんか、あんなカワイソウなことになってしまい
 本当に申し訳なく思いました、相棒に。
 事故後、事故んとき着てたパーカーのフードからミニのガラス片が出てきまして
 今、大事にとってあります。お守りってワケじゃないのですけど。
 形見?(笑
 
 
 
●べるの様。
 ありがとうございます。
 もう、ホント、華々しい最後でした。
 そして悲しい最後でした。
 きっと、いつまでも忘れられないです、あの車に乗った感触は。
 サイコーの1台でした。
 
 
 
●ベビーオイル様。
 ありがとうございます!!
 怪我はホントたいしたことなくて、これもあのミニのおかげと思ってます。
 寂しくなりましたが、今は新しい相棒に慣れようと
 頑張っておりますー。
 
 
 
●朋尉 あたか様。
 ありがとうございます!!
 ミニが守ってくれた身体、大事にします!!
 そして、交通事故に気をつけます!!
 しかし、血を吐きながら乗っても事故らないのに、
 なんでもない時に事故るのですから、コワイですね。
 
 
 
●魔美様。
 そそ、あのミニが亡くなってしまいました。
 あの乗り心地の悪さも今となっては懐かしいのです。
 今度こちらにいらした時は、新しい相棒に乗っていただきますよー!!
 
 
 
●SHURE様。
 おおおおお、SHURE様!!
 お久しぶりです!!お元気でしたか?
 オレはもう、元気じゃなくなったり死にかけたり
 むちゃくちゃでした!!

 新しい相棒、ジープになりました。
 まだ、ミニほど好きにはなれないですけど
 これから好きになっていきます!!
 
 
 
●マルクル様。
 ですねー、悪運が。ホントに(笑
 そういやドア、直しましたわー。
 しかしもう、直しようがなくなってしまって、
 新しい相棒、買いました。

 100までですか!!
 やー、なんか、イヤな爺さんとか近所で言われそうです!!
 「早く死ね」とか、家族に(笑
 
 
 
●kaichu様。
 ありがとうございます!!
 てか、ホント、左ハンドルじゃなくてよかったです!!
 ミニが没した後、フィアットを買おうかと思ったのですが、
 条件に合うフィアットの中古が左ハンドルしか出なくて
 「怖いなー」と思ってやめました。
 あんな目にあうと、やっぱコワくなりますね~。

 ミニ、最後まで頑張ってくれましたよー。
 なのでもう、ミニはアレ以外には乗らないと決めました。
 
 
 
●ベルッチ様。
 そそ、15年なんですよー。
 20歳んときに入院してたときに、外出して買ったんです、あのミニ。
 「どこに行ってきたの?」と看護婦さんに訊かれて、
 「車買ってきた」っつってびっくりされました(笑
 ソレ以来の仲でしたわー。
 
 
 
●リンドウ様。
 リンドウ様!!
 ありがとうございます!!
 身体にきをつけます~、そして事故にも!!
 15年の最後があんなんでしたから、
 やっぱり悲しかったです。
 なんてか、もっと静かに終わらせてあげたかったというか・・・
 これからは新しい相棒を大事にしていきますー。

JUN
2009年6月15日11:45

車が来たのが左からで本当に本当に良かったです。
乗り潰した(?)ミニの最後の写真は撮ったんですか?

ゲルタ
2009年6月17日20:26

●JUN様。
 そうなんですよ!!
 右から来られたらオレ、きっと千の風でした。
 ミニの最後の写真、撮りませんでした。
 なんかもう、憐れすぎて。

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