今日も今日とて映画鑑賞。
本日観たのは、『沈まぬ太陽』。
んで、感想はというと。
「飛行機に乗るのがますますイヤになった」
この映画は航空会社を舞台にした映画なんですけど、
この映画観たら、キライだった飛行機がますますキライになりましたね。
もう、絶対に乗りたくないという。
や、なんでそんなに飛行機がキライなのかって、
ま、簡単に言えばですね、コワイんですよ。
コワイコワイ。
飛行機チョーコワイ。
いや、そう言いつつオレも飛行機には何回か搭乗したことあるのですけど、
なんちうかですね、
あの、「身を委ねてる感」がイヤなんですよ。
乗ってしまったら最後、自分では何もできないという。
まぁ、電車もそうなんですけどね。
だからオレ、電車もあんまし好きじゃないですもん。
あと、アレね。
飛行機って、キュ~ってなるでしょ?
なんちうの?
離陸の時とか、着陸態勢に入った時とか、キュ~ってなんの。
解ります?
なんちうか、肛門あたりがゾワゾワして、
そこから何かを抜き取らてる感じ。
解ります?
あの感覚がイヤで、キライなんですよ。
「おおおお、なんか抜かれてる!!何コレ、尻子玉!?」みてぇな。
まぁ、飛行機に河童は乗ってませんけどね。
あと、アレね。
飛行機が着陸態勢に入った時の傾き加減ね。
ギュイーンって高度を下げながら、左右どっちかに機体が傾くでしょ。
あん時に、窓から陸地でも見えようもんならオレ、
「着陸とか言いながら、ジツはこれ、墜落してんじゃねぇの?」
とか、そんなん思っちゃう。
そしたらもう、内心パニック気味になっちゃって、
スチュワーデスさんに助けを求めたくなっちゃう。
「スチュワーデスさん、僕の隣に居てくれないか!!」
スタンド・バイ・ミーですわ。
スチュワーデスさんにスタンド・バイ・ミーですわ。
まぁ、要するにオレ、ケツの穴リトル野郎なワケなんですけどね。
や、なんか余計なことをたらたら書いてしまいましたが。
この映画、あくまでもオレの評価なんですがね。
この映画に対するオレの評価を一言で申しますと。
傑作。
たぶん、オレがこれまでの人生で観てきた映画の中で、
ベストテンに入るのでは、と思えるくらいでした。
や、この映画は特に、目に見える見せ場という見せ場は無いのですよ。
「飛行機が海に墜落してそこから脱出する」とか、
「飛行機がハイジャックされて大統領がひとりでテロリストと闘う」とか、
そういった見せ場というものは皆無なんですね。
ただ、映画の中では、
俳優さんたちの表情と台詞のやり取りが延々と続くのです。
時に穏やかに、時には緊迫した表情で、人間模様が繰り広げられるのです。
ソレが延々3時間40分(10分間の休憩あり)。
でも、その3時間40分は、全く長くは感じないのですよ。
「あれ?もう終わりなの?」って感じで。
もちろん、好き嫌いはあると思いますけど、
オレは、この映画は観てよかったと思いましたわ。
この映画の物語は、飛行機の墜落で始まるのですね。
モデルになったのは、1985年の日航機墜落事故。
当時オレは12歳で、この大惨事の模様をTVで観て、
なんとも言えない気持ちになったものです。
日々増えていく遺体の数になんとも言えない気持ちになったものです。
この映画では、墜落現場も御巣鷹山だし、
墜落直前の、機長の「パワー!!パワー!!」という言葉も、
墜落してる最中に乗客の方が、
ご家族に向けて手帳に最後の言葉を残したことも再現されています。
ソレは、当時の大惨事を知っている者にとっては、ものすごくツライ映像でした。
そして、TVや新聞の表面上の報道だけでは
当時12歳の子供には知りうることが出来ない話もあって、
なんか、涙が出るほどでした。
たぶん、オレと同じ世代で、
あの大惨事を知っている人ならば同じに気持ちになるんじゃないかな、
なんて思います。
や、この映画はもちろん、ソレだけの映画じゃないんですけどね。
コメント
実は今「沈まぬ太陽」を見て帰宅途中の電車の中なんですよ!
すごいよかったです!
お手洗い混みすぎてて後半の何分か見逃しましたが(涙
尻子玉のインパクトが強すぎて映画の感想がイマイチ入ってこない(笑
おおおおお、偶然ですね!!
深爪様も『沈まぬ太陽』をご覧に!!
そしてそのお帰りとは!!
良い映画でしたよねー!!
や、確かに、女子トイレはこっちも行列できてました。
あと、なんか、やたら御高齢の方が多かった気がしましたわー。
●ひろひろ様。
あはははは、ひろひろ様、そこに!!
いやぁ、尻子玉なんて書いても、知ってる方いるのかなー、なんて
思いながら書いてました。
そしたら、ひろひろ様が(笑
●くま♂様。
あああ、確かに!!
映画、いくら長くても、小説のように細部までは
表現できてなかった感じでしたわー。
何回かに分ければ、もっと細かい作りができたのかもですねー。
さすが教授っす!!