姉、体験談 ヲ 語ル。
2010年8月28日 日常ウチの家族はワリと、油断すると太りやすい家族だったりします。
ウチの両親は世間がいうところの“メタボ”ってヤツの基準を
ばっちしオーバーしておりますし、
オレも昔は小学3年生ながら60キロオーバーという巨漢でございました。
まぁ、その後病気してからは激ヤセしてしまったのですけれど。
で、ふたりいるオレの姉たちも昔は太っていてですね、
そのうちひとりはその後、
地域を代表するようなものすごいヤンキーになってしまい、
トルエンとか、そんな科学的なチカラのせいもあってか
なんだかゲッソリと健康的ではない痩せかたをしたのですけど、
もうひとりの姉。
この、もうひとりの姉はなかなか痩せなかったのです。
や、本人も痩せようと努力してたみたいなのですけどね。
でも、痩せたり太ったりを繰り返していて、
最後に会ったのは1年以上前のことだったのですけど、
その時は70キロをオーバーしておりました。
で、その姉。
昨日、久しぶりに会ってみたら、なんか、激ヤセ。
なんか、70キロ以上あった1年以上前とは
あきらかに激ヤセしておるのです。
オレはもう、「どうしたのだ?」と。
なんだかしばらく会わないうちにだいぶ変わっちゃったな、と。
そしたら姉は言うのです。
「16キロ痩せたからね」
姉が言うにはなんでも、1年以上前。
たまたま家に、ダイエット商品のチラシが入ったのだそうです。
で、そこに、使用者の声として、こんな文句が書いてあったのだそうです。
「履けなくなったスカートが履けた」
姉は、その言葉がどーにも気になった。
そういや、着れなくなった服とか履けなくなったズボン、いっぱいあるなー、
そんなん思ったのだそうです。
で、姉、やってみよう、と。
もう一度ダイエットしてみよう、と。
昔の服をもう一度着れるようになろう、と。
そんなん思ったのだそうです。
っつっても、特になんかのダイエット商品を買うとかいうワケではなく。
今までバス通勤だったのを自転車通勤に変えて、
あとは、自分の職場がある建物の9階まで、
エレベーターを使わずに毎日階段で往復したのだそうです。
あと、なんとなーく食事に気をつけてたのだそうです。
そしたら、急激にとはいきませんが、
ゆっくりとゆっくりと1年以上かけて16キロの、減。
まぁ、もともと減るぶんの要素が身体にまとわりついていて、
それが減ったというだけのことなのかもしれないのですが、
それでも、16キロ減は大きい。
もう、姿カタチとか明らかに変わっちゃいましたからね。
で、姉は言うのです。
16キロ減した姉は、オレに向かって言うのです。
「昔の服を着たいと思ってさー、がんばったんだけどさー、」
そして姉は、自分の腰のあたりを見て笑いながら、こう続けたのです。
「昔の服って、
痩せて着れるようになっても実際には着ないんだよ。
カタチがやっぱり古クサくて。」
なるほど。
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