ウチが高速道路のインターチェンジに近い場所にあるためか、
ウチの近くをほっつき歩くと、
県外から来てくださる災害救援部隊の車両をたくさん目にします。
今日見たのは、東京からの災害救援部隊と、神戸からの救援部隊と、
長崎県からの救援部隊。
その他にも今まで、
愛媛や広島、宮崎県から来てくださる部隊も目にしていて、
そのような、県外から応援に来てくださる部隊を目にするたび、
オレは、感謝の気持ちでいっぱいになります。
ありがとうございます。
日本中のみなさん、ホントにありがとうございます。
また、そのように救援に来てくださるのは日本各地からだけではなく、
外国人の方もたくさん救援に駆けつけてくださってます。
ありがとうございます。
世界のみなさんありがとうございます。
先日お見かけしたのは、インドの方。
その日、オレは会社の仲間たちと、
会社の中で集めた、避難してる方たちにとって役に立ちそうなモノを持って、
会社の近くにある避難所に行っていたワケですが、
そしたらそこに、そのインドの方がいらっしゃったのです。
なんでもその方は、県外でインド料理店を営む方なのだ、とのことでして。
家を失い避難された方々に少しでも喜んでほしいとのことで、
避難所で、お店自慢の本場のカレーを振舞ってらっしゃいました。
そんな心温まる話題はすぐにマスコミの知るところとなり、
その様子はテレビ局の取材の対象になっていました。
やがて、取材は
その自慢の本場のカレーを食べた人たちへのインタビューにうつり、
オレと仲間たちは、その様子をテレビカメラの裏側から眺めていたワケですが。
そしたら。
まず最初にインタビューを受けた男の子。
幼稚園、もしくは小学一年生くらいの男の子だったのですが。
きっと、「美味しかった」とか「嬉しかった」とか、
そんな答えを導き出したかったであろうインタビュアーの
「カレーを食べてどうでしたか?」との質問に対して。
デカイ声で。
「辛いっっっ!!」
ギャハハハハハハハハハハッ!!
コラッ!!
コラッ、子供っ!!
素直すぎるぞ、子供っ!!
ギャハハハハハハハハハハッ!!
・・・・・・
「辛いけど美味しかったね!?
ね、辛いけど美味しかったもんね!?」
必死にその場を取り繕おうとする子供のお母さん。
夕方に放送した地元のニュースで、
そのカレー屋さんの話題は取り上げてましたが、
その子供がテレビに映ることはありませんでした。
コメント
子どもはいつでも正直で、それに救われることがたくさんあると思います。
ゲルタさん、大変だと思うのですが、ときどき更新してくださいね。
待っています!
楽しく、あったかく読ませていただきました。
ありがとー。
福島は地震と原発の両方でさぞかし大変なことと思います.
でもゲルさんも無事で,そして日記を読む限りはお元気そうで安心しました.
私も,東北地方の親戚や友人にしばらく連絡が取れず,心配な日々を過ごしました.
ゲルさんみたいな人がいれば,福島はきっと大丈夫!と勝手に思っています.
義援金とか節電とか,わずかなことしかできませんが,復興を心より祈ってます.
無理のない範囲で,また更新してください.楽しみにしています.
ガソリンは落ち着きつつあるとのことですが、そちらは今、匂いがすごいと聞いています・・・
今までの故郷と違う状況を見て、父が精神的に参らないか不安ですが、少しでも親族のみんなに何かしてあげられたら・・・
地震速報の音(携帯バイブみたいなのではなく不協和音のほう)を聞くととても恐怖心があります。
そちらはずっと揺れが続いていますね・・・
本当に先が見えず苦しいと思いますが、どうかまた声を聴かせてください。
応援しています!!!!!!