職場の前の公園に出ると、突然、雪が降ってきました。
 
 
 
その公園には近くのウチの会社の人間やら近くの建物から避難した人で
ごった返していました。

まわりを見ると、すぐ近くに隣の医療施設から逃げ出してきたらしい
中学生の女の子があまりの恐怖に立ちあがることもできなくなり、
芝生の上にペタンと座り込み、ゲロを吐きながら泣いていました。
看護師さんに付き添われて、泣きながらゲロを吐いていました。
でも、ソレを見ても笑う人、イヤな顔をする人は誰もいませんでした。
 
 
 
公園に避難してからも、数分おきに大きな揺れがきているのがわかりました。

やがて雪は、吹雪に変わりました。
 
吹雪になってしまったのですが、
会社内は立ち入り禁止になってしまって、
オレらはただ、雪の公園にワイシャツ姿で立ってるしかありませんでした。
 
しばらくすると、
同僚の女子、サチが携帯を持ってオレのところに近づいてきました。
  
「ゲルさん、テレビ映ったよ」
 
オレらはみんな、その携帯に映し出された画面を覗き込みました。
画面には、ヘルメットを被った男女のアナウンサーが映っていて、
オレらはナゼか爆笑してしまいました。

画面では、アナウンサーが
「津波に注意してください」ということをさかんに言っていたように思います。

その時はまさか、それから後にどのような災害が起きるかなどは
まるで頭の中にはありませんでした。
ただただ、今起きた嘘のような地震を受け入れることで精いっぱいでした。
 
 
 
しばらくすると、吹雪はますますひどくなりました。
 
「帰っていいすか?」
 
建物にも入れず雪の中に突っ立ってるのも非常にツライ。
なのでオレは、「ここにいてもしかたない」と上司に言ってみたのですが、
上司は「いや、もうちょっと待ってて」というばかりでした。

ただ突っ立ってても仕方ないのでオレは、
東北のあちこちにいる友人や同期の社員たちに
「大丈夫?」とメールを送りましたが、返事はしばらく返ってきませんでした。

そのうちオレは、仲の良いサトとクロと一緒に、
「市内をパトロールしてきます!!」とか、そんなことを上司に言って、
勝手に避難場所から抜けだしました。

で、まず目にしたのが、
自分の会社の建物の横の地面にパックリと入った大きな亀裂でした。

「すげぇな!!写真撮っとけ!!」

そんなん言いながら次に進むと今度は、
会社の近くにある神社の鳥居が倒れて車を押し潰しているのを見ました。

「これはとんでもない事になっているのかもしれない」とその時初めて、
その地震の被害がとてつもないことに気づきました。
 
 
 
オレと仲間は、雪の中さらに進みました。

石塀やブロック塀が崩れ落ち、各建物のガラスが割れ、
傾いた電柱からは電線が垂れていました。

すると、近くのコンビニから、たくさんの水や食料の入った袋を
両手にぶらさげて走ってくる男性とすれ違いました。
オレはサトやクロに、「そんなんかね?」などと言っていましたが、
まさしくソレは、「そんなん」で、次の日には福島にある各店からは
食料という食料がほとんど消え去りました。

気がつくと、国道は大渋滞になっていました。
歩道から国道を覗くと、遠くまでずぅっと
信号が消えてしまっているのが見えました。
道路は麻痺状態になっているようで、
あちこちからパトカーや消防車、救急車のサイレンが聞こえてきましたが、
ソレは一向に進まず、同じ場所でサイレンを鳴らし続けているように
思えました。
 
 
 
パトロールから公園に戻ると、職場の女子がいなくなっていました。

「なんで?」と上司に問うと、上司は
「女の人は早く帰らせたんだ」と言いました。

フザケんなコノヤロ。
だったらオレも帰りてぇっちうの!!

しかし上司は、「男の人は後片付けとかあるから最後まで残って」と言いました。

しかし、残ってはいても会社内は立ち入り禁止。
雪の中突っ立ってるだけで、後片付けなどできぬままに就業時間は終わりました。
 
 
 
すると、オレの携帯に、先に帰ったはずのトッちゃんから電話がきました。

「やっと駅まで辿り着いたのだけれど、電車も動かないしバスも来ない」と、
トッちゃんは困った様子でした。

オレは、サトとクロと一緒に、今度は駅に向かって歩き始めました。
 
 
 
駅に着くと、そこには
いつ来るかわからないバスと、いつ乗れるかわからないタクシーを目当てに
行列を作ってる人がたくさんいました。
行列以外の所でも多くの人が立ちつくしたり座り込んだりしていました。
どういうワケか知らないけれど、駅の構内は水浸しになっていて、
立ち入ることができない状態になっていました。

オレら3人は人込みの中からトッちゃんを見つけ出すと、
オレの車が停めてある駐車場に向かって歩き始めました。
すでに日が暮れて、電気が通ってない辺りは真っ暗になっていました。

途中、通りかかった小学校は早くも避難所になっていて、
炊き出しが行われていました。
オレらは水をコップ一杯づつ貰って、また歩き出しました。
 
車に到着すると、オレらはそこで解散となり、
オレは、通勤に電車で30分ほどかかるトッちゃんを
家まで送っていくことになりましたが、
途中の国道は信号が消えていて渋滞になっていたり、
その渋滞を避けて違う道を進むとガケ崩れで通行禁止になっていたりで、
トッちゃんを家まで送り届けたのは車に乗ってから3時間が過ぎた後でした。
 
 
 
自分の家に向かう途中、何度も親の携帯や家の電話に連絡を試みましたが、
連絡は一向につきませんでした。
連絡がつかないと心配がどんどん大きくなるもので、
オレは、焦りながらもゆっくりと車を走らせました。

途中、何度も何度も車に乗っていてもわかるほどの
大きな揺れに恐怖を感じながらも、オレはゆっくりと車を走らせました。

家が近くなると、その辺りは急に明るく感じました。
信号もちゃんとついていて、といっても点滅していましたが、
電気はその辺りは生きているようでした。

オレの家にもちゃんと明りはついていて、
オレは、そこでなんかホッとした気持ちになりました。

ウチは、物置が潰れて家のあちこちにヒビが入ってカベが剥がれてはいましたが、
両親とも無事でいたことに、オレはホッとして、
なんだか急にドッと疲れたような気がしました。

ウチは電気はついてはいたけど水道は止まってしまったらしく、
遅めの夕食は、残っていたお米でつくったおにぎりが2つでした。
 
 
 
おにぎりを食べながらテレビを見ていると、だんだんと、
だんだんと、その日、何が起きていたのかがわかり始めました。

テレビでは気仙沼での大規模な火災を繰り返し放送していて、
その災害の規模がとてつもないことを思い知らされました。

自分の部屋はモノが散乱し、ガラスも割れてとても寝られる状態ではなかったので
オレは、居間で寝ることにしました。
っつっても、その時はまだ大きな余震が立て続けに来るものだから、
ただ横になっているだけで、とても「寝た」という状態ではありませんでした。

そして辺りが明るくなってくると同じくらいのスピードで、
テレビからは、各地で起こった災害の様子が見てとれるようになりました。
 
 
  
未だ燃え続ける火災。

家をまるごと押し倒す土砂災害。

町ひとつを飲み込んでしまった大津波。
 
 
 
ソレは、どれも信じられないほどで、
その時、オレが生きている時間と平行して起きていたこととは思えないほどで、
オレは、ただただテレビを眺めているしかできませんでした。
 
 
 
そしてその数日後、オレの住む町にも放射能が降りました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
ちょうど一年前のあの出来事が自分の中に影響してるのかどうかは
定かではないのだけれど、どうも、ほぼ全てにおいて楽しめない自分がいる。

PCに向かって何かを書きたいと思っても出てくる言葉は暗く、
怒りの言葉や悲しみの言葉ばかりであって、
でも、ソレらは自分が本当に望んでいるモノではないような気がして、
書いては消し、
書いては消し、
苦労して書いたモノは自分にとってなんら面白いモノではなく、
やがて、ネットに繋がること自体をヤメテしまった。
 
 
 
そして今日、3月11日。
ふと、正月以来部屋の端っこに追いやられて
すっかりオレの生活とは無縁となっていたPCに気づく。
 
 
 
久しぶりに日記でも書いてみようかな、という気持ちになりました。
 
 
 
っつってもまぁ、さっきからPCの画面に向かって書いたり消したりを
ただただ繰り返してるばかりで一向に何も進まず、
「こりゃぁ、リハビリが必要だな」なんて思っているワケですが、
まぁ、今日はあの日からちょうど一年ってことで、リハビリがてら、
一年前のあの時に、
ここ福島で、
オレが体験したことでも書いてみようと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
以下、リハビリ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あの日、3月11日。

アレから一年経つワケだが、
あの時、あの瞬間のことは未だはっきりと覚えている。

その日、その瞬間と、その後数日のことは未だはっきりと覚えているのである。
 
その日はアレだった。
ちょうどその時オレは会社にいて、アレだった。
 
 
 
えーと、確か・・・

会社で確か・・・

えーと・・・
   
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・(←忘れてんじゃねーか)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
嘘です。
ちゃんと覚えています。
ちうか、忘れようにも忘れられません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2011年3月11日、14時46分。

日本が大きく揺れました。
 
 
 
その時オレはちょうど会社の3階の事務室で電話の最中。
電話の相手はその後、津波で職場が流されてしまった局の人。

ドドドド、とか、ダンダンダンッとか、そんな音と共に突然激しく揺れ始めて、
そしてソレは電話の相手側も同じらしく。

「やべぇ!!
 電話切りますよ!!電話切りますね!!」

「おお!!」

電話を切るとオレは職場を見まわしたワケですが、
すると、同じ職場の多くの人が席から立ち上がって
なぜかみんな、天井を見上げていました。

オレもつい、みんなにつられて「え?何かあんの?」と
天井を見上げてしまったワケですが、すると、
さっきまでドドドドだかダンダンッとかいってた音が今度は
ドダダダダとかズババババとか、なんだかもうワケがわからない音になって、
ソレと共に、今度は立っているのが困難なほどの揺れに襲われました。

誰かが叫びました。
  
「机の下に隠れろっ!!早くっ!!」
 
しかしオレにはナゼかその時「食器棚を守る」という使命感が芽生えていて、
みんなが机の下に隠れる中、
オレは必死でオレの席の近くにある食器棚をひとり、
「ぬおー」と押さえていました。

と、また誰かが言いました。
  
「そんなのどうでもいいから!!ゲルさん!!」
 
た、確かに!!
  
オレは自分の席の、机の下に隠れました。

で、隠れたのはいいのですが、
あまりの揺れの大きさに、しゃがんでいるにも関わらず、
身体を支えることができません。

必死に自分の机の足の部分を掴むのですが、
あまりの揺れの大きさに机が前後左右、もう、オレの身体ごと
ワケわかんないくらいに床の上を滑りまくって、
とても身体の全体を隠すのは不可能な状態でした。
 
 
 
揺れとその音は、ますます大きくなりました。

 
 
ふと机の下から目をあげると、台の上に置かれたプリンターが
ポンと空中に浮き上がってる瞬間が見えました。
と、ほぼ同時に、天井の一部が崩れて落ちてくるのが見えました。
オレの目の前に、オレが会社で使用しているPCが落ちてきました。
どこからか、ガシャンとかバリンとか、そんな音が聞こえてきました。

でも不思議と、キャーとかワーとか、そんな悲鳴は聞こえてはきませんでした。
いや、実際にはキャーとかワーとかはあったのかもしれないけれど、
オレの耳には聞こえてきませんでした。 
 
 

と、しばらくすると、一旦揺れがおさまったように感じました。
 
 
 
「もう終わったかな?」

オレがそう思った瞬間、
またドーンという音と共にさっきよりも大きく揺れ始めました。
机のしたから横を見ると、隣の席の女子が、
「もう、いい加減にしなよ!!」とか、そんなんブチ切れていました。
地球に対してブチ切れていました。

オレは、そんな彼女に対して
「すぐ終わるから!!」とか、そんなことを言ってたように思います。

でもソレはすぐには終わらず、
具体的にどのくらい揺れていたのかは解りませんが、
かなり長い間、揺れていたように感じました。
その間オレは、机の下でまあるくなりながら、
机と共に床の上をあっちにこっちにと滑りまくっていました。

また、天井が落ちてきました。
ロッカーが倒れるのが見えました。
壁にかかっていた時計が落ちるのが見えました。
14型のブラウン管テレビが面白いように飛び跳ねているのが見えました。

本当に、死ぬかもしれないと感じました。
 
 
 
でも、しばらくすると、その揺れは小さくなっていきました。
 
 
 
やがて揺れがおさまると、
ひとり、続いてひとりと、机のしたから顔を出して立ちあがりました。

みんな、言葉が出ませんでした。
言葉もなくただ、突っ立っていました。

と、誰かが突然笑い始めました。

「わははは、おっかねー!!」 
 
一度死ぬことを意識した人間が、次に助かったことを意識した時、
とっさに出てくるのは「笑い」なのかもしれません。
 
「わはははは!!」

「すごかったよねー!!」
  
ナゼかみんな笑いました。

と、誰かが「これって避難した方がいいんじゃないですか?」と上司に対して
質問を投げかけました。

あたりを見回すと、なんちうか、
まるでゴミの集積場のような、いたるところにあらゆるモノが散乱していて、
もう、ぐっちゃぐちゃになっていました。

上司は、「いや、もう来ないでしょう」とか、そんなことを言いました。
 
 
 
と、また、揺れました。
 
 
 
笑いは一瞬にして消えました。

机の下に潜ろうとする人、身体が固まって動けないでいる人、
誰もがもう、笑ってはいませんでした。

揺れがおさまると、オレも、「いや、避難したほうがいいですって!!」と
上司に訴えました。
なんせ、天井が落ちてきているのですから、
建物が崩壊することだって考えられます。

と、しばらくすると、総務課の人間が、
「早く!!避難してください!!」と言いながら走り回り出しました。

その声を聞いた途端、みんな、避難にいち早く動き出しました。

すぐに部屋を飛び出して我先に逃げ出す人、
倒れたロッカーから上着を取り出して、着こんでから逃げ出す人。
避難訓練なんかは頭にはありません。

オレは、オレの職場内にいる足が不自由な男性2人を仲間と手分けして、
担いで事務室から出ました。

事務室を出ると、職場の廊下には無数の亀裂が入り、
壁や天井が剥がれているのが見えました。

オレは、足の不自由な男性をおんぶして階段を駆け降りると、
会社の前にある公園に逃げ出しました。

その公園には、会社の隣にある医療施設から逃げ出してきた人、
近くのマンションから逃げ出してきた人、
そして、ウチの会社の建物から逃げ出してきたひとでごった返していました。
 
 
 
しばらくすると、急に、雪が降り出しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
遅ればせながらあけましてオメデトゴザイマス。
今年で39歳になりますゲルタです。
 
 
 
やー、39歳ですってよ。
ちょっと奥さん、39歳ですってよ、このオレが。
まったく、イヤですわね~。
 
 
 
まぁ、そんなワケで今年で39歳になるオレ、
新年早々、今年の目標をたててみました。
「一年の計は元旦にあり」って言うしね。
元旦じゃねぇけど。
 
 
  
そんなワケで、オレの今年の目標。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「来年の年賀状を今年中に書く!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ふっ。
早くも年末を視野に入れてるとは、さすがオレだぜ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、そんなワケで、
これから地元の友人たち宛ての年賀状を書きます。
 
まったくもってメンドクセェですな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、相変わらずこんなテキトーな人間ですが、
今年もどうぞよろしくお願いいたします!!

みなさまにとって今年がスバラシイ一年になりますよう、
胸イッパイの愛と共に、心よりお祈り申し上げます!!

ラヴ。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
NHK紅白歌合戦を観ると、
さっきまであまり現実のように感じられなかった「大晦日」って感じが
いきなり「ああ、現実なんだな」と思えてきます。
 
 
 
アラタメマシテこんばんは。
ゲルタといふモノでございます。
 
 
 
さて、今日は大晦日なワケで、
数時間経てば新年!!ってな状態の現在なワケでございますが、
アラタメテ今年一年を振り返ってみますと、
まぁ、いろんなことがありました。

うれしかったこと。
おもしろかったこと。
いーつにーなーってもーわーすれーないー。

と、そんなん歌いつつも、
思い出すのは苦しく、悲しかったことが多かった気がします。
 
 
 
まぁ、今年はアレがありましたからね。例のアレが。

 

ソレはあまりにも大きな出来事すぎて、
未だに立ち直れていない自分がいたりするワケですが。
 
 
  
まぁ、そんなん思いつつも、
今年を振り返る意味をコメマシテ、
「今年の10大ニュース」を考えてみたりなんかしちゃったりしちゃいます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まず、10位!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
省略!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いや、「10大ニュース」なんつって始めてみましたけどね、
今年の想い出を10コ、なんて考えてみると、意外と出てこないもんですよ。

いろんなことがあったハズなんですけど、ソレがなかなか出てこない。
思い出すのはどーでもいいしょーもないことばっかりだったりね。

エロいこととか。

イヤラシイこととか。

そんなんばっかりだったりして。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、そういうワケで、
今年の10大ニュース、第9位から4位までも省略!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さぁ、今年のオレの10大ニュース、
残すはいよいよベスト3の発表となりました!!(←強引)
 
 
 
ちうことで、第3位!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『オレ、転勤』!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
やー、ワタクシ、ジツは今年の七月に人事異動で転勤になったのですよ。

今まではオレ、その、なんちうか、全国に広がる会社組織の中で、
福島県内にある局の窓口を管理、指導する部署にあって、
局長さんとか窓口の社員さんを指導する立場にあったワケですが、
7月からは指導される側、
すなわち局の窓口の社員さんになってしまったのです。

で、オレ、窓口の社員さんになってしまったワケですが。

今まで、エラそうに指導する立場だった人間が、
今まで指導される側にいた人たちの中に入ると、
そこには、どんなことが生まれると思います?
 
 
 
 
 
 
答えは簡単、イジメが生まれる。
 
 
 
 
 
 
もうね、ずーっとシカトですわ。
ずーっとシカトされまくりでしたわ。
「おはよう」も「お疲れ様」もなく、オレだけお茶も出てこない。

もう、辛かったですよ。
おかげで体調崩して入院もしましたしね。

でも、何より辛かったのはやっぱ、
新しい職場、新しい窓口の仕事なんか、なにひとつとて解らないのに、
シカトされてるから誰にも教えてもらえないってこと。

これがいちばん辛かった。

まぁ、頑張りましたけどね。
頑張って、独学で窓口の仕事勉強して、
とりあえず少しはできるようになりましたけどね。

まぁ、その甲斐あってか、
最近では同じ局の人たちもシカトをやめて、
すっかり仲良くお付き合いできるようになりましたけど。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
つってもまぁ、
オレは許しちゃぁいないんだけどね。ふっふっふ。(←根にもつタイプ)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
続いて第2位!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『東日本大震災』!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さっき、紅白に出場した猪苗代湖ズも言っていたけど、
まだ、なんにも終わっちゃいないのです。

青森県だって岩手県だって宮城県だって茨城県だって長野県だって千葉県だって、
まだなんにも終わっちゃいない。
ソレによって受けた傷は、なにひとつとて癒えちゃぁいない。

オレが住む福島県だって、
傷が癒えるどころか、状況はますますひどくなっています。

来年になればきっと報道される回数もどんどん減って、
来年の3月11日が来れば「アレから一年経ちました」なんて
そんなことばかりが言われるようになると思いますが、
どうか、その中にあってもどうか、忘れないでいてほしいのです。

なにひとつとて、終わってはいないということを。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、暗い話になってしまいましたが、
いよいよ今年の10大ニュース、残すは第1位の発表のみとなりました!!
10位から4位は省略しましたけど!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちうことで、今年の10大ニュース第1位は!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『大橋のぞみちゃん、芸能界引退』!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いや、本気で。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それではみなさま、ヨイお年をお迎えくださいませ~。

アデュゥ。
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「どこかそこらに昼飯食いに行こーぜ」
 
 
遊びに来ていた友人に言われてパッと頭に浮かんだのは、地元にあるレストラン。
 
幹線道路より少し奥まったところにあって、
最近のオレは見向きも訪れもしなかったし、
その存在すらすっかり忘れていた地元にあるレストラン。

確か、オレが小学校に入ったか入らないか頃に大々的にオープンしたのだが、
その後も営業は続いていたらしい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
小学校の頃は、そのレストランに入る時はいつも、家族がみんな一緒だった。
 
 
「なんでも好きなの頼みな」
 
 
父も母もそう言っていたが、そこでオレはオムライスしか食べたことがない。

どういうワケか知らないが、そこでオレはオムライスしか食べたことがない。

オムライスの皿の横には必ずオモチャが乗った皿がついていた。

今思えばちゃっちいオモチャばかりだけれど、
当時のオレはそのちゃっちいオモチャでもじゅうぶんに嬉しかった。

しかしやがて、姉が中学生になってグレ始めると、
家族みんなでそのレストランに行くことは無くなった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
次にオレがそのレストランを訪れたのは、中学3年生の時だ。

今度は家族みんなで、ではなくて、テーブルの反対側には好きなヒトがいた。

当時の彼女で、
っつってもベツに、おっぱいを直で触ったとか、
パンツの中に手を突っ込んだとかそういうのは無く。

ただ、毎日一緒に帰ったり、
毎日のように長電話したり、ソレだけだったのではあるけれど、
当時のとそのヒトは“付き合って”いた。

いや、そのつもりだけだったのかもしれない。

でも、好きだった。
 
 
 
その店でオレと彼女はオムライスを食べた。
 
「何が美味しいんだろう」と悩む彼女にオレは、
昔、両親がオレに言ったように「好きなの頼んでいいよ」と言う。
 
 
 
でも、彼女はオレと同じオムライスだった。
 
 
 
きっと、「お金はオレが出す」と言い張るオレに気をつかったのだと思う。

オレは明らかに背伸びをしていた。

好きなヒトに対して男らしさを見せようとしていた。

大人っぽさを見せようとしていた。

確か、800円くらいだったと思う。

オレと彼女のぶんで、1600円。

今思えば“1600円くらい”かもしれないけれど、坊主頭の中学生に1600円は痛い。

でも、目の前の好きなヒトが、
オレが美味しいと思うオムライスを「すごく美味しい」と言ってくれた時は
とても幸せだった。

1600円くらい、好きなヒトが喜んでくれるなら安いモノだと思えた。

そしてオレは、その1600円を出せばずっとそのままでいれると思った。

ずっと幸せが続くと思っていた。

でもその後、その店に2、3回来てオムライスを2人で食べたあとはもう、
オレがその店を訪れることはなかった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ソレ以来だった。

店内の構造は、昔と少し変わっていた気がする。

昔はもっと店内は暗かった気がしたが、
今の店内は明るくてライトがメニューにチラチラと反射して痛い。

でも、その店に間違い無かった。

雰囲気は変わっていても、オレの想い出のレストラン。

ただ、目の前にいるのは好きなヒトではなく38歳のオッサンだけれど、
久しぶりに訪れた懐かしい店で、
オレは懐かしいメニューを注文しようとしていた。
  
 
「この店は何が美味いの?」
 
 
目の前の38歳がライトが反射してチカチカするメニューに目を落としながら言う。

オレは迷いなく、値段が高くなっていたオムライスを挙げた。
 
そして少しばかり、オレの想い出を添えた。

目の前の38歳は「なるほど」と言い、
「想い出のメニューなワケだな」と言う。
 
 
「確かに写真、美味そうだもんな。オレもそうしよっかな」
 
 
オレも「そうしろ」と言う。

なんせ、アレからだいぶ時間が経っているから、昔に食べた味を
想い出と一緒に美化してしまってるかもしれないとも思ったけれど、
というか、すでに味自体の記憶は当然無く、
ただ、オレにあるのは「美味しかった」という記憶だけだから、
正直、友人に勧めるには根拠が弱いのだけれど、
オレは目の前の友人に、ソレを勧めた。

 
「さすがにもう、オモチャはついてこねぇと思うけど」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(昔はこんなボタンなんて無かった。すみませーんって店員さんを呼んでたよな)
 

そう思いながらボタンを押すと、
すぐにウェイトレスさんがテーブルの横に立った。
 
 
「ご注文はお決まりですか?」
 
 
ウェイトレスさんが言う。
 
 
 
オレはすぐに「オムライス」と言った。
 
 
 
あの懐かしい味がどんな味だったかは忘れたけれど、
また懐かしい味が食べれる気がしてすぐに答えた。
 
 
 
オレが注文をすると、
目の前の友人は光がチカチカ反射するメニューに目を落としたまま
「あー、オレは・・・あー」と唸り、そして、僅かに経ってから、こう言った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「角切りビーフステーキ&エビフライのセット。
 ライス大盛りで。あ、あとクリームソーダ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
人の想い出なんかまったくスルー。
 
しかもメニューがバカっぽい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、人の想い出なんかは他人にとってはどうでもいいモノかもしれないし、
想い出なんてのは自分の胸にしまっておけばいいだけのモノかもしれない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
やがて、オレの目の前にオムライス、
友人の前にはなんだかゴテゴテてんこ盛りな料理が運ばれてきた。
 
 
 
オレは、オムライスを食べる。
 
 
 
美味しかった。

 
 
なんとなく、
昔見ていたオムライスはもっととびきりの“ごちそう”といった気がしていて、
オッサンになった今もそのとびきりの“ごちそう”が来るのを期待していたけれど
目の前にあったのは、まぁ、普通にオムライスだった。
 
 
 
美味しかった。
 
 
 
美味しいオムライスだった。
 
 
 
でも正直、何かが変わってしまっている気がした。
 
 

昔に食べた味はもう記憶にないけれど、何かが変わってしまっている気がした。
 
 
 
オレは、オムライスを食べながら、少し動揺した。
 
 
 
何か、大事なモノを失った気がした。
 
 
 
そして、なんとなく漠然と、こんなことを考えた。
 
 
 
変わったのはオムライスではなくて、オレの方かもしれない。

オムライスは、昔からそのままかもしれない。

人は大人になるたびにいろんなモノを吸収して、
そして、ソレと引き換えに大事な何かをどんどんと忘れていく。

そんな中、オムライスとソレにまつわる些細な想い出などはもう、
オレにとって大事な何かですらなくなくなってしまうほどに、
オレは変わってしまったのかもしれない。
 
 
 
だとしたら、
オレにとってオムライスはいつからごちそうではなくなったのだろう。
 
 
 
はたしてそんな自分は、成長したといえるのか?
 
 
 
ソレを成長と言うならば、悲しむべき事なのではないのか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
目の前の友人は、
ステーキとエビフライを下品な顔をして食い散らかしている途中だった。

ライスをすくおうとするたびに
ナイフとフォークが皿にあたったチン、チンという音をたてて、
オレを少しイラつかせた。
 
クリームソーダを少しづつすするたびにチュゴ、チュゴゴゴと音をたてて、
ますますイラつかせた。
 
 
 
オレは友人に「どう?美味い?」と訊いた。
 
 
 
すると目の前の友人は、言った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「あっつぃ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(答えになってねぇんだよ。オレは味を訊いてんだよ!!)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレはまた少し、イラッとした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

変化。

2011年11月21日 日常 コメント (4)
 
 
 
 
 
 
変化、である。

ソレはもはや変化の“兆し”なんてもんではなく、明らかに“変化”である。

明らかにオレの身体は変化したのである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ブヨブヨと。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ショック!!
オレ、ショック!!

や、なんちうの?
体重はそんなに変化はないのさ!!
体重は少し増えたけど、すごく増えたワケではないのですわ!!

ただ、なんちうか、見た目?

見た目がさ!!
見た目が明らかに、ブヨッてしまったのですわ!!
たるんだ身体になってしまったのですわ!!

オレ、ショーック!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
以前のオレといったらもう、“シュッ”とした身体してたワケですわ。
体脂肪率も一ケタだったワケですわ。
ナイフみたいに尖ってたワケですわ!!
触るものみな傷つけてたワケですわ!!
盗んだバイクで走り出してたワケですわっ!!(←関係無いですね)
 
 
 
ソレが、今のオレといったらもう、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
          ブヨ
               ぶよ
     ぶよ
            ぶよ       ブヨ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もう、なんですか!!このボディ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もう、なんちうの?

例えばさ、
例えばですね、裸で階段を駆け上がるとするじゃないですか。

あ、裸っつっても上半身ね。
上半身だけ裸で。
出してませんよ?アイツは出してません。

で、その上半身裸のの状態で階段を駆け上がるとさ、
以前のオレ、
タイトなジーンズにねじ込むワタシという闘うボディの時のオレ(ややこしい)は
胸がそんなに揺れなかったワケですよ。
っちうか、ほぼ揺れなかった。

ソレが、今のオレときたらアナタ!!

揺れる揺れる!!

階段を駆け上がる衝撃で、胸が揺れる揺れる!!

もうなんだかブヨンブヨンなのですわ!!

ショック!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
っつってもですね、まぁ、原因はだいたいわかってるんですよ。
以前のシュッとしたオレが、
いかにしてブヨッてしまったかだいたい原因はわかってるんです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
たぶん、コーラ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
以前のオレは、炭酸飲料がまったく飲めなかったのですね。

つい最近なのですよ、炭酸飲料が飲めるようになったのは。
最近なのですよ、炭酸飲料の美味しさ、
そして、コカ・コーラの素晴らしさに気づいてしまったのは。
 
 
 
もう、ガブガブで。
 
 
 
毎日毎日コーラコーラで。
毎日毎日I Feel Cokeで。
 
 
 
休みの日には一日に3本飲んだりしますからね。
 
 
 
や、今は0カロリーとか糖分0とかあるワケですけどね。
試してみましたけど、やっぱ違うんですよね。
0カロリーとかああいうのは、なんかこう・・・サラッとした感じなの。
ガツンと来ないっちうか。
 
「ヘイヘイ、オマエはそんなもんじゃねぇだろ?
 オマエの能力はそんな生易しいもんじゃねぇだろ?」

そんな感じ。

なもんでオレ、やっぱ赤いラベルの。
赤いラベルのI Feel Cokeで。
 
 
 
なもんでオレ、毎日コーラ。
時々ファンタ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、そんな生活を続けていたから、
ふと気が付いたらブヨッてしまっていたのではないか、と。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
と、こんな話をですね、
ちょっと前に入院した際、友人である看護婦マサコにしたワケですわ。
 
そしたらマサコ、
 
「いや、一概にコーラだけのせいとも言えないんじゃない?」と。
 
 
 
なに?どういうこと?
 
 
 
「いや、確かにああいうのは糖分がすごい含まれてるけどさ、
 でも、コーラだけのせいじゃななくてね・・・」
 
 
 
うん。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「中年になったからってのもあるんじゃない?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ズーン(←効果音)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
バ、バカ言っちゃイカンよ!!
おいマサコ、キミ、バカ言っちゃイカンよ!!

オレが中年だと?

いやいやいやいや!!

オレのボディは青年期よ?

っちうか、少年よ?

や、少年ってのも大人すぎかもしんない。
もはや幼児レベルのボディですわよ?

ピチピチですわ!!
ピチピチでツヤツヤでスベスベですわ!!

未だに知らない大人に「ボク~」って呼ばれるからね?

こないだなんか、危うくさらわれそうになったからね?

危ねぇっちうの!!
危なくてひとりで出歩けないっちうの!!

そのくらいに、子供のような若々しいボディですからね?

そのくらいにチビッコですから!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
っつってもまぁ、大人な部分もあるにはあるけどね。へっへっへ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・あ、見る?
 
 
 
「見ねぇけどっ!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お・・・

おおお・・・
 
ウチの姉ちゃん、優勝しやがった・・・
 
 
 
 
 
アタック25で、ホントに優勝しやがった・・・
 
 
 
 
 
なんてこった・・・
 
 
 
 
 
や、オレはてっきり、ウソかと思ってたのさ!!

応援に行った親が帰ってきた際、
「どうだった?」なんつってオレがなんとなーく訊いたら、
親は「優勝した~」なんつったもんで、
オレ、「ウソツケ~」だなんて、
まるで、タランティーノのヒット作『キル・ビル』のクライマックス、
雪の積もった青葉屋の庭で「ブライド」ことユマ・サーマンと
「オーレン石井」ことルーシー・リューが対峙した際の

オーレン:「イイ刀ダネ、誰ガ作ッタンダイ?」

ブライド:「ハットリハンゾウ」

オーレン:「ウソツケ~」

そんくらいに「ウソツケ~」とか言っておったワケですわ。

たとえがだいぶ長くなりましたが。

ちうか、親がフザケてるのかと思って、
その話はそれっきりになっておったのですわ。
 
 
 
 
 
そしたらアナタ!!
 
 
 
 
 
姉ちゃん、ホントに優勝してやがった!!
 
 
 
 
 
もうオレ、テレビの前でド興奮ですわ。

 
 
 
 
 
しかも、同点決勝のサドンデスになったうえでの優勝なもんだから、
もうオレ、テレビの前でド興奮ですわ。
 
 
 
 
 
うおお、興奮サメやらねぇ・・・
 
 
 
 
 
ちうか、
やっぱクイズ番組ってぇのはこうじゃなくちゃ、って思いますわ。

どこの誰とも知らぬ素人が予選とかから勝ち上がってきて、
賞金と賞品を賭けて闘う。

やっぱ、クイズ番組ってのはこうじゃかうちゃ、って思いますわ。

高学歴のタレントとそうでないタレントがクイズで闘って、
最終的に高学歴のタレントが優勝しましたー、
賞金100まんえーん、なんつってもなんか、
 
 
 
「へぇ~」
 
 
 
そんくらいの感想しか出てこないもの。

まぁ、今やそういうクイズ番組は数少なくなっちゃったワケですが。
 
 
 
 
 
ちうか、オレも挑戦してみようかな。
アタック25チャレンジしてみようかな。

ウチの姉ちゃんが優勝できたんなら、
オレでもそこそこいけるんじゃないか、なんてちょっと思えてきたりして。

まぁ、なんの根拠もないんですが。
 
 
 
 
 
ソレにしても、アレだな。

応援に行ってたウチの両親、アレだな。

ウチの姉ちゃんが正解すると自分らがテレビに映ることを最初から意識して、
けっこうイイ服を着てたな。
 
なんか、イヤラシイな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・あ、ども。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・なんだかとってもオヒサシブリのゲルタでございます。。。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・あれ?
 
 
 
覚えていてくれました?
 
 
 
なんだかずーっと休んだままでしたけど覚えていてくれました?
 
 
 
ねぇ、覚えてる?
 
 
 
みんな、覚えてる!?
 
 
 
みなさん、オレを覚えてる!!??
 
 
 
カイにクイ、ワタシを覚えてるーっ!!!???ユパ様ーっ!!!!

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
  
・・・・・・はい。
  
まぁ、それはソレとして。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今日はちょっとだけ復活。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
や、ジツはですね。

『アタック25』って番組あるじゃないですか。

あの、日曜のお昼すぎくらいにやってるクイズ番組。
 
そそ、あの、
「♪パネルクイッズ~パネルクィッズ~パネルクイッズ~25~」って
軽快なオープニングでおなじみの。

児玉さんはお亡くなりになっちゃったけど、
それでもまだまだ続いてるあのクイズ番組。

その『アタック25』なんですけどね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今度の日曜の放送にですね、ウチの姉が出場します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
や、頭がイイ方ね。
頭がイイ方の姉で。

いや、オレには2人の姉がいるんですけど、
長女である、頭のイイ方の姉が出場するんです、ええ。

やー、次女の方はダメですわ。
なんせ、おつむてんてんですから。
ものすごいヤンキーでしたから。
弟であるオレの頭をフォークで刺したことありますから。

あんなんが全国放送に出ようモノなら、オレは身をていしてでも止めるね。

ストップ、次女!!
ダメ!!絶対!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、そんなワケでですね、
今度の日曜の『アタック25』に、ウチの姉が出るという。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
  
ちなみに、そんな姉の応援団なんですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
姉の旦那 → 仕事が忙しくて不参加。

次女の家族 → 収録場所である大阪までの交通費の捻出が難しいため不参加。

姉の職場の同僚 → 仕事だから不参加。

オレ → みうらじゅんさんのスライドショーを観に行っていたため不参加。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちうことで姉の応援団。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ウチの親父と母親の2人のみっ!!
 
 
 
すでに応援“団”とは呼べずっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アラタメマシテ、お久しぶりでございます。ゲルタです。

 
 
なんだかあの震災以降、身の周りが劇的に変化してしまって、
すっかりご無沙汰にしておりました。

たくさんの方にご心配をおかけしてしまってすみませんでした。
そして、たくさんの方に励ましのお言葉をいただき、ありがとうございました。
 
 
 
まぁ、そんなワケで、お知らせがてら
今日は久しぶりにちょっとだけ書いてみたのですが、
また近いうちに、っちうか、
明日になるか一週間先になるかわかりませんが、
またボチボチとくだらないことを書いていきたいと思いますので、
お時間がございましたら、どうぞまた、仲良くしてやってください。

どうぞよろしくお願いします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
と、いうワケで、最後に一言。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
みなさん、アリガトゴザイマス!!

たまに落ち込んだりもするけど、ワタシは元気です!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ラビュー。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アハン。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
AC(公共広告機構)のCMに対して
「同じのばっか流してんな」的な苦情が殺到していたそうではないですか。
 
  
 
オレはイイと思うけどなぁ、ACのCM。
オレは好きだけどなぁ、ACのCM。

あのポポポポ~ンとか大好きですけどね。
 
 
  
なんつったって、カワイイ。
 
 
 
んで、若干高いでしょ。
アイツらが左右にスキップ的な動きする時、
3ステップめが1、2ステップめより、気持ち高めに飛んでるでしょ。
 
 
 
カワイイ。
ジツにカワイイ。
 
 
 
んで、なんでしたっけ?

「こんにちは」が「こんにちワン」でしたっけ?

「ありがとう」が「ありがとウサギ」でしたっけ?

あと、「こんばんは」でしたっけ?
えーと、「こんばんは」は・・・・・・あ、ワニか!!「こんばんワニ!!」

あとは?なんだっけ?
「さようなら」でしたっけ?「さようなら」は・・・・・・
・・・・・・
あれ?「さようなら」はなんだっけ?
・・・・・・

さようなら・・・
さようなら・・・
さようなら・・・

なら・・・・・・
なら・・・・・・

名良橋?
サッカー元日本代表の名良橋?

違うか?

違うな。
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、ホントはどうでもいいんですけどね。
 
 
 
 
 
 
 
 
アラタメマシテこんばんワニ。
ゲルタです。

いやー、しかし名良橋さんって激ヤセしましたよねぇ~。

なんちうかもう、宮沢りえに匹敵するくらいの激ヤセっぷりでしょ。
りえか名良橋か、くらいの激ヤセっぷりでしょ。

なんちうかこう、昔はもっとガッチリした体格だったと思うんですけど、
なんかもう、今はヒョロ~っとしてるもんなぁ。

いや、名良橋さんはそんなに背が高い選手じゃなかったから、
どうしてもこう、ずんぐりとした体形に見えてたんですけど、
ソレにしたって今はなんだかヤセすぎだろ~って、、、、
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・


 
 
 
 
 
 
あれ?

みなさん、「名良橋、激ヤセ!!」の話題にはあまり興味ないですか?
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 

 
 
 
 
 
 
ソレにしても、緊急地震速報のあの音はどうにかできないものだろうか。
あ、唐突に話は変わりますけど。
 
 
 
あの音。

緊急地震速報のあの音。

「♪チェンロ~ン、チェンロ~ン」ってあの音。
 
 
 
や、あの音って恐くないですか?
あの音ってなんかものすごく恐くないですか?
 
 
 
オレ、恐い。
 
 
 
なんか、NHKとか見てたら急にテレビで
「♪チェンロ~ン、チェンロ~ン」鳴りだしてさ、
んで、アナウンサーが

「ただいま緊急地震速報が入りました。
 ただいま緊急地震速報が入りました。
 家具などのそばから離れてください。
 落ち着いて行動してください。
 津波の可能性も考えられます。
 海や川の様子を見にいかないでください」

そんなんをずーっと繰り返すの。
 
 
 
恐ぇ!!

アレ、恐ぇっ!!
 
 
 
もう、あのチェンロンからアナウンサーの台詞までの一連流れを聞いてると、
逆に落ち着けなくなってしまうという。

恐くてたまらなくなってしまうという。 
 
 
 
 
 
 
 
 
あ、ライオンだ。
思い出した、「さよなら」は「さよなライオン」だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
や、そんなことはどうでもいいとして、
さよなライオンはどうでもいいとして、
ホントに恐く思えるのはあのチェンロンじゃなくて、自分が、
「チェンロンが鳴った後は大きな揺れが来るかもしれない」
ってことを知ってるからであって、ソレに対して恐怖してるのかもなんですけど。

でもですね、
あの、テレビから流れるチェンロンの音自体が恐いのも事実だと思うんですよ。
 
 
 
や、アレはあくまでも警戒を促すモノだから、
恐い音を出してみんな注意を促す、といった目的であの音なんだろうけど、
なんちうか、もうちょっと違う音はないか、と。

いや、「♪チャンカチャンカチャンカチャンカ」とか、
そんなご陽気な音じゃ困っちゃうんだけどさ。
 
なんちうかこう、 
「♪チェンロ~ン、チェンロ~ン」じゃなくってさ、
もうちょっとこう、落ち着かせる音、
警戒を促しながら、冷静にさせるような音、
そんな音はどこかにないモノか、と。

そんなことを考えております。
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、そんなワケで。

あのチェンロンをとても恐いと感じてしまうオレ。

いつ鳴るかわからないチェンロンを聞きたくないがために
ほとんどテレビを見なくなりました。
 
 
 
で、携帯。
 
 
 
アイフォンに、緊急地震速報のアプリを入れてみたんですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
♪チェンロ~ン、チェンロ~ン
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アプリもチェンロンだったという。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、それはソレとして。

みんさま、お見舞いのお言葉を本当にありがとうございます。

たくさんの方にせっかくお言葉をいただいたのにそのままで、
お礼も申し上げずに本当に申し訳ありません!!

後日、あらためましてお礼を申し上げさせていただきます!!
本当に申し訳ございません!!

みなさま、ありがとうございました!!
 
 
 
 
 
 
それでは、本日は失礼させていただきます。

さよ名良橋!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
・こんばんは、ゲルタです。

 まずハジメに、お見舞いのお言葉や励ましのお言葉をくださったみなさま、
 本当にありがとうございます。
 
 幸いなことに、って言っていいのかわかりませんが、
 オレの住む所は内陸で、津波の被害がなかったおかげで、
 生活はだんだんと元通りに戻りつつあります。

 まぁ、相変わらず揺れまくりですけどね。

 揺れまくりで恐ろしいですけどね。

 けど、そんな中、ワタクシは元気にしております。

 ご心配くださったみなさま、ホントにありがとうございます!!
 
 
 
 
 
 
・先週の数日間、仕事で津波の被害にあった地域に行ってきました。

 津波の被害にあった地域のウチの会社の支店は、ほぼ壊滅しました。
 業務中に津波に遭ってお亡くなりになった社員も数名いらっしゃって、
 未だ行方不明の社員も数名いらっしゃいます。

 そんな中、その地域の支店の社員のみなさんは避難所で営業したりしてて、
 自分だって被災者なのに、家が無くなっちゃったのに仕事してたりしてて、
 よーし、だったらオレが手伝ってやるぜー、っつって
 被災した社員をバックアップするため、
 会社の震災対策室のメンバーとして被災地に行ってきました。

 で、行ってきたワケですが。

 行って、津波の被害にあった地域をこの目で見てきたのですが。

 「恐怖」、この言葉以外の何者でもありませんでした。

 その被害の状況は、テレビで見てある程度わかっていたつもりでしたけど、
 実際にこの目で見ると、テレビが映す映像なんてのはほんの一部分。
 しょせん、カメラの枠から抜け出せない狭い世界。

 まったく、瓦礫しかない。

 そして、風の音しかしない。

 そこに「生活が無い」ということがこれほど恐怖に感じるとは
 思いもしませんでした。
 
 
 
 
 
 
・みなさんもご存知のとおり、福島は今、非常に困難な状況に置かれています。

 日本中、そして世界からたくさんの支援をいただいておりますけど、
 それでも、苦しい状況におかれています。
 
 連日の報道からか、外で遊ぶ子供はいなくなりました。

 福島のたくさんの食品は、放射能のヤロウのせいで、
 汚染されてない食品まで値崩れしてしまいました。
 
 お米も作れなくなりました。

 魚もとれなくなりました。

 どこの市かは言いませんが、
 市が津波で生じた瓦礫を受け入れようとしたところ、
 市民から抗議が殺到した、なんて報道がありました。
 
 県外から来てた医者が逃げ帰ってしまったために、
 患者が治療を受けられなくなった、そんな地域があります。

 放射能で家に帰れなくなった人たちが県外の宿屋に宿をとろうとすると、
 あからさまに拒否された、なんて話はしょっちゅうあります。

 家を失った方が県外の美容院に行ったところ髪を洗うのさえ拒否された、
 そんな話もよく聞きます。


 まるで、福島そのものが汚染物質的な扱いです。


 まぁ、福島に対して人がどういう思いを持とうが
 それはそれでその人次第だとは思いますし、
 たくさんの方々が福島を応援してくださってるという事は
 身の震えるほどの事実なのですが、
 ただ、そんな話が往々にしてある以上、
 「頑張れ、日本」なんて言葉はウソ臭く思えてしまったりするのです。
 
 
 
 
 

・すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、
 「猪苗代湖ズ」、というバンドがあります。

 メンバーは、
 サンボマスターの山口隆さん、THE BACK HORNの松田晋二さん、
 TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美さん、クリエイターの箭内道彦さん。
 すべて、福島県出身の方々。 

 県内では、この猪苗代湖ズの
 「I love you & I need you ふくしま」という曲が毎日毎日テレビで、
 それはそれは「ポポポポ~ン!!」のあのCMくらいの頻度で流れます。

 内容はといえば、やたらと「福島」をたくさん言っているので
 福島県民としてはなんだか気恥しくなってしまうのですが、
 オレが福島県民だからか、なんだか泣けてしまいます。

 この曲はもともとあった曲を、
 福島を応援するチャリティーソングとして発表した曲なワケですが、
 ソレは単に、福島を応援するだけのモノでもないように感じます。
 
 なんちうか、福島福島ばっかりの歌ではありますけど、ただそれだけでなく、
 すべての被災した方々、今回の地震関係だけでなくすべての頑張ってる方々、
 そんな方々の県であり街であり、
 そして、誰にでもある想い出の場所を大事に思わせる、
 そんなチカラがこの曲にはあると思うのです。
 
 
 http://www.youtube.com/watch?v=3CQJuAN2BEY
 
 
 みなさんがどうお感じになられるかはわかりませんが、
 ご存知でなかった方は、ゼヒ。 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ウチが高速道路のインターチェンジに近い場所にあるためか、
ウチの近くをほっつき歩くと、
県外から来てくださる災害救援部隊の車両をたくさん目にします。
 
今日見たのは、東京からの災害救援部隊と、神戸からの救援部隊と、
長崎県からの救援部隊。
 
その他にも今まで、
愛媛や広島、宮崎県から来てくださる部隊も目にしていて、
そのような、県外から応援に来てくださる部隊を目にするたび、
オレは、感謝の気持ちでいっぱいになります。
 
 

ありがとうございます。
日本中のみなさん、ホントにありがとうございます。
 
 

また、そのように救援に来てくださるのは日本各地からだけではなく、
外国人の方もたくさん救援に駆けつけてくださってます。
 
 
 
ありがとうございます。
世界のみなさんありがとうございます。
 
 
 
 
 
 
 
 
先日お見かけしたのは、インドの方。
  
その日、オレは会社の仲間たちと、
会社の中で集めた、避難してる方たちにとって役に立ちそうなモノを持って、
会社の近くにある避難所に行っていたワケですが、
そしたらそこに、そのインドの方がいらっしゃったのです。
 
なんでもその方は、県外でインド料理店を営む方なのだ、とのことでして。

家を失い避難された方々に少しでも喜んでほしいとのことで、
避難所で、お店自慢の本場のカレーを振舞ってらっしゃいました。
 
そんな心温まる話題はすぐにマスコミの知るところとなり、
その様子はテレビ局の取材の対象になっていました。

やがて、取材は
その自慢の本場のカレーを食べた人たちへのインタビューにうつり、
オレと仲間たちは、その様子をテレビカメラの裏側から眺めていたワケですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
そしたら。
 
 
 
 
 
 
 
 
まず最初にインタビューを受けた男の子。
幼稚園、もしくは小学一年生くらいの男の子だったのですが。

 
 
 
 
 
 
  
きっと、「美味しかった」とか「嬉しかった」とか、
そんな答えを導き出したかったであろうインタビュアーの
「カレーを食べてどうでしたか?」との質問に対して。
 
 
 
 
 
 
 
 
デカイ声で。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「辛いっっっ!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ギャハハハハハハハハハハッ!!

コラッ!!
コラッ、子供っ!!
素直すぎるぞ、子供っ!!

ギャハハハハハハハハハハッ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「辛いけど美味しかったね!?
 ね、辛いけど美味しかったもんね!?」
 
 
 
必死にその場を取り繕おうとする子供のお母さん。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
夕方に放送した地元のニュースで、
そのカレー屋さんの話題は取り上げてましたが、
その子供がテレビに映ることはありませんでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 



【良かったこと】



•徐々にではあるけれど、
お店に並ぶ商品が増えてきました。

相変わらず朝っぱらから並ばないと
買えないけれど、それでもソレは、
少しずつ元の生活に戻っていけてる事を
実感するにはじゅうぶんです。

ただ、街並みも被災した人の心も、
完全に元に戻ることはないのだけれど。

それでも少しずつ前進してることを感じます。



•やっと、水道が復旧しました。
やっとこさ、水道から水が出ました。

ちうことで、一週間ぶりに風呂に入れました。



•地震で半壊した物置を掃除してたら、
残骸の中から、ずっと探していた
『キャプテン翼』のコミックを発見。

小学生の時に買ってたやつだったんだけど、
どこにしまったか
さっぱりわからなくなってました。

そうか、こんなところにしまってたのか。

ちうことで今、『キャプテン翼』読んでます。

すげぇんだ、スカイラブハリケーンが。



•わりと近くにある高校の学生が、
「何か困ってることありませんか?」
そんなん言ってウチにやってきました。
聞けば、仲間とボランティアを始めて、
そうやって一軒一軒まわって歩いてるのだとか。

なんか、現代の若者ってスゴイな、と思う。

もちろん、全員が全員そうじゃないと思うけど、
なんちうか、現代の若者は、ボランティアとか
そういう事にたいして、
より積極的なような気がします。

自分たちだって、ツライ思いや
たいへんな思いしてるはずなのに、
そんな時にだって仲間を集めて
そういう活動ができるのだから、
本当にスゴイと思うし、
年齢とか関係無しに、尊敬します。

なんかとっても、清々しい感じ。



•あの大地震と大津波以来、
ずっと連絡がとれなかった仙台在住の女、
ナミと、ようやく連絡がとれました。

いや、厳密にいうと連絡はとれてなくて、
ただ、アイツから電話がかかってきて
ソレに出ると、

「もしも〜し」

ナミの声。
なもんでオレも

「もしも〜し」

しかしアイツはまだ

「もしも〜し」

そんなん言うからオレも

「もしも〜し」

しかしそれでもナミは

「もしも〜し」

そんなん言っていて、さらには

「ゲルタさん?
ぜんぜん聞こえないよ?」

そんなん言うのでオレ、
だんだんイライラしてきて

「だから、
さっきからもしもしっつってんだろー」

それでもナミはまだ

「もしも〜し」

なもんでこっちも

「もしも〜し」

ナミが「もしもし」、オレが「もしもし」。



「もしも〜し」

「もしも〜し」



「もしもし?」

「はいはい、もしもし?」



「おーい、もしもーし」

「だからよ!もしもしっ!」



そんなんしてたら通話が切れてしまいました。



結局「もしもし」だけだったけど、
会話という会話はしてないけれど、
なんだか泣きそうになりました。












•今日も朝っぱらから食料調達のため、
スーパーに2時間並ぶ。
そんでその後、水を貰いに2時間並ぶ。

もう、並んでばっか。

わしゃアレか?
蟻んこか?

まあ、時間はたくさんあるから
イイんですけどね。



•しかし、いつまで続くんだろうこんな生活。

水が無いから風呂にも入れないし、
髪も満足に洗うことができません。

トイレは、水が流れないから
家の裏の臭ぇ川にバケツを突っ込んで汲み上げ、
それで流しています。
給水車からもらえるキレイな水を
トイレに使うなんてことは、
もったいなくてできませんから。



•しかし、そんな中でも仕事はあります。
霞ヶ関の本社が働けって言いやがる。

オメー、こんな時くらい休みにしろよ!
そんなん思ってたのですが、
そしたら突然、休みになりました。

ちうか、自宅から出ないように指示が出ました。

放射能で。



•ウチは水は出ませんが、電気は通りました。

しかし、テレビが壊れてしまいました。

地デジ化地デジ化言われ続けて買ったばかりの
テレビが、先日の地震で壊れてしまいました。

しかし、今のテレビって
どうしてあんなカタチしてやがんでしょうね。

なんちうか、画面がデカくて足元が弱い感じの。

曙みたいなもんさ!
身体はデカイが足元が弱い曙みたいなもんさ!
今のテレビは曙体型さ!

あんなんさ、地震で前後に揺れたら
あっという間に倒れちゃうぜ?
ちうか、倒れちゃったぜ?
曙みたいにさ。



•聞けば関東方面では電力不足のために
時々停電になるのだそうですね。

停電ってのもたいへんだよなぁ。

いきなり電気がバツッて落ちたら
たまったもんじゃないもんね。
シドーと戦ってる時とかにさ。
「えー、復活の呪文32文字あんだぜ〜」
なんつって。

まあ、今さらドラクエ2をプレイしてる人が
いるかどうかわかりませんが。ファミコンで。



•あらためまして。
ここでこうして、ワタクシごときに
たくさんのお見舞いのお言葉をいただきまして、
本当にありがとうございます。
そして、ワタクシごときを
たくさんの方に気にかけていたきまして、
本当にありがとうございます。

たまに落ち込んだりもするけど、私は元気です。

ちうか、こんな時だからこそ、
バカみたいな事を言ったりやったりして
バカみたいに笑えれば、
と、 ワタシはそう思うのです。















•たくさんのお見舞いのお言葉、ありがとうござ います。
うまく表現できませんが、皆さんお一人お一人のお言葉を、ただただ心強く思うばかりです。
本当にありがとうございます!


•スーパーを4件まわって、やっと明太子を一パック買えました。
このただの明太子のごはんがどれだけ美味しかったことか。



•今日も並んでポリタンクに水をもらい、ソレをかかえて帰ろうとすると、どこだか解らないけどどこかの報道機関にインタビューされました。

「並んで水の支給を受けて、今、
どういう気分ですか?」

どういう気分かと言われれば、素直に感謝の気持ちばかりである。
今のウチらは、たくさんの人の気持ちとチカラの上で存在することができるのだから。

と、同時にソレは、情けない気分にも陥る。
誰かのチカラの上でしか存在することができない自分があまりにも無力に感じるから。
自分だけでは何もできないことに
どうしようもない絶望を感じるから。

感謝の気持ちと情けない気持ち、
水を受け取りながら、
ポリタンクと一緒にそんな感情を抱えるのだ。

きっと報道機関では、感謝とか苦労とか、
そんな言葉をとりたかったのだと思うけど、
オレには、そんな質問が自分の情けなさを
再確認されるようで腹立たしく感じる。

それでつい、口が滑った。

「そんな質問をするアンタをブッとばしたい気持
ちでいっぱいだねぇ」



•大きな災害の中を生きていられたことを
素直に喜べないのは、
たくさんの方が被害に遭われたことと、
まだたくさんの方の行方がわからないことと、
去年まで一緒に働いてたナミと連絡がとれず、
彼女の家は仙台のあの地域に近いことを
オレは知ってるから。

いや、きっと、というか、
ナミは絶対にダイジョブなはずなんだ。

ヤツのことだから、
しれ~っと連絡してくるに決まってる。

だから、早く繋がれ。
早く連絡をよこせ。
しれ~っと連絡してこい。

じゃなけりゃ、オレが殴りに行くぞコノヤロウ!

ソレがいやならとっとと出て来いよバカ!











こんばんは、ゲルです。

福島、なんかもー揺れまくりなワケですが
とりあえず、今んとこ無事です。



ですがコチラ、圧倒的に物資が足りません。



給水車からたかが6リットルの水を貰うのに
3時間以上も並ばなければいけません。

たかが水をもらうのに、
プーさんのハニーハントよか
並ばなければいけません。

店には食料がありません。
店に商品が届かないから、コンビニなどの各店舗には
食料がまるでありません。
イチゴジャムとかピーナツクリームはありますが、
パンがありません。

ほとんどのコンビニやドラッグストアは、
今日で休業になりました。
食料を売り尽くして。



オレんとこは内陸だから
津波の心配はありませんが、それでも、
街中では、あちこちの電柱が曲がってたり
いたるところで建物が崩壊したりしてます。

地面がばっくり割れたりしてます。

オレの家も少しヤラレてしまい、
ガラスが割れたり家の壁が剥がれたりしました。



でも、みんな無事です。



ご心配くださってありがとうございます。




福島より愛をコメテ。ラビュー。














 
 
 
 
 
 
オカマバーなる場所にワタクシ、生まれて初めて行ってまいりました。
 
 
 
 
 
 
や、なんかですね。
仕事関係の繋がりでオネイサン4人に飲みに誘われたもんだから
ワタクシ、ホイホイとついていきまして、
で、その後、オネイサン方が

「ゲルタ君、オカマバー行こう!!
 楽しいから!!ゲルタ君もハマるから!!」
 
そんなん言うもんでですね、ワタクシ、

「一般的な女子にさえハマッてないオレがオカマさんにハマるか?」

そんなん思いながらもですね、
そのオカマバーにホイホイついて行ったワケですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
やー、スゴイですね。

スゴイですね、オカマさん。
 
 
 
 
 
 
 
  
や、何がスゴイって、ホントにキレイなのね。
聞いたらなんでもホルモン注射とかやってるんだとかで、
女性の容姿になるために、そしてソレを維持するために、
相当なお金をかけてるんだそうで。

中にはホントに手術済みの方もいらしたりして。

一見しただけではもともとが男性だとは思えないような
キレイな方もいらっしゃって。

ホントにスゴイんだなー、なんて思ったりしちゃったワケですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
ソレなのに。
 
 
 
そんな中。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレの隣に座った人はブサイクキャラ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ほら、いるでしょ?

なんか、そういう集団があると、
必ずひとりはブサイクキャラの人がいるでしょ?
ブサイクキャラで売ってるオカマさんが。

“オチ担当”みたいな人が。

オレの隣のオカマさんがそう。

オレの隣に座って一言めが、
「こんばんは~、ネルフ本部のセントラルドグマから来ました~」だなんて。

キミはアレか?
あの白いボニョボニョした仮面のヤツか?
そのネタはエヴァ見てない人には通じないぞ?
 
 
 
 
 
 
 
 
で、オレは、
その隣に座ったブサイクキャラのオカマさんとお話していたワケなのですが。

身長180センチ。
体重90キロ。
年齢44歳。
 
 
 
「うぁ、キッツイなぁ~」
 
 
 
オレはそんなん思いながらもお話しておったワケですが。
 
 
 
でも、なんちうか、トークはものすごい上手なんですよね。
やっぱ、そういうキャラで売るために身につけた術なのか、
圧倒的にトークが上手。
 
 
 
「そういやこのまえ、『かいじゅうたちのいるところ』に出てなかった?」
 
 
 
オレがそのキャラをいじるのにそんなん言ってみたらすかさず、
「そうそう、一緒に踊る?かいじゅう踊り」なんて言ってたし。

とにかく会話を成立させるのが上手。
 
 
 
で、さらに言えばですね、なんちうかですね、そのオカマさん。

身長180センチのオカマさん。

体重90キロのオカマさん。

44歳のオカマさん。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ときどき、カワイイんですよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いや、ダイジョブですよ!?

オレはぜんぜんダイジョブです!!

オレはちゃんと、女子が好きですから!!
 
 
 
 
 
 
 
 
でもさ、なんちうかさ、
時々、言うことがカワイクなるんですよ!!

なんちうのかな?
ショボイことを言うっちうのかな?
 
 
 
例えばそのオカマさん、オレとの会話の中で、

「ワタシとデートするならどこに連れてってくれる?」

そんなん言うんですよ。
そんなん言いやがったんですよ。
 
だからオレ、

「じゃ、どこに行きたいの?」

そんなん言ってみたワケです。
 
 
 
 
 
 
 
 
そしたらオカマさん。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「しまむら」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どーですか!?

カワイクないですか!?

 
 
いやいや、顔がじゃなくてですね?
顔は『かいじゅうたちのいるところ』ですから。

顔じゃなくて、言ってることが。
言ってることがカワイクないですか?

だって、デートに「しまむら」ですぜ?
 
 
 
 
 
 
 
 
もっかい言うけど、デートに「しまむら」ですぜ!?
 
 
 
 
 
 
 
 
オレはなんかもー、

「カワイイぞ、おい!!」

そんなん思ってしまってですね、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「よし!!
 しまむら連れく!!
 しまむらで1万円ぶん買い物しような!!
 しまむらで1万円っつったら布団だって買えるぜぇぇぇっ!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そんなん言ってしまったワケですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
で、その後、ショータイムってのがありまして。
 
 
 
 
照明を落とした店内、
オカマさんがさ、音楽に合わせてダンスをするんですよ。

キレイなオカマさんは、
それ相応にキレイな衣装を着て、ステキなダンスをするの。

で、さっきのかいじゅうは、
ヘンテコな衣装を着て、汗だくになって笑いを誘ってんの。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その姿を見て、なんだかセツナクなってしまったり・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いやいやいや、惚れてなんかないですよ!?

ダイジョブですから!!

オレはちゃんと女子が好きですから!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
でも、なんちうか、
人に笑われるであろう、蔑まれるであろうキャラを努力して続ける
そのかいじゅうの姿に、
なんかオレ、とっても複雑な思いで店を出たのでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
アレほど「地獄」と言っていた仙台での研修が、
最終的にはとても楽しいモノとなりました。
 
 
 
や、何が楽しいって、仲間がどんどん増えまして。
 
 
 
なんちうか、気が合うってのかな?
ノリが同じってのかな?
 
 
 
そういうヤツらがどんどん仲間になりまして。
 
 
 
青森県からは、アベチャン。
秋田県からは、カトーとモリ。
山形県からは、アキとサトー。
福島県からは、キクチ。

こんなヤツらが仲間になりまして。

で、そこに岩手県の女子、ユキと、福島の女子、マキが加わりまして。
 
オレを含めて総勢9人(すべて仮名です)
 
 
 
オレは、この集団を「あすなろ会」と名付けまして。
古き良き名作ドラマからイタダキいて「あすなろ会」と名付けまして。
♪振り返ると~いつも君が~的に。「あすなろ会」
 
 
 
 
 
 
 
 
で、このあすなろ会、もう、毎晩宴会です。
 
 
 
 
 
 
 
 
一日たりとも欠かさずに宴会です。
 
 
 
 
 
 
 
 
もう、それはソレは楽しかったワケですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
ですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
やっぱり、そうやって男女の集団ができあがると、
どうしても、本家の「あすなろ会」的ななんだかんだが起きてくるワケですよ。
男子と女子の間でのなんだかんだが。

そうするとさ、もー、めんどくさいワケですよ。

や、何がめんどくさいって、
オレと女子2人以外の6人、その6人の中の4人が、
1人の女子を気に入ってしまったという。
 
 
 
6人中4人が、ユキのことを好きになってしまったという。
 
 
 
や、オレはといえば、もう1人の女子、マキに向かって
「メガネ姿を写真に撮らせてー」とか
「メガネ姿を携帯の待ち受けにさせてー」とか、
そんな、変態チックなことばっか言って遊んでおったワケですが、他の4人。

6人中、4人がユキに心奪われてしまったワケですよ。
 
 
 
んで、その話だの相談をそれぞれ、オレにしてくるワケですよ。
 
 
 
「さっきユキにメールしたらさ、メール返ってきた!!」なんて
喜んでオレに報告するヤツもいれば、
「本気で好きだ」とか言ってため息ついてるヤツもいるし。
その相談を、オレにしてくるんです。

もう、それぞれがいちいちオレに言ってくんの。

4人は互いにはその話をしないで、いちいちオレにだけ言ってくんの。

で、オレはソレに対して、
「おー、よかったねー」とか、「頑張れよー」とか、
めんどくさいんでテキトーな感じで言っておったワケですが。

 
 
で、さらにもっとめんどくさいのが、研修最後の日の前日。
お別れの前日に、オレ、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ユキに告白されてしまいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「好きだ」と言われてしまいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
言えないじゃない?
こんなことあすなろ会の男子たちには言いにくいじゃない?
っちうか、言えないじゃない?

わー、とってもめんどくさい!!
 
 
 
 
 
 
 
 
んで、んで、
さらにさらにもっとめんどくさいことがありまして、
ソレはというとですね、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ジツは旦那がいるんだけど・・・」とも言われてしまいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「福島に遊びに行っていい?」とも言われました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
なんかもう、あすなろ会を解散したい気分です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お久しぶりです。ゲルタです。
 
 
 
やー、ジツはただいま、
出張やら研修やらでほとんど家にいることがありません。

仙台にに拠点を置いて、そこから青森だの秋田だの新潟だの、
まぁ、主に雪がスゴイとこばっかに出張したりしとるワケでして、
本日、家に帰ってきたのもだいぶ久しぶりのような感じでおるワケですが。
 
 
 
で、また今日、これから仙台に帰るワケなのですけどね。
 
 
 
んで、その仙台での生活。

出張がない時は仙台にある会社の研修所にブチこまれまして、
そこで、人としての基本的な知識のことから
仕事上での専門的な知識までを一日中、勉強したりしとるワケですが。
 
 
 
まー、この寮での生活がですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
地獄です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
や、何が地獄ってさ、その寮生活、
東北各地から集まった4人が同じ部屋で一緒に生活しとるワケなんですけど、
そのオレ以外の4人ってのがさ、
  
みんな、エライ人なんですよ。

エライ人ばっかの中にあって、
ひとりぺーぺーなオレはもー、気ぃ遣う気ぃ遣う。
 
 
 
でさ、その研修所での講義ってのにもエライ人たちがたくさん参加されてまして、
一緒に勉強してたりするんですけど、
もうねー、みんなマジメなの。
マジメすぎんの。
 
 
 
さっきも書いたとおり、その講義ってのは
人として基本的な知識の講義もあったりするワケですよ。
もう、当たり前すぎてバカバカしいようなこと。
 
こないだもですね、
講義の途中で講師の話がちょっと脱線して『発電所』の話になったのですね。

で、その講師の方が
「発電所にあるのは、火力と水力と風力と、あとひとつなんでしょう」みたいな、
そんな、小学2年生レベルの質問をしたのですね。

で、オレが指されたワケですよ。
「はい、ゲルタさん」って。
 
だからですね、オレ。

常にふわふわとフザケていたい性格のオレは、こんなん答えたのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「えー、努力と忍耐力です」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
わかりますか?わかりますか?わかりますか?
このオレの渾身のボケが。

「原子力」のとこをあえて「努力」と「忍耐力」、
さらに言えば「あとひとつ」っつってんのに「努力」と「忍耐力」って
ふたつも答えてるオレの会心のフザケが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかしもう、シ~ン、ですわ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

わかりますか?わかりますか?わかりますか?
このツラサが。

この地獄っぷりが!!
 
 
 
ぜんぜんウケませんよ。

みんなもう、無表情で無反応ですよ。
 
なんだキサマらはアレか?ハニワか?
無表情な顔しやがって!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、そんなですね、
オレにとっては非常に生きづらい環境の中でですね、オレは生活してるワケで。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もうオレ、毎晩、近くの居酒屋で飲んだくれですわ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、こんな生活もあと一週間で終わる予定なんですけどね。

 
 
ちうことで、これからまた地獄に行ってきます。ハイ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
おらーっ!!

明日から冬休みだぜ!!
明日からちょっと遅めの冬休みなんだぜー!!

ヘイヘイ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
と、テンションが上がりきったところで風邪でダウン。
 
 
 
 
 
 
 
 
なんなんだろうなぁ、この隙だらけの人生は。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どうしてなのか。

研修仲間と飲んだ際、
「電話なんてしねーよ」と言われたワリには、電話がくる。

どうしてなのか。
 
 
 
まぁ、どうしてなのかはベツとして、
普段、女子からの連絡がほとんど無いオレにとっては
結構ウレシイことなのですが。
 
 
 
ただ。
 
 
 
残念なことに。
 
 

連絡先を交換して、オレの携帯上に登録してあるはずの女子の名前が
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
チョーテキトー。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんなんだろうな。
こりゃ、なんなんだろうな。
 
 
 
や、オレの携帯、赤外線通信が無いのですわ。

赤外線通信が無いから
アプリで自分の連絡先のQRコードを作って
ソレをカメラで読み込んでもらい、オレの連絡先を相手に登録してもらって、
んで、改めてこっちにメールなり電話なりをもらい、
ソレをオレが登録するという、
飲み会の席でそんな、なんだかメンドクサイ作業を飲み会の席で
酔っぱらいながらしていたのですが。
 
 
 
ちうか、そんなメンドクサイ作業をきちんとやっていたつもりだったのですが。
 
 
 
リリリンと電話がなって、誰からの電話かと携帯の画面を見てみたら、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『ぐわskrつこ』から着信。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『ぐわskrつこ』って誰ですかっ!?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、その人は喋ってみて誰だか判明したワケですけど、
改めて携帯の連絡先を見てみたら、
あろうことか「n」だの「k」だのソレだけで入力されている人もいる。
 
 
 
むむむ、なんたることか・・・
 
 
 
なんせオレ、あの日はだいぶ酔っていたから
途中でメンドクサくなっちゃったんだろうか。

ベロンベロンな中、十数人と連絡先交換だなんて
そんな慣れてないことしてたから途中でメンドクサくなっちゃって
チョーテキトーに登録してしまったのだろうか。
 
 
 
申し訳ないのだが、「連絡先を交換した」ということは覚えているのだが、
具体的な内容は途中からあんまり覚えていないのである。
 
 
 
むむむ、なんたることか・・・
 
 
 
反省せねばならないことがいっぱいあるな・・・

謝りたいこともいっぱいだ・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そういや、先ほどの『ぐわskrつこ』と電話で喋っていた時に
『ぐわskrつこ』が言っていたのだが。

ひとりの女子のからの
「女の人のどういう仕草に魅力を感じる?」といった質問に、オレ、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「パンストを履く時に、ガニ股になってグイッ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そう、真顔で答えていたのだそうだ。
 
 
 
ちうか、アクション付きで
「ガニ股になってグイッ」の良さを熱く語っていたのだそうだ。
 
 
 
「どんなにかっこいい女性でも、
 どんなにキレイな女性でも、
 あの瞬間だけはどーしてもマヌケに見える。そこににグッとくる」
 
 
 
そんなん、熱く語っていたのだそうだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
記憶に無いのである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
反省しなければならないことが、山ほどある。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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