VS ハクビシン。
 
 
 
 
 
 
みなさま、この写真の動物をご存知でしょうか。
この動物は、ハクビシンといいます。
 
 
 
 
 
 
カワイイですね、ハクビシン。

目がクリッとして、
鼻の線がスッと白くて、
カワイイでございますね。

このハクビシン、まったく、カワイイワケでございますが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
危ない、騙されるなっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
騙されるな、
騙されるなよ、ソコのキミ!!

このハクビシン、こんなカワイイ顔をしときながら
ジツはとんでもねぇヤロウなのです。

こんなプリティフェイスをしときながら、ヤロウ、
農作物を荒らしまくるとんでもねぇヤロウなのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ウチもですね、ヤラレたワケですわ。

や、ウチは親父が趣味で畑をやっていて、
オレもソレを手伝ったりしておるワケですが、
その畑のですね、トウモロコシ。

ウチの畑では、トウモロコシを3列作っておったワケですが、
その3列の中の2列をですね、ヤロウに食い荒らされたワケですわ。

3列の中の2列ですぜ?
もう、被害甚大なワケですわ。
 
ぬおおおお、許さねぇぜハクビシン!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
や、ジツを言うとオレも、
ウチのトウモロコシの被害を初めて見た時、
ソレがハクビシンによるものだとは思ってもみなかったのですわ。

ちうか、ハクビシンって名前は知っていたけど、
まさかそんな、畑をこんなに食い荒らすヤロウだとは
思ってもみなかったのですわ。

んで、オレ、この被害はどこぞの鳥にでもヤラレたのだろうか、
そんなん思っていたワケなのですが。
 
 
 
 
 
 
しかしソコに、隣のオババ登場。
 
 
 
 
 
 
や、この隣のオババはですね、
ウチの畑の隣の畑で農作物を作ってるオババなのですが、
その隣のオババがオレんとこに来てですね、こう言うワケですわ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「こんりゃ、ハクビシンにやらっちゃんだべ。
 おらほのとうみぎもやらっちゃんだでよ。
 あとすこーしでとれっかって思ってたんだげんちょも、
 だげんちょも、おらほのとうみぎも、はー、
 ハクビシンさぜーんぶやらっちゃっんだで」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

あ。 
通訳、要りますか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「こんりゃ、ハクビシンにやらっちゃんだべ。
 おらほのとうみぎもやらっちゃんだでよ。
 あとすこーしでとれっかって思ってたんだげんちょも、
 だげんちょも、おらほのとうみぎも、はー、
 ハクビシンさぜーんぶやらっちゃっんだで」
 
 
 
(通訳)

『これは、ハクビシンにやられてしまったのですよ。
 私の畑のトウモロコシもやられてしまったのですよ。
 あと少しで収穫できるかと思っていたのですけれど、
 けれども、私の畑のトウモロコシも、もう、
 ハクビシンに全部やられてしまったのです』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なにぃ?ハクビシンだと?
 
おい、おいオババ、教えてくれ!!
そのハクビシンなる輩は、人んちの畑をこんなにも荒らすヤツなのか?
 
 
 
 
 
 
「んだで」

(通訳)
『そうですよ』
 
 
 
 
 
 
一晩にして、こんなに大量の食物を食い荒らしてしまうヤロウなのか?
 
 
 
 
 
 
「んだで。
 おらほのさいって見てこって」
 
(通訳)
『そうですよ。
 私の畑に行って見てきてごらんなさい』
 
 
 
 
 
 
ぬおおおおおぉぉぉぉっ!!
ハクビシン、許すまじ!!

ちうか、何がハクビシンだコノヤロ、
賀来千賀子の旦那みてぇな名前しやがって!!

(※農作物の被害と宅間伸さんは関係ありません)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちうことで、ウチの畑、
残りのトウモロコシを「守らねばいかん!!」ということになったワケで。
 
とりあえず、トウモロコシのマワリに防護柵を作って囲んできたのですが。
 
 
 
しかし、オババが言うには。
 
 
 
 
 
 
「ほっただことしてもいつのまにか入ってくんだで」
 
(通訳)
『そんなことをしても、いつの間にか入ってきてしまうのですよ』
 
 
 
 
 
 
なもんで、念には念を入れて、ということで、いろいろ調べましたところ、
「いろんな害獣を寄せ付けない」という商品があるのを見つけまして。

や、この商品、液体なんですが、
100%、オオカミのオシッコらしいんですわ。

なんちうの?
ハクビシンは、
「ハクビシンの天敵であるオオカミのニオイに近づかない」っちうことで、
ソレをまいておくとハクビシンは近づかなくなるという。

効果のほどは判りませんが、
とりあえず、ソレをネットで注文してみたワケですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
注文したばかりなので、まだ、届きません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もう、気が焦ってね。

なんちうか、こうしてる間にも
緊急で建てた防御柵の隙をついてヤツらが侵入してくんじゃないか、って
気が焦りましてね。

なんちうの?
「今、そこにある危機!!」みてぇな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そしたら、そんなオレを見て、親父が言いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「俺のじゃダメか?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ダメだね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
仮にソレがハクビシンを寄せ付けない効果があったとしても、
そのトウモロコシは食いたくないね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
狩猟、解禁。
狩猟、解禁。
 
 
 
 
 
 
全国1億3千万のハンターの皆様、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いい狩りしてますか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
はい、改めましてこんばんは、ゲルタです。

いやー、しかし、出ましたね。
ついに出てしまいましたね、モンスターハンター3。

あ、や、コレ、ゲームの話なんですがね。

人気シリーズ『モンスターハンター』の最新作が、
8月1日についに発売になったワケですよ。

もう、ワタクシ、この日を首を長くして待っておったワケなのですが。
 
 
 
 
 
で、このモンスターハンターというゲーム。

人気シリーズなだけにご存知の方も多いと思いますが、
このゲームはどんなゲームかというのを一応説明しておきますと、
「モンスターをハントする」ゲームなのです。

まぁ、そのまんまなんですけど。

なんちうの?
自分がハンターとなって、
人に害をもたらすデカイ竜とかデカイ怪物とかそういうのを狩猟する、
また、時には、人の害でもなんでもない草食動物とかも、
武器を片手に狩猟しちゃうというゲームなワケです。

で、その狩った竜だのなんだのから皮だの牙だのを剥ぎとって、
加工して、新しい武器とか防具を作っていくという、
冷静に考えてみたら結構残虐なゲームなワケです。

そんなゲームが発売になりましたものですから、ワタクシ、
ネットでつないで、夜な夜な、
ジェット君だのヒロ君だの、友人たちと一緒に狩猟をしておるワケですが。
 
 
 
 
 
で、このモンスターハンター3。
今回、Wii専用のゲームソフトとして発売になったのですね。

Wiiといえば、
あの、へんちくりんなリモコン(画像1)を操作してゲームが出来てしまうという
任天堂のアレなんですけど。
もちろん、このモンスターハンターもこのへんちくりんなリモコンで
遊べるワケなのですね。

なんちうか、このリモコンを持って、
手首を軽く動かすだけで、テレビ画面の中のキャラクターは
武器を縦に振ったり横に振ったりするというスグレモノなワケで(画像2)

なもんで、オレも最初、このへんちくりんなリモコンを使って
このゲームをやっておったワケなのですよ。

やっておったワケなのですが。
 
 
 
 
 
しかしさ。
なんちうか、ゲームやってると身体が勝手に動いちゃう人っているじゃない?

なんか、ベツに身体まで動かすことないのにさ、
コントローラーだけ動かしてればいいのにさ、
テレビの中のキャラクターを右に動かそうとすると、
自分の身体もナゼか右に動いちゃってる人。

そのゲームに熱中すればするほど、身体が激しく動いちゃう人。

いるじゃない?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレ、ソレなんですよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんちうの?
最初はあのへんちくりんなリモコンを持って
手首だけ動かして操作してるんだけど、なんか、
テレビの中でデカイモンスターとの緊迫した戦いが繰り広げられていると
だんだん興奮してきてね、いつの間にかオレ、
リモコンをぶんぶん振りまわしてんですわ。

いや、そんなにリモコンを振り回す必要ないのよ?
ちうか、手首だけ動かしてりゃいいのよ?

しかしオレ、ぶんぶんぶんぶん。
リモコン持って、ぶんぶんぶんぶん。

テレビの中のキャラクターに武器を振らせようとすると、
ソレに合わせてオレもリモコンをぶんぶんふりまわしているという。
 
 
 
 
 
そしたら案の定、リモコン吹っ飛びますね。
 
 
 
 

スポーン、ですわ。
リモコン、スポ~~~ン、ですわ。
 
 
 
 
  
や、あのへんちくりんなリモコンには、
吹っ飛び防止用のストラップとか、シリコンのグリップとかついてんのよ?

しかし、ソレですら歯止めが効かぬほどにオレの身体は動いているという。
熱く振り回してしまっているという。

もはや、ドント・ストップ・オレ!!
 
 
 
 
 
おかげで、オレの部屋の障子が穴だらけになってしまったワケですが。
あ、あと、湯呑をいっこ割った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、そんなワケで、
部屋の障子も穴だらけになってしまったことですし、
コントローラーをあのへんちくりんなリモコンから
フツーのコントローラーに変えまして、
今日もまた、ワタクシ、狩りに行ってまいります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それでは、全国1億3千万のハンターの皆様、よい狩りを!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
って、「1億3千万のハンター」は多すぎでしたね。
そしたら日本人はみんなハンターか、って話ですからね。
まぁ、ベツにいいけど。

それでは、マタ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
7月31日。
またひとつ、お気に入りの店が消えた。
 
 
 
 
 
 
その店は老夫婦が営むパン屋だったのだけれど、
「7月31日をもって閉店させていただきます」
店の入り口の横に貼られた張り紙の予告どおりに、
店は消えることになった。
 
 
 
 
 
 
近頃ウチの街は開発が進み、道路が整備され、
ソレに伴って大きな駐車場をもつパン店や
中途半端にオシャレなオープンテラスを出して
中途半端にオシャレ感を漂わせている店が相次いで出店したから、
そのあおりをマトモに喰らったカタチだ。

人の脚は新しいほう新しいほうへと流れていき、
中途半端な店の中途半端なテラスでは、この中途半端な梅雨空の下で
これまた見ためも中途半端な地元のOLたちが食事をしていて、
オレは、ソレを苦々しく思っていた。

だいたい、店に並んでいるパンだって中途半端なのだ。

一度だけ、偵察とばかりに脚を運んでみたのだけれど、
店の棚に並んでいるパンはどれも
「ナントカカントカ・ド・ショコラ」とか、
「ナントカ・デ・カントカ」とか、
みんな「ド」とか「デ」とか「オ」とか付きやがって、
ソレがいったい何なのかまるで見当がつかない。

その点、老夫婦が営むパン屋は違った。

「チョコパン」

「コロッケパン」

「ヤキソバパン」

実に潔い。
わかりやすくて実に気持ちが良い。

いや、実際、
「そこは“ヤキソバ”じゃなくて“焼きそば”にしようよ」
なんて思ったりもしたが、しかし、

「ヤキソバパン」

そう言いきられてしまうと、

「ごもっとも!!」

「もう、ヤキソバっス!!ヤキソバでイイっス!!」

そう思えたもんだ。

しかし、その老夫婦が営むパン屋は
その「デ」とか「ド」とかの中途半端な店に押されるカタチで、
いや、もしかすると、店を営んでいる夫婦が高齢だからなのかもしれないが、
パンと同様、潔く店をたたむことになった。
 
 
 
 
 
老夫婦が営むパン屋は、
オレが生まれたころにはもう、この街に存在していたらしく、
オレの母親が若い頃にはずいぶんと通ったらしい。
母親曰く、「昔は、パン屋さんなんて無かったからね」
そして現在では、息子のオレが通っていた。
老夫婦と長々と世間話もするし、
帰り際には余ったパンの耳を袋いっぱいに貰えたりする。

もはや常連だ。

しかし、常連だったのだが、ポイントはたまらない。

その店は500円ごとに1ポイント、
パンのカタチにインクが残るスタンプカードがあったのだけれど、
1つ100円とか90円とかのパンで1回の買い物で500円をこえるには
パンを5個も6個も買う必要があったから、
いつも1人で店に通っていたオレのカードはスカスカだった。
 
 
 
 
 
今日、閉店の日、オレは閉店の時間に店に行って、
棚に残っていたパンを全部買った。
美味しさはぐんと落ちてしまうだろうが、冷凍にしてでも食うつもりだった。

レジでお金を払うと、いつものクセだったのか、
おばあちゃんがしわしわの手にパンのカタチのスタンプを手に持って、
そして、一瞬、バツの悪そうな顔をしてから、「ごめんごめん」と言った。
でもオレは「いいよ、押してよ」と、
カードにパンのカタチのスタンプを押してもらった。

オレのスカスカなカードに、パンのカタチのインクが2個だけ、並んだ。
 
 
 
 
  
店を出ると、老夫婦がそろって、
最後の客であるオレを見送りに店の外まで出てきてくれた。
と、同時に、おじいちゃんが店のシャッターを下ろす準備を始める。

このシャッターが下りたら、もう二度と上がることはないのかもしれない。
オレが、そんなことを思いながらシャッターとおじいちゃんを見ていたら、
おじいちゃんはその手を止めて、
「お兄ちゃんが見てたらシャッター閉められないよ」と言った。

続けておばあちゃんが、
「お客さんの前ではねぇ」と言った。

オレは道路の路肩にハザードランプを点滅させて停めておいた車に乗りこんだ。
そして、車の中から店のほうを振り返ってみると、
老夫婦が揃って、オレのほうに頭を下げているのが見えて、
オレはなんだか、悲しくなった。
 
 
 
 
 
そして、車をゆっくりと走りださせると、
後ろのほうから店のシャッターが閉まる大きな音が小さく聞こえてきて、
オレはなんだか、泣きたくなった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
東京ツアー。
東京ツアー。
 
 
 
 
 
 
ガンダム、見てきました(写真上)
 
 
 
 
 
 
いやー、スゲェですね、ガンダム。

ナニがスゲェって、あの迫力。
高さ18m?
とにかくデケェ。

や、オレもガンダム好きですから、
デアゴスティーニの『週刊ガンダムファクトファイル』とか読んでましたから
ガンダムが18mの高さだってことは前々から知ってましたけど、
なんちうか、18mと頭の中では理解してるつもりでも、
実際にソレを肌で感じるとやっぱし違うもんです。

「あ、ガンダムってこんなにデカかったんだ・・・」

そんな感じです。
スゲェ迫力です。
 
 
 
まさに連邦の白い悪魔!!
 
 
 
ただ、残念なのは、コレが期間限定だということ。
8月いっぱいで終わりなんでしょ?

オレはですね、このガンダム、ずーっと残しておくべきだと思うのですよ。

今回はこのガンダムを無料で見れたワケですが、
これからは入場料をとってもいいので、残しておくべきだと思うのですよ。

でね、これからはですね、
一年に一体ずつでいいから、毎年毎年、あのお台場の潮風公園に、
モビルスーツをどんどん増やしていけばいいと思うのです。

今年はガンダム。
来年はガンキャノン。
その次はガンタンク。

そんな感じでどんどん増やしていけばいいと思うのです。

で、そこからちょっと離れた対岸にはジオン軍のザクとかグフとか立てて、
んで、水辺にはズゴックとかゴックとかアッガイとか、
どんどん増やしていくワケですよ。

で、最終的に、住所も変えちまうのですわ。

お台場の潮風公園は「東京都品川区東八潮」なワケですが、
そんな住所もね、変えちまうのですわ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「東京都品川区ジャブロー入口」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、それはソレとして。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
以前から申していましたとおりワタクシ、東京に行ってきたワケですが、
今回の東京行きは、非常にハードなモノでありました。

何がハードってね、スケジュールがハード。

なんせ、日帰りなうえに東京までの往復が
片道5時間近くかかる高速バス。
しかも、この高速バスのヤロウが首都高の渋滞に巻き込まれて
東京着が大幅に遅れてしまったという。

ソレに加えてオレら、みんな普段、電車とか乗らないヤツばっかなので、
切符の買い方から電車の乗り方からいちいちまごつくワケですよ。

なもんでオレら、
ガンダム以外にも行きたかったところがいろいろあったワケですが、
渋谷のハチ公とかね、
国会議事堂とかね、
上野の西郷さんとかね、
いろいろあったワケですが、
みんな、時間的都合で行くことが出来なかったという。

もう、アレですからね。
上野の西郷さんなんて、アレですからね。
上野に向かう電車の窓から見えたもんで、
もう、ソレでいいことになってしまったという。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
      ~ 上野に向かう電車の中 ~
 
 
 
 
 
 
「次は上野の西郷さんと、国立科学博物館だな。どっちから行く?」

「その2つって、場所的に近いのかね?」

「どうなんだろうね。近いんじゃね?同じ上野だし」

「でも、上野っつっても広いベ」

「そりゃ、そうだけどさ・・・・・・あっ!!」
 
「何!?」

「ほら、あそこ見ろ!!
 あれ、西郷さんじゃねぇの?」

「あ、ホントだ!!
 アレ、西郷さんだな!!」

「西郷さんって、電車の中から見えんだな!!」

「な、見えんのな!!」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・」
 
 
 
 
 
 
「よし、西郷さんは見たぞ、と」
 
 
 
 
 
 
 
「マジで!?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そんな感じ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、そんな感じで、
行きたかったところにほとんど行けなかったワケですが。
 
 
 
 
 
 
しかし。
しかしですね、最後に行った国立科学博物館。
これがスッゲェ面白かった。
 
 
 
 
 
 
あのですね、国立科学博物館、めちゃくちゃ面白いですよ。
もうね、標本とかがブワァーって並んでてね、スッゲェ面白いですよ。
 
 
 
しかも!!
 
 
 
しかもです。
上野の国立科学博物館にはですね、アレがいるんですよ。
オレが会いたかった、アレがいるんですよ。

や、その、「オレが会いたかったアレ」って何かってですね、ソレは。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ハチ公。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ノンノンノンノン!!
銅像じゃねぇぜ?
銅像じゃなくて、ホンモノのハチ公だぜ?
 
 
 
 
 
 
いるんですよ、ホンモノのハチ公が!!
あるんですよ、ホンモノの忠犬ハチ公の剥製が!!(写真下 下段)
 
 
 
 
 
 
オレはもう、ビックリでしたよ。
だって、渋谷で会えなかったハチ公が上野にいるんですもん。

しかも、なんちうの?
ハチ公ね、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
意外とカワイクねぇんですよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
や、なんかさ、ハチ公っちうとなんか、
ちょっとカワイイ感じのイメージとかあるじゃないですか。

見たことない者としては、
頭の中で美化してしまうというかなんというか。

なんちうか、カワイイ感じのイメージとか持っちゃうじゃないですか。

でも、
でも、ハチ公。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
デカイんですよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ハチ公って、意外とデケェのな・・・」

「まぁ、秋田犬だからな、ソレなりにデカイと思うけど・・・」

「にしても、デカくねぇ?
 ちうか、肥ってねぇ?」

「そういや俺、テレビで見たことあるぞ?」

「何?」

「ハチ公ってさ、ずーっと主人を迎えに行ってたって話あるじゃん」

「うん」
 
 
 
 
 
 
「でもさ、アレさ、ホントはさ、
 近所の人が食べ物くれるから毎日行ってたらしいよ」
 
 
 
 
 
 
「マジで!?」
 
 
 
 
 
 
「行けば、エサ貰えるから」

「そうなの!?」

「テレビで見た」

「そうなのか・・・
 や、そういやさ、
 忠犬ハチ公、映画化したじゃない、リチャード・ギア主演で」

「うん」
 
 
 
 
 
 
「リチャード・ギアは、その話、知ってんのかな・・・」
 
 
 
 
 
 
「いや、知らねぇだろ・・・」
 
 
 
 
 
 
「オメ、絶対に言うなよ!!
 絶対にリチャード・ギアに知られないようにしろよ!!」

「うん、大丈夫!!
 リチャード・ギアに何かを伝える術を俺は持ってないから大丈夫!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
んで、そのハチ公の上にはですね、
これまた犬の剥製が置いてあるのですよ。

ハチ公の上の棚に、2頭の犬の剥製が置いてあるんですが。

その犬は、なんと。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ジロ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そう!!
あの、映画『南極物語』のジロなのですわ!!(写真下 上段)
タロとジロのジロなのですわ!!
 
 
 
 
 
 
っちうことは!!
その隣にいる犬は!!
やっぱり!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あ、普通の犬だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いやいやいやいや!!
「普通の犬」じゃないな!!
タロじゃないだけで「普通の犬」じゃない!!
オレが彼の名前を知らないだけだ!!
 
 
 
スマン、名も知らぬ犬よ!!本当にスマナイ!!
 
 
 
キミが死後もなお、こうして剥製となってくれたおかげで我々人間は、
科学の扉をノックし、
そして、その扉を開けることができるのだものな!!
 
 
 
ありがとう、名も知らぬ犬!!
 
 
 
キミがいてくれたおかげで、我々は知識のタネを育てることが出来たよ!!
ありがとう!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、そんな感じでオレらの東京行きは終わったワケですが。

結局、ガンダムと博物館の2か所しか行けなかったワケですが、
そのどちらとも、非常に面白いモノでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
特に国立科学博物館はね、オススメです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
人間の骨とかいっぱいあるしね。
キモチワルイ虫の標本とかいっぱいあるしね。

あと、あまりにもリアルな原始人の人形とか置いてあって。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もう、原始人ですからね、チンコ丸出しで。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
付き合い始めたばかりの、カップルにオススメですね。

「なぜ知り合った日から半年過ぎてもあなたって手も握らない」的な
そんな、赤いスイートピー的なカップルのデートにオススメしたい場所ですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今週末、急遽、東京に行くことになりました。
 
 
 
や、なんかね、友人マサが先日遊びに来た時にですね、
ヤツが急に言いだしたワケですわ。
「今週末、東京行かね?」って。

「今週末」だなんて、人の都合というモノを
まったくもって考慮してないところがバカな彼のバカたる所以なワケですが、
残念ながらオレ、もう、半永久的にヒマなものですから、
ちうか、週末どころか千代に八千代にヒマなもんですから、
まぁ、ソレにオッケーしたワケなのですが。
 
 
 
しかし、ひとくちに「東京」っつっても、イロイロあるワケで。
「東京」ってひとくちに言っても広いワケで。

はたして、ドコなんだ、と。
オマエはドコに行きたいのだ、と。
まさか、スタジオアルタでウキウキウォッチングしたいワケじゃないだろ、
土日はタモさんいねぇぞ、日曜のアレは増刊号だぞ気ヲツケロ、と。
 
そしたらマサ。
 
 
 
「アルタじゃねぇよ」
 
 
 
じゃ、どこに?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「お台場」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お、お台場・・・
って、ことは・・・
 
 
 
「そう!!」
 
 
 
ってことは、まさか・・・
 
 
 
「そう、そのまさか!!」
 
 
 
まさか・・・アレか?
 
 
 
「そう、アレだ!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
レインボーブリッジを封鎖しに?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「うん、違うっ!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「アホか!!
 オレらはアレか、『踊る大捜査線』か!!」
 
 
 
や、アレだよ?
『踊る大捜査線』っつっても、アレだよ?
 
 
 
「なんだよ」
 
 
 
『ザ・ムービー』
 
 
 
「どっちでもいいよ!!」
 
 
 
しかも、2。
 
 
 
「どっちでもいいっつってんだろ!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
わははははは。
まぁまぁ、怒りなさんな、この短気モノめ。

わかってる!!
アレだろ?
等身大のガンダムだろ?
 
 
 
「そう。
 オマエ、ガンダム好きだべ?
 デアゴスティーニのヤツ全部買ったんだべ?」
 
 
 
おう、『週刊ガンダムファクトファイル』、全巻購入したね。
ガンダム、大好きだね。
ちうか、もう、三度の飯よりガンダム好きだね。
 
 
 
「だよな」
 
 
 
うん。

あ、ごめん。
三度の飯は言いすぎた。
オレ、お昼ごはんと夜ごはんは大好きだけど、
なんちうの?
朝ごはんは食べるけど朝はそんなに食欲無いからそんなに好きじゃなくて、
だから、こういう場合はなんちうの?
「一度の飯よりガンダム好き」でいいの?
でも、これじゃあんまし好きっぽくないよねー。 
 
 
 
「知らねぇよ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちうことで、オレら、今週末にイン東京することになったワケですが。

しかし、せっかく東京に行くってのに、
ガンダムを見るだけじゃ勿体ない。
なもんで、もっといろいろ見てみよう、と。
行ってみたいところを挙げてみよう、ということになりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「どっか行きたいとこある?」
 
 
 
『科学くん』でやってた博物館。
 
 
 
「どこにあんの?」
 
 
 
知らん。東京?
 
 
 
「だから東京のどこだよ!?」
 
 
 
知らねーよ!!
オレは東京在住じゃねぇんだよ!!
東京の地理に詳しくなんかねぇんだよ!!

 
 
「あとは?」 
 

  
んー、ハチ公が見たい。
 
 
 
「見たいか?
 ハチ公って見たいか?」
 
 
 
見てぇだろ!!
フツー、ハチ公は見てぇだろ!!
 
 
 
「でも、アレって渋谷じゃねぇの?」
 
 
 
たぶん。
 
 
 
「なんかちょっと、渋谷って恐くね?」
 
 
 
あー、わかる!!
田舎の人間にとって、渋谷ってのは恐いイメージあるよな!!
なんちうの?
『池袋ウエストゲートパーク』的な?
 
  
 
「うん、自分で『池袋』って言っちゃってるけどね!!」
 
 
 
あと、アレ。
オレ、国会議事堂に行きてぇ。
国会議事堂にしょんべんかけてみてぇ。
 
 
 
「長渕じゃねぇんだから」
 
 
 
やっぱ、長渕じゃないと無理かな?
 
 
 
「いや、長渕でも無理だと思う。
 っつーかさ、なんかもっとねぇの?
 ゲルが行きたい場所って、なんか地味だろ。
 もっとこう、ザ・東京!!って感じのとこねぇの?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
んんんん・・・
ザ・東京か・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
上野の西郷さん?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「なんか、オメーと行きたくなくなってきた」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
っちうことで、東京に行ってきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ドラクエのデータ、消されちゃった・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ショック!!
オレ、ショォォォック!!
 
 
 
消されたんですよ!!
ゲーム開始以来、オレが今までこつこつとプレイしてたドラクエのデータが!!
こつこつとプレイして、やっとこさレベル40に達したオレのデータが!!

消されたんですよ!!
やっとコシノ3姉妹にも馴染んできたとこで!!

消されたんですよ!!
姪っ子の、エリに!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ショォォォォォォォック!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
や、なんかね、姪っ子のエリがですね、
オレがドラクエやってんのを見てですね、
やりたいやりたいってウルサカッタのですわ。
「エリもやりたい!!」そう言ってウルサカッタのですわ。

でも、そんなこと言われても、
今度のドラクエ、データはひとつしか保存できないから
新たにゲームを始めるにはオレのデータを消さなければならない。

しかし、まさか、そんなことは出来ないってんで、
姪っ子エリに、オレのデータで遊んでもらうことにしたのですわ。
「じゃ、オレの続きやっていいよ」っつって。

あわよくば、レベル上げといてくれ、と。
あわよくば、貴重なアイテム拾っておいてくれ、と。

そういうよこしまな気持ちも半分で、
小学1年生のエリにドラクエやらせて、オレ、お風呂に入ってたのですわ。
 
 
 
 
 
 
で、しばらくしてお風呂から上がったワケですが。

そしたらエリが、すごいことになってんですよ。
や、何がすごいってね、なんか、ものすごい興奮しながらドラクエやってんです。
 
 
 
「エリはレベルが上がった!!」
 
 
 
なんつって、立ちあがって喜んでみたり、
なんかの魔法使ってたんだと思うのですが、
 
 
 
「魔貫光殺砲~っ」
 
 
 
そんなん言いながら、
DS片手にアクション付きでドラクエやってるワケですわ。
 
そんな小学1年生の姪っ子を、オレ、
 
 
 
(おいおい、魔法使いは魔貫光殺砲は出さねぇぞ)
 
 
 
そんなん思いながら、しばらくのあいだ微笑ましく眺めていたのですが、
ふと、
ふと、気づいたのですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「あれ?レベル上がりすぎじゃね?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
や、なんかね、やたらレベルが上がるのですよ。

あのレベルが上がった時の「♪テレレレッテッテッテ~」が
鳴りまくるのですよ。

やたらと短時間にあのレベルアップ音が鳴って
その度にエリはきゃぁきゃぁとはしゃいでいて、
オレが、
 
 
 
「おい・・・コレはなんかオカシイぞ?」
 
 
 
そう思い始めたころ、エリ、こう言ったのですよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「エリはレベル4になった!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
よん~!?
レベルよん~!?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
おいおいおい、ちょっと待てと!!

レベル4ってなんだ?
さっきまでオレ、レベル40だったぞ、と!!

で、慌てて見てみたら、やっぱり、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレのデータ、消されてる・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
エリ、オレのデータを消して
自分で新しくデータを作ってしまったという・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
と、いうワケでオレ、また最初からドラクエやり直しです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さっきまで、オレの魔法使いはマヒャドを唱えていましたが、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今はメラしか出せません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかし、スゲェっすよ。
小学1年生の姪っ子エリ、スゲェっすよ。
や、何がスゲェって、エリが作ったパーティがスゲェ。
オレのデータを消して、エリが新しく作ったパーティがスゲェ。

前の日記でも触れましたが、
このドラクエ、主人公以外に3人の仲間を連れて歩くことができて、
その3人の仲間にそれぞれ名前をつけることができるワケですよ。
その3人の仲間が、オレの場合はコシノ3姉妹だったワケですが。
 
 
 
エリの作った3人の仲間。
 
 
 
オレ、これを見て爆笑してしまいましたもん。
フツー、データを消されたら激怒しちゃいそうなもんですが、
ちうか、オレも激怒しかかったのですが、
エリの3人の仲間の名前を見たらもう、怒りなんか消え失せましたもん。
 
 
 
まずね、
まず、主人公。
主人公の名前はフツーに「えり」ね。
フツーに自分の名前をつけただけの主人公なのですね。

で、ここから3人の仲間なのですが。
きっとエリ、自分の好きなのを並べたのだと思うんですがね。

で、エリの手で生み出されたのが、この仲間たち。
 
 
 
仲間1人目。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ぴっころ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
仲間2人目。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「いぬ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
仲間3人目。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「むし」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・エリのパーティ
 
「えり」 「ぴっころ」 「いぬ」 「むし」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ギャハハハハハッ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんかもう、名前をつけるどころか種族とかになっちゃってるという。
 
 
 
 
 
ちうか、人の名前つけんのに「むし」はどうなんだろう。
 
 
 
 
 
叔父さんはこの子が心配です。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
みなさん、ドラクエやってますか?
 
 
 
僕は、やってます。
DS買って、やってます。
 
 
 
ですが、すでに、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
心が折れそうです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
や、なんかね、
今回のドラクエ始める時、友人ら2人と同時にスタートさせたのですよ。
なんか、友人の部屋に集まって、

「それではドラクエ9、スタートですっ!!」

「イェェェェアッ!!」

なんかそんなテンションで、みんなと同時にスタートしたんですよ。

ちうか、35、6の男たちが
一部屋に集まって何をやってんだか、って話なんですが。

で、みんなと一緒にスタートさせたワケなのですが。
 
 
 
 
 
途中、自分の分身である主人公の他に3人の仲間を作って
4人でパーティを形成して旅をすることになるんですね。

で、その3人の仲間を作るとき。
友人の一人が、こう言いだしたのですよ。
 
 
 
 
 
「あのさ、3人の仲間作るときさ、
 自分で作らないで他の人が作ることにしない?」
 
 
 
 
 
つまりは、オレのゲーム上で作られる3人の仲間の名前は友人、
まぁ、ヒロくんとジェットくんなんですが、その2人が作って、
ジェットくんのゲーム上の3人の仲間はヒロくんとオレが作る。
で、ヒロくんのゲーム上の3人の仲間はジェットくんとオレが作る、と。

で、さらに、
 
 
 
 
 
「ソレ以外の仲間を作っても使っても、ダメね」
 
 
 
 
 
 
ゲームの中で、自分以外が作った仲間を使わなくてはいけない、と。
 
そんで、
 
 
 
 
 
「もし、ソレを破ったら、メシおごりね」
 
 
 
 
 
おーおー、やってやろうじゃねぇか、と。
キミたちが作った仲間を使ってドラクエ9、クリアしてやろうじゃねぇか、と。

オレはその話にのって、で、ゲームを進めることにしたのですが。
 
 
 
 
 
でね、いちおうね、オレ、
ヒロくんとジェットくんの3人の仲間、作ってやったワケですよ。

ヒロくんのゲーム上の3人の仲間は、
職業がノーマルに「戦士」「僧侶」「魔法使い」の組み合わせで、
名前は順番に「ノビタ」「スネオ」「シズカ」。

で、ジェットくんのゲーム上の3人の仲間は、
職業が「武闘家」「僧侶」「魔法使い」の組み合わせで、
名前は順番に「ポンセ」「ホワイト」「クロマティ」。

そんな感じでオレ、作ってやったワケですよ。

んで、友人らがオレに作ってくれた3人の仲間は、
職業が「戦士」「盗賊」「僧侶」の組み合わせで、名前が。

名前が順番に。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ヒロコ」「ジュンコ」「ミチコ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
コ、コシノ3姉妹・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんかもう、キャラに愛着がわかなくてわかなくて。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「うおおおお、マジで!?ドラクエ出んの!?絶対買うっ!!」
と、イキオイで注文していたドラクエ9が朝8時に届いたのだけれど
そういやオレは、残念ながらDSを持っていなかった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
悲しいかな、隙だらけの人生。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どういうワケかわかりませんが、
イメージばかりが先行しちゃって頭にこびりついてることって、ある。
なんちうか、「なんか、そういうイメージ」なんだけど、
でも、実際には「そうでもない」という。

例えば、子供。
よく、テレビドラマでチビッコの集団が走る場面があるとそのチビッコズは
「わー!!」とか何やら意味不明の雄叫びをあげながら走ってたりするのだけど、
実際にはそんなチビッコ、ほとんどイナイ。
きっとコレ、大人が“元気なチビッコ”に勝手に膨らましてるイメージ。

例えば、黒人の方。
黒人の方ってみんな、踊りだしたらすっげぇステップ踏みそうなんだけど、
でも、黒人だからってみんながすっげぇステップ踏んだりするのかってぇと
そういうワケでもなく、踊れない黒人もいるワケで。

例えば、大阪のおばちゃん。
大阪のおばちゃんを想像すると、
頭の中にはアニマル柄の服を着てるイメージが膨らむのだけれど
でも、みんながみんなっアニマルってことは絶対に無いワケで。
 
 
 
 
 
なんか、イメージが先行して頭の中にこびりついてしまっているという。
 
 
 
 
 
ソレと似た感じなんですが、最近オレ、気づいたことがあるのです。
なんちうか、
「固まったイメージを持っていたけど、ジツはそうでもない」という。
「先入観」っちうのだろうか。
なんか、そんな感じで、
「実際に遭遇してみたらそうでもなかった」、という。
そんなことに最近、気づいたのです。

ソレは何かっちうと。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「中国人が日本語喋る時、“~アルよ”って言わない」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
言わないんだ!!
言わないのさ、中国の人って!!

中国の人が日本語喋るとなると、
ナゼか語尾に「~アルよ」ってつけるイメージがあるけど、実際には言わないの。
なんちうの?
フツーに日本語なんですよ。
 
 
 
 
 
や、こないだですね、中国の人とファミレスで会う機会がありまして、
で、オレ、「あ~、中国人か~」とか漠然とした中国人に対するイメージを持って
お会いしてきたんですがね。
なんか、お話してる最中にふと、違和感を感じたのですよ。

や、その中国の方は日本語がそこそこ喋れるんですが、
喋っていて、何か釈然としないモノを感じていたのですよ。

で、喋っているうちに急に気づいたんですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「あ、劉さん(中国の人)、“~アルよ”って言ってねぇ!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
言うと思うじゃん!!
ちうか、中国の人だったら言ってほしいじゃん!!

でも、言わないんですね。
「~アルよ」って言うイメージがあるけど、実際には言わない。
むしろ、オレよか正しいんじゃねーかー、くらいの日本語。
 
 
 
 
 
でも、そうするとオレ、言って欲しいワケですわ。
中国の人にリアル「アルよ」を言ってほしくなっちゃうんです。
もう、我がままサーティシックスですから。

でも、露骨に「“~アルよ”って言って」だなんて、
そんな、初対面の人には言えないものですから、オレ、
なんとか劉さんに「~アルよ」って言わせてやろうと思いまして。
 
 
 
 
 
ちうか、もう、語尾じゃなくていいから!!
語尾に「~アルよ」じゃなくていいから!!
 
 
 
 
 
劉さんのそのクチから、
その上唇と下唇の間から、「ア」と「ル」の連携プレーを!!
願わくば「ア」と「ル」と「よ」のトリプルコンボを!!

ソレだけでオレはウレシイですから!!
中国の人が「アルよ」って音を発しただけでもう、オレは満足しますから!!

なもんでオレ、いろいろやってみたワケです。
 
 
 
 
 
例えば、ドリンクバー。

ファミレスのドリンクバーにね、オレがドリンクをとりに行く時ね、
劉さんにわざわざ訊くワケですよ。「ドリンクある?」って。

や、見えてんのよ?
劉さんのコップに、なみなみとウーロン茶が入ってんの、オレ、見えてんの。
でも、劉さんの口から「アル」という言葉が聞きたくてわざわざ訊いてんの。

で、「ドリンクある?」って訊いたら劉さん。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「はい」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
劉さん、育ちがイイから!!
でも、ソコは「アル」と言ってほしかった!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
例えば、調味料。

食事が運ばれてきてからオレ、
劉さんに「そこに塩ある?」って訊いたワケですよ。
テーブルのはじっこにありますよね、なんか、調味料の集団が。
ソコに塩はあるか、と。

そしたら劉さん。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ん~~~、無い」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
テメーコラ、塩くらい置いとけこのファミレス野郎!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、コレはオレの作戦ミスだったワケですけど。
 
 
 
 
 
じゃ、これならどうだ、と。
これなら「アルよ」って言うんじゃねぇか、と。

や、ソレはですね、お会計の時にね、オレが払うワケですよ。
で、そん時に訊くワケです。
「小銭ある?」って。

そしたらもう、「アル」って言うんじゃねぇか、と。

や、イチかバチかの賭けなんですがね、
でも、これならかなりの確率で「アル」って引き出せるんじゃないか、と。

や、オレとしてはホントは、「有るアルよ」って言ってほしいんですよ?

へたすりゃ、「有るあるアル!!」だなんて、もう、
トラベルチャンスの時のオーディエンス状態になってほしいワケですよ。

あ、知ってますか?トラベルチャンス。
覚えてますか?トラベルチャンス。
『クイズ100人に聞きました』のトラベルチャンスね。
関口宏の。
古いですか?
古いですね。


や、ソレはいいとして、
もう、そんくらいに中国人に「アル」を連呼してほしいワケですわ。
ホントなら、そこまで聞いてみたいのです。

でも、そこまで求められないじゃない。
なんちうか、そこまでパーフェクトな「アル」は求められないじゃない。

だからもう、「ア」と「ル」が繋がってれば、と。
あわよくば「ア」と「ル」と「よ」が繋がっててくれれば、と。

で、オレ、お会計の時に劉さんに言ったのです。
「小銭ある?」って。
「ちょっと小銭が足りなくて」と。

そしたら劉さん。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「大きいのしか無い」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんか、聞きたくなかったよな、
中国の人の口から「大きいのしか無い」って・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
結局オレ、中国の人から「ア」と「ル」の連携プレーを。
「ア」と「ル」と「よ」のトリプルコンボを
引き出すことができなかったワケですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかし、こういうのって、どうしてそういうイメージになっちゃったのかね。
ナニがどうなって、
「中国人が日本語喋ると語尾に“~アルよ”が付く」って
そんなイメージが出来上がっちゃったんだろうかね。


 
 
 
初期段階で日本語を喋った中国の人が「~アルよ」って言ってて
ソレが広がったとか?
 
 
 
 
 
過去の悲しい戦争の時に、
日本人が間違った日本語を教えてしまったとか?
 
 
 
 
 
まぁ、ナニがどうなって、
日本人が「中国の人が日本語喋ると語尾に“~アルよ”ってつく」って
そんなイメージが広がったは判りませんが、
でも、そのイメージが広がる過程において、
ゼンジー北京が一枚も二枚も絡んでたことは間違い無いと、
オレは睨んでるんですがね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
そういや、ラーメンマンって語尾に「~アルよ」ってついてたかな~。

でもラーメンマン、途中でモンゴルマンになっちゃったしな~。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・『某健康食品販売企業の場合』
 
 

「ご愛飲者10万人突破感謝企画!!
 青汁を初めてお買い上げの方に、
 特別プレゼント&送料無料キャンペーン実施中!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・『某金融機関の場合』
 
 
 
「ご契約者様500万人突破キャンペーン!!
 今、新規でご契約いただくと、全国のうまいものが抽選であたる!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・『某ゲームソフト会社の場合』
 
 
 
「発売累計150万本突破!!
 感謝の気持ちをこめまして、早くも“THE BEST”で登場!!
 さらにお求めやすくなりました!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
コイツら、言ってっことがオカシイと思うのだが、どうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
10万人のご愛飲者と、
500万人のご契約者様と、
150万人のゲーム買っちゃった人は泣き寝入りだと思うのだが、どうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【なんか、悲しかったこと】
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・『扇子の使イ方』
 
 
 
オレの部屋は暑いのです。
エアコン壊れかけてるし、扇風機もまだ出してないから暑いのです。

なもんで、遊びに来た友人には「ほれ」と、
ウチにナゼかあった扇子を渡して「これを使え」と言うのですが、
すると友人らは扇子を開いたり閉じたり、じーっと眺めたりしたあと、大抵、
たいてい、こう叫ぶのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ジュリアナトキオーッ!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
♪チャッチャッチャ~
チャチャチャチャッチャッチャッ フォゥッ!!(←陽気に踊っております)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
やるね。
ちうか、やったね。
オレの部屋に来て扇子を与えられた友人、4人中、3人がやったね。
「ジュリアナトキオ」叫んだね。
何の変哲もない、フツーの扇子なのに「ジュリアナ」叫んだね。

しかもなんちうの?
3人目くらいになると、扇子を渡すオレとしても
「あー、コイツもジュリアナ言いそうだなー」とか思うワケですよ。
前の2人が「ジュリアナ」叫んで踊ったから、
コイツも「ジュリアナ」言うんじゃねーのーとか思いながら
扇子を渡すワケですよ。
そしたら。
 
 
 
 
 
「ジュリアナト」

「はいはい、わかったわかった」(←すでに見飽きております)
 
 
 
 
 
もはやバレバレの展開。
3人とも同じ思考回路。

しかもなんちうの?
その回路はすご~く低~いレベルでシンクロしとるワケですよ。
「バブル時代の生き残り」という点で完全にシンクロしとるワケですよ。

友人がそんなヤツらだと、さすがに、
さすがになんか、悲しくなりますね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・『扇子の使い方 2』
 
 
 
オレの部屋で扇子を与えられた友人、4人中、3人は
「ジュリアナトキオーッ!!」叫んで踊ったワケですが、残りの1人。
扇子を与えられた4人の中の残る1人は、じゃ、何をやったのか、と言えば。
 
 
 
 
 
「チャッチャッチャッ
 チャッチャッチャッ 
 チャッチャッチャッチャッチャッチャッチャッ!!」
 
 
 
 
 
三三七拍子。
意味不明な三三七拍子。
 
オレが、「何ソレ?」と問うと、彼は、自身有り気にこう言いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「オリンピックおじさん」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オリンピックおじさん・・・

「ニッポン、チャチャチャ」の方がわかりやすいのに・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちうかね。
誰も一発芸なんぞ望んではいないのに、
扇子を持っただけで何かしらやらないと気が済まないという、ヤツらの。
ヤツらのその根性が、なんか、悲しいのです。

しかもたいして面白くもないしね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・『ベストセラー』
 
 
 
今現在、最も売れている本といえば、
村上春樹氏の『1Q84』なのであるのだと思います。

や、オレは村上氏の本はそんなに読んだことがないものですから
なんとも言えないのですが、
でも、この尋常ではないほどの売れ行きを見れば、やはり、
最も売れている本は村上氏の新作なのだと思います。

確かに、新聞でもネットでも、
必ず1位にランキングされてますもんね。

『1Q84』が、今現在、最も売れている本だというのは
まず間違いないのだろうと思います。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
だが、しかしっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ウチの近くの本屋にですね、
その本屋独自のですね、ランキングがあったワケですよ。
その本屋においての、売れている本のランキング。

ソレによると、村上氏の『1Q84』は、第3位なのです。

あれだけ日本中で売れていて、入荷するとすぐ完売、
そんな状態が続いている村上氏の新作が、第3位だったのです。

じゃ、何が?
何が1位なの?

そう思うワケですが。

その1位になった本というのは。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『世界一の美女になるダイエット』 エリカ・アンギャル 著
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんか、地元民として、
なんか、悲しいのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・『ベストセラー 2』
 
 
 
ちなみに、2位。
村上春樹の『1Q84』をおさえて2位にランキングされた本は。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『YOSHIKI/佳樹』 小松成美 著
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
村上春樹氏のスピーチ、
エルサレムに響くもウチの地元には響いて来ずっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんか、地元民として悲しいのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちうか、ウチの地元民はみんなアレか?
世界一の美女目指してる人とXjapan好きばっかなのか?
 
 
 
世界一の美女?
ウチの田舎から? 
 
 
 
えええええええ?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「国立メディア芸術総合センター(仮)」

俗世間の呼び名で言えば、「アニメの殿堂」。

この「アニメの殿堂」の建設の是非が今、世間では問われているワケだが、
事実、この「アニメの殿堂」はもはや今年度の着工に向け動き出していて、
ソレに向けて、有識者による会議なども行われているらしい。

 
 
 
 
 
気に入らねぇ。
 
 
 
 
 
 
まったくもって、気にいらねぇ。
 
 
 
 
 
 
何が気に入らねぇって、「有識者」という言葉が気に入らねぇ。

何かっちうと「有識者」。
何かっちうと、「有識者会議」。

「有識者会議」とかなんとか言って一部の人間が集まって、
なんかエラソーに会議だかなんだかしてんのが気にいらねぇ。
 
 
 
 
 
 
だぁってさ!!

「有識者」って、「知識が有る人」ってことでしょ?
「有識者会議」って「そのへんの知識が有る人たちの会議」ってことでしょ?
 
 
 
「じゃ、何かい?
 そこに選ばれてない大多数の人間は、知識が無いってことかい?」
 
 
 
そう思っちゃうワケさ。
 
 
 
しかもアレだぜ?
「アニメの殿堂」だって何だって、
「有識者」として集合かけられてる人っちうのは、
どっかの先生とかどっかの社長さんとか、そういう人ばっかだぜ?

例えば「アニメの殿堂」。
そこにもそういう方々が集合かけられてるワケで、
もちろん、その方々もそういう分野に明るいのだとは思うし、
実際、そういうのを職業にしている人もいるのだとは思うのだけれど、
でもね、そういう分野に関して「有識者」として集合かけんなら、
 
 
 
「この、ネット上に生息しているであろうそういうの大好きな無数の人間」
 
 
 
そっちの方が、段違いに「有識者」だと思うワケさ。

簡単に言えばヲタクな方々?
そっちの方が本物の「有識者」だと思うワケさ。

や、もちろんね、
そういう人ばっかじゃ会議なんか成り立たないから、
せめて数人、高いとこから見下ろしてばかりで知った気になってる人たちの中に、
せめて数人、そういう人らを混ぜて、会議を行わないとイケナイと思うワケさ。
 
「優れたアニメとか漫画とかゲームを収集する」だかなんだか知らんけど、
「優れた日本の文化を世界に発信する」だかなんだか知らんけど、
世の中の底辺の声を反映しないでそんなもん作ったって、
んなもん、イイモノなんかできるワケなかろう!!って話ですわ。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
と、まあ、ここまでつぁつぁーっと書いてみたところで
最初に戻って、「アニメの殿堂」である。

この「アニメの殿堂」、
「素晴らしいアニメ、漫画、ゲームなどの収集」ってのが
その建設の意義のひとつとされてたりして、
世間から様々な意見が言われておるワケなのだが。
その是非が問われているワケなのだが。

オレ思うに。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
はたしてソコに、「くりぃむレモン」は含まれるのだろうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
はたしてソコに、「いけない!ルナ先生」は含まれるのだろうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
コレらは間違いなく名作である。

もし、コレらが含まれないのであれば、オレは「非」の立場を貫く!!
あと、「やるっきゃ騎士」もだっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
趣味 ニ 死ヌ。
趣味 ニ 死ヌ。
趣味 ニ 死ヌ。
 
 
 
 
 
 
オレが趣味で集めている
メディコムトイのベアブリックシリーズ18が発売になったのです(画像上)。
 
ご存知の方も多いと思いますが、一応ざっくり説明しておきますと、
このベアブリックっちうのはクマのカタチのフィギュアなんですが、
このクマのカタチのフィギュアにいろいろなデザインが施されておるワケです。

よく、映画とかとコラボレーションしたりして、
前売り券を買うと1個、その映画のイメージだったりキャラだったりが
デザインされたベアブリックがオマケとしてついてきたりするのですが、
オレが集めてるのはそういうんじゃなくて、シリーズモノ。

1つのシリーズの中にいろんなデザインがあり、
ひとつひとつ箱に入っていて、開けてみるまで何が出るかわかんない。
運がよけりゃ、モノによっては数万で取引されちゃうような
シークレットを引けるし、
運が悪けりゃ、いつまでたっても同じデザインばかり引いてしまう。

まったくもって、博打性と中毒性の高いフィギュアなのですが、
オレ、コレをシリーズ1から集めてるのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もちろん、箱買いでね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ええ、そうですわ!!
大人買いですわ大人買い!!
箱ごと買って帰りますわ!!
「え~、ドレにしよう・・・」なんて選んでる人をしり目に、
「はい、ちょっとゴメンなさい」っつって、むんずと箱ごと持って帰りますわ!!
イヤな大人でゴメンナサイ!!
生まれてきてスミマセン!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、そんな感じでオレ、
いつものように新しく発売になったベアブリックシリーズ18を買いに、
以前、オレが店長をツトメていたオモチャ屋に行き、
そんで、いつものようにむんずと箱を掴み、そんで、レジに向かったのですが。
 
 
  
なんちうか。
オモチャ屋っちうのは危険ですね。
 
 
 
なんてか、目にウツルものスベテが魅力的に見えてしまう。
どんなにクダラナイモノ、
買ったあとに絶対に後悔しそうなモノでも、
その空間の中ではナゼか、魅力的に見えてしまう。

なんなんだろう。
オモチャ屋という空間の中ではテンションが異常になっちゃうのかね。

しかもオレ、フィギュアとかオモチャとか大好きなもんですから、
もう、見るモノ見るモノ反応してしまう。
 
 
 
「おお、コレは、チェブラーシカの監督、ロマン・カチャーノフの作品、
 『ミトン』のフィギュアじゃないか!!」

「ぬおお、コレはあの『13日の金曜日』のジェイソンの
 ホッケーマスクのプロップレプリカ!!」

「おおおお、エヴァンゲリオン劇場版とコラボのベアブリック!!」(画像中)
 
 
 
しまいにゃ、様々な誘惑から逃げるようにして
やっとこさたどり着いたレジの後ろに、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「メディコムトイ、リアルアクションヒーローズ(RAH)の
 霧山修一朗と三日月しずか!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
先ほども言ったとおり、
以前、このオモチャ屋でオレは店長をしていたのです。
オーナーとケンカして辞めちゃいましたが、
オレは、この店で店長として働いていたのです。
そん時、オレは店の長として、
商品を「いかに効果的にお客さんの目にアピールするか」っちうのとかを
考えたりしておったワケです。

例えば、どこの店でもやってることですが、
ひとつ100円、200円くらいの食玩ならレジの近くに置いて、
お客さんが何かを買おうとレジに来た“ついで”にあとひとつふたつ、
イキオイで買っていってしまうような商品の配置を。

例えば、本当に売りたいモノとかならば店のあちこち、
お客さんの視界に入りやすい場所にさりげなく飾っておいて、
常にお客さんの目に商品をアピールする方法を。

オレ、店長時代にいろいろ工夫しておったのです。
 
 
 
そして、その中のひとつが、レジの後ろ。
 
 
 
レジの後ろに、商品を飾っておくのです。
コンビニだったらお中元ギフトとか置いてあるあのあたりに
商品を飾っておくのです。

ほら、お客さんがレジに来て、店員がレジ打ったり
商品を袋に入れてる時間って、お客さんて何もすることないでしょ。
んで、視線をレジの後ろあたりに彷徨わせている。

だったらソコに商品を置いて、アピールしちまおうぜ、と。
ソコに売りたいモノ飾って、お客さんにアピールしちまおうぜ、と。

オレは店長時代、ソレを実践し、
後輩であり、オレが面接をした現・店長にその術を伝えたりしていたのですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ヤロウ(現・店長)・・・
 オレが教えたことを未だに実践してやがるじゃないか・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
レジの後ろに霧山修一朗!!
レジの後ろに三日月しずか!!

『時効警察』ですわ!!
昔放送していた人気ドラマ、『時効警察』のフィギュアですわ!!
オレはうっかり見落としていたのですが、
『時効警察』の霧山くん(オダギリ・ジョー)と三日月くん(麻生久美子)が
フィギュアになって登場していたのですわ!!(画像下)
 
ソレが今、レジ後ろに!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ゲルタさん、これ、ウチに2体づつしか入んなかったんですよー」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
また!!
またそうやってオレのコレクション魂に火を着ける!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「すまん、店長、
 その霧山くんと三日月くんもくれ・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレ、自分が後輩に伝えた販売術に、完敗!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
結局オレ、今日だけで5万円近い
フィギュアとかオモチャを購入してしまったという。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちなみにオレ、
購入しようとした商品の金額が5万円近いことを知り、
一応、オレの後輩である現・店長にかけ合ってみました。

安くなんねぇか、と。
ちょっと安くなんねぇか、と。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「合計は49210円になります」

「マジで!?そんなになんの!?
 ちょっと安くしてくれよ!!
 オレ、こんなに買ったんだからサービスしてくれよ!!」

「まぁ、ちょっとなら・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「全部で25000!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「先輩だけど、死ね!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ドレス。
 
 
 
 
 
 
そういや、オレが入院してる間に、
母親がカラオケ教室に通い始めたのです。

まぁ、それはソレでイイのですが、
なんか、今度、予選会があるらしいんです。

なんの予選かっちうと、TVのカラオケ番組の。

ウチの県ではですね、
演歌界の超大物作曲家が審査員を務めるカラオケ番組があるんですわ。

母親、そのカラオケ番組の予選に出るらしいんです。

まぁ、それはソレで頑張ってほしいワケですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんちうんだろうな。
なんちうんだろう。
なんちうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どうして、
カラオケの大会とかに出場する年輩の女性っちうのは、
ああいうドレスを着たがるんだろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
わかる?
なんか、ドレスなんですよ。
カラオケなのに、ドレスなんですよ。

や、もちろんステージに上がるワケですから、
恥ずかしいカッコはしたくないのでしょうが、
でも、オレから言わせてもらえりゃぁ、
逆に恥ずかしい気もするのですわ。

だってさ、オレらの感覚で言えば、
「カラオケ」と「ドレス」って、対極に存在するモノたちだぜ?

しかしまぁ、カラオケに対する意識というのは世代によって、
ちうか各個人とかその場合によっても違いますから
一概に否定することはできないのですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ただ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
光ってんだ・・・

ウチの母親がそのカラオケ予選のために買ったドレス、光ってんですよ。
なんか、キラキラキラキラ光ってんですよ。

一応、カタチ的に近いモノの画像を載せてみたけど、
アレがね、もっともっとシルバーで、
もっともっと光ってんですよ。

なんちうの?
光る素材なんですよ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
母親は、そのドレスをオレに見せて、こういうのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「どう?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「どう?」って言われても・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんか・・・鯖っぽい・・・かな?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ちょっとシックな色合いにしてみたんだけど・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
シックか!!
ソレはシックか!!
鯖はシックな魚だったんだな!!
光りものだけどー!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
と、思ったら、予選の日に応援に行く父親。
母親の予選の日、客席で応援しに行く父親。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「オレもヨソイキの服買ったぞ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
客席で応援するだけなのにーっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちうか、「ヨソイキ」ってなんだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレらの世代はみんなきっと、
小学生とか中学生の頃に『Beat It』とか『Thriller』とか『Bad』とかで
幾度となくアタマをブチ抜かれてしまったような衝撃を
幼い身体と心に植えつけられているから、
彼のことを好きだった人もキライだった人も、
彼を見つめ続けた人も目を逸らして笑った人も、
みんな、そのニュースにみんな、息が止まったハズ。

考えてみりゃ、「死」というものに一番遠い存在と心のどこかで思ってたような、
ヘタすりゃ、彼に「死」はやってこないと心のどこかで思ってたような、
いや、彼だって人間なのだから決してそんなことは無いはずなのだけれど、
でも、彼はそんなリアルから一番遠い場所で生きていた人のように思える。
 
「king of pop」。
  
kingであり続ける為に彼は「老い」と闘っていたようだけど、
ソレはきっと、オレらが老いていくことに感じる苦痛よりも
もっと大きな、何倍も大きな苦痛だったんだろうな。
ソレは彼が、kingであり続けなければいけなかったから。
オレらは、彼の存在の前では年齢なんてただの記号の羅列にしか思えなかったけど
彼にとってはソレは重く苦しい枷だったのだろうな。

でも今日、彼はそんな苦痛から解放されて、
そして、「king」から「legend」になって、
もう、誰も追いつくことも越えることもできない存在になったワケだ。

そして最後に彼は、再び、オレらのアタマをブチ抜いてくれた。

kingは、たびたび世間を賑わせていて、
近頃はステージ以外の話題で賑わせていて、
マワリから笑われていたりしたけれど、
でも、ソレは彼がkingで、支配者だったからなんだ。

だから、オレは胸を張って言えるよ。
 
 
 
「アンタはカッケー」
 
 
 
アンタにアタマをブチ抜かれたことを光栄に思うよ。

そして、アンタと仲間がアフリカの為に歌った『We Are The World』は、
これからも、世界中で歌い継がれていくよ。

安心してくれ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「今、公開してる映画でオススメありますか?」と女子数名に問われ、
オレ、ちょびっと考える。
で、ちょびっと考えてすぐに出た答えは、『ハゲタカ』。
 
 
 
 
  
『ハゲタカ』です。
劇場版『ハゲタカ』です。
  
『ハゲタカ』といえばNHKで放送されておりましたドラマだったワケですが、
今、公開してんのはその続きのお話。
 
 
 
 
 
正直ですね、オレ、観に行く前はそんなに期待してなかったのですわ。
だってさ、ドラマでやってたヤツの劇場版って、
たいして面白くもなかったりすること多かったりするじゃない?
もちろん例外もありますが。

あと、アレ。
ドラマやってる途中から、「真の結末は劇場で!!」とか。
フザケんな、って話です。

しかも、なんちうの?
公開してから1年後には自分とこのTV局で
「あの大ヒット作が早くもTV初登場!!」とか言って、TVで放送するでしょ。
なんか、きもちわるいワケですわ。
TV局が自分とこで作った映画を「大ヒット」とか言ってTVで放送すんの。
なんか自慰行為を見せられてるみたいな感じで。

なので、どうも、
TVドラマから映画になった作品ってのはあまり好きじゃなく、
正直、『ハゲタカ』もそんなに期待して観に行ったワケでもなかったのですが。 
 
 
 
 
 
面白い。
 
 
 
 
 
『ハゲタカ』、面白い。
 
 
 
 
 
や、内容が金融・経済のお話なんで、だいぶトッツキニクイ感じはするのですが、
でも、だいたいが実際に日本で起きた出来事をモチーフにしてあったりするので、
「そういうの苦手」とか思われる方も全然ダイジョウブ。
難しそうな専門用語もですね、
だいたい、ライブドアとか村上ファンドとか、
あのへんの一連のゴタゴタでいつの間にか、
オレらの身体に自然と刷り込まれてますから。
すんなり耳に入ってきます。
人間関係もさりげなく説明入ってるし。
 
 
 
 
 
そして、なんていっても主演の大森南朋さんの魅力ね。

あの人、なんであんなにカッケーんだろう。

大森さん、決して「すっごいイケメン」って感じではないと思うのですが、
なんか、カッケー。

や、実際、共演してらっしゃる玉山鉄二さんと2人並ぶシーンとかだと、
もう、全然玉山さんがカッケーワケですよ。顔的には。

しかし大森さん、ソレを超越してしまう「カッケー何か」がある。

なんだろう。
雰囲気?
オーラ?
味?

そういう俳優さんって、いますよね。
例えば、浅野忠信さんとか、トヨエツさんとか。
よく見てみれば顔はそんなにカッケー!!ってワケじゃないと思うんだけど、
でも、なんか、とにかくカッケー。
大森さん、そんな感じでカッケー。
 
 
 
 
 
あと、意外な発見だったのが、先ほど名前を挙げさせていただいた
共演者の玉山さん。

正直、玉山さんがこんなにスゴイ演技をする人だと思わなかったです。
正直、「顔」先行の俳優さんだとオレは思ってました。

しかし玉山さん、劇中でモノスゲェ演技をされます。

や、オレは演技については深くは知らないけれど、
ただ、治まらなかったサブイボといつの間にかに出てきた涙が、
ソレを物語るにはじゅうぶんだったのではないか、と。
 
 
 
 
 
ストーリーも、さきほど言ったように金融・経済のお話で、
何かが爆発したり、車が何かを飛び越えたりとか、
そんなアクションはまるで無いですが、
ヘタなアクション映画よりもハラハラしました。

ちうか、観終わったとたんにオレ、グッタリ。
 
もう、手に汗握りすぎて。
面白すぎて。
 
 
 
 
 
ちうか、アメリカ政府と日本の国会議員はこの映画を観ればいいんだ。
日本の国会議員なんて、あんなバカみてぇな予算審議なんかやってんなら
議事堂の中で2時間ちょっと、この映画を観ればいいんだ。
そして反省しろ。
 
 
 
 
 
まぁ、そんな感じでオレ、
「今、公開してる映画でオススメありますか?」と問われ、
 
 
 
 
 
「ん~、やっぱ『ハゲタカ』かな」
 
 
 
 
 
そう応えたワケですが。
そしたら女子。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「え~~~」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ナニ?
なんなの、その反応?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「やっぱりトランスフォーマー観にいこ~」

「そうしよ~」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
だったら訊くなっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ダセェな」、と思うのです。
 
 
 
例えば、一般常識的に携帯電話を使ってはイケナイ場所で、
そこで使えば多くの人が迷惑するであろう場所で、
あえて、デカイ声を撒き散らしながら話をする。

例えば、タバコを吸ってはイケナイはずの未成年が、
視線を送るマワリの人を威嚇しながら、あえて、人前でタバコを吸う。
 
 
 
「ダセェな」、と思うのです。
 
 
 
何がダセェってその、「オレって悪だぜぇ」的なふるまい。
「オレって悪だぜぇ、マワリの迷惑なんか気にしないぜぇ」
的なふるまいをすることでマワリの注目を集めようとするその魂胆。

マワリの注目を集めたいのなら生殖器でも出しておけばよろしい。

そのクセ、マワリの視線を集めたら集めたで「何見てんだコラ?」
相手を威嚇。

ダセェ。
すこぶるダセェ。

 
 
あとはアレ。
コンビニの入口んとこで集団で座っている若者たち。
コンビニに出入りする人たちをいちいち、目でおっかけてる。
素通りする人たちを見て「みんなオレを恐れてる」って勘違いしてんだかなんだか
調子にのって威圧しまくってる。
文句でも言おうものなら「あん?なんだコラ」的なイキオイだ。

感違いするなよ?

誰もキサマたちが恐ぇって言ってるんじゃない。
ただ、「そんなダセェヤツに拘ることがメンドクサイ」から素通りしてんのさ。

しかし、ソレでヤツらは勘違いしちゃって、ますます調子にのってくる。
 
 
 
ほんと、「ダセェな」、と思うのです。
 
 
 
 
 
 
しかし、そんなヤツと拘りたくないと思っても、
時にはガッと言って拘ってやるべき時もあると思うのです。
 
 
 
 
 
 
昨日の夜、友人イズミ君とメシ食った帰りにコンビニに寄ったのです。

で、駐車スペースが1つだけ空いていたからそこに車を停めようとしたら、
車、停められなかったのです。

ナゼなら、狭い駐車場の中の、
その1つだけ空いた駐車スペースに若者が座り込んで
なんか食ったりなんか喋ったりしてたから。
ダラダラダラダラと、男3人に女が1人。
見たところみんな、ハタチくらい。

その人たちがいるからですね、車、停めたくても停められない。

なもんでオレ、
今更べつのコンビニ(遠い)に行くのもメンドクセェし、
わざわざ車を降りて、その若者たちになるべく優しい口調で言ったのです。
 
 
 
「すみません、ちょっとここに車停めさせてもらっていいですか?」
 
 
 
敬語ですわ。
オレ、若者に敬語ですわ。

この駐車スペースに車を停めたいから、
ちょっとだけどいてもらっていいですか、と。

そしたら座り込んでダラダラな若者たち、
一斉にオレんとこ見上げまして、こう言いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
男:「ダメェ~~~」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
女:「キャハハッ(笑)」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
おい・・・

おい、オレは今コイツらに、
イジワル感たっぷりに「ダメェ~~~」って言われたのか?

しかも、なんか知らんが女に笑われたのか?
笑われてしまったのか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
上等だコラァァァァッ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヘイ、ユー!!
いいか、よく聴け。

キミらは自分たちを無敵の存在と思っていないか?
今、この空間で自分たちは、無敵の存在だと思ってないか?

確かに!!
確かに今までは、ここでこうして座り込んでいても
誰にも文句言われなかったのかもしれないし、
誰もが視線をそらしていったのかもしれない。

そりゃぁ、調子にのるのも無理はないさ。

だがな、世の中そんなに都合よくできてないぜ?

キミたちは若さを「絶対的な力」と感じてはいないか?
言いかえれば、「若さは力」だと。

確かに、それは間違いではない。

間違いではないのだがな、
でもソレは、物事を多面体で捉えたウチの表面の一部にしかすぎないのだよ。

言うなれば、“「若さが力」であることが許されること”というのは、
世の中には、そう多くはないってことさ。
 
 
 
例えば、そう、ケンカとかな。

コイツはな、「若さ」じゃなくて「経験」がモノを言うのさ。
 
 
  
たった今、30代も半ばをこえたこのオレは、
ハタチやそこらのキミたちにケンカを売られたと感じた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いいのか?
オレは結構、強ぇぞ?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
男:「あん?なんだオメェ文句あんのか?」
 
ゲ:「あ?文句あんに決まってんだろうが」
 
 
 
 
 
 
一触即発。
 
 
 
 
 
 
と、そこに、
今まで車の中でボーッとしてたイズミ君、登場。
 
 
 
「ねぇねぇゲルちゃ~ん、
 ダメだって、すぐにケンカとかダメだって~」
 
 
 
イズミ君、彼はオレの、幼馴染。

こんなおっとりとした口調だけれど、
首から上とと手と足とチンコ以外、全身にタトゥー入ってます。

そんな彼が出てきて、「ケンカは良くねぇよ~」。
 
 
 
だぁってよ!!
コイツらムカツクんだもんよ!!
ブッとばす!!
コイツらブッとばす!!
ブッとばしてここからどかす!!
どかぬなら、どかしてみせようキリギリス!!(←正解はホトトギス)

 
 
しかしイズミ君。
 
 
 
「オレらもいい歳なんだからさ~」
 
 
 
まぁ、それはそうなんだけどさ・・・
 
 
 
「すぐにケンカしたがるよね~。
 ゲルちゃん、そういうのダセェって」
 
 
 
むむむ・・・
 
 
 
「いいからゲルちゃんは、車に乗っててよ。俺が話ツケてやるからさ~」
 
 
 
なもんで、オレは、
腹立ちもおさまらぬまま車に戻って
イズミ君がどんな話をするのかと彼の動向を見守ってました。

するとイズミ君。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
長袖のシャツをイキナリ脱いだ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
当然中からはもはや地肌が何色かわかんなくなっちゃってるような
タトゥーだらけの腕が出てきて、
イズミ君、その状態で彼らと何やら話をしてる模様。

と、そしたらすぐに、若者たちは去っていき、
イズミ君は車に戻ってきました。
 
 
 
何したの?
イズミ君、彼らにいったいナニをしたの?
 
 
 
と、イズミ君。
 
 
 
「ちょっくら、ビビラシてやったよ~」
 
 
 
イズミ君曰く、「田舎の人間はタトゥーとか弱いからね(笑)」とのこと。
 
 
 
「ダセェよね。
 タトゥー見ただけでビビってたよ」
 
 
 
まぁ、それはそうだけど、
キミの場合、入り方が尋常じゃないからね・・・
 
 
 
「まぁ、こんなので相手をビビらせてるオレもダセェんだけど」
 
 
 
まぁ、こういっちゃ悪いけど、確かにダセェな(笑)
 
 
 
すると、イズミ君は、言いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「あの頃は若かったからね~。
 イキオイでこんなに入れちゃったけどね、今になって後悔してんだよ。
 タトゥー入れれば入れるほど、
 自分がどんどんスゲェ人間になっていくように思えたんだよね~」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして最後に、こう言いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「でも、実際は違ったよ。ダセェよね」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オンリー、ソックス。
 
 
 
 
 
 
「ブロック崩し」といえば、玉を弾いてブロックに当て、
そのブロックを消していくという、極単純なルールのゲームなワケで、
オレらの世代の多くはあの名作『アルカノイド』に幼い頃、
ドップリと浸かりに浸かっていたものです。

しかし今や、家庭でも高価で高性能なゲーム機が主流。

複雑なゲーム性と美麗グラフィックが「現代のゲーム」なワケで、
そんな、ただ単に玉を弾いてブロックを崩していくなんて
恐ろしく単純なゲームはもはや「ケータイでの暇つぶし」くらいにしか
活躍の場を見いだせなくなってきているワケなのですが。
 
 
 
 
 
 
ワタクシゲルタ、久し振りに、そのブロック崩しにハマりました。
 
 
 
 
 
 
はい、ブロック崩しです。
ええ、あのブロック崩しです。
あの、恐ろしく単純なゲームですよ。
でもそのブロック崩しは!!
 
 
 
 
 
 
ただのブロック崩しじゃないのです。
 
 
 
 
 
 
や、何をもって「ただのブロック崩しじゃない」と言うのかといえば
そのブロック崩しは!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
エッチなんですよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あるよね!?
エッチなブロック崩し、あるよね!?

いや、奥さん。
あるんですよ、エッチなブロック崩しが。
脱衣ブロック崩し!!

なんちうの?
個人で運営されてらっしゃるサイトっちうの?
なんかこう、絵の上手な方がさ、
可愛らしい女の子の絵を描いてらっしゃるワケですよ。
可愛らしい女の子のエッチな絵を描いて、
ご自身でホームページ作ってたくさんの方が公開されてらっしゃるワケですよ。

そのホームページのオマケみたいな感じで!!

エッチなブロック崩しがけっこうな数あるワケですよ。
 
 
 
 
 
 
見つけたのはですね、友人マサなんですね。

なんか、マサはいつものようにウチに遊びにきてて、
っちうか、最近コイツとばっかつるんでる気がしますがまぁソレはいいとして、
で、そのブロック崩し、たまたまマサが見つけたワケなのですね。
 
 
 
なんかこう、ヒマだったらしいのですよ。
  
マサ、オレんちに遊びにきたはいいのだけど、ヒマ。
 
 
 
そりゃそうですわ。
だってオレ、モンハンで忙しいですから。
こないだ買ったWiiでモンハンGやってて、ゲリョス倒すのに忙しいですから。
で、オレがゲリョス相手に「ライトクリスタル落とせや~!!」なんつって
格闘しとりましたら、マサは、あまりにもヒマなもんで
オレのパソコンを勝手に開いてなにやらガチャガチャやりはじめたワケです。

で、しばらくしたらマサ、ゲリョスと闘っているオレに向かって、
 
 
 
「ゲルタ、いいもん見つけたぞ!!」
 
 
 
うるせぇバカ。
ライトクリスタル以外にいいもんあんのかバカ。死ね。
 
 
 
オレは、ゲリョスと熱い戦いを繰り広げるあまり
マサに対して暴言を吐いたりしてたワケですが、
しかし、マサ。
 
 
 
「違うんだ!!ブロック崩しなんだよ!!」
 
 
 
はぁ?
ブロック崩しなんてもう、子供の頃にすでに飽きたわ!!
『アルカノイド』で飽きてしまったわ!!

ちうか、今はもう、平成だぜ?21世紀だぜ?
あの頃の未来に僕らは立ってるんだぞコノヤロウ!!
あと100年もすりゃぁ、ドラエもんだって生まれるんだぞコノヤロウ!!
そんな時代にブロック崩しか!!

 
 
 
「違う!!違うんだ、ただのブロック崩しじゃねぇんだ!!」
 
 
 
あああ?何が違うんだよコラ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「エッチなんだよ!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・なんですと?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
見れば、個人の方が運営されてらっしゃるイラストのサイトで、
そこに、エッチなブロック崩しがあるワケですわ。
なんちうの?
JavaアプリだかFlashだかよく知らんですが、
ご自分でお描きになられたエッチなイラストで
お作りになってらっしゃるワケです。
エッチなブロック崩しを。
なんかこう、服の部分がブロックになっていて、
そのブロックを崩すとその下には・・・、的な。
 
 
 
おおお、なんすか、コレ・・・
 
 
 
ちうか、マサ、テメー、
人のパソコンで何エッチな絵なんて見てんだよコノヤロウって話なんですが、
まぁ、それはいいだろう!!

マサ、ちょっとオメーやってみろ、と。

オレはゲリョス相手に忙しいから、
マサ、オメーがそのブロックを崩してしまいなさい、と。

で、オレがゲリョス、マサはブロック相手に格闘しとったワケですが。
 
 
 
 
 
 
見てらんねぇ。
 
 
 
 
 
 
マサ、へたくそすぎて見てらんねぇ。

こんなん、落ちてきた玉を弾き返すだけじゃねぇか!!
適当にやってりゃブロックなんざドカドカ崩れてくもんじゃねぇか!!
ソレなのにオマエ!!
 
 
 
スカッ
 
 
 
スカッ
 
 
 
だー!!
玉を弾き返すこともできんのかスカスカスカスカこぼしやがって!!
 
 
 
「だって、マウスが使いずらいからよー」
 
 
 
はい、マウスのせいにしない!!
人のマウスのせいにしない!!

ちうか、マウスなんてどれだってたいしてかわんねぇだろ!!

オノレの未熟さをみとめろよ、と!!
  
 
 
 
 
 
はい、選手交代。
 
 
 
 
 
 
代打、オレ。
 
 
 
 
 
 
そんで、オレがブロックをですね、
ブロックを、バッキバキに崩しておったワケです。

おらーっ!!
服脱がすぜオラーッ!!なんつって。
 
そしたらマサ。
 
 
 
 
 
 
「なぁ、ゲルタ」
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
「なぁ!!」
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
「おい、ゲルタ!!」
 
 
 
 
 
 
なんだよ、うっせぇな!!
オレは今ブロック崩すのに忙しいんだからよ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「モンハン、ゲリョスにヤラレちゃってるけど・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
え・・・?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
知るか!!
そんなん知るか!!

ゲリョスなんかいつでも殺せるぜ!!
ゲリョスなんかいつでも血マツリだぜ!!

それよか今は!!
ソレよか今は、ゲリョスよりブロック!!
 
 
 
 
 
 
で、オレ、ゲリョスにやられちゃったモンハンの方をほっぽって、
ブロックを崩す崩す。

さすがオレ。
アルカノイドにハマッた経験と、
エッチなモノを見てみたいという欲望がダブルの相乗効果となりまして、
ブロックを崩す崩す。

そんで、オレはブロックを崩しまくり、
イラストの女の子はもう、なかば半裸みたいな感じになっておったワケですが。

そしたらまた、マサが。
 
 
 
 
 
 
「ゲルタ」
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
「なぁ、ゲルタ」
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
「なぁ!!」
 
 
 
 
 
 
なんだよテメー、さっきからうっせぇな!!

オレは今、この女の子を全裸にすることだけに全神経を集中してんだ!!
このイラストの女の子を一糸纏わぬ、
一ブロック纏わぬ姿にすることに集中してんだ!!

邪魔をするんじゃない!!
 
 
 
 
 
 
「いや、そのことなんだけどよ!!」
 
 
 
 
 
 
なんだよ!!
言いてぇことあんなら早く言え!!
 
 
 
 
 
 
「いや、そのことなんだけど・・・」
 
 
 
 
 
 
おう、なんだ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「靴下の部分のブロックだけ、残しておかないか?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
え?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
( ※ 画像はオレが日夜激闘を繰り広げている『ゲリョス』。from モンハン )
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Wii熱。
Wii熱。
 
 
 
 
 
 
一昨日、Wiiを買ったのです。
 
 
 
今まで「そんなん要らんわ!!」とか言ってたのですが、
なんか急に「そうだ、Wii、買おう」とか思って、
まるで「そうだ、京都、行こう」みたいなノリでそう思って、
で、一度そう思ったら急にオレの中のWii熱が上昇しヤガリまして、
オレの中でWiiブームが巻き起こりまして(買ってないのに)、
そしたらソコに友人マサが、
 
 
 
「あそこの店で、中古、安く売ってたよ」
 
 
 
ナニソレ!!
絶対買う~!!
 
 
 
で、買いに行ったワケですが、なんか、売り切れておりまして、
店から無くなっておりまして、
しかし、オレの中でWii熱は最高潮にまで達しておるものですから、
どうしてもWiiが欲しくて、
どーしても、その日にオレの手元にWiiが来ないと気が済まなくて、
 
 
 
「いーよいーよ!!
 もう、新品買うからいーよ!!」
 
 
 
イキオイで、
イキオイにのりまくりで、
ワタクシゲルタ、Wiiを買ったワケですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ゲームソフトがありません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Wiiの新品を買ったが故、
ソフトを買うお金が足りなくなってしまいまして、
ゲームソフトが買えなかったという。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その帰り道。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
マサ:「本体だけ持っててゲームが無いっつーのも、寂しいもんだな」

ゲル:「いや、でもコレ、アレだべ?
    WiiでエッチなDVDとか見れんだべ?」

マサ:「いや、Wiiでは見れないんじゃないかな」
 
ゲル:「うわ、マジで!!
    エッチDVD再生できる機能ぐれぇ付けとけって話だよな、任天堂!!」

マサ:「オマエはエッチ以外を再生する気はないんだな」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「Wii本体はあるけれど、ゲームソフトとお金が無い」

そんな状況に陥ってしまったオレ。

仕方ないので、部屋に戻ったオレとマサは、
似顔絵を作って遊んでいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
つ、つまんねぇ・・・

(※現在はソフトを買いました)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【 資料 】 


・画像(上)・・・友人マサがWiiで作ったオレの似顔絵。
         悔しいけど、ちょっと似ている。

・画像(下)・・・同じく友人マサがXbox360で作ったオレの似顔絵なのですが…
         
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
おいおいマサくんよ。オマエの目はフジツボか?(←正解はふしあな)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「や、似てるべ!!顔似てるべ!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
うん、顔はね!!

でも問題そこじゃない!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
前回の日記で書いたとおりワタクシ、事故で相棒(愛車)を失いました。

怪我はですね、事故のワリには全然たいしたことなくて、
打撲とアゴんとこちょっと切ったくらいで済んだのですが。
 
 
 
 
 
 
さて、困った。
 
 
 
 
 
 
や、何が困るって、ウチの田舎は
公共の交通機関が発達しておりませんものですから、
車が無いと非常に困ってしまうのですわ。

完全車社会。

もう、アメリカ並みに車社会なのですわ。
アメリカ行ったこと無いけど。
  
なので早急に、
早急に、新しい相棒探さないといけない。

ほら、なんちうの?
オレが右京さんだったら前のミニは亀山君ですわ。

あ、ドラマ『相棒』に例えてるワケなんですけどね(←『相棒』好き)

オレが水谷豊ならば、前のミニは・・・えーと・・・

あれ?あの人の名前わかんねぇ。
亀山君やってた俳優さんの名前、いまいちはっきり思い出せねぇ。

まぁ、モンカフェですわ。

オレが水谷ならば、前のミニは、モンカフェ。

ドラマでは水谷の相棒のモンカフェがどっかに行ってしまって
新しい相棒、ミッチーが登場したワケですが、そのミッチーを!!

モンカフェに代わるミッチーを!!

オレ、早急に探さないといけない。 
 
 
 
 
 
 
っちうことで、オレ、
欲しい車をいくつか選んでみました。

や、
「そんなにミニが好きなら、またミニに乗れば?」
という、そんな声も聞こえそうですが、
なんちうか、オレにとってのミニはアレ1台なのですね。
各オーナーがきっとそうであるように、
あの大破してしまったミニだけがオレの中で最高のミニであって、
ニュー・ミニも含めて、今更、他のミニには乗りたいと思えないのです。
なので、ミニは含めないで(あくまでも中古で)候補を考えました。
 
 
 
 
 
 
 
候補1.「フィアット500」

イタリア車。
ルパンが乗ってるヤツね。
 
 
 
 
 
 
候補2.「フィアット ニュー500」

イタリア車。
ルパンが乗ってるヤツの後継車ね。
 
 
 
 
 
 
候補3.「フィアット パンダ」

イタリア車。
ハンドルとタイヤ以外、全て直線だけでデザインされた車。
古いのですけど、すっげぇオシャレ感があるのですわ。
 
 
 
 
 
 
候補4.「スバル R2」

国産車。
奥田民生さんも乗ってらっしゃる。
手を加えるとカッケーのです。
 
 
 
 
 
 
候補5.「シトロエン2CV(ドゥー・シュヴォー)」

フランス車。
オシャレ。とにかくオシャレ。
このオシャレ感は日本車には無い。
 
 
 
 
 
 
候補6.「ボルボ 240エステート」

スウェーデン車。
ボルボはとにかく堅い。
 
 
 
 
 
 
候補7.「三菱ジープ」

国産車。
屋根はもちろん、幌。
窓はビニールで開閉はジッパー。
 
 
 
 
 
 
候補8.「ランチア デルタ」

イタリア車。
カクカクしててこちらもオシャレ。
 
 
 
 
 
 
候補9.「トヨタ ハイエース」

国産車。
優れた実用性。
オッサンクサいと思われがちだがジツは若者に人気。
人気ありすぎて盗難件数ナンバー1。
 
 
 
 
 
 
候補10.「スズキ マイティボーイ」

国産車。
オレが子供の頃発売されたのだけど、
当時の売り文句が確か、「金は無いけどマイティボーイ」
「バイクより安い!!」だった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
以上が、オレが欲しいと思った車です。

で、オレ、新しい相棒はどれにしようかとイロイロ考えたワケですが。
イロイロ考えて、イロイロ悩んだ結果、
新しい相棒、どの車にするかを決めました。

ちうか、中古車販売業を営む友人、キンジのおかげで、
ジツはもう、新しい相棒はオレの元にやってきておるのです。

その相棒とは。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/60/Mitsubishi_Jeep_J-53_001.JPG
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ジィィィィィィプ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ジープですわ!!
三菱ジープですわ!!
オレの相棒、三菱に決定ですわ!!
ドライブアットアースですわ!!

(実物は写真よかもっともっとカッケーです)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、そんな感じでオレ、
新しい相棒に三菱ジープを指名したワケですが。

その理由。
たくさんの候補の中から三菱ジープを選んだ理由。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「なんか、いちばん面白そうだから」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
車を選ぶ基準ってのは人それぞれなのでしょうけど、
オレはやっぱ、「面白い」ことをいちばん大事に思えるのです。

や、静かな車もいいのですが、
なんちうか、こう、キーを回した時にエンジンがグガガガガーッて唸って、
その振動が身体を大きく震わす。
路面からの振動が身体に伝わってくる。
ソレが、「車に乗っている」ということを実感させ、
そしてソレは「面白い」と感じさせてくれるのです。

前のミニもそうでした。
ハンドル重いし運転しずらい。
 
 
 
だからソレが、「面白い」。
 
 
 
「乗り心地が悪い」なんて、そんなん上等!!

ソレが「面白い」のさ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ところで、モンカフェ。

モンカフェでございます。

オレ、さっきからずーっと、
あの『相棒』の亀山君を演じてた俳優さんの名前を思い出せずに苦しんでます。
さっきからモンカフェモンカフェ言ってるのは、
あの俳優さんがモンカフェのCMに出演してるからで、
そのイメージしか出てこなくてモンカフェモンカフェ言っておるのございます。

で、どーしても、あの俳優さんを「モンカフェ」としか思い出せずに
どーも苦しいので、たった今、
オレと同じく『相棒』が好きな友人、マサに電話してみました。

「亀山君やってた俳優さんって、なんて名前だっけ?」

そんなん訊いてみました。

そるとマサ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ん~、モンカフェ?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
だよなー!!
やっぱモンカフェってしか出てこないよなー!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
調べてみました。

そうそう、寺脇康文さんでしたね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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