大根 ヲ 掘ル。

2010年1月19日 日常
大根 ヲ 掘ル。
 
 
 
 
 
 
「大根を採ってきてくれ」と親父が言う。
 
「ちょっと畑まで行って大根を採ってきてくれ」と、
わざわざオレの部屋まで来て、寝こんでいるオレに向かって、親父が言う。
 
 
 
 
 
 
「いやぁ、なんだか腰が痛くてダメなんだわ。
 かわりにちょっと行って、大根採ってきて」
 
 
 
 
 
 
オレなんか寝込んでるんですけどっ!?
 
 
 
 
 
 
仕方ないのでオレ、
親父のリクエストにこたえて畑まで行って大根を掘ってきました。

そしたらキモチワルイのばっか掘れました(画像)。

どうなってるんだ、ウチの畑は。
 
 
 
 
 
 
掘った大根をかごにブチ込んで家に帰ってくると、
「お~、いっぱい採ってきたな」と、親父。

そして、オレに向かって、一言。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「病み上がりなんだからあんまり無理すんな」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アンタが行かせたんだし、
アンタの息子はまだ病みから上がってもないんだぜ、親父よ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お医者(女医)に、まるでチビッコが優しくたしなめられるように
「おとなしくしてなきゃダメでしょう?」と言われてしまう36歳。
 
そんなん言われてオレは、
 
 
 
「ヘイ、オレをチビッコ扱いするんじゃないぜ!?
 オレは大人だぜ!?
 なんなら、出すとこ出したってイイんだぜ!?」
 
 
 
そんなこと考えてしまったりします。
まぁ、出しませんけどね。
 
 
 
 
 
ソレにしても咳が止まらない。
アンド、熱が下がらない。

さすがにこうも続くと、
「これ、ジツはインフルもしくは肺炎じゃね?」なんて思ってしまうのだけれど、
お医者(女医)曰く、「風邪」。

なんか知らんが、ちょっと残念な気持ちになるのは気のせいなのだろうか。
「こんなに熱あんのにただの風邪なの!?」的な。
「こんなに咳出んのに肺炎じゃねぇの!?」的な。
むしろ、「ただの風邪じゃない」って言ってほしいという。

ちうか、オレが「インフルでも肺炎でもなく、ただの風邪」と知った時の、
マワリの反応、アレはいったいどういうことなのだろうか。

なんか、「熱もあるし咳も出る」とか言うと「インフル?」って訊いてきて、
オレが、「いや、ただの風邪」って答えると、「あ、そう」って。

なんか、「インフルじゃねぇのかよ、ツマンネェな」的な感じアリアリで。

オマエ、伝わってるぞ!!
電話の向こう側から伝わってくるぞ、その「ツマンネェな」的な感じ!!
病人は傷つきやすいんだ、気をつけろ!!

きっと、「オレの友達がインフルになったから、オレもヤベェんだ~」とか、
そんなん言いたいのでしょうね。
人の不幸を自慢げに。

そうはいくかっちうの、アホンダラ!!
 
 
 
 
 
しかし、「おとなしく寝ている」っちうのはなかなかツライものですね。

何しろ、暇。
背中とか腰とか痛くなるし。

初めは「風邪でツライ」だったのが、
いつしか「寝てるのがツライ」に変わってきて。

なもんで、ちょっと前に『THIS IS IT』観て以来(2回観た)、
「第2次マイケルブーム」真っ只中のオレ(第1次は中学生ん時)、
マイケルのPV観て、マイケルダンスの研究、そして練習をしたりしております。

『Thriller』、『Beat It』はちょっとだけ踊れるようになったけど、
『Smooth criminal』はね、やっぱムズカシイですわね。全然ですわ。

まぁ、こんなことやってっから、
治るもんも治らないのかもしれませんが。 
 
 
 
 
 
【あまりにも有名な参考動画】

・『Thriller』 http://www.youtube.com/watch?v=5KE9WkldB9w
 (みんなきっと知っている)

・『Black or White』 http://www.youtube.com/watch?v=JYLP3poLkgE
 (このマイケル、ものすごくカッケーと思います)

・『Bad』 http://www.youtube.com/watch?v=_KlovIeN22k&feature=fvw
 (後ろの方にわかり易い日本人が)
 
・『Beat It』  http://www.youtube.com/watch?v=Uqxo1SKB0z8 
 (マイケル、いいからそんなことしてないで早く行って!!) 

・『Smooth Criminal』 http://www.youtube.com/watch?v=sjLkH4dgJdQ
 (とにかくスゲェ!!)
 
 
 
 
 
やっぱスゲェなぁ、マイケル。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・やっぱダメだな。

風邪っぴきなのに雪山に遊びに行っちゃイケナイな。
 
 
 
先週、風邪っぴきにもかかわらず山にスノーボードやりにいって以来、
熱を出して寝込んでしまっていたオレなのですが。
先日、友人から飲みに誘われ、
熱を出して寝込んでいたにもかかわらず、飲みに参加してきてしまいまして。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・やっぱダメだな。

熱があるのに友人たちとの飲みに参加しちゃイケナイな。
 
 
 
もう、飲んだ飲んだ。
体調悪いのに飲んだ飲んだ。
もはや、飲んで飲んで飲まれて飲んで状態ですわ。
『酒と涙と男と女』状態ですわ。男ばっかだったけど。

そんで、体調が悪かったせいもあったのか、もう、ぐでんぐでんに、
なんちうかもう、
「あ、これが“ぐでんぐでん”という状態なのですね、先生!!」
そんなん言われちゃいそうなくらいに酔っぱらってしまったりしまして。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・やっぱダメだな。

いい歳ブッこいてんだから、飲み方というものを考えなきゃイケナイな。
 
 
 
すっごい酔っぱらってるからオレ、なんかもう、
友人がやってる店に置いてあったギターをですね、
ジャガジャガジャガジャガやったりしてたワケですよ。
「♪マイリビ~ド~、イェーッ!!」なんてやっとったワケですよ。
スメルスライクティーンスピリットですよ。
ニルヴァーナですよ。
ソイツをジャガジャガやっとったワケですよ。

いや、コードとかめちゃくちゃなんですけどね。

カート・コバーンに謝れよ、オレ!!
  
で、そんで、
こうやって「店に置いてあるギターをジャガジャガ弾いた」なんちうと、
若干カッコヨサげに聞こえてしまいますけどね、
ニルヴァーナをジャガジャガやっとった、そんなオレのカッコはといえばですね。
 
 
 
パンツですよ。
 
 
 
や、パンツってズボンのことをオシャレチックに言ってるワケじゃなくて、
パンツね。
下着ね。

オレ、いくら店の中だからって、
この真冬にTシャツにパンツでニルヴァーナですよ。

カート・コバーンにもう一回謝れよ、オレ!!

そんでニルヴァーナでイキオイづいたオレ、
そのカッコで店を出てしまいまいして。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・やっぱダメだな。

この真冬にTシャツとパンツの超軽装で外を歩いちゃイケナイな。
 
 
 
やっぱね、オレは自分を大バカモノだと思うんですよ。

超軽装ですよ。
ドラクエで言ったら「ぬののふく」ですよ。
ラダトーム近辺でスライム相手に白熱した闘いを繰り広げてるレベルですよ。

で、いくら酔ってるからとはいえ、
そんなカッコで吹雪でびゅうびゅうの外に出て、

「オレに勝てると思うなよ、冬っ!!」

そんな、ワケわかんないっちうか、
誰を相手にしてるのかがよくわかんないケンカを売り始めたりして。
オレは超大バカモノだと思うんですよ。
 
 
 
でもね、
でもね、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレの友人たちは、そんなオレを、誰ひとりとして止めてくれはしないんだ!!
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちうか、むしろ、ヤツラは自ら望んでこっち側に参加してくるんだ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ナメんなよ、冬!!」

「かかってこいやぁっ!!」

「ぐあっ、雪にやられたっ!!」

「心配するな、傷は浅いぞっ!!」(←傷なんて無ぇよ)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、そういうバカさ加減が楽しいっちゃ楽しいんだけど・・・

でも、よそ様から見ればあまりにも奇怪ですよね、
吹雪でびゅうびゅうの夜に「ぬののふく」レベルで冬と闘う男の集団は。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・やっぱ、ダメだな。

オレら全員、ダメすぎなんだよな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そんな感じでまた、オレは寝込んでおるのです。

ソレに、なんかさっきから、ヘンな咳が止まらないんだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この時期には珍しく、窓の外には青い空。
ソレは山をも越えて、どこまでも広がっている。
 
 
 
「ボード行きてぇ」
 
 
 
そんな空を眺めてたら、オレ、テンション上がっちゃってですね、
山に滑りに行ってまいりました。

や、ホントならオレ、現在、風邪っぴきなもんですから、
家でおとなしくしてなきゃいけないのですが、
もう、青い空のおかげでテンション上がっちゃって上がっちゃって、
山に滑りに行ってまいりました。
 
 
 
 
 
 
で、行ってきたワケですが。
 
 
 
 
 
 
そしたらもう、スゴイんですよ。景色が。

視線を上に向ければ空が真っ青で、
それとは対照的に地面は真っ白で。
ソレはあまりにも美しい景色で。

もうオレ、テンション最高潮に達してしまいまして。
「イェェェアッ!!」的な感じになってしまいまして。

グリングリン回ったりとか、
技を繰り出しながら滑ってたワケですが。
 
 
 
 
 
 
そしたらそこに、キッカーがあったワケですよ。

キッカーっちうのは、スノーボードのジャンプ台のことなのですが、
そのスキー場に、大きめのキッカーが設置されていたのですね。

ワタクシ過去に、キッカーで大ジャンプをして、
その着地の際、あまりの衝撃のデカさに、
背骨を折るという大怪我をしたことがありまして、
ソレ以来、「キッカーには二度と入らない」と決めていたのですがね。
 
 
 
 
 
 
なんかねー。
 
 
 
 
 
 
オレ、ほら、テンションMAX状態ですから。
 
 
 
 
 
 
「行ってやるぜ!!」なんつって。

一緒に行ったヤツに、
「ゲルタさん、結構デカいキッカーすよ?恐くないすか?」なんて言われても、

「地震と雷と火事と虫とヤクザとオバケと、
 あと、死んだ魚の目以外、オレに恐いモノなんて無ぇ!!」

そんなん言って。

一緒に行ったヤツに
「あ、結構恐いの多いすね」なんて言われたりして。

で、そのデカめのキッカーにチャレンジすることにしたのですが。
 
 
 
 
 
 
キッカーのだいぶ上の方から滑り始めて。
 
 
 
 
 
 
エッジを使ってスピード殺すことなく加速して。
 
 
 
 
 
 
スピードがのったところでキッカーに向かって垂直に進入、
そして思い切りキッカーを蹴って、ジャンプ。
 
 
 
 
 
 
跳んだ!!

回った!!
 
ボードを掴んで技を決めた!!
 
そして着地成功!!
 
 
 
 
 
 
イェェェェェェェアッ!!
 
 
 
 
 
 
もう、キレイに決まったワケですよ。
たくさんのボーダーやスキーヤーが見守る中、キレイに決まったワケですよ。
 
 
 
 
 
 
で、何回も言いますけど、もうオレ、テンション上がりすぎですから。

両手を天にね。

握りしめた拳を天に突き上げたワケですよ。
「イェェェェアッ!!」ってな感じで。
 
 
 
 
 
 
その途端。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
逆エッジ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【 解説「逆エッジ」とは 】

・スノーボードで、カービングしているエッジと逆側のエッジが
 何らかの原因で雪面に引っかかり、バンクしている方向と逆方向に
 躰が強制的に振られること。

 大抵、転倒を伴う。
 後ろ(もしくは前)から何かにぶつけられた様な衝撃が頭にかかるため、
 転倒のダメージはともかく、しばらく立ち上がれない事もある。
 
 
 
【「逆エッジ」映像 】

http://www.fooooo.com/watch.php?id=bGr583R8j1Q
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
逆エッジをやってしまったオレ、頭を強打。

頭を激しく強打。

そして軽い脳震盪をおこし、おう吐。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
たくさんのボーダーやスキーヤーが見守るなか、おう吐。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もうね、あれだけ上がりきってたテンションもすとーんと落っこちて、
逃げて帰ってきたという。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そして現在、
テンションの代わりに今度は熱が上がっております。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
悲シイ飲ミ会。
 
 
 
 
 
 
悲しかった、飲み会。
 
悲しかった、昨日の、飲み会。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・オレが少し遅れて会場に到着した時と、
 オレよりも更に遅れてイケメン男子が会場に到着した時の、
 女性陣のテンションの上がり具合があからさまにに違う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・何軒もの店に問い合わせて、やっと購入したお気に入りの一着、
 PhateeWearのroadparka(画像)を着て行くも、
 「何それ、モンゴル人の服?」と言われ、
 以後、初対面の女たちに「チンギス」と呼ばれ続ける。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・イケメンの目の前に座った女のテンションがやたら高く、
 ソレを見たオレの目の前の女が
 「●●ちゃんって、いつも座る場所がラッキーだよね~」と、オレの目の前が、
 まるでアンラッキーであったかのように言う(実際そうかもだけど)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・「○○君(イケメン)って何歳なんですか?」
 「××君は何歳?」

  ・・・・・・

 オレは訊かれない。
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・「好きな芸能人は?」と訊かれ「大橋のぞみちゃん」と答えるも、反応が薄い。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・映画の話になり、「よし、オレの時間が来たっ!!」と思い、
 「マイケルの『THIS IS IT』を観てきた」という話をしてたのだが、
 イケメンの「この前アバター観てきたよ」の一言で

 「あ、あたしも観た~」

 「あれ面白そうだよね」

 「○○君って映画好きなの?」
 
  ・・・・・・

 すべてかっさらわれる。
 

 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
・「アニメ好きそうだよね」と言われる(実際好きだけど)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・「ガンダムとか全然興味ない」と言われる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・「ゲルタくんの話で盛り上げますよ」と、イケメンに気を使われる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・なのに、ぜんぜん盛り上がらない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・イケメンが仕込んできた、
 ホームセンターで売ってるマジック道具を使った
 クソみたいにみえみえの手品で女性陣はバカみたいに大盛り上がりする。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・カラオケで「じゃ、チンギスから」と一発目に歌わされたのだけれど、
 その間、みんなは歌本を見ていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・オレを呼ぶ時に「ねぇ、ちょっと」と、
 もはや「チンギス」とも呼ばれなくなる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・「生中3つと、カシスオレンジ1つ頼んで」と、否応なしに注文役にされる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・「あと、メニューに無いのが飲みたいんだけど、作れるかどうか訊いてみて」
 と、カラオケ屋なのに無理難題を押し付けられる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・オレがフロントに電話で注文してる間に
 オレが予約していた曲の順番がきたのだが、
 勝手に「演奏停止」ボタンを押される。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・腹が立つのをそれまで我慢してきたのだが、
 さすがに限界が近かったので先に帰ることにする。
 で、「用事があるから先に帰る」と告げると、

 「あ、お疲れ~」

 オレが帰ることを誰も残念がらない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・オレが部屋を出ようとするときも女子は歌い続ける。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・なんか腹が立ったので、部屋を出る時、誰も見てないのをいいことに
 部屋のエアコンをこっそり「冷房 18℃」に設定しておいた(←小さな復讐)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ウチの職場には今、高校生のアルバイトがいっぱい来てるのです。

去年の年末くらいから、高校の野球部とかサッカー部とか、
いくつかの高校の、部活単位で応募してきた高校生がいっぱい来てるのです。

アルバイトの内容はといえば、
このクソ寒い中、自転車に乗ってブツを配達してあるくという、
クソがつくほど大変なアルバイトなワケで、
いくら部活単位の応募とはいえ、
そんなアルバイトにもかかわらず文句も言わず配達をしてくれる高校生に、
ワタクシ、非常に感心しちゃったりなんかしちゃったりしております。
 
 

 
  
エライ!!
高校生、エライ!!
 
 
 
 
 
しかも、そのアルバイトに来てるいくつかの高校の高校生ってば、
非常~に礼儀正しいのです。

会社内ですれ違うたびにみんな、
いちいち足を止めて「こんにちはっ!!」とか「ちわっす!!」とか、
学校によって言葉の違いはあるのでしょうが、みんな、決まって挨拶するのです。

野球部の部員だと思うのですが、
白い練習着に校名がはいったブルゾンを着て、
すれ違うたびに足を止めて、帽子を脱いで頭を下げるのです。
高校野球のゲームセットん時の挨拶みたいに帽子を脱いで挨拶。
「こんにちはっ!!」とか「ちわっす!!」って。
 
 
 
 
 
そんな彼らを見ていると、
なんか、とっても嬉しくなるのです。

なんか、清々しい気持ちになるのです。
 
 
 
 
 
つい最近も、
オレがトイレに行こうと部署の部屋を出たら、
ちょうど彼らが階段を上ってやってくるところに遭遇しました。

彼らは、きれいに一列に行列になってぞろぞろと階段を上ってきたのですが、
トイレに向かう途中の、階段の一番上のところにいるオレのとこまでくると、
ひとりひとり、足を止めて帽子を脱いで「こんにちはっ!!」って
挨拶していきました。

オレは、そんな彼らの清々しさが嬉しくて、
一列で次々にやってくる彼らひとりひとりから
「こんにちはっ!!」って言われるたびに
「はい、御苦労さま~」なんつって声をかけていたのですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「こんにちはっ!!」 「御苦労さま~」

「こんにちはっ!!」 「御苦労さま~」

「こんにちはっ!!」 「御苦労さま~」 

「こんにちはっ!!」 「御苦労さま~」

「こんにちはっ!!」 「御苦労さま~」

「こんにちはっ!!」 「御苦労さま~」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(・・・・・・)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「こんにちはっ!!」 「御苦労さま~」

「こんにちはっ!!」 「御苦労さま~」
 
「コンチャッス!!」 「御苦労さま~」
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
(あ、違う学校に変わった・・・)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「コンチャッス!!」 「はい、どーもー」

「コンチャッス!!」 「はい、どーもー」

「コンチャッス!!」 「はい、どーもー」

「コンチャッス!!」 「はい、どーもー」

「コンチャッス!!」 「はい、どーもー」

「コンチャッス!!」 「はい、どーもー」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(くそ・・・)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ちわっす!!」 「お疲れ様~」

「ちわっす!!」 「お疲れ様~」

「ちわっす!!」 「お疲れ様~」

「ちわっす!!」 「お疲れ様~」

「ちわっす!!」 「お疲れ様~」

「ちわっす!!」 「お疲れ様~」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(トイレに行けない・・・)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「こんちわっす!!」 「はい、お疲れでーす」

「こんちわっす!!」 「はい、お疲れでーす」

「こんちわっす!!」 「はい、お疲れでーす」

「こんちわっす!!」 「はい、お疲れでーす」

「こんちわっす!!」 「はい、お疲れでーす」

「こんちわっす!!」 「はい、お疲れでーす」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(助けてっ!!漏れそうっ!!)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
危うく本気で漏らしそうになったという。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
や、すでに漏れてたかもしんない。軽く。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
仕事始め。
 
 
 
なんか知らんが今朝の朝礼で、
今までやったことないのに突然、上司が、

「ひとりひとり今年の目標を発表しましょう」

そんなことを言いだしやがって、
みんなはそれぞれ発表していたワケなのですが。
 
 
 
で、オレの番。
 
 
 
「えー、ワタシの目標は3つくらいあるんですけど、
 ワタシはワリと、っつーか、けっこう短気なところがありますんで、
 まず1つめの目標は、“怒らない”。
 で、次は、ワタシはワリと飽きっぽいところがありまして、
 なんでも中途半端にしてしまいがちなところがありますんで、
 2つめの目標は、“途中で投げ出さない”。
 で、あとひとつはですね、
 えーとですね、“もう恋なんてしないなんて言わない”。
 この3つをですね、ワタシは、
 “ワタシの3ない運動”としまして、今年の目標に・・・」
 
 
 
そんなん、オレはさらさら~っとテキトーに発表したワケなのですが、
そしたら上司。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ゲルタくん、ふざけないで」
 
 
 
 
 
 
 
 
 

まぁ、そんなん怒られてしまいまして(←新年早々)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちうか、オレ、ワリと本気だったから。
“もう恋なんてしないなんて言わない”ってワリと本気だったから。 

ってか、堅いよね~。
頭、堅いよね~。
カタブツ頭にマッキーは10年早かったか?
オレの頭なんかもう、ふにゃふにゃだぜ。

ちうか、アレだろ?
そんなに頭が堅いとアレだろ?
ウンコとかもカッチカチなんじゃねぇの?
ウンコとかピスタチオみてぇになってんじゃねぇの?

摂っとけって。
上司よ、悪ぃこと言わねぇから摂っとけって、食物繊維。
ファイブミニ飲んどけ。
もしくはBIO食っとけ。
違うから。ヨーグルトじゃないから。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、そんな感じで今年の仕事はスタートしたワケですが。

しかし、仕事始めなんつっても、そんなに忙しくないのですね。
ちうか、はっきり言って、ヒマなんですね。

なもんでオレ、今年の目標をもう一度、いろいろと考えてみました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・やりたいことを本気でやり、
 自分がなりたいと思うものにそろそろ本気でチャレンジする。

・知識を深める。

・可能な限り日記を書く。

・なんでも収集してしまう癖を直す。

・ゲームばっかりやらない。

・オレんとこアラフォーとか言うヤツには制裁。
 
・行ったことのない県に行き、知らない街を旅する。

・スケボー、スノーボードの技を磨く。

・オシャレに気を使う。

・スマップのコンサートに行く。

・浅草ロック座に行く。

・交友範囲を広げる。

・バレンタインに義理じゃないチョコをもらう。

・誕生日は誰かと過ごす。

・クリスマスも誰かと過ごす。

・ロマンス。

・入院しない。

・死なない。
 
・ふわふわと生きる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

うーむ・・・
 
いろいろ考えてみたつもりが、
こんな、小学生レベルの目標しか出てこなかったのですがね。うーむ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あ、あと、アレだな。

“もう恋なんてしないなんて言わない”を忘れちゃいけないな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
去年の年末には「もういくつ寝るとお正月」だなんて、
正月休みを楽しみにしておったワケですが、
いざ正月になってみると、
 
 
 
 
 
暇だねぇ。
 
 
 
 
 
特に初売りだなんだって行くワケでもなく。
特に観たいテレビがあるワケでもなく。
特に誘いたい相手がいるワケでもなく。
ひとりで山にスベリに行っても猛吹雪ですぐ帰ってきたりして。
部屋でひとりでギターをジャガジャガやりながら
「ウェルカムトゥザジャンゴー、ウィガットファニンゲィム!!」
そんなんやってもすぐ飽きて。
 
 
 
 
 
暇ですねぇ。
 
 
 
 
 
なんか、あまりにも暇なもんで、
「買物に行きたい」っておっしゃる母親を車に乗せて、
夕方ちょっと、スーパーまで出かけてきたんですけどね。

そしたらそこに、福引があったワケなのですよ。
ガランガラン回して玉を出すヤツ。

『今年最初の運だめし』とかいって。

なんか、母親が抽選券を4枚持ってるっつうんで、
オレ、母親が買物してる間にその福引にひとりで並んで、
4回、ガランガラン回してみたんですけど。

そしたら、4回ガランガランしたうち、3回出たんですよ。
 
 
 
 
 
3等が。
 
 
 
 
 
や、その福引全体における3等の数が何本あったか知らないんですけどね、
4回やって、3等が3回も出ちゃった。
いちおう、賞品は5等まであんのに3等が3回。

なんだよこの3等率。

『今年最初の運だめし』で3等が3回ってのはどうなんだ?

運がいいのか悪いのか。
 
 
 
 
 
で、3等を3回出したのですが、
そしたら、その3等の賞品が、缶入りのおせんべいでして。
 
 
 
 
 
なんか、よく、おばあちゃんちとかにあるじゃないですか。
でっけぇ銀色のカンカンに入ったおせんべい。

あれがですね、当たっちゃってですね。
 
 
 
 
 
3回も。
 
 
 
 
 
もう、福引後はカンカンを3つ積み上げて、
買物帰りのサザエさんに荷物を預けられた
サザエの旦那みたいな感じでスーパー内をうろついていたという。
 
 
 
 
 
ちうか、3等の賞品が「せんべい」って、どうなんでしょうね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「おめでとうございます!!3等出ましたー!!」

「おおおお、やったー!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「はい、3等のおせんべいです!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「せんべい・・・3等なのにせんべい・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんか、“3等”感に欠ける気がするんですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかも、ソレが3回でしたから。
 
 
 
 
 
「お、またまた3等でーす!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
要らんよ!!

せんべい、もう要らんよ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、そんな感じで今、
5等でもらったペットボトルのお茶を飲みながら、
3等のせんべいをぼりぼりやっておるワケですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ソレにしても、正月って、暇だねぇ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

一年。

2009年12月31日 日常 コメント (2)
 
 
 
 
 
 
午前中から雪は音もなく舞い続け、窓の外を純白に染め上げてしまいました。
ワタシの地元では、新年はどうやら雪と共に真っ白く始まりそうです。
 
 
 
 
 
大晦日、皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか。
 
ワタシは、紅白歌合戦を見ながら、
「大橋のぞみちゃんを育てたいなぁ」などと、
窓の外の景色とは対照的に、真っ黒な気持ちでおりました。
 
 
 
 
 
アラタメマシテこんばんは。ゲルタです。
 
 
 
 
 
さて、時間というヤツは雪とは違い、
どうやらみんなに平等に降り積もるようでして、
みんなにとっての今年も、あと僅かの時間を残すのみとなりました。
 
みなさまにとって今年は、どんな一年だったでしょうか。
 
ワタシにとってのこの一年はというと・・・さて、よく思い出せません。

ワタシは最近、歳を重ねることに喜びを感じておりまして、
ソレは、歳を重ねれば重ねるだけ人としての経験値や、
日々を重ねただけたくさんの記憶が積み重なっていくから、
と思ったからなのですが、しかしどうやらワタシという人間は、
その積み重なる記憶をメモリーしていく記憶容量に乏しいらしく、
今年起こったはずの様々なことをあんまり覚えていないということに
たった今気付いてしまったという・・・
あぁ、何を言ってるかさっぱりわかりませんね。

要するにワタシは、アホウだった、と。

なもんでワタシは今、失意のズンドコにおるワケなのですが(←どん底)
 
 
 
 
  
しかし、そんなアホウでも、いくつか、鮮明に記憶していることもあります。
 
 
 
 
 
例えば、お台場にガンダムを見に行ったこと。

すごかったですね、ガンダム。
カッコよかったですね、ガンダム。
来年は、箱根にエヴァ初号機を立ててほしいですね。
 
 
 
 
 
例えば、事故で愛車のミニを潰してしまったこと。

なんせ、15年も乗っていたから、
今でも、ミニに対して物凄く申し訳ない気持ちになります。
 
 
 
 
 
例えば、事故の後に買ったジープで、石川県まで旅に行ったこと。

富山県で、車の中で寝ようとしたけど寒くて寒くて眠れないんで
そのまま走っていたら石川県についてしまったという。
 
 
 
 
 
例えば、父親が完全に仕事をリタイアしたこと。

日中、暇を持て余してTVばかり観ている親父は、
ワタシが会社から帰ってくるたびに
「今日、ミヤネ屋でよー」と、ミヤネ屋の話を毎日ワタシにして、
ワタシは、うんざりしているという。
 
 
 
 
 
例えば、母親がカラオケ教室に通い始めたこと。

母親がカラオケ用のドレスを買ってしまったという。
 
 
 
 
 
例えば、9歳も若い女の子に、
「好きなんだけど!!」と、なんか、キレ気味に告白されてしまったこと。

「え?なんでキレてんの!?」とオレがあたふたしてしまいまして。
 
 
 
 
 
例えば、その女の子にオレの身体のことを伝えたらソッコーでフラレたこと。

キレ気味に告白されてから4時間後に、
「さっきのナシでお願い」というメールがぽつり、と。
まぁ、世の中そんなもんだろう。
 
 
 
 
 
まぁ、こんなん書いててもキリがないのでこのへんにしておきますけど、
これらを総合して、はたして今年は「良い一年だった」と言えるのだろうか、
などと、さっきからワタシは悩んでおります。
 
 
 
 
 
・・・いや。

やっぱ、今年は「良い一年」だったのだろうな。うん。
 
 
 
 
 
なんせ、今、こうしてここにいることができているのだから、
今年は「良い一年」だったのかな、と。

今年もこの日にこの場所に生きていて、
この場所から言葉を発することができているという。
ソレだけでも、今年は「良い一年」だったのではないかな、と。

うん、「良い一年」ということにしておこう。

「良い一年」ということにしておかなきゃやってられん。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、こんなん書いてる間に、
いつの間にか、新年は音もなくやってきました。

こちらでは相変わらず、窓の外では音もなく雪が降り続いています。

皆様のおうちの窓からは何が見えるのでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アナタの目に映る景色がどうか、
アナタの心に平安をもたらすモノでありますよう。

アナタにとっての一年がどうか、
ステキなものになりますよう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それではどうか皆様、良い一年をお迎えください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
胸イッパイの愛をアナタニ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アハン。
 
 
 
 
 
 
今日、髪を切るために友人シザーの店に突然行ってみたのだが、
その時シザーが非常にビックリした顔をしていたのにはワケがある。
 
以前、シザーに訊ねてみたことがあるのだ。
「どうして、年末になると髪を切る男が多いのか」、と。

理容室や美容室というのはナゼか、年末になると混むのだそうだ。

なもんで、シザーに訊いてみたワケだが、するとシザーは、
「スッキリして新年を迎えたいからじゃない?」と言っていた。

その時、「年末に髪を切る」という習慣が無いオレは
なんとも腑に落ちない表情をしていたと思うのだが、
そんなオレが年末の一日である今日、
ひょっこりと、会社帰りにシザーの店に髪を切りにきたものだから、
シザーは驚いた顔をしていたのである。
 
 
 
「あれ?自分もやっぱあれか?年末だから切りにきたか?」
 
 
 
シザーはオレに向かってそう言ったが、違うのである。
オレが今日、髪を切りに店に行ったのには別の理由があった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレの髪は長かった。

っつっても、
側面は全部上まで刈り上げてあって、頭の上の部分の髪だけが長かった。

しかし、その上の髪だけでも下ろせば肩につくほどで、
オレは、その髪で
 
 
 
「先生、バスケがしたいです!!」
 
 
 
なんてことを言いまくって、
まわりから「あー、はいはい」なんて言われていたワケだが(←飽きられてる)、
その長い髪を切ったのはベツに、バスケがしたかったからでもなく。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
簡単に言えば、鼻に入っていたからである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
髪が。

毛先が。

ちょっとした髪の束が。

鼻の穴に。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
気付かなかった。

鼻の穴に髪が入ってることに、全く気付かなかった。

なんか、オシャレなんだかなんだかわかんない男が
耳と鼻のピアスをチェーンで繋げてるのを見たことがあるが、
ちょうど、あんな感じで入っていたのである。

耳のところから一束の髪の毛がミョーンと、鼻の穴に。

しかもソレが、いつから入っていたか自分ではわからないという。

仕事中、トイレに行って鏡を見るまで全く気付かなかったのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「おいおい・・・鼻に入っちゃってるぜ・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレは、トイレから帰ると、さっそく訊いてみた。

オレの席の向かいに座る女子、ぐっちゃんに、
オレの髪が鼻の穴に入っていたことに気づいていたか訊いてみた。
 
 
 
 
 
 
「あー、気付いてましたよ」
 
 
 
 
 
 
なにぃぃ?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
隣のトロくんにも訊いてみた。
 
 
 
 
 
 
「あー、入ってるなーって思ってました」
 
 
 
 
 
 
なにぃぃぃぃ?
 
 
 
 
 
 
みんなにも訊いてみた。
 
 
 
 
 
 
「知ってたよ」

「気付いてましたよ」

「入ってたねぇ」

「知ってましたよー」
 
 
 
 
 
 
じゃぁ、どうして?
じゃぁ、どうして誰も教えてくれないの?
どうして誰も、「髪が鼻の穴に入ってるよ」って言ってくれないの?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「べつにいいかなー、と思って」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
何ソレ!?

何その無関心!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オマエらはあれか!?

東京砂漠かっ!!(←意味不明)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ナミにいたっては、「わざとやってるんだと思ってた」なんてヌカシやがって、
オレは、「バーカバーカ死んじゃえバーカ」なんて言っておいたワケですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その時である。
オレが長い髪を切ろうと思ったのは。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「もう、限界かな・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
で、今日。
オレは仕事帰りに長かった髪をバッサリと切ったワケなのだが。
 
 
 
 
 
 
今度は、くるくるパーマをあててみた。
 
 
 
 
 
 
もう、「バスケがしたいです」ネタは使えないので、オレは、
明日からは「ワーカメ好き好きぃ~」ネタで行こうと思っているのであった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
パソコンが壊れると何もできなくなる自分を発見。
 
 
 
 
 
おかしいなぁ。
オレライフにおいて、パソコンって
そんなに大きな存在ではなかったつもりでいたのだけれど。

しかし実際は、
「うおおお、パソコン壊れた~!!どうすればいいんすか~!!」
なんてオロオロしてしまったという。

まぁ、結局、パソコンに詳しい友人に見てもらったら
なおったみたいですけど。

壊れた原因はわかりません。
友人がいちおう壊れた原因をオレに教えてくれたのだけれど、
何を言っているのかさっぱり解らなかったので原因はわかりません。

再び壊れる日も近し、と思うのだが、どうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、それはソレとして。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もういくつ寝ると、お正月である。

さきほどウチの父親が、
「いやー、“もういくつ寝るとお正月”って、巧いこと言うよな~」と、
なにやら意味がわかんないことを突然言いはじめて、
おそらく父親にしかわからないポイントに、
「巧いなぁ、巧いなぁ」としきりに感心していたのだが、
まぁ、そんな父親はほっとくとして、
もういくつ寝ると、お正月である。
 
 
  
お正月には凧あげて。
独楽を回してあそびましょなのである。
 
 
 
なのである、が。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
凧。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最近、凧上げをしているチビッコの姿をあまり見ない気がする。

凧上げをしているチビッコは絶滅してはいないと思うのだが、
しかし、正月凧上げチビッコ人口は確実に減っている気がする。

もちろん、ソコには「近所に凧を上げる場所が無い」など
そのような原因がいくつもあるのが事実なのだと思うのだが、
昔、正月には決まって、
雪の積もったウチの裏の田んぼで凧を上げていた人間としては、
少々悲しくなるのもまた、事実なのである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
  
昔の話である。

昔ママがまだ若くて、小さなアタシを抱いてた、
月が、もっと遠くにあった頃の話である。

嘘である。

たぶん、小学校4年か5年生くらいの時のことである。
 
 
  
オレは正月には凧を上げていた。

その時分、「ゲイラカイト」なるものがチビッコたちの間で人気があって、
正月の空には凧と、ゲイラカイトがポツポツと上がっていた。

オレは凧派であった。

ゲイラカイトも持っていたのだけれど、近所の公民館で行われた
「お正月のおもちゃを自分で作ってみよう!!」みたいなイベントに参加して、
凧の作り方を覚えてからというもの、オレは凧派であった。
 
で、実際、自分で作っていたのだが、作り方は意外と簡単である。

簡単に言えば、竹ひごを縦横斜めに、
ちょうどテリーマンのおでこのマークみたいに組み合わせて、
あとは障子紙を貼る、糸を張る、
もちろん、それなりの精度は必要になるのだけれど、
定規の目盛さえ読むことができればそんなに難しい作業ではないから
小学生にも楽に作れるモノなのだが、
ここでひとつ、問題があった。
 
 
 
小学生の凧作りにおける問題。

ソレは、柄、である。

凧の絵柄。
 
 
 
凧の絵柄というとよく、お相撲さんの番付表みたいな字で「龍」とか、
あと、なんか、ほっぺたが赤い、目つきのキツイ、
「くわぁっ」とした顔の武人みたいな絵柄を想像するものだが、
小学生には、そんなモノは描けやしない。

まわりの子たちは好きな漫画やアニメの絵、
未来の世界のネコ型ロボットとか、そういう絵を描いていたものだが、
オレの好きなマンガは『北斗の拳』であり、
当然、原哲夫氏のような画力はあるはずがないから、
「どうしたものか」と、オレは困っていたのである。
 
 
 
結局オレはいつも、真っ白の、なんの絵柄も無い凧を上げていた。

その年もオレは、お小遣いで竹ひごを買い、それを組み立てて凧を作ったのだが、
さて、ソレをいざ上あげにいこうかとすると、そこに父親がやってきた。

父親は、「真っ白か?」という。

オレが「うん」とか、そんな返事をすると父親は、
「真っ白じゃなんだから、俺が何か描いてやろう」と言った。

オレは、子供にありがちな
「お父さんはなんでもできる」という、ほぼ盲目的な、
しかし、絶対的な信頼感で父親にまかせたのだが、
そしたら父親は、姉の習字(書道)セットを持ってきて、
墨汁の染みたその習字セットの太い筆を、
すでに完成しているオレの凧につき立てた。

どうやら父親は、
オレの凧に文字を書くつもりのようだった。
 
 
 
 
 
 
 
まず、横に短めに一本の線を引く。

次に、その線に交差して、上から斜め下に向かって一本。
 
そして、その内側に入れるように、2本の横線。

そして最後に、先に書いた文字の下に、2本の線を引き、
父親はオレに向かって「出来たぞ」と言った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

   た
 
   こ
      」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレが作った凧には、「たこ」と書いてあった。

オレが作った凧に親父は、「たこ」とひらがなで書きやがった。

蛇足である。

んなもん、チョー蛇足である。
 
しかもその字は、いくら習字セットの太い筆を使ったとはいえ、
凧全体に大きく書いたもんだからバランスが悪くてひょろっひょろに見えて、
とてつもないカッコ悪さなのである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「字が乾いたら、凧上げ行くか?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
誰が行くかぁっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ソレ以来、オレは凧を上げていない。
 
 
 
 
ソレは、
昔ママがまだ若くて、小さなアタシを抱いてた、
月がもっと遠くにあった頃の話である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
司会男:「さあ、今年も残り僅かとなりましたところで
     いよいよ『第4回オレ賞 映画部門』の発表の日が
     やってまいりました」

司会女:「ちょっと待ってください?『オレ賞』ってなんですか?」

司会男:「ご存知ありませんか?
     『オレ賞』とは、選考者のゲルタ氏が今年1年間に触れた
     各ジャンルの作品の中で、ゲルタ氏1人の偏った視点から素晴らしいと
     思えた作品に贈られるという、なんだか微妙な賞のことです」

司会女:「それは、ゲルタ氏の独断と偏見による、ということですか?
     じゃ、知るはずがありませんね。
     ちなみに今年で第4回となっていますが、
     過去にはどのような作品が受賞しているのですか?」

司会男:「過去の受賞に関しましては、ゲルタ氏の胸の内、だそうです」

司会女:「じゃ、知る由もありませんね。
     そもそも、ゲルタ氏とは誰なのですか?」

司会男:「そこらのとっつぁんです」

司会女:「とっつぁんですか」

司会男:「そのとっつぁんであるゲルタ氏が勝手に創設し、
     様々なジャンルごとに、作品、出演者、アーティストなどに
     賞を贈るのが、名誉ある『オレ賞』なのです」

司会女:「ありますか?名誉」

司会男:「本日は、その名誉ある『オレ賞』、
     映画部門の各賞の発表の日なのです」

司会女:「あー、そうですか」

司会男:「それでは、各部門賞の発表です!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・最優秀作品賞    『空気人形』

・最優秀主演男優賞  浅野 忠信  『剣岳 点の記』

・最優秀主演女優賞  ペ・ドゥナ  『空気人形』

・最優秀助演男優賞  三浦 友和  『沈まぬ太陽』

・最優秀助演女優賞  佐々木 りお 『のんちゃんのり弁』

・最優秀アニメ作品賞 『サマーウォーズ』

・最優秀セリフ賞   「腐ったこの国を買いたたく」(『ハゲタカ』より)

・最高に残念賞    『20世紀少年(全三部)』

・特別賞       江口 のりこ(『インスタント沼』他出演多数)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
司会男:「受賞者の方、受賞作品関係者の方、おめでとうございます」

司会女:「それでは、各部門の受賞に関して、
     選考委員であり選考委員長でもあります
     ゲルタ氏からのコメントを発表させていただきたいと思います」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・最優秀作品賞    『空気人形』

(現代における最高のおとぎ話は美しくもあり、とても痛くもある)
 


・最優秀主演男優賞  浅野 忠信  『剣岳 点の記』

(演技が巧いんだかなんだかわかんないけど、
 浅野さんの独特の“間”が不思議とカッケー)
 
 
 
・最優秀主演女優賞  ペ・ドゥナ  『空気人形』

(出演シーンの半分ほどはおっぱいボーンとか出てんのに、
 いつの間にか感じていたのはエロスだけではなかった。
 あと、空気人形が欲しくなりました)
 
 
・最優秀助演男優賞  三浦 友和  『沈まぬ太陽』

(百恵の旦那。いやらしい人間をホントにいやらしく演じられて)
 
 
 
・最優秀助演女優賞  佐々木 りお 『のんちゃんのり弁』

(カワイイ。養いたい)
 
 
 
・最優秀アニメ作品賞 『サマーウォーズ』

(なんか、面白かった)
 
 
 
・最優秀セリフ賞   「腐ったこの国を買いたたく」(『ハゲタカ』より)

(「買いたたく!!買いたたく!!買いたたく!!」インパクトがデカくて)
 
 
 
・最高に残念賞    『20世紀少年(全三部)』

(いろんなところにおいて、テレビ局が関わることでダメになることの最たる例)
 
 
 
・特別賞       江口 のりこ(『インスタント沼』他出演多数)

(エンドロールで名前を見かけるとなんだか嬉しくなります)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
司会女:「ちょっと待ってください。
     私の勉強不足で申し訳ありませんが、
     特別賞の江口さんてどなたですか?」

司会男:「知りませんか?ゲルタ氏が以前より注目している女優さんで、
     持ち味のひょうひょうとした独特の存在感が
     絶賛されている女優さんです。
     『月とチェリー』など映画に主演もされますし、
     また、TVドラマを含め、
     いろんな作品に、いろんな役でたくさんご出演されています」

司会女:「例えば?」

司会男:「解りやすい例で言いますと、過去の作品ですが、
     『ジョゼと虎と魚たち』のノリコ役、
     また、『スウィングガールズ』では
     主人公の上野樹里さんが楽器を買いに行った中古楽器店の
     店員さん役でご出演されていらっしゃいましたね」
    
司会女:「あんまり覚えてないです」

司会男:「もっと解りやすく言いますと、
     ドラマ『時効警察』のサネイエ役の女優さんです」

司会女:「あー、なんとなく・・・」

司会男:「それではここで、ゲルタ氏によります
     今年の映画部門に関して総評です」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「最近、ちうか、今年一年の映画はやたらと
 “ドラマの続編を映画で公開”とか、
 “ドラマの真の結末は映画で”とか、
 スクリーンがそういう使われ方をしていることが目立ちましたが、
 なんちうか、ふざけんなバカヤローといった感じです」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
司会男:「それでは、『オレ賞 映画部門』の授賞式もこれにて終了です」

司会女:「あ、トロフィーとかは無いんですか?」

司会男:「送り先が解らないそうです」

司会女:「あー、そうですか」

司会男:「来年はどのような映画が観られるのでしょうね。
     来年の映画界に期待しましょう」

司会女:「次回は『オレ賞』は、
     『オレ賞 その他映像部門』の発表です」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

近況。

2009年12月18日 日常
 
 
 
 
 
 
街のざわめきが少し、暖かみを帯びているのはきっと、
クリスマスが近いからなんだと思う。

街を彩るイルミネーションは不思議と寒い夜を暖めるから。

そんな中、どこかまだ恥ずかしそうに手をつなぐ2人は学生なのだろうか。
僕の前をゆっくりとゆっくりと、歩いている。

2人とも何も喋らない。
それはまるで、2人にとって、
互いのその手が隣にいる誰かの温もりを感じていられれば
言葉なんていらないのだ、というようで、
そんな2人を見て僕は、こう思うんだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「つないでる手を後ろからトーン!!ってやりてぇ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
トンファーだ!!
中華街で買ったトンファーだ!!
つないでる手をトンファーでトーンだ!!
指モゲろーっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、オレに睨まれたそんな2人には
オレの妨害にも負けず幸せなクリスマスを過ごしてもらうこととして。

あ、でも、セックスは禁止な!!

ケーキ食ったらお家に帰れ!!
ケーキ食ったら寝ろ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、それはソレとして。
 
 
 
ご無沙汰しております。
ゲルタです。
 
 
 
いやー、早いものでもうすぐクリスマスなんですね。
辺りはすっかりクリスマスクリスマスといったウカレっぷりでございます。

まぁ、ワタクシといえば今年も、
ベッドの上から「クリスマスにウカレた世の中を呪う」、
そんなクリスマスになるかと思われますが、
皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
 
 
 
ワタクシはといえば今週の半ば、
以前より続いておりました「むちゃくちゃ忙しい仕事」にケリをつけまして。
途中で倒れることもなく無事にフィニッシュを決めまして。
「イェェェアッ!!」なんて喜びもつかの間、
風邪で寝込んじゃったりしております。

やー、もう、熱が39度とか出ちゃったから、
「これはもしや、今は流行りのニューインフルでは?」なんて思いまして、
焦って病院に行ったら

「ただの風邪ですね」

そんなん言われちゃいまして。

「ただの風邪ってなんだ!!ただの風邪なんて無ぇんだよ!!
 ちうか、せめて、モノスゴイ風邪とか無茶苦茶ヒドイ風邪とか言ってくれ!!」

そんなん思ったりしちゃったワケですが。
 
 
 
ソレにしてもワタクシ、10、11、12月はよく働きました。
もう、ほとんど休み無しで働きました。

もうね、あまりの就労時間の長さにね、
本社からジキジキに電話かかってきて、怒られましたから。

「どうしてそんなに就労時間が長いんですか?」って。

「規定の就労時間を過ぎれば過ぎるほど、
 個人としての能力に疑問符がつくんですよ?」みたいなこと
ズバッと言われましたから。電話で。

なもんでオレ、

「能力が無いの解ってっからこうやって頑張ってるんだろーが!!」
なんて、本社の人間に向かって怒鳴りちらしてやったりしてね。
「霞が関から出てこい!!現場に来い!!」なんて。

こりゃぁもう、クビになる日も近し、って感じなのですが。

 
 
まぁ、そんな感じでワタクシ、ただ今、家でゆっくり寝込んでおります。

「ただの風邪」で寝込んでおります。
 
 
 
 
 
あ、そうだ。年賀状作らないと。

年賀状、元旦に届かなかったらスミマセン。

それでは、また。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
久しぶりに仕事が休みだというのに、
いつもと同じ時間に早起きしてしまっている自分に、腹が立つ。
 
 
 
「アホ、ボケ、自分!!もっかい寝る!!」
 
 
 
もう一度ベッドに入って次に目が覚めた時、
久しぶりにTVをつけてみたら親分と張本が「か~つっ!!」っつってて、
それはソレでまた腹が立つ。
 
『大リーガーは?基本が全然できてないから?ダメなんですよ』
 
うっせぇ張本、おっさんなんだから語尾上げんな!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、それはソレとして。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
本日、久しぶりの休みでございます。

まぁ、なんせ今、仕事がむちゃくちゃに忙しいものですから
ここ2週間くらい?もっとかな?
なんだかよくわかんねぇくらいにブッ続けで毎日仕事をしちょるワケですが、
さすがに、
さすがにね、「もぉやだ」と、
そんな、バービーボーイズみてぇなことを思いましてね、
そんで本日、休みをとったワケですが。
 
 
 
ちうか、日曜日なんですけどね。
 
 
 
カレンダーどおりなら休みなんですけどね。
 
 
 
それなのに、
「日曜日はちょっと、休みたいんですけど・・・」と上司に断りを入れる自分。
土日は休みの上司に対して断りを入れる自分。
 
 
 
アホか、オレ!!

日曜日なんだから堂々と休んでやれ!!
日曜日なんだからなんの躊躇いもなく休んでやれ!!

ちうかオレ!!
気付いてるか!?
土曜日だってホントは休みなんだぞー!!
 
 
 
まぁ、そんな感じでノーと言えない日本人オレ、
ここんとこブッ続けで働いておりましたのですが、
さすがに「もぉやだ」と思って本日、休んでみたワケですが。
 
 
  
っちうかね、このままだったらもうすぐ死んでたね!!
今日、休みにならなかったらもうすぐ死んでたね!!

ソレをあの上司のヤロー、
「日曜日はどうする?」なんて言いやがって。
 
アホか!!
こちとらもう、昼間なのに星が見えてるっちうの!!
北斗七星の横に星、見えてるっちうの!!
え?なにアレ、死兆星!?(←『北斗の拳』参照)
 
 
 
 
 
 
 
 
しかし、気がついてみればもう、12月なんですね。
まったく、時が過ぎるのは早いもので。

TVを観たり、
皆様の日記を拝読させていただきまして、
「ああ、時間って確実に流れてるのだなぁ」なんて感じておるワケですが。
 
 
 
ワタシのマワリでも、確実に時間が過ぎておりまして。
 
 
 
先日の夜、ひとりで会社に残って仕事をしてましたところ、
とある友人女子からメールがございまして。

『結婚することになったよ』と、そんなメールがありまして。
 
まぁ、まったくオメデタイ話なものですから、
ワタクシも「おおっ」なんて嬉しく思ったりしましてね。
そんで、
 
 
 
「シアワセになれるかなぁ。
 カワイイ子供も生まれるといいなぁ。
 どうせならもう、
 5つ子ちゃんとか6つ子ちゃんとかどさーって生まれて、
 そんで、子供が進学する度に金銭的に苦しんでしまえコノヤロウ!!」
 
 
 
そんなことを思ったりしたワケですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ダメだ母さん、ボクはどうやら病んでるみたいです・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そうだ、映画に行こう。
『空気人形』を観て、ペさんに癒されてこよう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ペさん」つってもヨン様じゃないぞー。
もちろん加ト茶でもないぞー。
ペ・ドゥナだぞー。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
トースト。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
気がつけば、あたりはすっかり冬の様相。
 
 
 
すっかりめっきり寒い日が続きますが、皆様におかれましてはお元気でしょうか。
 
 
 
ワタクシはといえば現在仕事が一年のうちでいちばん忙しい時期に入ってまして
こちらの日記のほうも
すっかりめっきりさっぱりオロソカにしております状態ですが、
ワタクシはすっかりめっきりさっぱりもっこり元気です。

もっこり元気です。

もっこりも元気です。

いや、むしろもっこりが(←しつこい)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、それはソレとして。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
PascoのCMのパンが非常に美味そうに見える。

アレね。
小林聡美さんがCMやってるヤツ。

きっと多くの方も同じ感想を持たれると思うのですが、
あのCMを見るたびにいつも、「美味そうだなぁ」と思うのです。

以前のCMも映画『かもめ食堂』のロケ地で撮影したCMだったし、
今回のCMも映画『プール』のロケ地でのCMだし、
なんちうか、その風景の効果も、
そして、小林聡美さんという女優さんの魅力も相まって、
映画さながらのほんわかな雰囲気の中に登場するパンは、
なんだかとても美味そうに見えるのです。

今、放送してるヤツはバナナのヤツ。

パンにバナナのせて食べるヤツなんですが(焼きバナナトースト)、
なんだかとても美味そうに見えるのです(写真)

アレを食べれば自分も、
「あの映画やCMのようにほんわかな雰囲気の中に身を置けるのではないか」と
錯覚してしまうくらいに魅力的に見えてしまうのです。

そして、「食べたいなぁ」と思えるのです。
 
 
 
で、レシピを見てみたら、
「①バナナをアルミホイルで包み、オーブントースターで20分ほど焼く」
「②トーストした食パンにバターを塗り、その上に、適度な大きさにカットした
  バナナをのせて塗り、仕上げにシナモンをふる」
と、ジツに簡単なレシピでございましたので、
まぁ、自分で作ってみようか、と。
そう思いまして。

で、作ってみたのですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
う~ん、不味そう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんちうの?
なんちうの?
上の写真、CMのヤツなんですがね、
これだとバナナが、キレイにとろ~んとなってるじゃないですか。
とろ~んとしてて美味しそうじゃないですか。

でもね。
でもね。
オレが作ったヤツはね。
パンの上のバナナが必要以上にドロ~っとして、
そんで、バナナがなんかヘンな色になっちゃって、
あまり美味しそうに見えないのですわ。

ちうか、不味そうなのですわ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「え?
 パンの上にのってんの何コレ、吐瀉物?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
スマン!!
食事中の方、スマン!!
吐瀉物とか言ってスマン!!

でも、オレが作った焼きバナナトーストはヘンな色でドロ~として、
なんか吐瀉物みたいなんだ!!

オレが作った焼きバナナトースト、ルックライク、ゲロ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
でも、まぁ、見た目だけで味は判断できませんからね。
いくら吐瀉物ライクな見た目でも、食べてみりゃぁ、
見た目からは想像できないくらいに美味しいというパターンも
往々にしてありますからね。

なもんで、
吐瀉物ライクなオレの焼きバナナトーストをムシッとほおばってみたのですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
う~ん・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いや、不味くはないよ?
不味くはないんですよ?

でも!!

でも、なんちうか!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さほど美味いとも感じない・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いや、きっと、ちゃんと作れれば美味しいのですよね。

今回のオレが作ったヤツは
だいぶ残念な見た目に仕上がってしまったからアレですが、
キレイにできれば美味しいのだと思います。
 
見た目って、案外重要なのですよね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あとはアレだな。

ウチはPasco派じゃなくて昔からヤマザキ派だからかな、パンは。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
昨日、朝から競馬場に行ってきました。
 
 
 
以前に連れて行ったら、
初心者なのに教える立場のオレよかガツガツに的中させ、
ソレに味をしめて「また連れてって」と言うナミを連れて、
また、福島競馬場に行ってきました。
 
 
 
オレは、朝から馬連、枠連で買い続けて12レース中6レース的中。
最終的には約2万円ほどプラス収支で終わることができたのですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
しかし。
 
 
 
 
 
 
 
 
なんか面白くねぇ。
 
 
 
 
 
 
 
 
2万円も儲けたのに。
 
 
 
 
 
 
 
 
なんか、面白くねぇ。
 
 
 
 
 
 
 
 
ソレはナゼかと申しますれば。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ナミ、福島競馬場第4レースで、229,540円、ゲット。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
22万円ですぜ!?
ちうか、ほとんど23万円ですぜ!?

こちとら全12レースやって2万円だってのに、
ナミ、たった1回のレースで23万円も当てやがった!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オジサンはもう、競馬やめたくなっちゃうね!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかもナミ、
まだそんなに競馬をやったことないから、
ソレが当たったかどうか、ってのがよくわかってないの。

「ゲルさん、これって当たってる?」

なんつって、オレに馬券を確認してくんの。
で、確認してみたら。
 
 
 
 
 
 
 
 
1着、15番・・・
 
 
 
2着、14番・・・
 
 
 
3着、12番・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
「おい、ナミよ、3連単だぞ・・・」

「3連単じゃハズレになるの?3連複だとソレは当たりなの?」

「いや、3連複だと当たりだけど、
 3連複だと大当たりの可能性がある・・・」
 
「マジで?」

「おお。
 でもまだ、レースが確定して、払い戻しが出ないとわかんないけど。
 でもこれは、相当人気が低い組み合わせだぞ、きっと・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
と、言ってるうちにレースが確定!!
そして、払い戻しが発表!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
3連単、229,540円。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「うぉい、22万だぞ!!」

「うそ、マジで!?」

「うん!!
 でももう1回確認しとこう!!
 いち、じゅう、ひゃく、せん、まん・・・」

「アタシも確認する!!
 いち、じゅう、ひゃく、せん、まん・・・やっぱ22万円だ!!
 いや、もう1回確認しよう!!」

「おう!!
 ちうか、いろんな角度から見てみろ!!
 いろんな角度からモニタを確認してみろ!!」

「やっぱり22万だよ!!」

「じゃ、次は反対側から数を数えてみろ!!」

「やっぱり22万だよ!!」

「じゃ、次は英語で数えてみろ!!」

「わかんないよ!!」

「てか、ほぼ23万円だ!!すっげぇな!!」

「キャー!!」

「ちうか、ちうか、なんでソレ買ったの?」

「え、何が?」

「いや、だからさ、なんでその組み合わせを買おうと思ったの?」 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「え、いや、ただなんとなくだけど」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ただなんとなく・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「なんとなく」で23万円。

こちとら競馬新聞の隅から隅まで見渡して、
データだ、血統だっていろいろ考えて12レースで2万円なのに、
1レースを「ただなんとなく」で23万円・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オジサン、競馬やめたくなっちゃうね!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
その後オレは、23万円ゲットしたナミに、
「そんなに当てたんだから昼メシおごれ」っつって、お昼ごはんをねだりました。

するとナミは、「うん、いいよー」と快く受けてくれ、
「ちょっと買ってくるから」と売店に行き、
そして、しばらくして帰ってきたのですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「はいこれ、おにぎり」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
23万もあるのに2個入り200円のおにぎりー!!

隣に1000円の幕の内弁当あったじゃなーい!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「あ、あとこれ、飲み物も」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
備え付け給湯器のお湯ー!!

隣に「お茶」のボタンあったじゃなーい!! 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちうか、アナタ、23万も持ってるじゃない・・・

もうちょっとおごってくれてもいいじゃない・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「何を目指してんの?どこに行こうとしてんの?」
 
 
 
ニヤニヤとしながら、イヤミたっぷりといった感じで言われた。
 
 
 
 
 
 
 
 
ヤツらがオレのことを気に入らないのは前から知っていた。

理由は簡単。
ヤツらの中のひとりが好意を抱いている女子とオレの仲がいいから。

まったくもって迷惑な話で、
彼女と深い関係でもなんでもないオレとしてはそんなもん、
勝手に告白でもなんでもして、勝手にフラレちまえ、ってなもんなのだが、
聞くところによると、すでにフラレていたらしい。
 
 
 
「だって、キライなんだもん」とは彼女の弁。
 
 
 
彼女が言うには、教えてもいないのに、
どこで調べたのか彼女の自宅に手紙が送られてきたのだそうだ。
ヤツにとっては純愛だったのかもしれないが、
彼女にとってはマジで通報する5秒前、ぐらいの恐怖だったらしい。

彼女はヤツにきちんとお断りをしたらしいのだが、
しかしヤツはどうにも諦めきれないらしく、ことあるごとに迫るらしい。
 
 
 
「1回だけでいいからデートして、ってしつこいんですよ。どう思います?」
 
 
 
どう思うって・・・コワイ、かな?
 
 
 
「でしょ?しかもキモチワルイでしょ?」
 
 
 
キモチワルイかどうかはよく解らないけれど、
その迫りかたは彼女にとってのヤツの印象を悪くするにはじゅうぶんに思えた。
 
彼女とヤツの間にはどうやら過去にそんなことがあったらしいのだけど、
そして今、オレにそのとばっちりが来ている。
 
 
 
 
 
 
 
 
といっても、そのとばっちりは、
ことあるごとに、ヤツと、その仲間たちが
なんかネチネチとイヤミを言ってくるくらいのもんで、
オレにとってはベツにたいしたことじゃぁない。

まったく、そういう粘着質なところがキラワレるんだろうよ、
そう言ってやろうかとも思ったけれど、まぁ、テキトーにかわしている。

例えば、オレが定時で帰る時、残業をするヤツらは
「あ~、定時で帰れるなんて羨ましいね~」だの
「こっちはこんなに忙しいのによっぽど暇なんだろうね」だの、
そんなんをわざとオレの耳に入るように声を張って言うくらいのもんだ。

ソレを聞いてオレは、
「あ~、バカなヤツらがバカなことを言っている。
 でも、バカなんだからバカなことを言うのは仕方がないことだ」
そう思って無視している。

ちうか、そんなんを言われても、さほど腹が立たないのだ。
ヤツらにイヤミを言われても、さほど腹が立たないのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
ソレはきっと、オレは内心、
ヤツらを完全に見下しているから、なのだと思う。

他人を見下すことは決して良いことではないのだけれど、
でも、なんちうか、そういう人間性、
「好意を抱いている女子に振り向いてもらえないとそのまわりの人間を恨む」、
そういう人間性を目の当たりにした時、あまりにもソレに呆れてしまって、
もはや、笑いさえ浮かんでしまうほどにダセェと思ったり、
憐れだと思ったりしてしまうのだ。

要するに、「見下している」。

だからオレは、ヤツらに何を言われてもベツに、
「ハイハイハイハイ、そうですね」ってな感じで流す、といった
態度をとり続けていたワケなのだが。
 
 
 
 
 
 
 
 
しかし最近、その流す態度が気に入らないのか、
それとも、こっちが何も言わないことに調子に乗ってきてるのだか知らないが、
最近のヤツらはどうも、調子に乗りすぎている感があった。

きっと、オレがヤツらを見下していて何も言わないことで、
ヤツらはオレを「何も言えないヤツ」と決めて見下しているのだと思う。

そして今日、言われたのだ。

ヤツらが言ってきたのは、オレの髪型のこと。

少し前にオレは、髪型を変えたのだ。
髪の毛が長いのはそのままなのだけど、その長い髪の内側、
側頭部と後頭部を全て、上まで刈り上げた。
簡単に言えば太目のモヒカンみたいなもんだ。
もしくはチョー、ツーブロック。
毛が残っているのは頭の上のほうだけ、といったカタチで、
普段はその残った髪の毛を下げたり結んだりしている。

まぁ、ジツにジツに小さいことなのだけれど、
ヤツらはそんなんをターゲットにネチネチ始まったのだ。
 
 
 
「その髪型ってかっこいいの?」

「そんな髪型で恥ずかしくないの?」

「そんな頭にして、
 いったい何を目指してんの?どこに行こうとしてんの?」
 
 
 
ヤツらと部署は違うから、食堂や喫煙所でしか顔を合わせることがないのだが、
その喫煙所で顔を合わせた時、
ヤツらはニヤニヤとした顔をしてオレをバカにしたように、
オレの髪型をどーのこーの言ってきた。

全部質問型である。

オレは、ベツに無視してもよかったのだけれど、
まぁ、質問型ということもあるし、これもいい機会かと、
少し考えてから見下すように言ってやった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「オマエ、かっこいいの?って訊いたな?
 オマエらにはこの髪型の良さはわかんねぇかもしんねぇ。
 でも、オレには絶対の自信がある。
 この良さがわかんねぇってんなら、所詮オマエらはその程度ってことだ。

 そんでオマエ。
 恥ずかしくないか訊いたな?
 全然恥ずかしくねぇぞ。

 そんでオマエ。
 何目指してるの?どこに行きたいの?っつったな?
 オレが行きたいのはオマエらには一生かかっても到達できない場所だ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さらに一言、付け加えてやった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「オマエら、ダセェぞ?
 この、ポコチン軍団。ポコチンズめ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そしてオレは、ニヤニヤ笑ってその場を離れた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレがニヤニヤ笑っていたのは、
咄嗟に口に出た「ポコチンズ」というネーミングが、
咄嗟に出たワリには上出来だ、と思えたからである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今日も今日とて映画鑑賞。

本日観たのは、『沈まぬ太陽』。

んで、感想はというと。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「飛行機に乗るのがますますイヤになった」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この映画は航空会社を舞台にした映画なんですけど、
この映画観たら、キライだった飛行機がますますキライになりましたね。
もう、絶対に乗りたくないという。

 
 
 
 
や、なんでそんなに飛行機がキライなのかって、
ま、簡単に言えばですね、コワイんですよ。
コワイコワイ。
飛行機チョーコワイ。

いや、そう言いつつオレも飛行機には何回か搭乗したことあるのですけど、
なんちうかですね、
あの、「身を委ねてる感」がイヤなんですよ。
乗ってしまったら最後、自分では何もできないという。
まぁ、電車もそうなんですけどね。
だからオレ、電車もあんまし好きじゃないですもん。
 
 
 
 
 
あと、アレね。
飛行機って、キュ~ってなるでしょ?
なんちうの?
離陸の時とか、着陸態勢に入った時とか、キュ~ってなんの。
解ります?
なんちうか、肛門あたりがゾワゾワして、
そこから何かを抜き取らてる感じ。
解ります?
あの感覚がイヤで、キライなんですよ。
 
  
「おおおお、なんか抜かれてる!!何コレ、尻子玉!?」みてぇな。


まぁ、飛行機に河童は乗ってませんけどね。
 
 
 
 
 
あと、アレね。
飛行機が着陸態勢に入った時の傾き加減ね。
ギュイーンって高度を下げながら、左右どっちかに機体が傾くでしょ。
あん時に、窓から陸地でも見えようもんならオレ、


「着陸とか言いながら、ジツはこれ、墜落してんじゃねぇの?」


とか、そんなん思っちゃう。
そしたらもう、内心パニック気味になっちゃって、
スチュワーデスさんに助けを求めたくなっちゃう。
 
 
「スチュワーデスさん、僕の隣に居てくれないか!!」


スタンド・バイ・ミーですわ。
スチュワーデスさんにスタンド・バイ・ミーですわ。

まぁ、要するにオレ、ケツの穴リトル野郎なワケなんですけどね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
や、なんか余計なことをたらたら書いてしまいましたが。

この映画、あくまでもオレの評価なんですがね。
この映画に対するオレの評価を一言で申しますと。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
傑作。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
たぶん、オレがこれまでの人生で観てきた映画の中で、
ベストテンに入るのでは、と思えるくらいでした。

や、この映画は特に、目に見える見せ場という見せ場は無いのですよ。

「飛行機が海に墜落してそこから脱出する」とか、
「飛行機がハイジャックされて大統領がひとりでテロリストと闘う」とか、
そういった見せ場というものは皆無なんですね。

ただ、映画の中では、
俳優さんたちの表情と台詞のやり取りが延々と続くのです。
時に穏やかに、時には緊迫した表情で、人間模様が繰り広げられるのです。

ソレが延々3時間40分(10分間の休憩あり)。

でも、その3時間40分は、全く長くは感じないのですよ。
「あれ?もう終わりなの?」って感じで。

もちろん、好き嫌いはあると思いますけど、
オレは、この映画は観てよかったと思いましたわ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この映画の物語は、飛行機の墜落で始まるのですね。

モデルになったのは、1985年の日航機墜落事故。

当時オレは12歳で、この大惨事の模様をTVで観て、
なんとも言えない気持ちになったものです。
日々増えていく遺体の数になんとも言えない気持ちになったものです。

この映画では、墜落現場も御巣鷹山だし、
墜落直前の、機長の「パワー!!パワー!!」という言葉も、
墜落してる最中に乗客の方が、
ご家族に向けて手帳に最後の言葉を残したことも再現されています。

ソレは、当時の大惨事を知っている者にとっては、ものすごくツライ映像でした。

そして、TVや新聞の表面上の報道だけでは
当時12歳の子供には知りうることが出来ない話もあって、
なんか、涙が出るほどでした。
  
たぶん、オレと同じ世代で、
あの大惨事を知っている人ならば同じに気持ちになるんじゃないかな、
なんて思います。
 
 
 
 
 
や、この映画はもちろん、ソレだけの映画じゃないんですけどね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
男アナ:「さて、菊池投手はライオンズへの入団がほぼ確定なわけですが、
     あせらずに実力を磨いてほしいですね」


女アナ:「私としては、ドラフトで広島カープに2位指名されました
     堂林選手との対決が見てみたいです」


男アナ:「夏の甲子園を盛り上げた2人の再対決ですか。
     このままですと、対決の場はセパ交流戦か日本シリーズになりますね」


女アナ:「ぜひとも日本シリーズで見てみたいです」


男アナ:「まだ気が早いかもしれませんね。
     まずはあせらず、力をつけてほしいです。
     それでは、その他のスポーツの話題です」


女アナ:「本日、ROUND1福島西店で行われました
     某会社のボウリング大会。
     注目は、3日前から会社帰りにひとりで投げ込みをし、
     自身最高スコアとなる211をたたきだして、
     前日に早くも優勝宣言をしたゲルタ選手。
     ですが、マイボール、マイシューズ、そして、
     手につけるヘンなアレを使ったにも関わらず
     スコアが思ったよりも全く伸びず、
     1ゲーム目が81、2ゲーム目が121という、
     惨憺たる結果に終わりました」


男アナ:「惨敗ですね」


女アナ:「ですね。
     ちなみに、選手人数18人のうち、
     ゲルタ選手は第10位に終わった模様です」


男アナ:「これは酷いですね。
     何か原因があったのかもしれませんが・・・」


女アナ:「選手生命にかかわるようなことでなければいいのですが・・・」


男アナ:「そうですね。
     ゲルタ選手の様子がちょっと心配ですね」


女アナ:「あ、ただいま試合後のゲルタ選手のコメントが入ってきました。
     試合後、ゲルタ選手は記者の質問に対して、
     『極度の筋肉痛で、身体が動かなかった』
     と、語りました」


男アナ:「・・・・・・」


女アナ:「どうやら、3日連続で投げ込みをしたのが原因のようですね」


男アナ:「それはそうなのでしょうが、
     ゲルタ選手、要するに、“ハシャギすぎ”じゃないでしょうか」


女アナ:「“ハシャギすぎ”ですか?
     どうやら、『最大の敵は自分だった』ともコメントしてるようですが」


男アナ:「“ハシャギすぎ”でしょう。
     筋肉痛のピークが大会当日にやってくるのも
     彼の悲しいところではありますが」


女アナ:「それは36歳という年齢にも関係してくることなのでしょうか」


男アナ:「それは否定できないと思いますね」


女アナ:「なお、ゲルタ選手は今後について、
     元プロ野球選手の清原さんの膝や、
     元投手の桑田さんの肘を診察したことで知られます
     スポーツ医学の権威、ジョーヴ博士の診察を受けるために
     渡米する予定だということを明らかにしました」


男アナ:「筋肉痛で、ですか?」


女アナ:「ジョーヴ博士は筋肉痛を診察してくれるのでしょうか・・・」


男アナ:「無理でしょう。
     サロンパスなどで解決できると思いますがね」


女アナ:「アメリカに着くころには筋肉痛も治ってるのではと思いますしね」
     それでは次、お天気です~」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
去年の年末調整の時期にブッ倒れて、
病院から出てきたのがつい最近のような気がするのに、
今年ももう、ウチの会社では年末調整がスタートしたワケで。



アラタメマシテこんばんは。
年末調整担当のゲルタです。
 
 
 
まぁ、そんなワケでワタクシ、最近忙しくしておりますワケで。

やー、思えばですね。
去年も、その前の年も、年末調整の時期にブッ倒れた気がするものですから、
今年はゼヒ、ブッ倒れないように無事にこのハードスケジュールを
乗り切りたいなんて思いつつ、
しかし、ちょっとだけ、
ちうか、半分くらい、「ブッ倒れてもいいかな」なんて思えるのは
ワタクシ、看護婦さんが大好きだからであります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さぁ、冒頭から何を言ってるか解らなくなってまいりましたが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そんな忙しい日々の中、ワタクシ本日、
会社帰りにひとりでボウリングをしてきたのであります。

略して「ひとボウ」ですね。

や、ベツに略す必要なんて無いのですけど。

ちうかワタクシ、
本日どころか昨日も、一昨日も、ひとボウをやってきたのであります。
ひとりで投げ込んできたワケでございます。
 
ソレはナゼかと言いますと。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
明日、ウチの職場のボウリング大会があるのでございます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ソレに向けてビシッと。
ボウリング大会に向けてビシッとワタクシ、練習をしてきたのでございます。

しかも、そのボウリング大会。
ソレを仕切る幹事はオレが任されていまして。
会場の手配から景品の選択、買い出しまですべて、
ワタクシがひとりで取り仕切っておるワケです。

ワタクシ“ひとり”で、“景品”を含む“すべて”を。
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
フフフ。
これがどういうことを意味するか、察しのイイ方ならば
すでにお気づきかと思いますが。

念のために言いますと、ソレは、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「景品という名目で、
 会社の金でオレの好きなモノを買えちゃう」ということなのです(←セコイ)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回オレ、むっちゃくちゃ自信アリ。

もう、めっちゃくちゃ優勝する自身アリ。

だってさ、あらかじめ他の連中に最高スコアを訊いてまわったんですけど、
参加人数18人のうち、一番スコアが高いヤツでも130なんですわ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレ昨日、オレ史上最高スコア、211をたたき出したもん。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ククク。
負ける気がしねぇぜ・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかもアレね。
他のヤツらはみんな、備え付けのハウスボール使うのだけれど、
そんな中オレ、マイボール使っちゃうもん。
ちうか、マイボールどころかマイシューズも使っちゃうし、
さらに、手につけるヘンなアレも使っちゃうもん。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
クククク。
ますますもって、負ける気がしねぇっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかし、いくら負ける気がしないからって、ソコはオレ。
念には念をいれて、
こうやって毎日、会社帰りにひとボウをやってきてるワケなのです。
 
 
 
 
 
ちうことで、ボウリング大会本番は明日、金曜日!!
近づいてく、近づいてく、押し出される決戦の金曜日ですわ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちなみに、今回のボウリング大会の優勝賞品、
オレが選んだワケですが、
その優勝賞品は、1万円ぶんの商品券。

貰っても、なんかイマイチ「ウレシイ感が無い」商品券。

でもこれは、オレにとってはもう、めちゃくちゃウレシイワケですわ。
 
 
 
 
 
なんせオレ、これを使ってですね、
自分の好きなモノを買おうとしておるワケですから(←もう一回言うけど、セコイ)
 
 
 
 
 
じゃ、そのオレの好きなモノとはなんなのかといえば、なのですが。

ジツは、ソレはですね、
ソレは、
オレが今、めちゃくちゃハマッてる、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
森永ラムネ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
フハハハハハハ!!
オレは明日、1万円分の森永ラムネを手に入れるのだ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
消えるぜ?
明日、ウチの地元から森永ラムネ消えちゃうぜ?

フハハハハハハッ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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