「せっかく日記書いたのに間違って消しちゃった。ショックー」とか
日記にそんなことを書かれてる方を時々見かけて、オレ、
「あ、そんなことあるんだー」なんて思ってたのですが。
オレも今日、この日記を書き始めて初めて、
「せっかく日記を書いたのに間違って消して」しまいました。
ショック!!
オレ、ショック!!
いやぁ、これ、ホントにショックね。
何をどう操作したんだかよくわからないんだけど、
確か、「BackSpaceキー」を押して書いたとこいろいろ直してたら
いきなり画面が変って、そんで、「ヤベー」とか思って
慌ててまたブラウザの「戻る」とか「進む」で
「日記を書く」の画面に戻ってきたんだけど、
その時はもう!!
オレの日記が消滅!!
なんつーかもう、こうなっちゃうと、
日記を書く気が無くなっちゃいますね。
改めて書き直そうという気力はとてもじゃないけど、無い。
しかもオレ、今日はなんか結構長めに書いてたんですよ。
「千年」と呼ばれてた高校時代の同級生の話を長めに書いてたの。
で、もうちょっとで書き終わるぞーって時に、この有様。
ショック!!
1時間もかけて途中まで書いたのに!!
だからもう、今日は「千年」の話は書くのヤメました。
「千年」の話はまた今度。
なんせ、今からまた書く根性はオレには無いから。
じゃ、今日は何書こうかなーって考えたワケですが、
同じショック繋がりで言えばアレだな。
朝、毎日すれ違うVWのビートルに乗ったオネイサンが、
今朝、車の中で思いっきり鼻クソほじってたこと。
なんかさー、すっげぇほじってんの。オネイサン。
黄色い昔のビートルでさー、なんか
「お、オシャレ!!」とか思ってたんだけどさー、
そん中で思いっきりほじってんだもん。
人差し指がズップリいってましたからね。
人差し指、イン・ザ・鼻の穴。
キャー!!
オネイサン油断しすぎー!!
車ん中だからって、油断しすぎだから!!
車のガラス透明だから!!
見てる人は見てるからー!!
なんつーか、
ソレが今日のショックだったことですかね。
オネイサンが鼻クソほじってるとこなんか見たくなかったよ、って。
まぁ、あとは、この話もたいして膨らまないんで、
もう、今日の日記はこれでおしまいにします。
それではみなさま、ごきげんよう。
こんばんは。
セックス、ドラッグ、ロックンロールで言えば、
ドラッグが一番好きなゲルタです。
・・・・・・
あれ?
シンナーはドラッグのうちに入りますか?
まぁ、それはソレとして。
前の日記に「女の子を紹介してもらう」みたいなこと書きましたら、
数人の方から
「前の日記に書いてた歯医者の受付嬢とはどうなったの?」
そんなご質問をいただきました。
ありがとうございます。
ご質問をくださってありがとうございます。
さて、その歯医者の受付嬢とワタクシとのその後についてですが。
まぁ、結論から言いますと。
フラレました。
痛い痛い痛い痛いっ!!
心が痛いっ!!
っつってもまぁ、しょーがねぇんですけどね。
オレには持病があって、自分自身はフツーと思ってても、
他から見れば身体の一部がフツーの人と違ってて、
でも、ソレは外から見ただけではワカラナイから
フツーにお付き合いなんか始まるんだけど、
でもオレは、自分の身体の事を黙ったままお付き合いはできないから
その事を相手に正直に打ち明けると相手がいろいろ考えてしまって、
で、結局いつも、ダメになるという。
いや、ダメではないんだけど。
オレの恋愛、昔からよくあるこのパターン。
まぁ、巡りあわせが悪かったって言っちゃなんだけど、
相手だって将来のことを考えてみればいろいろ考えるだろうし。
そして、ソレを踏まえた上で自分の方を向かせられなかったってのは
オレ自身にそういう現実を吹き飛ばしてしまうほどの
力や魅力がなかったってことですから。
どんな病気を持っていたって、
どんな障害を持っていたって、
結婚して幸せになってる人もたくさんいるワケですから。
だから、まぁ、オレはまだまだ修業が足りねぇってことで。
まぁ、そんなワケで、オレはあの人とは続かなかったワケです。
こればっかりはしょーがねぇ。
っつっても、例え今回はダメだったとしても、
だからといってオレは、自分の身体がどーだこーだ言って、
ソレを理由に将来を諦めたりしませんけどね。
ナゼならソレは、オレがゲルタという人間だから。
ふぉっふぉっふぉ。
オレは強ぇぜ?
ふぉっふぉっふぉ。
紹介、なんだそうである。
や、こんな言い方をすればなんとも他人事のような感じだけれど、
オレ、女子を紹介してもらうというか、
「男を紹介して」と言ってる女子と会うことになってしまったのだ。
きっかけは新年会。
先日行われた新年会で1人1人今年の抱負を述べるというモノがあり、
みんな、「今年は仕事のミスをなくします」だとか
「スキルアップを目指します」だとかそんなこと言ってるなか、オレ、
「良きご縁などございましたらワタクシに御一報ください!!」
そんな、抱負でもなんでもないことを言ったら
早速この話が舞い込んできたのだが・・・
正直オレ、ちょっと戸惑い気味。
だって、そのお相手の女子というのが・・・
22歳。
おいおい、干支が1周しちゃってるぜ・・・
きっと、話すことに困るんだろうな、オレ。
そんで干支の話とかしちゃうんだろうな。
「キミは丑年だね?」なんつって。むむむ。
【恵方巻き】
節分の日に、その年の恵方を向いて食べる太巻き寿司。
心の内に願い事をしながら黙って食べると願い事がかなうという。
大阪地方の習慣であるが、平成12年(2000)ごろから全国に広がった。
(「大辞林」より)
主に大阪地方の文化だった恵方巻きというモノが
コンビニを媒体として全国に広まったのはここ10年来のこと。
ソレが、コンビニに行くには車に乗らないと行けないような、
そんな山のフモトにあるオレん家にまで伝わるには
ソレからまた数年を要し、オレん家で節分の日にこの
恵方巻きを食べるようになったのは、一昨年からである。
だからですね、慣れてないんですね、恵方巻きに。
節分に恵方を向いて無言で食べるこの恵方巻き、
このルールというかなんちうか、コレに我が家は慣れてない。
一昨年は「よーし、恵方巻き食うぞー」とか言って、
みんな無言で恵方巻きを食べ始めたんだけど、
みんな肝心の「恵方」を忘れ、
全員無言でテレビを観ながら食べてしまったという。
んで、昨年は、恵方巻きをこれまた恵方を向かずに食べ始め、
途中、母親が
「あれ?今年の恵方ってどっち?」
もう、この時点で、
「恵方を向いてない」「喋った」
この2つでアウトなワケで。ツーアウトなワケで。
まぁ、ウチの家族はそんな家族なもんですから、
今年の恵方巻きははたしてどうなることやらと思ってたわけですが。
そしたら。案の定。
や、今年はですね、
先に節分の豆まきをしたんですよ。
オヤジがですね、
「鬼はー外ー!!」
「福はー内ー!!」
「鬼はー外ー!!」
「福はー内ー!!」
「鬼はー外ー!!」
そんなん言って豆まいてですね、
それから、恵方巻きにかぶりつくことになったんです。
で、ウチの家族。
気合入ってたんですよ。
恵方巻きを初めて成功させようと気合入ってたんですよ、ウチの家族。
「今年の恵方は?」
「南南東!!」
「はい、南南東オッケー!!」
身体の向きを南南東にセット!!
「いただきます以後は何も喋らないで食べきるように。それでは!!」
「はい、いただきまーす!!」
恵方巻きを食べ始めるウチの家族。
無言ですわ。
家族全員無言ですわ。
(同じ方向を向いた数人が無言で巻き寿司食ってる画というのは
なんかキモチワルイわー)
そんなこと考えながらオレも、恵方巻きを黙って食ってたんですが。
そしたらその途中、オヤジがイキナリ。
「あれ?さっきの豆まきん時オレ、福は内が1回少ないよな?
鬼はー外で始めて鬼はー外で終った気がするんだけど。
少なかったよな?福は内が少なかったと思わない?」
は?何言ってんの?
「いや、鬼は外と福は内は
同じ回数言わなきゃなんじゃないの?やっぱ」
そんなの、どーでもいいじゃんかよ。
「いや、なんかすっきりしないだろ!!
同じ数言っておかないとすっきりしないだろ!!
豆!!豆!!
ゲルタ、豆持ってきて!!
福は内が1回足りないから豆持ってきて!!」
なんでオレが豆を持ってくんだよ!!
つーか、今、喋っちゃダメだから!!
黙って食ってる最中だからって・・・・・・あああっ!!
喋っちゃった。
そしたら、ソレを見ていた母親。
「ははは〜ん、ダメね〜。
は〜い、2人ともダメね〜・・・・・・あああっ!!」
そして今年も、我が家で恵方巻きに成功した者はいなかったという。
・とある日常。
「なんかこう、久しぶりにライヴにでも行きてぇなぁ」
「あー。でもこっち、何も来ねぇからな」
「あ、でも今度、あの人来るよ?あの人」
「誰?」
「んー、名前わかんない」
「じゃぁ、行きようがないね」
「いや、名前は思い出せないけど、曲は知ってんのよ」
「どんなメロディだよ?」
「♪タラララーン、ララララララッラー」
「何ソレ、なんかのお経?」
「違うぞ!!昔、大ヒットした歌のメロディだぞ!!」
「ダメだ、音痴すぎてわかんねぇ」
「ほら、あの人だよ!!
今年も海に行くって歌ってた人だよ!!」
「女?」
「女!!」
「ソニン?EE JUMP?」
「あー。海に行こうよーとか歌ってたな」
「カキ氷には練乳っても言ってたよな」
「おーっととっと、ナ・ツ・だ・ぜ!!っつってな」
「オレはシロップはメロンだけどな」
「メロンって、メロンの味しねぇのな」
「そんな話はいいから。
つーか、違うんだ!!そんな陽気な歌じゃねぇから!!」
「悲しい歌なの?」
「すっげぇ悲しい歌。すっげぇ泣ける歌」
「えー、そんな歌あったかー?」
「あ、あとな、映画にも行くっつう歌だ!!」
「なんだその歌は。海の帰りに映画に行くの?」
「海に行って映画に行くのがどうやったら悲しい歌になるんだ。
思いっきりハッピーな歌じゃないか」
「ちがうから。そんな歌じゃないから。
あ、わかった!!
♪今年もー海に行くってー
いっぱい映画も観るってー、って、そういう歌だ!!」
「あー、はいはい!!あの歌な!!知ってる!!」
「つーかソレは、今年も海に行った人の歌じゃなくて、
今年も海に行こうとしてたけど行けなかった人の歌だろ」
「あと、映画もな」
「そうだ、映画も行けなかった人の歌だ。
あの歌は泣けるよな〜。その人が来るの?」
「うん、来るらしい」
「なんだよ、“らしい”かよ」
「つーか、ソレはライヴではなくコンサートだな」
で、誰が歌ってたんだっけ?」
「わかんね」
「アレじゃね?平松なんとかじゃね?」
「あ、そうそう!!」
「違うだろ。
平松なんとかは部屋とYシャツだろ」
「そうだっけ?」
「そうだよ。その歌は平松じゃない。
平松は部屋とYシャツと私だ」
「あー、部屋とYシャツと私と鉄人兵団な」
「ソレはのび太だろ。
違うっつーの。部屋とYシャツと私と酒と涙と男と女だろ」
「ソレはベタすぎるだろ。
部屋とYシャツと私とハリーポッターと秘密の部屋だな」
「あ、不死鳥の騎士団じゃないんだ」
「まー、ハリー・ポッターはシリーズがいっぱいあるからねー。
部屋とYシャツと私とハリー・ポッターとetcでもいいけどねー」
「まとめちゃうんだ」
「うん、いっぱいあるからまとめちゃう」
「あ、部屋とYシャツと私と天と地とってのは?」
「なんか、一気にスケールがデカくなったねー」
「なんか、一気に戦国だね」
「じゃ、部屋とYシャツと私とシドとナンシーってのは?」
「ソレはシド&ナンシーだろ」
「じゃ、もう全部ひっくるめちゃえば?」
「部屋とYシャツと私とのび太と鉄人兵団と酒と涙と男と女と
ハリー・ポッターとetcと天と地とシド&ナンシー」
「あ、ジャックと豆の木も入れといて。
アレよ?ジャックっつってもジャック・バウアーじゃねぇよ?」
「知ってるよ。
じゃ、部屋とYシャツと私とのび太と鉄人兵団と
酒と涙と男と女とハリー・ポッターとetcと天と地と
シド&ナンシーとジャックと豆の木、っつーことで」
「なんか、すげー歌だな」
「いろんな要素がありすぎて歌として成立するかが疑問だな」
「っつーか、オレらは何の話してたんだっけ?」
「何だっけ?」
「アレじゃね?
♪今年も海に行くってーって歌は誰の歌か?って話」
「で、結局誰だったの?」
「わかんね」
朝、職場の女子が
「髪の毛にゴミがついてますよー」といって、
オレの髪についてたゴミを指で取ってくれた。
キュンキュンであった。
ズッキンドッキンであった。
だからオレは、
昼に食堂のおばちゃんにお米を少し分けてもらって、
今度はわざと、顔にお米をつけてみた。
顔にお米をつけて何食わーぬ顔で、仕事してみた。
そうすりゃ女子は、
オレの顔についてるお米を
「ゲルタさん、お米ついてますよー」とか
そんなん言っちゃったりなんかしちゃったりしちゃって!!
指で!!
そのしなやかな指先で!!
オレの顔についたお米を!!
しかも、オレの顔からとったお米をまさか自分の口に・・・
カァーッ!!
こりゃぁ、わくわくしますな!!(←妄想中)
しかし。
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
誰も何も言わねぇ。
待てども待てども、女子は何も言わねぇ。
オレ、顔にお米つけたままほったらかし。
何で?
髪にゴミがついてるとか、そういうレベルじゃねぇのよ?
気付かねぇワケがねぇんだ!!
お米が付いてんのよ!?
スーツ姿の男が顔にお米つけてんだ!!
1粒じゃねぇぞ、3粒だ!!
しかもそのうちの1つはおでこについてんだ!!
「オメー、どんだけガキ大将なんだよ?」
そんくらいのイキオイでお米がついてんだ!!
なのに女子!!
ナゼ女子たちは誰も何も言わない!!
「こうなりゃ、絶対にとらねぇ。
女子に言われるまで絶対に顔のお米をとらねぇ!!」
と、思ったら、女子の1人が声をかけてきた。
「ゲルタさん」
うおおおおおおーっ!!
うおっしゃぁ!!
来たぜーっ!!
や、米だろ?
いや、あくまでもオレは気付いてない設定なんだけど、
オレの顔にお米がついてんだろ?
さぁ、とってくれ!!
そのしなやかな指先で、オレの顔についたお米をとってくれ!!
おーっと、気をつけてくれ!!
お米はおでこにもついてるからな!!
と、思いつつもオレ、
「ん?何?」なんて気付いてないフリ。
そしたら女子。
「1つ言っていいですか?」
オッケー、カモン!!
「バカじゃね?」
ズゥーン。
I Love Mini。
2008年1月29日 日常 コメント (6)今のミニ・クーパーに乗って、14年。
あの車がオレの元にやってきたのは二十歳の時だ。
キッカケは1冊の雑誌。
その年の夏、オレは入院していたのだけれど、
その入院中に、
表紙に「ミニに昂ぶる」という言葉が刻まれた雑誌を読んだ。
雑誌のミニ特集。
その雑誌にはミニの歴史から構造までが詳しく載っており、
何回も読み返すうちにオレは、完璧にミニにハマった。
どうしてもミニに乗りたくなった。
そして、病院の許可を貰って、外出。
外出から帰ると、看護婦さんが
「ゲルタくん、外出して何してきたの?」と訊いてくる。
だからオレは、力いっぱい答えた。
「車買ってきた!!」
夏に注文した車がオレの元に届いたのは冬になってからだった。
届いた次の日は大雪で、オレは、ワイパーをフルに動かして
イギリスからやってきた新車のミニを乗り回していたのだが、
いつの間にか、ワイパーが1本無くなっていた。
「むむむ、これがミニの壊れやすさなのか・・・」
ミニは壊れやすいとかそんな話はよく聞いていたし、
雑誌にもそんなことが書いてあったから覚悟はしていたが、
新車が届いて次の日に、ワイパー1本紛失。
車の動力機関の欠陥ではないにしろ、
「こんなんで大丈夫なのか?」と思ったことを覚えている。
それから14年。
やはり、ミニが壊れやすいというのはある程度本当で、
オレのミニは幾度となく故障し、
オレは、ソレを幾度となく修理してきた。
コンピューターが壊れ、
マフラーが腐って外れ落ち、
ウィンカーもワイパーも止まらなくなる。
そんなんを修理しながら乗りつづけてきた。
雨漏りなんかはしょっちゅうで、
直しても直しても違うところから雨漏りするので、
もう、雨漏りを直すのをやめた。
こないだなんか、アレだ。
走行中に踏み込んだアクセルが戻ってこなくなり、
オレは死を覚悟した。
最近では運転席側のドアが開かなくなり、
オレは、助手席側のドアから乗り降りしていた。
押しても引っ張っても動かないのだ、ドアが。
「なんなんだ、この車は!!」
実際、壊れてばっかで腹立たしいことばかり。
修理費だけでもかなりの金額を使ってる。
ほんと、腹立たしいことがいっぱいある車なのだけれど、
でも、腹が立ったその3秒後には、すぐにこう思うのだ。
「でも、ミニなんだもん、しょうがないよね」
ミニが好きなのだ。
そんなオレのミニなのだが。
今朝、いつものようにミニに乗って出勤しようとしたら。
ドアが落ちてた。
「ええええええっ!?」
落ちてるのだ。
運転手席側のドアが。
地面に。
あの、取っ手を掴んで引っ張って開きバタンと閉めるあのドア、
こないだまで押しても引っ張ってもびくともしなかった
運転手席側のドアが、そのままそっくり地面に落ちてる。
なんちうか、あんな感じ。
ルパンで、五右衛門の斬鉄剣で切られた車のドアが
ビヨーンて開いて落っこちる感じ。
そうだ、確か、ドラマ『トリック』で、
「どーんとこーい」の上田次郎の車のドアが外れていたが、
あんな感じで、ドアがそっくり外れて落ちてる。
「どうしろっていうんだよ・・・」
とりあえずオレは応急処置として、
ドアを内側から落ちないように紐で縛ったのだが、
縛りながらオレは、思った。
「紐でパーツを固定してる車ってどんなだよ!!」
それでも、
紐で縛られたドアを見て
「しょーがねぇなー」なんてちょっとニヤケてしまうのは、
やっぱりオレが、ミニが好きなのだからだと思う。
「ミニなんだもん、しょうがないよね」
その時オレは、焦っていた。
オレの部屋。
目の前のベッドには職場の女、ナミが泥酔して寝ている。
2人きり。
オレの部屋にオレとナミ、2人きりなのである。
「これ、どうしよう・・・」
いや、その少し前まで、
オレの部屋にはナミの他にも数人の人間がいたのだ。
その日は週末ということもあり、会社の新年会があった。
その中でオレは数人と映画の話をして、オレが
「鉄コン筋クリートというアニメの映画が面白い。
オレはDVDを持っている」
と、そんな話をしたら、会社の新年会が終ったら
オレの部屋でそのDVDを観ようということになり、
夜も遅く、数人の人間がオレの部屋にやってきた。
で、DVDを観始めたワケなのだが、
観始めるなりすでに泥酔状態だったナミは
オレのベッドを占領して寝始め、
そしてしばらくするとみんな、
映画もまだ途中だというのに、眠いから帰ると言い始めた。
その時みんなはいちおう、ベッドの上のナミに
「帰るよ」と言ったのだけれど、泥酔状態のナミ、
「泊まるっ!!」
頑として動こうとしない。
オレは、「無理にでも連れてけ」と言ったのだけれど、
ナミは仙台から新幹線で通勤している身であり、
すでにその新幹線も、最終は出てしまっている。
「じゃ、アレだ!!ネットカフェにでも連れてけ!!」
しかし、
こんな泥酔状態の女子を1人にするのは危ない、
しかも、すこぶる面倒だということで、却下。
ソレにナミは、
すでに気持ちよさそうにオレのベッドを占領しているので、
みんなはオレの部屋に泊めてやれと言う。
「大丈夫だよ。
ゲルさんが間違いを起こさなければいいだけだから」
そして、部屋にはオレとナミが2人きり。
ナミは、あまりにも無防備だった。
「おーい、ナミよー」とか声をかけると、
「んあ?」などと目を瞑ったまま返事をする。
「なんだ、この女!!
この女には危険を回避する能力が欠落してるのか!?」
オレは思う。
いちおうオレも、男である。
それなりに若い男である。
しかも、エロだ。
そのエロの部屋でエロを前に、
泥酔とはいえ無防備な状態で寝るだなんて、なんたることか。
「こりゃぁ、明日の朝は説教だな」
オレはナミの寝顔を見ながらそんなことを考える。
と、ふと、ナミの目に視線がいく。
・・・・・・
「ナミってけっこう、まつげが長いんだな・・・」
そんなことを考えてる自分に気付く。
キュン。
はっ!!しまった!!
おいおいおいおい、オレ!!
何を考えてるんだ、オレ!!
キュンキュンしない!!
相手はナミだぜ?
職場の同僚だぜ?
毎日毎日会ってるじゃないか。
毎日顔を会わせていても、なんとも思わなかったじゃないか。
カワイイか?
この女、カワイイか?
・・・・・・
「でも、こうしてみると結構カワイイ・・・かも」
キュン。
お、お、おい!!
ダメ、ダメだぜ、オレ!!
ここでキュンキュンしちゃったらヤバイぜ!!
自分の部屋!!
ベッドに寝てる女!!
この状況でキュンキュンしちゃったら
ドント・ストップ・ミー・ナウ!!
ほら、ソレに、ナミの寝顔を見てみろ!!
ナミったら、すっかり気持ちよさそうに寝てるじゃないか!!
こんなに気持ちよさそうに寝てるのに・・・
・・・・・・
「あれ?
なんか、息苦しそうな顔してるな・・・」
キュンキュン!!(←ドS魂、点火)
ベッドの前で、意味もなく行ったり来たりと悩むオレ。
オレの中には2人のオレがいて、それぞれがこう囁くのだ。
「ここでなんかしちゃってみろ?
後からなんか厄介なことになっちゃうかもしれないぞ?
ソレに、寝てるところに襲い掛かるだなんて、
人としてイケナイことだろう?」
「でも、人ん家で寝てる方が悪いんじゃねーか?
無防備で寝ちゃってるヤツが悪いんじゃねーか?
これでどうにかなっちゃったって、文句は言えねーだろ」
悩むオレ。
相変わらず行ったり来たり。
で、散々考えた挙句、オレが下した決断。
「おっぱい」
と、その時である。
ナミの目がいきなり開いた。
ナミとオレの視線が合う。
「ゲルさん」
うおおおおおおーっ!!
名前を呼ばれて焦りまくるオレ。
「お、目が覚めた?」
オレが焦りを隠し、平静を装ってそんなことを言うと、
ナミは一言「トイレ」と言った。
「おお、トイレな!!
ダイジョブか?歩けるか?」
オレがそう言うと、ナミはベッドに寝たまま黙ってうんうんと頷く。
しかし、頷くわりにはなかなか立てず、
ナミは、しばらくしてやっとベッドに腰をおろす。
その顔は真っ青で、目に涙が溜まっていた。
「あれ?もしかして、キモチワルイ?」
オレが言うと、ナミは黙って頷いた。
「マジで?吐く?吐きそう?
トイレまで歩けるか?
階段下りれるか?
わかった!!
袋持ってくるからちょっとだけ我慢しろ!!」
「うん・・ごめん・・・うぅっ!!」
「わかった!!
わかったから喋るな!!口開けたら吐く!!」
急いで袋を探すオレ。
あああ、こんな時に限って袋が無い!!
さっきよったコンビニもマイバッグで済ませてしまった!!
何がマイバッグだバカヤロウ!!
すると、ナミ。
「ゲルさん・・・ダイジョブ。
私、歩いてトイレまで行けエレエレエレエレエレエレエレ!!」
ギャァァァァッ!!吐いたぁーっ!!
・・・・・
その後オレは真っ青な顔のナミをベッドに寝かせ、部屋を掃除する。
もはやおっぱいのことなどはどーでもよく。
オレは、
「隣の部屋で寝てるから、なんかあったら呼べ!!」
そう言って、隣にある暖房もなにもない姉の部屋、
今ではオレの衣裳部屋になっている部屋に布団をひいて、寝た。
そして次の朝。
目が覚めてナミのところに行くと、
ナミはすでにベッドにはいなかった。
「あれ?」
そう思って両親のいる下の階に行くと、
「あ、ゲルさん!!
ご馳走になってまーす!!」
ナミはナゼか、
その朝に会ったばかりのはずのウチの両親と一緒に、
朝飯を食っていた。
そして、朝飯を食い終わって、ナミを駅まで送る。
ナミは、その途中、オレに向かって訊いてきた。
「私になんかした?」
オレは、「何もしてないに決まってるだろ!!」と否定する。
おっぱいを触ろうとしたことは黙っていたのだが、ナミが
「記憶が無いんだよね」と言うのを聞くと、オレは内心、思った。
「ちぃっ、何かしとけばよかったぁー!!」
家に帰ると、
ウチの母親が、なんだかニヤリとして、オレに話し掛けてきた。
「なかなかいい子じゃなーい」
おいおい、母親。
アンタ、なんかとてつもない勘違いをしているだろう?
あのカレイのニュース、すごいですよね。
漁で獲れたカレイが15年前の手紙を身体にひっかけてたってヤツ。
オレも小学校の頃、風船に手紙付けて飛ばしたことあるけど、
結局なんにも返ってこなかったですもん。
どこ行っちゃったんだろ、オレの手紙。
誰にも発見されず、どこかで風化しちゃったのかなー、なんて、
そんなん思ってたらなんだか哀しくなってしまいますね。
なもんでオレ、今度はなんかの映画みたいに
瓶に手紙入れて海に流そうかな、なんて思ったんですが、
部屋からJINROの瓶しか出てこなかった時点で断念。
なんつーか、JINROの瓶ではねぇ。
まぁ、それはソレとして、そのニュース。
その、「カレイに手紙」っていうニュース。
見れば見るほど、
報道を見れば見るほど、気になることがあります。
きっと、多くの人も同じこと考えてると思うんですけどね。
その、「気になること」、ソレは。
「そして、カレイの運命は?」
どうなったんだ、カレイの運命!?
今回、計らずとも手紙の主にその手紙を運ぶカタチとなり、
手紙の主に
「カレイにも感謝したい」
そう言わしめた、カレイのその後はどうなったんだ!?
・・・・・・
Go to 皿の上?
Enter The デブッチョ。
2008年1月23日 日常 コメント (3)食欲異常。
ここ最近のオレ、食欲異常。
例えば、昼。
オレはパンが大好きなワケですが、
そのパンを、6つとか7つとか食うんですよ。昼に。
今は休んでるのですが、
会社だったらね、昼休みに売店のパンを7つとか8つ買って、
昼休みじゅうずーっと食ってんの。
おかげでパンを買いたい女子から非難殺到。
「ゲルタさんがいっぱい買うから、
アタシ、パンを買えなかったじゃないですかー」
まぁ、そんな感じで会社の女子からすっかり嫌われ者なワケですが。
つーか、そんなん知るか。
オレは食いたいモノを食うだけ。
オマエはパン競争に敗れた敗者だ!!
敗者の泣き言など聞こえんな!!
で、会社を休んでたここ最近も昼にはパン屋に行って、
長さ50〜60センチくらいのフランスパンを2本買って、
それをずーっと食ってんの。
フランスパン2本、むしゃむしゃむしゃむしゃずーっと食ってる。
で、その後にお菓子を食って。
で、夜にはご飯を食って。
で、その後風呂に入って風呂から上がったらまた、パンを食う。
インフルで高熱出てようがなんだろうが、食欲が全く衰えない。
しかも、全然お腹が苦しくなんないの。
現に今、こうして日記書いてる間もパン食ってますからね。
この日記、右手だけで書いてますから。
左手には、まるごとソーセージ持ってますから。
うめーよね、まるごとソーセージ。
まるごとソーセージ作ったヤツは天才だね。
で、目の前にはスイスロールもあんの。
スイスロールもまた、うめーんだよね。
これ作った人も天才ですよ。
このスイスロールは寝る前に・・・
って、なんかやっぱオレの食欲、異常ですわ。
なんつーか、このままじゃデブッちょ一直線ですね。むむむ。
そそ。
この度、ワタクシ不肖ゲルタ、
インフルなんかにヤラレたりしてしまったりっしてたのですが、
その間、お見舞いのお言葉をくださった方々、
ホントにありがとうございました!!
おかげさまでだいぶ元気になりました!!
みなさまもお体にはじゅうぶんにお気をつけくださいませ!!
ホントにありがとうございました!!
小学6年の夏、プールサイドでブッ飛ばされたことがある。
当時28歳の、オレらのクラスの担任だった女教師、
ムッちゃんの足の親指を見て、
「ムッちゃんの足の親指、どうして毛が生えてるの?」
そう言ったら、
“バシッ”“ボコッ”
ムッちゃんにブッ飛ばされた。
「そんなとこ見てないでっ!!」
当時のオレとしてはきっと、
自分には無かった毛がムッちゃんにあったから、
純粋な気持ちで訊いたのだと思うのだけれど、
今思えばその純粋は、教師といえど28歳の女性の
痛いところをグリグリに突いてしまったのかもしれない。
わかんないけど。
そんなことがあったせいか、
オレはそのころ、ちょっとだけ毛というモノに興味を持った。
毛。
毛の役割。
頭に毛が生えてる理由はわかる。
頭を衝撃から守るためだ。
鼻毛は埃などの異物を体内に入れないようにする為だし、
まつげは目に異物が入るのを防ぎ、
眉毛は汗が目に入るのを防いでいる。
毛というのはおおよその場合、大事なところを守っている。
じゃ、腕や足の産毛は?
図書室で調べてみたら、
何かに触れたことをいち早く脳に伝える為のセンサーなのだとのこと。
そして、ソレらが生えてる毛穴は体温の調節を行い、
そこに生えてる毛は、保温の効果も兼ねている。
「じゃ、ムッちゃんの足の親指に生えてた毛は?
アレは産毛じゃなかったぜ?
あの毛はけっこう硬そうな毛だったぜ?」
載ってなかった。
さすがに、「親指毛」とか
「足の親指に生える毛」なんて記述のある本は
図書室には置いていない。
なので、ここは素直に
「どうして足の親指に毛が生えるの?」と、
オレに疑問を持たせた張本人であるムッちゃんに訊いてみたのだが。
「忘れて!!先生の足のことは忘れて!!」
オレの純粋はまたしても、
28歳の女性の痛いところをグリグリ突いてしまったようだ。
なのでオレは、家に帰ってからオヤジに同じ質問をしてみた。
するとオヤジは、
「それは、人間が昔、猿だった時の名残だな」と言う。
「ケツをさわると骨んとこが出っ張ってるだろ。
これは、昔あった尻尾の名残だ」
オレが「なるほどなー」とか感心してると、
オヤジは、言った。
「なんでそんなこと訊くんだ?誰かの足に生えてたか?」
オレは、またムッちゃんをグリグリしてしまってはマズイと思い、
「いや、べつになんでもない」と答えた。
と、急にこんな話を思い出したのは、
偶然、ムッちゃんに会ったから。
病院。
ムッちゃんは入院していた。
毛糸の帽子を被り、以前よりも疲れた感じがしていたが、
それがムッちゃんであることはすぐにわかる。
オレが「ムッちゃん!!」と声をかけると、
ムッちゃんはすぐに、「ゲルタくん!!」とオレに気付いた。
「何?ムッちゃん、何してんの?」
「見ればわかるでしょ?入院してるんだよ」
待合ホールの椅子に、並んで腰を下ろす。
オレとムッちゃんは、昔の思い出なんかを喋った。
「覚えてっかな?
オレさ、プールんときに
ムッちゃんの足の指に毛が生えてるとか言ったら、
ムッちゃん、オレんとこひっぱたいたよね?」
「覚えてるよー。
ああいうことはね、女の人には言っちゃダメなんだよ?
ゲルタくんも大人になったからわかるでしょ?」
「まぁ、なんとなく。
でも、2発もひっぱたくことはないよね?」
「え?先生は1回しかはたいてないと思うけど」
「2発だよ」
「えー、1回だよ」
なんか、そんな話で笑った。
その後しばらくの間、オレとムッちゃんは思い出話をして笑った。
オレが授業中に腹が痛いっつったら
「きっと盲腸だ!!」と
オレを車に乗せて病院まで連れてってくれたこと。
なんかのレクリエーションで、
オレがムッちゃんをおんぶして走ったら転んでしまって、
ムッちゃんが、
「先生のせいじゃないよね?先生が重かったからじゃないよね?」
そう言って慌てていたこと。
ムッちゃんが、バレンタインデーにクラス全員に
手作りのチョコを配ったのだけれど、クラスのみんなには
意外と不評だったこと。
と、そんなことを話してる最中も、オレはずーっと気になってた。
(どうして入院してんの?)
なかなかそのことを訊けなかったのは、
目の前にいるムッちゃんが、オレの思い出の中ムッちゃんよりも
ずっとずっと痩せ細っていたから。
恐かった。
訊くのが正直、恐かった。
でもオレは、どーしても気になって気になって、
恐いのよりも気になる方が勝ってしまって、訊いてみた。
「ムッちゃん、なんで入院してんの?」
するとムッちゃんは、
意外なほどにあっけらかんと、言った。
「ん?ガン」
ん?ガン。
その意外なほどにあっけない答えにオレは正直、とまどった。
そして、それと同時に、「ああ、やっぱり」と思った。
悪い予感ってのは当たるもんだ。
しかしムッちゃんは、根からそうなのか、
それともわざと強がっているのか、こんなことを言う。
「あ、ガンっていったってたいしたことないんだ」
オレは、ムッちゃんのそんな言葉に、なんて答えていいのか困る。
するとムッちゃんは、続けた。
「だいじょぶだいじょぶ、先生は簡単に死なないから」
当たり前だ。
オレの人生に大きな影響を与えた人が、
そんな簡単に死んでしまってはこっちも困る。
オレが「何言ってんの?当たり前でしょ」と言うと、
ムッちゃんは
「昔から生意気だったけど、ますます生意気になったねー」
そう言って、笑った。
そして、
「この帽子もね、
抗がん剤で髪が抜けてきたから被ってるの。困るよねー」
と続ける。
オレが、
「足の親指の毛は?抜けた?」
そう言うと、ムッちゃんは、笑った。
「それは、まだある」
しばらくすると、
ムッちゃんは「検温の時間だから部屋に帰るよ」と言った。
オレが、「じゃ、ムッちゃん、またね!!」と言うと、
ムッちゃんは、言った。
「あのね、
ムッちゃんって呼ぶの辞めてくれないかな?」
オレが「どうして?」と訊くと、ムッちゃんは言った。
「だって、先生、もう50だよ?
ムッちゃんって呼ばれる歳じゃないでしょ?
ソレに先生、
ゲルタくんに先生って呼ばれた記憶が無いんだよね」
確かにオレも、ムッちゃんを「先生」と呼んだ記憶が無い。
オレらの担任をしていた頃のムッちゃんはなんだか若々しくて、
とても「担任」といった感じではなかったから。
なんだか、友達のようだった。
そしてその感じは、今も変らない。
だからオレは、言う。
「ムッちゃんはムッちゃんでいいじゃん」
しかしムッちゃんはそれをなんだか不服そうに
「でもねー、もう50だしねー」
とかなんとか言っている。
だから、オレは、言った。
「じゃ、ムッちゃんが80歳になったら先生っつってやるよ」
ムッちゃんは、笑った。
「あ、でも、オレの方が先に死んでるかもしんないね」
オレがそう言うと、ムッちゃんは
「またそういうことを言うー」
そう言ってまた、笑った。
オレ in インフル。
あらためましてこんにちは。
インフルのせいで、寝てばかりいるゲルタです。
シングルベッドで、夢とおまえ抱いてたゲルタです。
いやー、風邪だと思った!!
てっきり風邪だと思ってた!!
そしたらなんか咳が出てさー、身体が痛くてさー。
熱がぶわーって出てさー。
で、病院行ったらインフルだって。
タミフルをください!!
僕にタミフルをください!!
そして2階の窓からダイブ!!
まぁ、それはソレとして。
オレ、もう、てっきり風邪だと思ってたから、
一昨日の朝、マスクを買って会社に行ったんですわ。
朝、会社に行く途中のコンビニでマスクを買って。
で、コンビニってさ、マスクが何種類か売ってるじゃないですか。
値段の高いヤツだと300円近くするし、
安いヤツだと100円ちょっとで買える。
だからオレ、何種類かあるマスクのなかの、
一番安いヤツを買ったんですね。100円ちょっとの。
どうせ、そんなに使わないだろって思って。
で、いちばん安いマスクを買ったんですが。
そしたらさー。
そのマスクさー。
ちっちぇえの。
「え?何?これ、子供用?」って思ったらそのとおり。
子供用って書いてある。
うっはー!!
やべぇよ!!
オレ、間違って子供用のマスク買っちゃったよ!!
もうすぐ35歳なのにー!!
でも、買っちゃったもんは仕方ねぇってんで、
オレ、その子供用マスクをして会社に行ったんですが。
そしたら、オレのマスク姿を見た会社の同僚。
「ゲルタさんって、
こうして見ると結構、顔が大きいんですね」
違うから!!
オレの顔が大きいんじゃなくて、マスクが小さいんだから!!
オレは間違って、子供用マスクを買ってしまったのさ!!
子供じゃないのに!!
身体のいろんなところはすっかりオヤジなのに!!
身体のオヤジな部分がどこか具体的に言えば・・・(←発言がオヤジ)
まぁ、そういうことだ。
オレの顔が大きく見えるのは、マスクが小さいが故の錯覚。
だから、錯覚に惑わされるな!!
オレの顔の小ささはキョンキョン並みだぞ!!
まぁ、そんな感じでオレ、
朝9時に出勤して、10時には早退してきまして(←早すぎ)
で、病院に行ったらインフルです、と。
そして今日も
シングルベッドの上で、夢とおまえ抱いてるワケですが。
まぁ、そういうことで、
そんな感じなんで、また寝ます。
さっき起きたばっかだけどまた寝ます。
みなさまもじゅうぶんにお気をつけくださいね。
って、インフル中のオレが言っても説得力が無いんですけど。
まぁ、そういうことで。それではまた!!
ベッドの上より胸いっぱいの愛とAソ連型をコメテ。
アデュー!!
ちうか、折角の休みをインフルで無駄に・・・
なんてツイてない人間なんだ、オレ・・・
先週末、夜にやってるSMAPの香取さんの番組で、
『泣ける洋画BSET○○(←数がいくつか忘れた)』って、
そんな特集やってましたが、観ました?
泣ける洋画を集めて、応募によるランキングにしてたんですけど。
で、数ある泣ける名作の中で、1位になったのは『タイタニック』。
正直オレ、「え?そうなの?」ってちょっとビックリ。
や、確かに、『タイタニック』泣けるんですよね。
『タイタニック』、クライマックスのあのシーンでは確かに泣ける。
でもあの映画、タイタニック号が沈み始めるまでの
前半部分がもっと短ければ、
もっともっと泣けるんじゃないかなー、なんて。
だってさ、あの映画、前半部分は
男と女が出会って、終始イチャイチャしてるじゃないですか。
おっぱいの絵を描いたりよー。
車ん中でおっぱじめてガラス曇らせたりよー。
そんなんが延々続くから、なんかオレ、
「タイタニック、まだ沈まねぇの?」
沈め、と。
タイタニック、早く沈めよ、と。
「オレはキミたちのイチャイチャを観に来たんじゃない!!」
ビデオを借りて見直したら、2本組の1本目、すなわち前半は
ずーっとイチャついてたもん、アイツら(違うシーンもあるけど)。
船が沈み始めるのは2本目からだもんね。
だったら2本目だけ借りたかったよ、って。
でもまぁ、ああいうシーンがあるから
泣けるラストが生まれるんでしょうけど。
でも、あの前半部分にうんざりして、
沈み始める頃には感情移入なんかできなくなってたなんて、
そんな人も多いんじゃないかな、なんて思ったり(オレはそうです)。
だから、『タイタニック』が1位になってビックリ、
しかも、2位が『アルマゲドン』でまたビックリしたワケですが。
突然ですが、
そんなオレの選ぶ、『泣ける洋画BEST5』。
1.『陽のあたる教室』
2.『ニュー・シネマ・パラダイス』
3.『マイ・フレンド・メモリー』
4.『クレイマー、クレイマー』
5.『海辺の家』
みんな有名な映画だから今さら言うこともないんですけど、
一言ずつ言っておくと、
『海辺の家』は号泣じゃなくてジーンとくる感じ。
『クレイマー、クレイマー』もそんな感じ。
『マイ・フレンド・メモリー』はとても暖かい。
関係ないけど『X−ファイル』のスカリー捜査官も出てる。
『ニュー・シネマ・パラダイス』は号泣。音楽が耳に残る。
で、最後に『陽のあたる教室』、これも号泣。
でもソレは悲しい涙じゃなくて、
前向きな存在を目にした時の涙なのね。
最後が悲しい物語に対して、オレは「感動」とは絶対に言わないけど、
こういう物語に対してならば「感動の涙」とはっきり言える。
あと、選ばなかったけど『チャンプ』とかも泣けますよね。
あと、『グリーンマイル』とか『ショーシャンクの空に』とか。
あのへんで泣いた人も多いはず。
人間って、なんか知らんですけど、
時々泣きたくなることってありますよね。
そんな時、アナタが観たい映画はどんな作品でしょう?
ちなみに、オレの『泣ける邦画BEST5』は、
1.『かなしい気分でジョーク』(ビートたけしさん主演。悲しすぎ)
2.『山下少年物語』(柔道の山下泰裕さんの子供時代の話)
3.『遠き落日』(野口英世の話)
4.『フラガール』
5.『ドラえもん のび太の恐竜』(リメイク版じゃない方)
『恋空』とか、あのへんはランク外で。
●昨日、街中で。
「なんか今日、振袖の着てる女の子多いよな」
「あー、オレも思った。なんでだろうね」
「正月だから?」
「あー、なるほど」
「正月、終ってるよね?」
「旧正月ってヤツ?」
「あー、あっちのほうの国ではお祝いやるよな」
「爆竹ならしてな」
「あっちの国ってどっちの国だよ?」
「ん〜、アジア?」
「日本もアジアじゃね?」
「だから、旧正月を祝うんでしょ」
「アジアの文化を取り入れたんだな」
「だから、ここもアジアじゃね?」
「いつの間にこんなことやるようになったんだろうな」
「な」
「日本もかわったな」
「な」
(↑間違えてるひとたち)
●と、思ったら今日は成人の日だったのですね。
なんだー、そうか、今日は成人の日だったんだ。
成人式があったから振袖の女子がいたのか。
旧正月じゃなかったんだね!!
成人の日とか成人式って、
ソレを過ぎた人たちにとってはもう、どーでもいい日ですからね。
単なる休日でしかないですからね。
忘れちゃうのも仕方がないってもんです。
●ちうことで、成人の日を迎えられた皆様、オメデトウゴザイマス。
「その子二十
櫛にながるる黒髪の
おごりの春のうつくしきかな」
そう歌ったのは、歌人与謝野晶子(『みだれ髪』)。
若さを象徴する黒髪が誇らしげな女性の歌です。
若いことは素晴らしいですね。
その中にある若さゆえの無鉄砲さというのも素晴らしいと思います。
ですが、成人の日というのは、
「成人を祝う日」であると同時に
「そんな若いアナタ方に自戒を求める日」でもあるのですね。
簡単に言えば、
「これからは、大人として責任ある行動をとりなさい」
そういう日なのですね。
だから、朝から酒をかっくらって暴れるとか、
街中で通行人に迷惑をかけるとか、
そういうことは慎まなきゃならないのをよりいっそう自覚しなさい、
成人の日というのはそういう日であって、
成人式というのはそういう式なのですから、
そんな日に若さゆえの無鉄砲ぶりで問題を起こしたり
人に迷惑をかけたりするヤツは、
とんでもないポンスケ、ということになるのですね。
●昨日、街中のコンビニで。
「雑誌とりたいんだけど、
あの着物集団が邪魔でとれねーわ」
「すいません、ちょっとどけてくださいって言えばいいじゃん」
「なんかあの着物集団、恐くてよー」
「確かに、恐いな」
「7人もいるし」
「全員、着物を着てんのに金髪だしな」
「未だに顔が黒いヤツもいるしな」
「だいたいよ、7人全員で一冊の雑誌読んでるってどういうことよ」
「1人ぐらいは買えよ、ってな」
「しかも、読んでるのがeggだしな」
「恐いな。集団でeggは恐いな」
「オレ、他のコンビニで買おうかなー」
「じゃ、オレが言ってとってきてやるよ」
「すいません、ちょっといいですか?」
「・・・・・・」
「あの、雑誌とりたいんでちょっとどけてもらっていいですか?」
「・・・・・・」
「あの!!」
「なんだよウゼェな」
「違うコンビニ行けよ」
「うわー、やっぱ恐ぇよ」
「やっぱ恐い集団だったな」
「ウゼェとか言われちゃったな」
「どうする?」
「ウゼェとか言われちゃったけど、どうする?」
「とりあえず行っとく?」
「ガガッて行っとく?」
「うん、じゃ、行っちゃおう」
「あ〜ん?なんつったコラ!!
聞こえてっぞコラ!!
オメーらが違うコンビニに行けよバーカ!!
だいたい何だ?
どいつもこいつも首にフワフワ巻きやがって!!
オメーらのほうがウゼェわ!!
フワフワしやがってウゼェわ!!」
「そのフワフワを取れ!!」
「人の話を聞くときはフワフワをとれ!!」
「帯、引っ張ってくるくるしちゃうぞコノヤロー!!」
「お、町娘だね?」
「旧正月だかなんだか知らねーけど、ウカレてんじゃねぇぞ!!」
(↑最後まで間違えてる人たち)
今日の夜、
ウチに、姉(元ヤンキー)と姉の娘であるエリが遊びに来ていた。
エリ:「ゲルちゃんはなんさーい?」
ゲル:「もうすぐ35だよー」
エリ:「ママー、ゲルちゃんはもうすぐ35なんだってー」
姉:「へー。あ、そう」
ゲル:「じゃ、エリは何歳?」
エリ:「エリはもう、5さいだよー」
ゲル:「じゃ、みんながいくつか知ってる?」
エリ:「お兄ちゃんは6さーい」
ゲル:「じゃ、パパは?」
エリ:「パパは37さーい」
ゲル:「じゃ、ママは何歳?」
エリ:「25さーい」
25?
ゲル:「いやー、エリちゃん、それはおかしいねー」
エリ:「違うよー。ママは25さいだよー」
ゲル:「あのね?ゲルちゃんはママの弟なのね?
ママがお姉さんで、ゲルちゃんが弟なの」
エリ:「知ってるよー」
ゲル:「お姉さんと弟は、どっちが上かなー?」
エリ:「えーと、おとうとー」
ゲル:「じゃ、35と25はどっちの数が大きいかな?」
エリ:「えーと、35だよ」
ゲル:「で、ゲルちゃんは何歳?」
エリ:「えーと、35さい」
ゲル:「で、ママは何歳?」
エリ:「25さい」
ゲル:「ほら、なんかおかしいよねー」
エリ:「でも、ママ言ってたもん。
25さいって言ってたもん」
ゲル:「ママが言ったの?」
エリ:「うん、ママが言ったの。お風呂のときに言ったの」
ゲル:「何て?」
エリ:「ママはずーっと25さいなんだって」
姉!!
キサマよくも、ぬけぬけとっ!!
ゲル;「おい!!おい姉!!
誰が25って?あん?オメー、37だろ?」
姉:「いーじゃんベツに。
25も37もたいして変らないでしょ」
ゲル:「変るよ!!すげー変るよ!!」
姉:「まーまー、細かいことは気にしなさんな」
ゲル:「全然細かくねーよ!!
12歳のサバは全然細かくねーよ!!」
姉:「そう?」
ゲル:「そうじゃん!!そうに決まってんじゃん!!
だってアレよ?
12っつったら0歳児と小学6年生くらいの差があんのよ?」
姉:「べつにいーじゃん。
だいたいね、12年なんてのはね、
何億年もある地球の歴史から比べれば
ほんの一瞬の出来事だからね?
そう考えれば、25も37も一緒でしょ」
ゲル:「違う!!
25と37は全然違うし、
オレは今、そんな地球規模の話をしてるんじゃない!!」
姉:「まーまーまーまー、いいじゃない。
それにあんた、細かい男は女に嫌われるよ?」
ちっ。
この、元ヤンキー女が。
姉:「あん?今なんか言ったか?」
ゲル:「いえいえいえいえ、何も言ってませんよ」
― その後しばらくして ―
姉:「そういやあんた、
こないだのど自慢に出たんだって?」
ゲル:「あー、予選な。落ちたけど」
姉:「あ、そうなんだ。
アタシも出ればよかったなー」
ゲル:「オメー、歌とか歌うの?」
姉:「そりゃぁ歌うでしょ。カラオケとか行くし」
ゲル:「でもダメだよ。
オメーの実力じゃダメだ」
姉:「なに言ってんの?
アタシ上手いんだよ?知らないの?」
ゲル:「そういやオメーが歌ってんの聴いたことねーわ」
姉:「でしょー。
アタシなんかもう、スゲーから。
男の曲も歌っちゃうから」
ゲル:「へー、そうなんだ」
姉:「そうだよ」
ゲル:「じゃ、男の曲だったら何歌うの?」
姉:「んー、尾崎とか?」
ゲル:「あー。
あくまでも25だって言い張るなら尾崎は辞めた方がいいね」
ヨイ子 ノ 為 ノ 性教育。
2008年1月12日 日常 コメント (5)よい子のみなさん、こんにちは。
よい子のみなさんはきちんと勉強をしていますか?
中には、好きな子のことばかり考えてしまって勉強が手につかない、
そういったお友達もいると思います。
あなたたちの年齢はとくに多感な時期ですから、
好きな子のことや、いろんなことに気をとられてしまって
悶々したり、おへその下がキューと熱くなったりしてると思います。
先生が考えるに、好きな子のことを考えるのは
とっても良いことです。
おへその下をキューと熱くしたり悶々したりするのも
いけないことではありません。
好奇心を無くした時、それは
人生が終ったといっても過言ではないからです。
でも、そのせいで大事な勉強がはかどらなくなってしまっては、
それは大変なことです。
なので今日は、全国のそういった
いろんなことで悶々してるお友達から先生のもとに寄せられた
質問の中から、多かったモノに答えていきたいと思います。
これを読んで疑問が解決したら、また、勉強をがんばりましょう。
Q.パジャマの胸にポケットがついてるのはナゼですか?
A.眠る時に着るパジャマ。
言い方を変えれば「眠る為だけに着るパジャマ」。
そんなパジャマなのに、どうしてポケットがついてるのか、
よい子のみなさんは疑問に思いますよね?
「眠るだけなら、何も入れるモノはないじゃなーい」
そう思いますよね?
でも、大人になると、特に男の人は
あのパジャマのポケットがどうしても必要になります。
それは、コンドームというモノを入れる為です。
コンドームというモノは「眠る」時ではなくて
「寝る」時に必要なモノで、ソレがないと、
ある日突然、あなたに弟や妹ができたりします。
Q.わたしの家の近くに「HOTELキャッスル」という
お城のような建物があるのですが、それはどんな建物ですか?
わたしは見学してみたいのですが、
お母さんには入ってはいけませんと言われます。
A.結論から言うと「HOTELキャッスル」はお城です。
それも、日本三大名城の1つに数えられる立派なお城です。
たいへん立派なお城ですので、
入場するには5千円近くかかってしまいます。
だから、あなたのお母さんは入ってはいけないというのでしょう。
中に入るのは、大人になるまで我慢しましょう。
ちなみに、日本三大名城とは、
熊本城、姫路城、そして「HOTELキャッスル」、
この3つを言います。勉強になりましたね。
Q.学校に行く途中に「おとなのおもちゃ」という看板がある
おもちゃ屋さんがあるのですが、
「おとなのおもちゃ」とは何ですか?
ニンテンドーDSが欲しいのですが、売ってますか?
A.モノポリーです。
「おとなのおもちゃ」とはモノポリーのことを言います。
俗に言う「おとなのおもちゃ屋」というのは、
モノポリー専門店です。
ですので、残念ながらDSは売っていません。
間違って入らないようにしましょう。
Q.女子トイレには、小さなゴミ箱があると聞きましたが、
どうしてですか?
A.ジツはあのゴミ箱は、女子トイレに
こっそり侵入する侵入者に対してのトラップです。
世の中には女子トイレを盗撮しようとする悪い人がいるので
そんな人に対してトラップを仕掛けてあるのです。
あれを男子が開けると、煙が出て一瞬にして老けてしまいます。
浦島太郎がいい例ですね。
あのお話は、ジツは、浦島太郎が龍宮城に行って
玉手箱をもらったというお話ではなくて、
浦島太郎が龍宮城に忍び込んで、乙姫様のトイレにある
小さなゴミ箱を盗み出したお話なのです。
そして、トラップに引っ掛かってしまいました。
よい子のみんなは気をつけましょう。
Q.先日、学校で、男子がサッカーをしてる間に
女子だけが体育館に集められて
映画のようなモノをみせられたと聞きましたが、
アレはどんな映画をみていたのでしょうか?
A.『恋空』です。
若い女子はああいったお話が大好きなのでみせられましたが、
男子にとっては退屈なものでしかありません。
先生も大嫌いです。
なので、男子はサッカーで女子は『恋空』だったのです。
先生もあなたたちと同じ歳の頃、サッカーをやりました。
Q.「月経」とは何ですか?
A.中国のお菓子です。
あんこがびっちり入ってますので、
渋いお茶が無いと食べられません。
これは、大人になってからです。
Q.いつのまにか、大事なところに毛が生えてきました。
ぼくはどうすればいいですか?
A.剃ってしまいましょう。
大人になるとよく「子供の心を持った人が好き」と言われますが、
そう言われる男の人はみんな剃っています。
それは、「子供の心=子供の身体」だからです。
大人の身体に子供の心は宿りません。
子供の身体にこそ、子供の心は宿るのです。
大人になった時にモテモテになりたいなら、剃りましょう。
Q.ぼくは大人になんかなりたくありません。
どうしたら大人にならなくて済みますか?
A.剃りましょう。
Q.ペッサリーとはなんですか?
A.魔法使いです。
魔法の国からやってきます。
ペッサリーとはモノの名前ではなくて、正しくは人の名前です。
Q.先日、兄の部屋にあったビデオを観てみたら、
男の人と女の人が裸になって激しく動いていました。
あれは何ですか?
A.それは、インドネシアの方の伝統的な民族舞踏で、
その身体には、神が宿ると言われています。
最後のほうになると身体が激しく揺れたり、
声が大きくなったりしましたよね?
それが、神が宿った決定的瞬間です。
Q.兄の教科書を見ていたら、
こんなコワイ絵が載っていました。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/1b/Illu_repdt_female.jpg (↑キライな人はみないでね)
そのとなりにはもう1種類載っていて、
兄は「人間の身体だ」と言うのですが、本当でしょうか。
A.お兄さんの言うことは残念ながら、間違いです。
こんなホラーな絵が、人間なワケありません。
これは、プレデターの絵です。
もう1種類の絵はさしずめ、エイリアンでしょう。
つまり、『エイリアンVSプレデター』です。
エイリアンとプレデターを会わせてしまうと
戦闘が始まって大変なことになってしまうので、
会わせないように気をつけましょう。
小さな子に
「赤ちゃんはどうやってできるの?」
そう訊かれて困ってしまったことはないだろうか。
「精子が卵巣に到着すると細胞分裂が始まって〜」
そんなふうにリアルに答えるべきか、
はたまた、「コウノトリが運んでくる」的に曖昧に答えるべきか。
相手が小さな子だけに、悩んでしまうというものである。
まったく、子供というのは無邪気なだけに恐ろしい。
無邪気な笑顔を浮かべてそんなこと訊いてくるのだから恐ろしい。
「天使のような悪魔の笑顔」とはきっと、
こういった笑顔のことを言うのだろう。
ソレは先日、
友人タケの家を訪れた時のことである。
タケの家の玄関のドアを開けるなり、
「ねー、どうしたらできるのー?」
そんな声が聞こえてきた。
声の主はカホちゃん。5歳の女の子。タケ夫婦の子供である。
そのカホちゃんが、タケの奥さんであるカスミちゃんに言うのだ。
カホ:「赤ちゃんてどうしたらできるのー」
カスミちゃんは困っていた。
苦し紛れに
「大きな鳥さんが運んできてくれるんだよ」
そんなことを言う。
しかし、そんな答えではカホちゃんは納得がいかない。
カホ:「嘘だー。
だってママが産んだんでしょー?」
まったくそのとおり。
タケとカスミちゃん夫婦には、
カホちゃんの下にもう一人、幼児がいる。
カホちゃんは、カスミちゃんのお腹が大きくなったことから
カスミちゃんが入院して赤ちゃんが生まれた事も知っているから、
「鳥さんが運んできた」
そんなのは幼子といえどカホちゃんには通用しない。
カスミちゃんは困ってしまった。
すると困ったカスミちゃん、
カス:「パパに訊いておいで。
はい、タケちゃん、パス!!」
するとカホちゃんはてくてくとタケの前にやってくる。
タケ:「え?俺?」
今度困るのは、タケの番。
タケ:「え〜〜〜、ん〜と・・・」
そりゃぁ、タケに答えられるワケがないわな、と思う。
だいたいこのタケという男、
高校の時の成績がクラスの37人中、36番だったのだ。
下に1人しかいなかったのだ。
まぁ、その1人がオレなワケですが。
タケ:「ゲルタ、パース!!」
案の定、タケはオレにパスしてきた。
するとカホちゃんはオレのもとにやってきた。
カホ:「赤ちゃんてどうしたらできるのー?
ゲル兄ちゃん(カホちゃんはオレをこう呼ぶ)、教えてー」
ふっふっふ。
だったら教えてやろう。
「性教育界の夜回り先生」こと、このオレがたっぷりと教えてやろう。
だが、その前に1つ、言っておく事がある。
ソレは、夜回り先生の教育方針についてだ。
夜回り先生の教育のモットーは常に、
「現場第一主義!!」
これにつきる。
さすがに相手が5歳では現場もへったくれも無いが、
それでも、先生が教えるのはいつも真実。
先生の性教育にゴマカシやマヤカシなどは存在しない。
だから全てをリアルに・・・
タケ:「ゲルタ!!
相手は5歳だぞ?よーく考えろよ!!」
・・・・・・確かに。
確かに、相手が5歳では、
いくらなんでも先生の授業は刺激が強すぎるかもしれない。
いや、4歳では刺激を感じる隙さえ無いのかもしれない。
だからオレは、具体的な名前を出さないように、
肉体的なことではなくて気持ち的な部分で
5歳のカホちゃんに教えることにした。
ゲル:「赤ちゃんは、
男の人と女の人がふたりで一緒に
赤ちゃんが欲しいなーってお祈りしたら、できるんだよ」
すると、カホちゃんは言った。
カホ:「カホも赤ちゃん欲しい!!
兄ちゃんも一緒にお祈りして!!」
え?お祈りっすか?
・・・・・・
ゲル:「お嬢さん、
こんなこと言ってますが・・・いいですか?」
タケ:「・・・・・・」
ゲル:「お義父さん」
タケ:「お義父さんって言うな!!」
以前はよく、
「眠りながら隣で寝ている彼女の股間を叩いた」とか
「朝起きたらパンツがよく脱げている」とか
そういった寝ぼけた話をここに書いていたモノだが、
最近、そんな寝ぼけ話をとんと書かなくなったのは
ソレがあまりにも日常的になってしまって、オレ自信、
そういった「寝ぼけ」に新鮮味を感じなくなったからであって、
オレの寝ぼけは、相変わらず続いている。
ちうか、ますます酷くなっている。
しかも、その寝ぼけにもいろんな傾向があるようで、
ここ最近の傾向としていちばん多い寝ぼけ方は、
「ちょっと!!布団の中になんかいるんですけど!!」という、
『布団の中に誰かいますシリーズ』。
寝ぼけてるワケだから
目が覚めたんだか覚めてなくて夢なんだか知らないけれど、
オレ、布団の中になにかがいる気がして夜中に飛び起きる。
自分の目や耳で布団の中に何かがいるのを感じて飛び起きる。
そして、あまりの恐怖に部屋を逃げ出す。
ソレが最近の寝ぼけ傾向。
例えばこないだは、布団の中でスズメバチの大群が飛んでいた。
狭い布団の中、実際に飛んでいるワケではないのだけれど、
寝ぼけたオレは、
「うわぁ!!刺されたら死んじゃうじゃなーい!!」
そう思って脱兎のごとく部屋から逃げ出し、
真冬の夜中の寒い中、部屋の戸を少ーしだけ開いて
「まだいるかな?」とか思いながら恐る恐る中の様子を伺う。
で、しばらく部屋の様子を伺ってるうちにだんだんと、気付くのだ。
「あれ?オレ、寝ぼけてる?」
その2、3日後には、布団の中に恐竜がいた。
多分、ティラノサウルス。
寝ぼけたオレは
「うわぁ!!食べられちゃうじゃなーい!!」
そして部屋から逃げ出し部屋を伺い、
そしてその後、気付く。
「あれ?オレ、寝ぼけてる?」
先日は、夜中に目の前を何かが横切った気がした。
何か。
真っ黒い何か。
ビックリして布団の中を見てみると、布団の中にはなんだか
モコモコ、フワフワした真っ黒いヤツらがわさわさしてる。
真っ黒い何かがわさわさ蠢いているのだ。
そしてソレが、寝てるオレの身体の上を
足のほうからどんどんどんどん上がってくるのだ。
モコモコモコーッと。
「うぎゃぁぁぁぁっ!!」
オレは、あまりの恐怖に絶叫して転がるように、
まさに転がるように部屋から逃げ出す。
すると、
夜中のオレの悲鳴にビックリした両親が、
オレの部屋がある2階に
「どうしたっ!?」と階段を駆け上がりやってくる。
そんな両親に向けてオレは、自分の部屋を指さし、叫んだ。
「まっくろくろすけがいるっ!!!!」(←今年で35になります)
そして、そう叫んだあとに、気付くのだ。
「あれ?オレ、寝ぼけてる?」
なんだよ、まっくろくろすけって。
オレはメイちゃんか。
そして今日。というか昨日。
オレはまた、寝ぼけた。
今回もまた、『布団の中に誰かいますシリーズ』。
今回布団の中にいたのは真っ白な子供。
そう、あの映画『呪怨』に出てきたあの子供。
オレの布団の中、オレの足元にあの「呪怨ボーイ」がいたのだ。
ちうか、「呪怨ボーイ」がいる気がしてオレ、
また、飛び起きたのだ。
「うわぁ!!とり憑かれるじゃなーい!!」
しかし、
いつもはここでオレは、部屋の外に逃げて外から中を伺いつつ
だんだんと「あれ?オレ、寝ぼけてる?」と気付いてくるのだけれど、
今日のオレは違った。
今日のオレは布団から出て、
「てめぇコラ、何してやがんだコノヤロウ!!」
なぜか、戦闘モード。
何してんだ、と。
人の布団で何してんだ、と。
「ブッ殺す!!」
もう死んでるけど。
そしてオレは布団の上に飛び乗ると、
「オラァッ!!」
布団の上でストンピング、ストンピング。
そして、布団の中にいるであろう呪怨ボーイを
ぺっちゃんこにしてやろうと足踏み、足踏み。
布団の中にいるであろう呪怨ボーイを確実に潰してやろうと
布団の上を1人で行進。
腿を高く上げて!!
力強く!!
はい、イッチ、ニッ、イッチ、ニッ!!
と、こんなことをしてるウチにだんだんと気付いてきた。
「あれ?オレ、寝ぼけてる?」
ツイてない一日。
・朝っぱらからヒーターの灯油が切れた。
・髪の毛を立てるヘアスプレーが空になり困ったのだけれど、
「そういや洗面所にジェル的なモノがあった」
ということを思い出し、
ソレで髪を立たせようとして髪に散々塗りたくったあと、
そのジェルをよく見たら、シェービングジェルだった。
髪を洗い直したせいで遅刻。
・会社についたらついたで朝っぱらから電話応対。一日中。
仕事がはかどらず。
・やっと電話の件数も減ってきたのでトイレに行こうと思った瞬間、
「ゲルタさーん、電話でーす」
オレがトイレ行きたいから只今席を外してますって言えっつったら、
「ごめんなさい、いるから代わりますって言っちゃいました」
仕方なくオレ、チンコ抑えながら電話。若干内股。
・その電話の相手の話がまた長い。
我慢の限界に達していたオレ、電話での会話に集中できず。
相手に何を言われても
「そーですね〜」
「はい、そーですね〜」
「ええ、そーですね〜」
ほとんどアルタの客状態。
・やっと電話が終ったのでトイレに向かってダッシュ。
オレがいる事務所と同じフロアにある
3階のトイレに行ったら入り口に
「清掃中。ご協力ください」の看板が出てたので、
階段上がって人が少ない4階のトイレに行ったら
「使用中止」の張り紙。
仕方なく2階のトイレまでダッシュ。
階段を、ズボンのファスナーを開けながら駆け下りる。臨戦態勢。
・仕事の帰り道、コンドームの自販機を見つけ、
「おおお、コンドームの自販機って初めて見た!!」
そう思い、辺りの気配を伺って人がいない時に買ってみようと
20分もそこらをフラフラし、
その後、やっとコインを入れてボタンを押すも、商品が出て来ず。
頭にきたのだけれど、
買おうとしたモノがモノだけになかなか文句を言えず。
泣き寝入り。
・コンビニに拠ったら、
成人向け雑誌の表紙を飾ってる女の子が目に付き、
ソレに見入ってたところ、
「エロ」
後ろから声をかけられる。
振り向いたら、中学時代にちょっと好きだった女子。
20年ぶりくらいに会ったのが、エロ本の前。
ロマンスの神様、降臨せず。
・家に帰ったら誰もおらず、
「ちょっと出かけてきます」という置き手紙の上に、
ナゼかバナナが1本。
「メシを置いてけ!!メシを食わせろ!!」
ひとりで騒いでも仕方ないので、またコンビニへ。
・コンビニで買ったお菓子の箱の裏に占いみたいのがついてて、
ソレをあけてみたら
「今日はラッキーな1日になるよ」
現在21:30。
あと2時間半しか無いんですけど。
・こんな日はどすーんと疲れがくるもの。
肉体的にも精神的にもどすーんとくるもの。
パトラッシュ、僕、もう疲れたよ。
見て、アレが蛭子能収の絵だよ(←正解はルーベンス)
寝ます。
おやすみなさい。
数年前の年末、友人の奥さんであり、
オレの高校からの友人が交通事故で亡くなった。
友人が運転する軽自動車が
信号に矢印が点灯してから右折しようとしたところ、
対向車線を走る車が
赤信号を見落としたんだか無視したんだか知らないが突っ込んできて、
友人の運転する軽自動車の助手席側に衝突。
その助手席に乗っていた友人の奥さんは
意識不明の状態で病院に担ぎ込まれたが約1週間後に、亡くなった。
突っ込んできた車を運転していたのは、とある大学教授の妻。
その車は最高クラスのベンツ。
突っ込まれた軽自動車を運転していた友人は
鎖骨と肋骨と腕の骨を骨折。
奥さんと同じ病院に入院したのだけれど、友人は、
意識の無い奥さんの傍に付きっきりだったという。
でも、奥さんは、身体をぐちゃぐちゃに潰され、無くなってしまった。
友人はノイローゼになる。
反対に、ベンツに乗っていた相手は怪我一つなかったそうだ。
裁判になった。
何回目かの裁判の時、相手側の弁護士が変った。
その世界では「ヤリ手」と言われるような弁護士。
と、同時に突っ込んできた相手の主張も変った。
「事故が起きたのは、私のせいではない」
それは明らかに弁護士との打ち合わせから出たもの。策略。
赤信号を突っ込んできて本気でそう思っているのなら、
頭がどうにかなってるとしか思えない。
しかし、相手は「私のせいではない」と言い切った。
そして、裁判の途中に、
弁護士は「すでに社会的制裁は受けている」と言った。
ベンツで突っ込んで来たヤツの家族は、
罪の意識から自ら命を絶ったとの話まで出た。
そんな話を友人から聞いて、オレたちは思う。
「家族が命を絶って、それがどうした?」
気の毒だとは思うけれど、
ソレは、自ら選んだ道ではないのか。
けれど友人の奥さんは、選ぶことさえ許されなかった。
亡くなった奥さんの夫である友人や、
その奥さんの昔からの友達であるオレにとって、
これは、交通事故という名の一方的な殺人なのだ。
マワリの人間がいくら自ら死のうとも、だからどうした?
事故を起こした本人は弁護士と打ち合わせをして、
嘘のような発言を繰り返した挙句、のうのうと言ってのけるのだ。
「事故が起きたのは、私のせいではない」
結局裁判においてその相手は無罪ではなかったけれど、
人を殺したにしてはずいぶんと軽い刑に処せられた。
その話を聞いて、思うのだ。
弁護士って何ですか?
人を殺しておいて、罪は無かったと心から思っていますか?
裁判が有利だとか不利だとか言う前に、
人が死んだことをどう思いますか?
多額の報酬さえあれば、
人を殺したヤツも人殺しに見えなくなりますか?
それが法律の専門家なのですか?
天秤が描かれたバッヂを胸に付ける度、感じることはありますか?
そこに信念はありますか?
そこに正義はありますか?
「私のせいではない」と言わせた時、
被害者の家族の顔が見えましたか?
どんな顔をしていましたか?
そしてオレたちは思うのだ。
オレたちは法律は知らないけれど、
自分たちの中には譲ることのできないモノがある。
あんたたちが振りかざす法律を、オレたちは正義と呼ばない!!
居酒屋で酒を飲みながら、当事者である友人は言う。
「今回は運がなかったんだよ。
金持ちの車にぶつけられて、
ムカツク弁護士が出てきて、
ボンクラな裁判官に当たっちゃったんだよ」
オレたちが
「納得いかない」
「ブッ殺す!!」
そう、口々に言うと、友人は、言った。
「ありがとう。
でも、オレはもう疲れた。
これだけ頑張ったら、ウチの奥さんも許してくれんだろ。
オレは、子供が大きくなるまで弁当作って、飯食わせて、
風呂にもいれなきゃいけねぇのよ。金も必要なのよ。
これだけ頑張ってたら、もう、許してくれんだろ」
彼女が亡くなったのは、数年前の12月30日。
翌年の元旦には彼女が亡くなる以前に投函された
友人と奥さんからの年賀状が届いて、
そこに印刷された友人家族の笑顔が
なんだか悲しかったことを覚えている。
友人は言った。
「あー、俺もう、年賀状は一生出せねぇと思うわ。ゴメンな」
その言葉をなんだか悲しく思っていると、友人は、
ソレを察したかのように話題を変えた。
「はい、この話は終わり!!
つーか、このチーズ、何?
ブルーチーズ?
誰だこんなの頼んだの!!
前に出て来い、殴ってやる!!」
こんな不幸の中にあって、幸いなことは、
友人が元気になったことと、あの事故の時、
後部座席に座っていた2人の子供たちが元気に育っていることだ。