【 生きてるうちに一度は経験しておきたい台詞とそれに関する事柄 】
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
生きてるうちに一度は
手品などで「はい、じゃぁそこのお客さん」と
客席からステージに上げられてみたい。
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
生きてるうちに一度は
飲食店などで、ガラの悪い男たちに
「表に出ろっ!!」と言われてみたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
生きてるうちに一度は
「安心しろ、急所は外してある」と言われてみたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
生きてるうちに一度は
「後で警察署までとりに来てくれ!!」と
刑事に車やバイクを持っていかれてみたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
生きてるうちに一度は
「前の車を追ってくれ!!」という刑事を車に乗せてみたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
生きてるうちに一度は
「前の車を追ってくれ!!」とタクシーに乗ってみたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
生きてるうちに一度は
医者に「先生、僕の命はあと何年なんですか?」と聞いてみたい。
そして「あと50年くらいじゃないですか?」と言われてみたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
生きてるうちに一度は「壊れちゃう」と言われてみたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
生きてるうちに一度は
外国人女性に「あなたってセクシーだわ」と言われてみたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
生きてるうちに一度は
外国人女性に「あなたって、ほんとクレイジーね」と言われてみたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ショック!!
オレ、ショォォォック!!
 
 
 
 
 
ショックだ。
あ〜あ〜、ショックだね。
オレはショックを受けているのさ。

何がそんなにショックなのかといえば。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
親父、万馬券を当てる!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あ、いや、
正確に言えば、当ててはいないんです。
当ててはいないの。

なんかね、ウチの親父、馬券を間違って買ったんですよ。
自分が買おうと思ってた馬券では無い馬券を
うっかり間違って買ってしまったんですよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかしその、うっかり間違ったうっかり馬券がうっかり的中。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
親父、うっかり間違ったうっかり馬券で、うっかり数十万ゲット。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
えー!?
マージーでー!?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もー、ショックでね。
もうオレ、すげぇショックでね。

だってさ、オレは一生懸命考えて馬券を買うワケですよ。
競馬新聞を見て、
過去のレースを参考にして、
データなんかを比べて、
当日の天気と馬場状態を考慮して、
それで、馬券を買うの。
ソレでもなかなか当たらない。

でも親父は、
うっかり間違って買った馬券で数十万も当ててしまった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オ、オレの予想って一体・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、しかし、親父が当てたおかげで、
夜はお寿司でも食べようかって事になったんですけどね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
親父:「コープでいい?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
えっ!?
特上の寿司とか出前とるんじゃねぇの!?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ショック。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最近の週末、姪っ子のエリ(3歳)が
ウチに泊まって行くようになりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
困る。
非常に困る。
 
 
 
 
 
 
 
 
や、何が困るってさ、
エリがいるとオレ、ずぅっと相手をやらされるんですよ。
もう、ひたすらエリのお相手。 
しかもエリ、「オレに遊んでもらってる」という感覚では無く、
むしろ「オレと遊んでやってる」くらいのイキオイなんです。
無邪気にね、そういう感覚なの。

「ゲルちゃん、何してるの?一緒に遊ぶかい?」なんつって。

エリ、すっかりオレを上から目線で見てるんです。
33歳のオレ、3歳児にすっかり見下されてるんです。
 
しかも、遊ぶっつたって、大抵はドラゴンボールごっこ。
エリがピッコロ役で、オレはクリリンとか。
エリはね、ひたすらオレに向かって魔貫光殺砲を撃って、
オレは、ひたすら殺され続けなきゃいけないんですよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「魔貫光殺砲ぉ〜!!」
 
 
 
「ギャァァァァッ!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「魔貫光殺砲ぉぉぉ〜!!」
 
 
 
「ギャァ〜!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「魔貫光殺砲ぉぉぉぉぉぉぉ〜!!」
 
 
 
「ギャー」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
おい。
コレ、なんか面白ぇか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかもさ、
「オレだってたまには勝ちてぇよ」とか思って(←ムキになる33歳)、
「オレは今度、ゴクウね!!」とか言うと、絶対に許してくれないの。
エリのピッコロは、自分より弱い相手じゃないと闘わないんです。

なんちうか、
ある程度大人になると、「勝つか負けるか」という所に
勝負の面白さを見出したりするワケですが、
まだ3歳のエリは、「圧倒的勝利」のみを求めてるんです。

「圧倒的勝利」を求めて、オレをクリリンにしてしまう。

「じゃぁしょうがねー」ってんで、クリリンなオレ、
クリリンながらも頑張ってピッコロに勝とうと思って、
「気円斬っ!!」なんつってクリリンの必殺技を出すとね、
エリのピッコロは、オレの気円斬を易々と避けてしまうんですよ。

「やー!!」「やー!!」とか言って、
オレの気円斬を全部避けてしまう。
 
何?この理不尽な勝負。

自分が撃った魔貫光殺砲は
100%オレに当たるよう筋書きが出来てるのに、
ちうか、オレが避けると怒るのに、
オレが放った気円斬は易々と避けてしまう。
 

 
 
 
 
 
そして、カウンター気味に魔貫光殺砲。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
「ギャー」(←オレ)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いや、
魔貫光殺砲も気円斬も実際には出てねぇんですけどね(←当たりまえ)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんちうか、エリが泊まりにくると、
いっつまでもこんな事を繰り返せにゃならんのです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
グッバイ、オレの週末。
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
目の前に、「東京銘菓ひよこ」がある。
 
 
 
 
 
 
 
 
ひよこってイイよねぇ。
なんか、可愛くてさー。

何?あの優しい目。
何?あの丸っこい身体。

なんかもう、たまらん。
可愛すぎてたまらん。

もうオレ、ひよこをいっぱい並べちゃったりしちゃうワケですよ。
ズラッと横に整列させたりすんの。
そうするとさ、ひよこ、みんな揃って同じ方向に顔を上げてさ、
何か、遠くの空を眺めてるんですよね。
つぶらな瞳で何を想うのか、ひよこたちは遠くを見つめてるの。
 
 
 
 
 
「ひよこよ、君が眺めてるのは、故郷の空かい?」
 
 
 
 
 
そんなことを思いながらオレ、
そんなふうにひよこを温かい目で見守りながらオレ、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
片っ端から喰っちゃうんですけどね(←大量殺戮)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、それはソレとして。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ベビーオイル様にバトンをいただきました。

その名も『好きなタイプバトン』!!

ありがとうございます!!
ベビーオイル様、ありがとうございます!!

ワタクシ不肖ゲルタ、謹んでお受けします!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それでは早速。

レッツ、好きなタイプ、バトン!!

イェアッ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Q1好きなタイプを外見で答えよう!
 
 
 ・髪型  似合ってればなんでもオッケー。
 
 
 ・顔   特にこれといって、「好きな顔」ってのは無いです。
      なんでもオッケー。
 
   
 ・体型  基本的にはどんな体型でもいいんですが、
      好きなのは、ちょっとムチムチした女性。
 
         
 ・身長  なんでもイイです。
      自分より大きくても小さくてもオッケー。
    
 
 ・服装  似合ってればなんでもイイと思います。
      あ、でも、スゥェットの上下にサンダル履きで
      街中に遊びに行っちゃうヤンキー女子高生みたいなのは
      キライ。

 ・職業  どーでもイイです。
      無職だってベツに構わん。
 
 
 ・性格  優しい人がいい。

 
   
  
 
Q2年下が好き?年上が好き?

 
 ・もう、どっちでも好き。
  年上には年上の魅力があるし、年下には年下の魅力がある。
 
 
 
 
 
Q3タイプの芸能人は?

 
 ・小泉今日子さん。カッコイイもの。
  あと、最近好きなのは深田恭子さん。
  なんちうか、己を確立してるじゃないですか。
  ああいうのってカッケーと思う。
  
  以前は優香が好きでしたが、最近はもう、
  水着の仕事が全然無いみたいなのであまり好きではありません。
 
  あと、喋らなければという前提で、SHIHOが好き。
 
 
 
 
  
Q4恋人になったらこれだけは
 
 
 ・してほしい → オレがバカな事を言っても無視しないでほしい。
 
 ・してほしくない → 浮気。
 
 
 
 
 
Q5今までの恋愛経験の中でタイプだったなという人とのエピソード
 
 
 ・高校の時に好きだった女の子。
  3年間に3回フラレた。
 
 
  
Q6よくはまってしまうタイプをあげてください
 
 
 ・はまってしまうワケではないんだろうけど、どうもオレ、
  「お兄ちゃんがヤクザだ」とか
  「お兄ちゃんが刑務所に入ってる」とか
  「お父さんが借金作って逃げちゃった」とか、
  「ワケありでおばあちゃんと二人暮しだ」とか、そういう、
  ちょっとした家庭の悩みを持つ方と付き合う事が多いです。

  まぁ、「初めにその方ありき」で付き合うワケで
  そんな事情は後から付いてくるワケであって、
  ソレが、その人とのお付き合いに
  何ら影響を及ぼすことは無いんですけど。
 
 
 
 
  
Q7あなたを好きになってくれる人はどんなタイプ?
 
 
 ・結構年上、もしくは結構年下。
  年上の奥さんとその娘に、とかね。
  
 
 
 
 
  
Q8どっちのタイプかで答えて下さい
 
 
 ・甘える:尽くす → 50:50
 
 
 ・嫉妬する? → する。
 
 
 
 
 
最後にバトンを渡したい人を5〜10人
 
 
 どうぞひろってくださいー。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
昨日。
 
ちょいと用事がありまして、オレ、
車で2時間ほどかかる街まで行ってました。
 
 
 
 
 
で、その帰り道のこと。
 
 
 
 
 
オレ、スーパーの駄菓子コーナーででん六まめを買って、
「でん六まめサイコーよー」なんつって
ソレをポリポリ食いながら国道をヒタヒタと走っていたのですけど、
そんなオレの前をですね、一台の車が走っていたのですよ。
カップル乗車のね。
カップルの乗った軽自動車が、オレの前を走ってたんです。

女の子が運転して、助手席には男が乗ってんの。

1人寂しくドライビンなオレは、
「あら、羨ましいですわね」なんつって
その車の後ろをずぅっと走ってたのですが。

しばらく走ってるとオレ、
その、前の車のカップルの、ある事に気づきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
チュー。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
チューしてんの、前の車のカップル。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんかね、車でずぅっと走ってると必ず赤信号で止まるじゃない?
その、前の車のカップル、
赤信号で止まった時に毎回毎回チューすんの。
国道走ってて、赤信号の度に毎回毎回、
いちいちいちいちチューすんの。

ソレを見て、オレ、

「ヤダー、人が見てるー」
「ベツにいいじゃねぇか」
「ヤダー、ダメー」
「へへへ、口ではイヤと言っても・・・」

なんつって、
一人二役で勝手にアフレコをしたりして楽しんでたのですが、
そんなバカみたいな事してたのですが、
しばらくしたらね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
だんだん、ムカッ腹がたってきまして。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
だぁってさ、毎回毎回ですぜ?
赤信号で止まる度にいちいち抱き合って
チュッチュチュッチュ情熱キッスするのですぜ?

アレか!?
おめーらは欧米人気取りか!?みてぇな。

だんだんムカッ腹がたってきまして。
 
でも、前のカップルは、
そんなオレなどにはお構い無しでチュッチュチュッチュやってる。

赤信号の度に。

チュッチュチュッチュチュッチュチュッチュ。

ちうか、もう、ブチュゥ〜ってやってんの。
 
 
 
しかも、アレ。
そのカップル、赤信号の度に毎回チュッチュやってて、
しばらくしたらそのカップルの男が、オレの方を見たんですよ。

後ろに止まってる、オレの方を振り返ったの。

バッチリ目が合うオレと男。

でも、その男、
オレと目が合ったのにも関わらず、
オレが見てると判ってるにも関わらず、それでもブチュゥ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(※オレの脳内版一人二役アフレコ)
 
 
 
男:「へへへ、チューしようぜ?」
女:「えー、でも後ろの人(オレ)が見てるよー」
男:「構わねぇよ、チューしようぜ?」
女:「でも・・・」
男:「後ろの男(オレ)に見せ付けてやろうぜ?」
女:「イヤ〜ン」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ガッデームッ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アーホーかー!!

何が「イヤ〜ン」じゃこのクソ女!!(←オレの妄想)
何が「見せ付けてやろうぜ」じゃこのハゲ男!!(←しかも被害妄想)
 
 
 
 
 
 
 
 
だいたいチューってのは、
人のいないところでやるからイイんじゃねぇのか?
天下の公道でやるもんではねぇんじゃねぇのか!?
 
ソレを、人目も憚らず白昼の国道で堂々としくさりやがって!!
チュッチュらチュッチュらバカみてぇにしくさりやがって!!

知ってるか?
アレだぞ?
近頃の道路交通法の改正に伴い、
「道路でのチュー」は
道路交通法違反で取り締まられる事になったんだぞ!?

違反者は罰金は100万えーん!!

嘘だけどー!!
 
 
 
 
 
 
 
 
ちうかもう、バーカバーカ。

お互い、相手の唾だらけになって、口が臭くなれっ!!
「おじいちゃん、お口臭〜い」って言われろっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかしカップルはブチュゥを続ける。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ああああ。

もう、いいですかー。
もう、イヤガラセしちゃっていいですかー。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちっきしょう!!
何かぶつけたる!!
前の車に何か投げつけてやるっ!!

オレの目の前でチューしやっがってる前のカップルの車に、
何かぶつけてイヤガラセしてやるのさ!!
オレの目の前でチューしやがった事を、後悔させてやるのさっ!!

チューを見せ付けられた男の恐ろしさ、
たっぷり教えてやるぜぇぇっ!!

イェェェアッ!!
ロックンロールッ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
何か無ぇか?
何か無ぇか?
何か無ぇか?
何か無ぇか?
 
 
 
自分の車の中から、投げつけられる何かを探すオレ。
 
 
 
何か無ぇか?
何か無ぇか?
何か無ぇか?
何か無ぇか?
 
 
 
しかし、そういう時に限って、
車内を掃除したばかりで投げてもいいモノが無かったりする。
 
 
 
何か無ぇか?
何か無ぇか?
何か無ぇか?
何か無ぇか?
 
 
 
紙くず?
ダメだ、投げても前の車まで飛ばねぇ。

靴?
ダメだ、勿体無くて投げられねぇ。

金?
アホか!!オレはアレか!?
ファイナルファンタジーの忍者か!!「ぜになげ」か!!
 
 
 
何か無ぇか?
何か無ぇか?
何か無ぇか?
何か無ぇか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
でん六まめ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
でーんーろーくーまーめー。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヒャーヒャッヒャッヒャッヒャッ!!

でん六まめ!!
てめぇらの車にでん六まめを投げつけてやるのさ!!
車の窓から身を乗り出して、
投げつけてやるのさ!!でん六まめを!!
鬼はー外、福はー内ってなぁぁ。

テメェコラ、赤塚不二夫の鬼の面貰ってこいや!!
 
ヒャーヒャッヒャッヒャッヒャッ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ターゲット、ロック!!

行くぜぇ、でん六まめ拡散バズーカ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
発射!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・と思ったら信号はすでに青。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ブゥ〜ン」
 
あ!!
カップルの車行っちゃった!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「パパァン!!」

後ろの車にクラクション鳴らされるオレ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
はいはい、すぐに行きますよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
現在、就職活動中のオレ。
 
就職が決まればオレは、
「中途入社」「中途採用」ということになるのだが、
この「中途入社」や「中途採用」という言葉、
「これははたしていかがなもんだろう?」と、
そんなことを考える。

なんというか、
「中途入社」や「中途採用」という言葉には
少しの差別を感じてしまう。

なんちうか、「外様大名」的な。

「中途入社」や「中途採用」という言葉には、
良いイメージがあまり無いように思う。

例えば大きな企業なんかに勤める場合、
能力的にはスバラシイものがあったとしても、
なんというか、「中途」とつくだけで、
その存在が少し、軽んじられてしまうような気がするのだ。

多くの企業はそうではないのだろうけど、
実際、そういった空気がある企業も、実際にはまだあると思うのだ。
 
 
 
 
 
生涯を1つの企業に骨を埋めることが少なくなった昨今、
はたしてソレは、いかがなものだろう?と。

「新卒」だろうが「中途」だろうが、
そんなもんは関係なかろうが、と。
 
 
 
 
 
しかし、「中途」が付くとあまり良いイメージが無い。
 
 
 
 
 
だから、オレは考えました。

「中途入社」や「中途採用」に替わる、新しい言葉。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ゴマキ的入社」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ゴマキ的採用」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ゴマキというのはもちろん、後藤真希だ。

モーニング娘。に、
追加メンバーとして後から1人で加入し、
巷の話題を独占した後藤真希である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「中途入社」を「ゴマキ的入社」。
「中途採用」を「ゴマキ的採用」。

どうだろう。 
「中途」と言うと、
なんだかマイナス的要素が感じられるのだが、
ソレを「ゴマキ的」に換えると、
途端にプラス的要素の方が多いような感じがしてくるではないか。

実際、自分が他人に言う時にも、
「中途入社なんです」と言うよりも、
「ゴマキ的入社なんです」と言ったほうが、
「自分はこれから何かをやる!!」と言う気持ちが
伝わるような気がするし、
また、まわりの期待と注目も大きくなる感じがする。
 
ソレは、 
「ゴマキ的」という言葉からは、
「遅れてきた大物」の匂いが漂うからなのである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ゴマキ的」と並べて
「ミキティ的」というのも考えたのですが、
「ミキティ的」は少し、パンチ力に欠ける気がしたので、
やはりここは、「ゴマキ的」が一番かと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
また、「ゴマキ的」に入社した人が
その会社を辞める場合。

その場合は
 
 
 
「ゴマキ的脱退」
 
 
 
もしくは、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「卒業」と言います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アナタは、タイムカプセルを埋めた経験があるだろうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
そう、アレだ。
よく、小学校や中学校の記念行事などで、
「20年後のボクに〜」とか
「50年後のアタシに〜」なんて、
現在の自分から未来の自分に向かってメッセージを書き、
校庭の隅っこあたりにそっと埋める、アレである。

クラスのみんなが未来の自分にメッセージを書いたはいいが、
必ず、そのクラスの中の1人はすでに死んでしまったりしていて、
 
 
 
「まさか、アイツも自分が死ぬとは思っていなかっただろうなぁ」
 
 
 
そんな風に、少しセンチメンタルになってしまう、アレである。
 
 
 
 
 
 
 
 
アナタは、タイムカプセルを埋めた事があるだろうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
オレは、ある。
 
 
 
 
 
 
 
 
いや、正確に言えば、オレの場合は少し違った。
前述したようなタイムカプセルとは少し違った。

何が違うのかと言えば、まず、
オレが埋めたタイムカプセルは、
学校行事などではなく、オレが個人的に埋めたモノである。
学校側に強制されたワケではなく、
幼き頃のゲルタ少年が、自主的に埋めたモノ。
だから、ソレを埋めた場所も学校の校庭などではなく、我家の庭。
我家の庭に昔あった、白樺の木の根元である。

そして、
ゲルタ少年のタイムカプセルが前述したモノと大きく違うのは、
そのタイムカプセルを受け取るのが、未来の自分ではないことである。
 
では、幼き頃のゲルタ少年は
誰に向かってタイムカプセルにメッセージを残したか。
 
 
 
 
 
 
 
 
正直、誰でもよかった。
 
 
 
 
 
 
 
 
未来の人間ならば、誰でもよかった。

ただし、未来の人間と言っても、
20年後、50年後の未来の人間ではない。
もっとこう、1000年、2000年先の未来の人間に、だ。

幼き頃のゲルタ少年は、
そんな未来に向けてタイムカプセルを埋めたのである。
 
 
 
 
 
 
 
 
では、ナゼにゲルタ少年はそんな事をしたのか。
答えは簡単。

未来の世界に自分の名前を残したかったから、である。
 
幼き頃のゲルタ少年は、ふと思ったのだ。
 
 
 
「今、自分が埋めたモノが未来で発見されたのなら、
 ソレはきっと、未来では大発見であるに違いない。
 そうすれば、どうだ。
 オレの名前はきっと、本に載るはずだ」
 
 
 
ロマンである。
幼き頃のゲルタ少年は、ロマンチックな少年だったのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
そこでゲルタ少年は、早速タイムカプセルを作る。
確か、とある夏休みの1日だったと思う。

まず、幼きゲルタ少年は、未来の人間に向かって手紙を書いた。 
その日の日付と自分の名前、そして、簡単なメッセージである。
しかしゲルタ少年は、それだけではちょっと寂しいと思い、
自分の声をテープに録音し、ソレも入れる事にした。
ラジカセにマイクを差し込んで暗い部屋で1人、
テープに自分の声を吹き込んだのだ。 
 
 
 
「これを見つけた人、おめでとうございます。
 アナタは大発見をしました。
 今日は○月○日。僕はゲルタです。
 福島県福島市○○に住んでいます。
 電話番号は・・・」
 
 
 
大真面目である。
なんかちょっとバカな子供のようだけど、
本人、大真面目である。
 
しかし、テープにメッセージを入れるといっても
たいして喋ることもなく、
テープがいっぱい余ってる事がイヤだったゲルタ少年は、
余った部分に自分の歌を入れた。
 
 
 
「♪時には ナゼか 大空にに〜
  旅して みたく な〜る〜ものさ〜」
 
 
 
『気球に乗ってどこまでも』である。
幼きゲルタ少年、部屋で1人、『気球に乗ってどこまでも』を歌い、
ソレをテープに吹き込んだのである。
 
大真面目だ。
しつこいようだが、本人は大真面目である。

そしてソレを、タイムカプセルに入れる。
カプセルは、北海道土産の『白い恋人』の空き缶だ。
そして、他にも様々なモノを入れる。
ビックリマンシール。
キン消し。
折り紙で作った手裏剣。
スーパーボール。

途中、水に濡れるとまずいと思い、
ビニール袋に入れてから『白い恋人』の空き缶に入れ直した。
  
タイムカプセル、完成である。
   
ゲルタ少年は、早速ソレを埋めた。
庭にある白樺の木。
ゲルタ少年は、その白樺の根元に園芸用の片手スコップで、
穴を掘ってカプセルを埋めたのである。

未来の人間が、ソレを発見してくれる事を願って。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかし、である。
そこで、まさかの出来事が起きたのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ゲルタ少年がカプセルを埋めた翌日は、朝から大雨であった。
激しく降りしきる雨。
その雨にヤラレて、ゲルタ少年が埋めたタイムカプセルが、
土の表面に露出してしまったのである。

ゲルタ少年は、痛恨のミスを犯していたのだ。

タイムカプセルを作ったはいいが、
面倒だったからかなんなのか、穴を深く掘らなかったのだ。
1000年、2000年先の未来まで掘られないようにするのなら
深く穴を掘らなければいけないだろうに、
ゲルタ少年の頭には、そんなことが思い浮かばなかった。
簡単に穴を掘って、カプセルを埋める。
そして、ソレにささっと土を被せて簡単に済ませてしまったのである。
 
その結果、土が雨で削られてカプセルは地表に露出する。

いや、例えそうだとしても、
いち早くゲルタ少年が気づくならば良かったのだ。
自分が先に気づけばよかった。
  
しかし、地表から覗いているタイムカプセルに、
ゲルタ少年よりも先に気づいた人間がいたのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
キシリア姉さんである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
キシリア姉さん、ヤツは鬼である。
弟のオレが言うのだから間違いない。
フォークで頭を刺されたこともあるのだ。
階段で後ろから突き落とされたこともあるのだ。
そんな人間を、鬼と言う以外になんと言えようか。
 
幼きゲルタ少年が埋めたタイムカプセルは、
運悪く鬼に発見、そして、
ゲルタ少年が知らないうちに発掘されてしまったのである。
 
1000年どころか、
1日で鬼によって発掘されてしまったのである。
 
 
 
 
 
 
 
 
その後の鬼がした行為は、まさしく鬼の所業であった。
ヤツは、ゲルタ少年が埋めたカプセルを掘り返すと中を開け、
そして、ゲルタ少年のメッセージテープを再生しやがったのだ。
 
それも、わざわざゲルタ少年の目の前で。
 
「ちょっと面白いテープがあるから聞いて」と鬼に言われた少年が、
素直にソレを聞いてみると、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「これを見つけた人、おめでとうございます。
 アナタは大発見をしました。
 今日は○月○日。僕はゲルタです。
 福島県福島市○○に住んでいます。
 電話番号は・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
自分の声である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「♪時には ナゼか 大空にに〜
  旅して みたく な〜る〜ものさ〜」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

『気球に乗ってどこまでも』である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
あまりの衝撃に、
そして、あまりの恥ずかしさに俯くゲルタ少年。
まさか、自分が埋めたカプセルが掘り起こされてるとは知らなかった
ゲルタ少年は、焦った。
かなり動揺した。

そして、ソレを見て爆笑する鬼。

しまいにゃ鬼は、
ソレをわざと近所にも聞こえるくらいの大音量で再生し始める。

親にまで聞かせる。

鬼、やりたい放題である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
幼きゲルタ少年は、
鬼のそんな卑劣極まりない行為に耐え切れず、
「やめてよ〜」と泣き出してしまったのであった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ふと思い出した、苦い思い出である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「パスパスパースッ!!」
 
 
グラウンドに響くその声を、オレは今もはっきりと覚えている。

 
 
 
 
 
 
 
ソレは、中学3年生の時の出来事。
その日の体育のサッカーの時間、オレ達クラスの男子は、
グラウンドで、熱くなってボールを追いかけていた。

あっちにボールが転がればそこに走り、
こっちにボールが飛んでいけばそこに殺到する。
オレたちのサッカーは所詮、
『キャプテン翼』を見て覚えたサッカーであるから、
オフサイドなんてルールは存在しない。
ボールが転がった場所にみんなで走っていき、
ボールを持ったヤツが、
相手ゴールがある方向に向かってとりあえずボールを蹴る。
戦術やシステムなどは何も無く、運がよければ点が入る。
オレ達のサッカーは、そんなレベルのサッカー。

そんな低レベルなサッカーを、
オレ達はものすごい熱の入れようでやっていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
ならば、ナゼにそんなに男子たちは熱くなっているのか。
 
 
 
 
 
 
 
 
答えは簡単。
女子が見ているから、である。
 
 
 
 
 
 
 
 
サッカーをやる男子とはベツに
陸上かなんかをやらされていた女子が見守る中、
オレ達男子は女子の手前、少しでも目立とうと
ボールを追いかけて熱くなっていた。
例外なくオレも、
いや、女子にモテたいという意識が強かったオレは、
人一倍熱くなっていたかもしれない。
 
 
 
 
 
 
 
 
義務教育の期間、女子にモテる男の条件というのは、
基本的に学年ごとに変化するのだ。
小学生の時には「勉強ができる」という
カードを持った男子が女子にモテる。
それが、中学生になると「スポーツができる」と
「ちょっと不良っぽい」というカードが加わってくる。

ハナから「勉強ができる」というカードを所持していなかったオレ、
ぴらっぴらの薄いカードではあるが
「スポーツができる」と
「ちょっと不良っぽい」というカードは持っていて、
オレはそのサッカーの時間、
「スポーツができる」カードを切って勝負に出ていたのだ。
いや、オレだけでなく、
「勉強ができる」カードを所持してない男子全員が
そのカードを切って、女子の手前、勝負に出ていた。

だからオレ達のその日のサッカーは、
低いレベルではあったがかなり熱いモノだった。

誰しもが、不純な動機でボールを追いかけていたワケではあるが。
 
 
 
 
 
 
 
 
そして、そんな中、
運良くオレにボールが転がってきた。

オレは、ドリブルなんかを試みる。
女子の目は自然、ボールを持つものに惹かれるであろうから、
オレは、女子の目に一秒でも長く映っていたいとボールをキープする。
そして、そこそこ運動神経に自信のあったオレは、
デタラメなステップではあるが、
ボールをゴール前にまで運ぶことに成功した。
 
 
 
(へへへ、女子は見てるかな?)
 
 
 
ここでシュートを放ち、
ゴールを決めればオレは、ヒーローであった。
シュートを決められれば、女子の中でオレ銘柄の株も急上昇であろう。
一部上場だ。
買い注文が殺到して、
学校の帰り道なんかに告白されたかもしれない。
 
しかし、そんなオレの目の前に、敵が現れる。

何人かの敵がオレの侵攻を阻止しようと、
オレの前方を塞いだのだ。

女子の手前、敵も本気である。
そこでオレから鮮やかにボールを奪えば、女子の印象も良いだろう。
だから敵も必死になって、オレからボールを奪おうとする。
オレはオレで、ボールを奪われまいと必死だ。

そんな中、ちょっとカン高い、あの声が聞こえてきた。
 
 
 
「パスパスパースッ!!」 
 
 
 
カツである。
 
カツとは、『キャプテン翼』が始まる前から
サッカーを続けていた男で、
オレたちとはレベルの違うサッカーをする男だった。
中学生になって、
サッカー部の無かったウチの学校にサッカー部を作り、
そして、中学3年の時にはそのサッカー部を
いきなり県大会にまで引っ張っていった男である。

カツは、サッカーが好きで好きでどうしようもない男で、
授業中も机の下にはボールを置いているし、
休み時間もボールを転がしている。
『キャプテン翼』の「ボールはともだち」を地でやっていて、
ボールを追いかけてる時は、
これ以上楽しいモノは無いという風に、満面の笑みを浮かべている。
「勉強ができる」カードも「ちょっと不良っぽい」カードも
持っていなかった男ではあるが、
彼の「スポーツができる」カードは分厚いカードで、
特にサッカーに関して彼は、オレたちの目には「天才」に映った。

 
 
 
そんなカツが、オレの後方からパスをせがむのである。
 
 
 
 
 
「ゲルタ、パスだパス!!」
 
 
 
(アホか!!誰がお前にパスなんか出すものか!!)
 
 
 
 
 
意地でもシュートを撃ちたいオレ。
しかしオレのまわりは、すっかり敵に囲まれてしまっていた。
 
 
 
 
 
「ゲルタ、後ろだ後ろ!!」
 
 
 
(イヤだね!!オレがシュートを決めるんだもんね!!)
 
 
 
 
 
しかし、そうは思ってもオレのまわりは敵だらけ。

八方塞になってしまったオレは、
「スポーツができる」の他に、もう1枚のカードを切る。
「ちょっと不良っぽい」カードである。
 
 
 
 
 
「触んなっ!!てめぇ触ったらブッ殺すぞ!!」
 
「後でどうなるか解ってんのかコラァッ!!」
 
 
 
 
 
サッカーなのに、腕力でボールをキープするオレ。
 
 
 
 
 
と、そんな中、オレの目に敵の隙が見えた。
オレとゴールまでの直線上に、ポッカリと穴があいたのである。
 
 
 
 
 
 
 
 
チャーンス!!
オレ、チャーンス!!

シュートを放ちゴールを決めればオレの株価は急上昇、
女子の間でオレは、噂のセクシーボーイになるのである。
  
オラァッ!!
シュート決めるぞオラァッ!!
 
 
 
(行っけぇ、オレシュート!!)
 
 
 
オレはステップを踏むと右足を後ろに大きく逸らし、
力を込めて、足を思いっきり振りぬいた。
 
 
 
 
 
シューーーーートッ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
女子にモテたいんでーすっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ポスッ
コロコロコロ・・・・・・
 
 
 
力なく転がるボール。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ガーン!!

し、しまった!!

ミスキックしてしまった!!

ガーン!!ガーン!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
と、そこに、である。
その、力なく転がったボールに向かって、
1人の男が笑いながら、物凄いスピードで走ってきた。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ゲルター、ナイスパースッ!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
カツである。
カツが持ち前の瞬発力を生かし、
あっという間にボールに詰め寄ったのである。

慌ててボールを奪おうとする敵のディフェンス陣。

しかし、一瞬だけカツの方が早い。

ボールまで辿り付いたカツは、
オレのパス(正確にはミスキックしたシュート)をトラップしないで
軽くチョンと蹴って頭よりも高く浮かし、そこで、一度ヘディング。
そして、敵の後ろにボールを運ぶと、
自らは敵の横を素早く抜けて、
ワンバウンドしたボールに向かって、思い切り足を振りぬいた。
 
 
 
 
 
 
 
 
シュッ
 
 
 
 
 
 
 
 
ゴールネットに突き刺さるボール。
 
 
 
 
 
 
 
 
それは、一瞬の出来事だった。
一瞬の出来事だったが、
オレたちには、ソレがスローモーションに見えた。
誰も声が出ない。
敵も味方も、キーパーもディフェンスも、
そして味方のオレでさえ、唖然とするのみ。
ただただ、カツの動きに“ポカン”としてしまった。
“ポカン”として、立ち尽くしてしまった。
 
 
 
 
 
 
 
 
そして、一瞬の静寂の後。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「うおおおおおおっ!!」
 
「キャァァァァァッ!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
大歓声。

男子も女子も入り乱れての大歓声。
もう、授業なんてそっちのけである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
見てしまった!!
オレたちはすごいプレーを見てしまった!!
まるで『キャプテン翼』みてぇじゃねぇかっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そんな中、
オレに向かって、カツは言った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「サンキュー!!
 すげぇいいパスを出してくれたからさ、
 カッコつけてシュートが出来たよー」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(ホ、ホントはシュートだったんですけど・・・)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その次の年、オレ達は中学校を卒業した。

卒業文集には「将来の夢」なんてものがあって、
オレを含めて多くの人間がソレに迷う中、
カツは、その「将来の夢」の欄に、
しっかりとした文字で「サッカー選手」と書く。

当時はJリーグなんてモノが無かった時代、
オレ達は、カツのその将来の夢を不思議に思った。
 
 
 
 
 
 
 
 
カツはその後、進学校に進みながらもサッカーを続け、
東北選抜だか東日本選抜だかに選ばれ、
スポーツが盛んでないその進学校のサッカー部を
初めての全国大会に導く。

高校卒業後はサッカーが強い大学に進み、
そして、大学卒業後は、
Jリーグの二部に参加したばかりの、お隣の県の球団に入団した。

その球団のホームページを見ると、
あの時すごいシュートを放ったカツは、
その球団ではディフェンダーとして登録されていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
カツは、夢をかなえたのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
しかしその後カツは、残念だがその球団を退団してしまったようで、
今はどうしているのか、
どこかでサッカーを続けているのかすら、オレには判らない。

怪我なのか。
それとも単に、勝負に負けてしまったのか。

オレには全く判らない。
 
 
 
 
 
 
 
 
でも、きっと、カツは今でも
サッカーが大好きなのは変らないのであろうと思う。
 
きっと、
毎晩遅くまでTVに釘付けになってる事は間違いないだろうと思う。
 
世界の選手のプレーを、嬉々としてみているのだろうと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そしてきっとその顔は、
あの時のサッカー大好き少年のままであるのだろうと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
本日4度目の更新。
4つめの日記は、さくら様にいただいた指定型バトーン。

お題は『ナウシカ』
 
不肖ワタクシゲルタ、
なんたってナウシカ大好きっこでありますから、
ありがたくチャレンンジさせていただきます。

それでは早速、カモンレッツゴッ。
 
 
 
 
 
 
 
 
■■■ [指定型★バトン]のルール ■■■

?廻してくれた人から貰った『指定』を『』の中に入れて答える
?廻す時、廻す人にワードを『指定』する
 
 
 
 
 
 
 
 
指定ワード:『ナウシカ』
 
 
 
 
 
◆最近思う【ナウシカ】
 
 
 何回観ても飽きません。
 観る度に違うシーンで感動したり、新しい発見をしたりすんの。
 
 
 
◆この【ナウシカ】には感動!
 
 
 やっぱり、
 ナウシカがオームの触手(?)の上を歩く所が感動します。
 「そのもの、青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし」のシーン。

 あと、仲間に合流しようとする王蟲の子どもを制止して
 酸の海に足を突っ込んでしまったナウシカを、
 王蟲の子供がいたわるシーンに、なんか、グッときます。 
 
 
 
◆直感的【ナウシカ】

 
 ナウシカがメーヴェに乗って飛ぶシーン。
 昔よく、ナウシカはノーパンなのか、
 それとも肌色のタイツを履いているのか議論しあったものです。
 
 
 
◆こんな【ナウシカ】は嫌だ!
 
  
 ・カイにクイがナウシカを覚えていない。
 
 ・テトがナウシカの指を食いちぎる。
 
 ・ナウシカ:「ユパ様、この子ワタシにくださいな!!」
    ユパ:「ダメ!!」
 
 
 
◆この世に【ナウシカ】が無かったら
 
 
 自然とか、人間同士の争いとか、
 そういう事を考える機会が1つ、減ると思う。

 あと、日常の会話でオレ、
 「この子ワタシにくださいな」とか
 「何を怯えてるの?まるで迷子のキツネリスのよう・・・」とか
 よく言うのですが、ソレも言えなくなってしまいます。
 ソレはとても、寂しいことのような気がします。
 
 
 
◆次に回す人を10人(『指定』付きで )
 
 
 どなたか是非、『ファッション』でやってみてください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
本日3度目の更新。

3度目の日記は、
昔からお世話になってるかいちょ様から頂戴した
かいちょたんバトーン。
 
それでは早速カモンレッツゴッ。
 
 
 
 
 
 
 
 
『かいちょたんバトン』
 
 
 
 
 
 
 
 
■その管理人の見た目は?会った事が無い場合はイメージでどうぞ!

 
 お会いしたことがないのでオレの勝手なイメージですが・・・
 
 ・色白
 ・セクシー
 ・しっかりしてそう
 ・イキでイナセ
 ・姉御肌
 
 
 
■恋愛対象に入りますか?(同性の場合は親友)

 
 バリバリ!!
 
 
 
■動物にたとえると?

 
 キャット。
 他人に流されず、自分というモノをしっかり持ってそうだから。
 
 
 
■その方にプレゼントを贈るとしたら何を送りますか?

 
 キャンバスと絵の具。
 
 
 
■一緒に遊ぶとしたら何をしたいですか?

 
 一緒に酒を飲みたいですねー。
 あと、美味しいお寿司やさんに連れていってほしい。
 できれば、おごってほしい。
 
 
 
■あだ名を付けてください。
 
 
 「セクシャルバイオレットNO.1」
 
 
 
■バトンを回す人
 
 
どなたでもー。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
本日2度目の更新。

2度目の日記は、★パンダ★様バトーン。

それでは早速、カモンレッツゴッ。
 
 
 
 
 
 
 
 
『★パンダ★様バトン』
 
 
 
 
 
 
 
 
■その管理人の見た目は?会った事が無い場合はイメージでどうぞ!
 
 
 お会いしたことがないのでオレの勝手なイメージですが・・・
 
 ・オシャレっこ
 ・ファンキー
 ・めちゃめちゃ明るい
 ・笑いに全力投球
 ・苦しくったって、悲しくったって、コートの中では平気だ
 ・ボールがうなると胸が弾む
 ・だけど、涙が出ちゃったりもする
 
 
 
■恋愛対象に入りますか?(同性の場合は親友)

 
 バリバリ!! 
 
  
 
■動物にたとえると?
 
 
 ご本人が「パンダ」と名乗ってらっしゃるから・・・
 やっぱりパンダのイメージです。
 
 
  
■その方にプレゼントを贈るとしたら何を送りますか?
 
 
 ドラゴンボールのフィギュア 
 
 
 
■一緒に遊ぶとしたら何をしたいですか?
 
 
 カラオケで熱唱。
 卓球で勝負。
 あとは、一緒にオモチャ屋に行きたいです。 
 
 
 
■あだ名を付けてください。

 
 「殺戮、パンダマシーン」
 
 なぜかあだ名に「、」が入ってしまってますが。

 
 
■バトンを回す人。
 
 
どなたでもどうぞー。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
【 ※ 本日の日記は大変下品な話になっておりますので、
    苦手な方は読まないでくださいね 】
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
久しぶりに友人ツダと会った。
 
 
 
「最近アタシ、デミアンと別れようかなとか思うんだよね」
 
 
 
ツダの彼氏デミアンはオーストラリア人。
ツダは、そんな外国人の彼氏と数年付き合ってきたのだが、
最近、別れを考えるようになったのだという。
 
  
 
 
では、ナゼにツダがデミアンとの別れを考えてるのかと言えば。
 
その理由。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
チンコの画像を送ってくるから。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ギャハハハハハハハッ!!

何ソレー!?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「なんかね、最近、三日にいっぺんくらいのペースで
 自分のを写メで撮って送ってくるんだよ!!」
 
 
 
ギャハハハ!!止めろって言えばいいじゃん!!
 
 
 
「言ってるよ!!言ってるけど送ってくるの!!
 いっつもソレで喧嘩になるの!!でも送ってくるの!!」
 
 
 
何?ソレってもしや、
いろんな角度から撮ってたりすんの?
 
 
  
「そう、毎回違う」
 
 
 
ソコの部分だけ?
 
 
 
「うん。
 たまに指でピースしてたりもするけど、基本的に顔は写ってない」
 
 
 
すげぇな!!
よっぽど自慢なんだろうな!!
よっぽど見せたいんだろうな!!
やっぱ外国人て・・・すげぇの?
 
 
 
「知らないよ!!」
 
 
  
や、ベツにいいじゃん。
彼氏のなんだから見てやればいいじゃん!!
 
 
 
「イヤダよ!!
 うんざりしてんの!!
 今日なんてさ、朝いちで送られてきたんだから!!
 朝からそんな画像を送ってくるんだよ?
 もう、バッカじゃねぇの、この外人!!って思うよ。
 変態じゃねーの?って」
 
 
 
うん、多分、変態だな。
 
 
 
 
 
 
 
 
「あ、これ見る?今日送られてきたヤツ見てみる?」
 
 
 
 
 
 
 
 
え、今日送られてきた画像あんの!? 
出来たてホヤホヤあんの!?
つーか、オレが見てもいいの?
 
 
 
 
 
 
 
 
「ベツにいいんじゃない?見る?」
 
 
 
 
 
 
 
  
見る見るー!!
外国人のチンコ見るー!!
 
へっへっへ。
外国人がどんなのをお持ちでいらっしゃるか、
そのご自慢のモノをいっぺんこの目で確かめてやろうじゃ・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ワオッ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
母さん、
地球って広いんですね・・・
地球って大きいんですね・・・
僕なんか、ちっぽけな存在なんですね・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
見なきゃよかった(←事実上の敗北宣言)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ね、こんなのばっか送ってくるんだよ。
 バカなヤツだと思わない?
 あ〜、別れようかな〜」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
うん、そのほうがいいかもな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「やっぱそうかな?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
うん。
だってこれ、殆ど凶器だぜ?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今にきっと、内臓破裂で死ぬぞ?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
きのう、ぼくがじどうしゃでどうろを走っていたら、
走り屋の人が、うしろからあおってきました。
ぼくのじどうしゃのうしろにぴったりくっついて、
走り屋の人が、「速く行け速く行け」と
ぼくのじどうしゃをあおってきました。
ぼくは、ちょっと怒ったのですけど、
うしろの走り屋のじどうしゃを先に行かせてあげようと、
じどうしゃをよこの方に寄せてあげました。
すると、走り屋の人は、
ぼくのじどうしゃにぴったり並んで、ぼくを見ながら
「ブォンブォ〜ン」とアクセルをわざとふかして、
そして、ぼくのじどうしゃをおいぬいていきました。
だからぼくは怒って、その走り屋の人が、
けいさつにつかまっちゃえばいいのにと思いました。
 
 
 
 
 
そしたら、どうろをずぅっと先に行ったところで、
その走り屋の人は、本当に白バイにつかまってました。
 
 
 
 
 
だからぼくも、お返しに、
白バイにつかまってるその走り屋の横で、
アクセルをわざとふかしました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ブォンブォ〜ンブォンブォブォンブォンブォンブォンブォンブォ〜ン
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ざまぁみろと思いました。
 
 
 
 
 
死ねばいいのにと思いました。
 
 
 
 
 
どうせなら、走り屋の人のその車のトランクから、
覚せい剤でも出てきてたいほされればいいのにと思いました。
 
 
 
 
 
あと、その走り屋の人は太っていたので、
「自分の足で歩かないから太るんだ!!
 歩けっ!!オメーは車禁止!!」と思いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
夜中に茶の間で1人、サッカーW杯
『スウェーデン VS トリニダード・トバゴ』を見ていたら、
いったんは布団に入った親父が起きてきた。
 
 
 
親父:「何?ブラジルやってんの?」
 
 
 
親父にとって、サッカーで黄色のユニフォームは全て、
ブラジル代表に思えてしまうようだ。
 
「俺も観ようかな〜」 
そう言うと親父は、自分専用の座椅子に腰を下ろした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
親父:「何これ?ブラジルじゃねーのか。
    どこ対どこやってんの?」
 
 
 
スウェーデン対トリニダード・トバゴだよ。
 
 
 
親父:「ああ、スウェーデンか。
    ブラジルじゃないんだ」
 
 
 
そう、黄色くてもブラジルじゃない。
 
 
 
親父:「で、相手は?」
 
 
 
さっき言ったっけな。
トリニダード・トバゴだよ。
 
 
 
親父:「あ?トリダー?」
 
 
 
トリニダードだよ。
 
 
 
親父:「トリダード・・・」
 
 
 
トリニダード。
 
 
 
親父:「トリダ、トリダ、トリダニー・・・」
 
 
 
トリニダード!!
 
 
 
親父:「トニ、トニリダ・・・」
 
 
 
ト・リ・ニ・ダード!!
 
 
 
親父:「トリダ、トリニダー・・・ド?」
 
 
 
そう、トリニダード。
 
 
 
親父:「ドバゴ?」
 
 
 
トバゴッ!! 
 
 
 
親父:「あ、トバゴなトバゴ」
 
 
 
そう、トバゴ。
 
 
 
親父:「トリダ、トニリダ・・」
 
 
 
また戻ってるよ!!
 
 
 
親父:「トリニダードバゴ」
 
 
 
続けんなよっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
親父:「あああ〜、イライラする!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレの方がイライラするわっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
親父:「だいたい、国の名前が長すぎるよな。
    言いづらくてしょーがねぇ」
 
 
 
それはそうだけど、
しょーがねぇよ、国の名前なんだから。
 
 
 
親父:「簡単に略せばいいんだよな。
    トリダ、トニリダ・・・」
 
 
 
トリニダード・トバゴ。
 
 
 
親父:「トリニダー・・・ド・トバゴ。
    トリニダード・トバゴ。略して・・・」
 
 
 
略して?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
親父:「トリ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あ、「トバゴ」の方じゃねぇんだ・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
試合はなかなか動かない。
そんな中、1人の選手が親父の目にとまった。

前線にて派手な動きを繰り返す、
スウェーデンのエースストライカー、
ズラタン・イブラヒモビッチ選手である。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
親父:「あの選手、いいよなー」
 
 
 
どの選手?
 
 
 
親父:「スウェーデンの・・・10番かな?」
 
 
 
ああ、イブラヒモビッチな。
 
 
 
親父:「え?」
 
 
 
イブラヒモビッチ。
 
 
 
親父:「イビ、イビ、」
 
 
 
イ・ブ・ラ・ヒ・モ。
 
 
 
親父:「イブ、イブラ、イブラヒモ・・・」
 
 
 
ビッチ。
 
 
 
親父:「ビッチ」
 
 
 
続けて、イブラヒモビッチ。
 
 
 
親父:「イブラヒモブビッチ」
 
 
 
なんか多い。
なんか1個多い。
 
 
 
親父:「コイツもよー、長いよな、名前が」
 
 
 
しょーがねぇよ、名前なんだから。
 
 
 
親父:「コイツも略せばいいんだ」
 
 
 
例えば?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
親父:「イラブ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それ、元・ロッテ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
パンダ様にいただいた『家バトン』。
 
それでは早速、カモンレッツゴッ。
 
 
 
 
 
『家バトン』
 
 
 
 
 
01:あなたは実家?1人暮らし?

実家暮らし。
 
 
 
02:あなたの部屋には写真がありますか?
 
いっぱいあります。
ナゼかは知らないけれど、友達みんなで
妙に盛り上がってる写真が多い。
あと、オレのセミヌードとかもあります。
あと、オレが女子高の制服着てる写真とかもある。
最近、写真て撮ってないなぁ。
 
 
 
03:あなたの部屋の壁には何が掛かってる?
 
2006年ガンダムカレンダー。
勿体無くて、1枚も破れない。
 
 
 
04:あなたの部屋にぬいぐるみはありますか?
 
ぬいぐるみは無いです。
フィギュアはいっぱいあるけど。
あと、マトリョーシカとかもある。
 
 
  
05:あなたの部屋にマンガはありますか?
 
いっぱいあります。
 
 
 
06:あなたの部屋にある機械は?
 
PSX
TV(映りが悪い)
パソコン(壊れ気味)
コンポ(壊れてる)
ラジカセ(ラジオしか聴けない)
 
 
  
07:あなたの部屋でこれだけは人に負けない!というのは?
 
無駄なモノの多さ。
ポンプで飛び跳ねるカエルとか、
パッチンてなるガムとか、
パチンコとか、
発泡スチロールのゴムで飛ばす飛行機とか、
中国ゴマとか、
ゼンマイで走るポットのオモチャとか、そういうのばっか。
 
 
 
08:寝てる時に周りに必ず置くものは?
 
携帯、本。 
 
 
  
09:あなたの部屋は何畳?
 
8畳。
 
 
  
10:あなたの部屋は全体的に何色?
 
茶色っぽい。
和室だから。
 
 
 
11:あなたの部屋にはどんな家具がありますか?
 
タンス、本棚。
 
 
 
12:あなたの部屋で一番多いものは?
 
なんだろう?ゴミ?
 
 
 
13:ポスターは貼ってありますか?
 
『探偵物語』の松田優作さんが額入りで。
 
 
  
14:あなたの部屋で一番目立っているものは?
 
『エルム街の悪夢』の、フレディの爪。
 
 
 
15:部屋にこだわりはありますか?
 
全然無いでーす。
 
 
 
16:部屋を教えてもらいたい人
 
とりあえず、女子の方オンリーで。
 
 
 
 
 
 
 
 
こっぴぃ様とべるの様からバトンをいただきましたので
早速チャレンジさせていただきます。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『こっぴぃ様バトン』
 
 
 
 
■その管理人の見た目は?会った事が無い場合はイメージでどうぞ!
 
 
お会いした事がないのでオレの勝手なイメージなんですが・・・

肌の色が白そう。
スラッとしてそう。
髪形はショート。
ラヴリー。
 
 
 
  
■恋愛対象に入りますか?(同性の場合は親友)
 
 
バリバリ。 
 
 
 
 
 
■動物にたとえると?
 
 
オレの勝手なイメージで、
なんとなーく、白い犬。
ジョリィみたいな。
 
 
 
 
  
■その方にプレゼントを贈るとしたら何を送りますか?
 
 
まごころ。 
 
 
 
 
  
■一緒に遊ぶとしたら何をしたいですか?
 
 
JJクラブに行きたいです。
 
 
 
 
  
■あだ名を付けてください。
 
 
こっぴぃ様は「こっぴぃ」以外に思いつかないなぁ。
そういえば、パンダ様がよく、
こっぴぃ様のことを「ヘルメット」とお呼びになってたので
「ヘルメット刑事」とか。

すみません。ホントにごめんなさい。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

『べるの様バトン』
 
 
 
 
 
■その管理人の見た目は?会った事が無い場合はイメージでどうぞ!
 
 
お会いしたことがないので、オレの勝手なイメージで・・・

小柄な方そう。
活発な方そう。
セクシー。

■恋愛対象に入りますか?(同性の場合は親友)

バリバリ。
 
 
 
 
 
■動物にたとえると?

なんとなーく、キタキツネ。
凛とした感じで。
 
 
 
 
 
■その方にプレゼントを贈るとしたら何を送りますか?
 
 
胸いっぱいの愛。
 
 
 
 
 
■一緒に遊ぶとしたら何をしたいですか?
 
 
絶対にカラオケに行くでしょうねー。
そんで、Rockなカラオケ大会。
 
 
 
 
 
■あだ名を付けてください。

 
キラークイーン。
 
 
 
 
 
■バトンを回す人
 
 
どなたか、『ゲルタバトン』、拾ってやってください。
オレのイメージ、ちょっと気になります。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ハァイ、ゲルタです
「愛」に「飢」と書いて、ゲルタと読みます。

誰か僕に、愛をください。
ウォウウォウ愛をください。
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、それはソレとして。
 
 
 
 
 
 
 
 
パンダ様と仁義様から指定型バトンを頂戴いたしました。
 
パンダ様からいただいた指定ワードは『エロビデオ』。
仁義様から頂戴いたしました指定ワードは『三国志』。
 
不肖ワタクシゲルタ、
謹んでチャレンジさせていただきます!! 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それでは早速。

レッツ、指定型、バトン!!

アハン。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
■■■ [指定型★バトン]のルール ■■■
 ?廻してくれた人から貰った『指定』を『』の中に入れて答える
 ?廻す時、廻す人にワードを『指定』する
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
○指定ワード:『エロビデオ』(パンダ様より)
 
 
 
 
 
◆最近思う【エロビデオ】
 
 
 あらためて、
 ソフトオンデマンドはスゴイと思います。
 
 
 
 
 
◆この【エロビデオ】には感動!
 
 
 以前にこの日記に書いた事があるんですけど、
 友人に借りて観たSMモノのビデオには感動しました。
 何が感動って、フツーのSMじゃないんですよ、そのビデオ。
 おかしい。
 やってる事がおかしい。
 だって、なんだかイキナリ、
 Sな男優がMの女優を説教したりしてんですよ。
 「オレはこんなSMがやりたいんじゃないんだ!!」って。
 
 そんで、そのS男、どんな風にM女をいじめるのかと思えば。
 
 
 
 
 
 アルゼンチンバックブリーカー。
 (↑アントニオ・ロッカが開発したプロレスの背骨折り技)
 
 
 
 
 
 えー!?マージーでー!!
 
 
 
 
 
 アレにはちょっと感動しました。
 
 
 
 
 
◆直感的【エロビデオ】

 
 なんちうか、
 エロビデオを買う時でも借りる時でも、直感って大事ですよね。
 パッケージを見た時点で「これは騙されそうだ」とか、
 そういう直感って働くじゃないですか。
 あの直感、研ぎ澄ましたいと思うんですけどね。
 なかなか、ね。
  
 
 
 
  
◆こんな【エロビデオ】は嫌だ!
 
 
 ずぅっと昔にワタクシ、まだ若かりし頃、友人ジェット氏と一緒に、
 夜中にエロ自動販売機でエロ本を購入した事があるんですね。
 そんで、そのエロ本の中にね、
 『ブルマー女学院』っていうタイトルの
 エロビデオが紹介されてたのですよ。

 で、そのビデオに出てる女の子がカワイイ。

 なもんでワタクシ、エロビデオがいっぱい置いてある本屋、
 通称「エロ屋」にその『ブルマー女学院』を買いに行って、
 実際にソレを買ったのですよ。

 で、家に帰って観てみたら。

 中身が違う。

 や、パッケージは『ブルマー女学院』なのに、
 ちゃんと『ブルマー女学院』って書いてあんのに、
 ビデオが始まってみたら、
 画面に映し出された文字は、
 
 
 
 
 
 『ブルマー女学園』
 
 
 
 
 
 「アレ?」って思いながら観てみたんですけどね、
 そしたらなんか、
 ブルマーを履いた中学生くらいの女の子達が、
 ひたすら海岸を走ったり、ひたすら跳び箱を跳んだり、
 メシ食ったり歌を歌ったりしてるという。
 
 ただひたすらね、ソレだけが延々と映し出されてるんですよ。

 「え?コレ、いつ始まんのかな・・・」
 そんな思いでオレ、ずぅっと観てたんですが、
 そしたらしばらくして、いきなり、
 
 
 
 
 
 『THE END』
 
 
 
 
 
 「えええええっ!!」なんつってオレ、
 もう、すっごい愕然とした覚えがあります。
 
 アレは嫌な思い出ですね。
 
 
 
 
 
 ちうかオレ、
 『ブルマー女学園』について、いっぱい語っちゃった。 
 
 こんな僕を、嫌いにならないでください。
 
 
 
 
 
◆この世に【エロビデオ】がなかったら・・・
 
 
 ホテルに行く楽しみがいっこ減る。
 
 
 
 
 
◆次に回す人を10人(『指定』付きで )
 

 誰に回していいか悩みますので、
 お好きな方は是非持って行ってください。
 キーワードは『宇宙人』で。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
○指定ワード:『三国志』(仁義様より)
 
 
 
 
 
◆最近思う【三国志】
 
 
 ちょっと前だった気がするんですけど、
 中国で、でっかいダムを建設するとかで、
 三国志の遺跡をダムの底に沈めてしまったらしいじゃないですか。

 アレは、かなりガッカリしました。
 
 
 
 
 
◆この【三国志】には感動!
 
 
 オレ、社会人になって初めての給料、
 初任給で、横山光輝の『三国志』、全60巻を買ったのですよ。
 毎日毎日本屋に通って、1日5冊ずつ。
 ソレが全60巻揃った時は、感動しました。
 
 あと、現代人が食ってる饅頭、
 あの饅頭の原形を作ったのが諸葛孔明だと知った時は、
 ちょっと感動しました。
 昔、南蛮の蛮族では川が氾濫するたびに
 生け贄に、沢山の人を殺してその首を
 川の神様に捧げてたのですけど、
 ソレを知った諸葛孔明が、
 「その風習はイカーン!!」つって、
 生け贄の代わりに人の頭に見立てて作ったのが、饅頭なんですって。
 そういうの、ちょっと面白いですよね。
 
 
 
 
◆直感的【三国志】
 
 
 横山版『三国志』で歌われる
 「♪櫓にいたのはカラスじゃないのか
   なぁに、曹洪と徐晃さ
   それならたいして変りはない ホイホイ」
 という歌、リズムというモノをあまりにも無視しすぎてると思う。
 
 
 
 
 
◆こんな【三国志】は嫌だ!
 
 
 ・張飛に投げ飛ばされた雑魚が、ホントに「ムギュウ」と言う。
 ・許チョや典韋、張飛などの「知力20」くらいの武将が
  火計ですぐ燃える。
 ・3つに分かれた大陸の、その1つを治めてるのが、厳白虎だ。
 ・趙雲の目がぱっちりしてる。
 ・馬超が被ってる兜のデザインが、よく見たら鬼瓦だった。
 ・全部話し合いで解決してしまった。
 
      
 
 
 
◆この世に【三国志】が無かったら
 
 
 中国に三国時代が無かったら、
 今の中国にはどんな影響があったのだろうと思います。
 
 
 
 
 
◆次に回す人を10人(『指定』付きで )
 
 
 どなたでもどうぞ。
 キーワードは『スーパーロボット』で。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
  
昔から恐いモノを並べて
「地震、雷、火事、親父」なんて言うけれど、
オレがダントツで恐れているのは、雷。
恐ぇ恐ぇ、チョー恐ぇ。
とりあえず、家で使ってる電化製品は全て消します。
33歳になった今でも、「くわばらくわばら」って言います。

おそらく、
世の中にある全ての事象の中でオレが一番恐れているモノ、
ソレは、雷。
 
そんな雷嫌いのオレですから、
昨日の朝の激しい雷にはまいってしまいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
昨日の福島は、早朝から暴風雨。
ものすげー雷。
たまにゴロゴロ言うんじゃなくて、
常に空はゴロゴロしてて、1分おきくらいに
「パリパリパリパリッ」とか「バーンッ」とか言うの。
オレの部屋は2階にあるのだけれど、
その屋根のすぐ上に雷雲があって、
そこで雷がパリパリ言ってんじゃねーのーって思うくらいに
ものすげぇ近い。

時間は早朝6時。
どこかに雷が落ちた音で目覚めたオレ、
しばらくはふとんに潜って「くわばらくわばら」言ってたけど、
雷は一向に鳴り止まない。
10分くらい「くわばら」言い続けて、それで、
「ちっきしょう、くわばら効かねーよ!!」と思ったオレ、
部屋のすぐ上に聞こえる雷のパリパリに命の危険を感じ、
下の階にある茶の間に逃げました。
 
 
 
 
 
 
 
 
雷が鳴りはじめると、
オレはものすごくネガティブになってしまいます。
家に雷が落ちる可能性はあまり高くないのは解ってるんだけど、
「でも、100%じゃないでしょ。
 残りの数%がたまたまオレの真上に落ちるかもしれないじゃん」
そう思ってしまいます。そんで、
「雷が落ちて死んだら、新聞に載るな」とか、
「ゲルタは最近日記書かないってみんな思うかな?
 まさか雷で死んでるとは思わないだろうな」とか、
そんな事を考えてしまいます。
あと、「エロ本捨てときゃよかった」とか。

とにかくビビる。
とにかく後ろ向き。
もはや、死人サイドに立った思考。

だってさ、雷って言わば、
ドラクエに例えればベギラマなワケでしょ。
雷って、ベギラマを無差別に打ち込まれてるみたいなもんでしょ。

そんなもん、恐くねぇワケが無ぇ。

なんちうか、雷が鳴るとずうっとドキドキして、
ずうっと緊張しっぱなしで、
「殺人鬼に命を狙われてる気分ってのはきっと、
 こんな感じなんだろうな」そんな風に思います。

とにかく嫌い。
とにかく恐い。
あんなもん、ある意味がわかんねぇ。
 
 
 
 
 
 
 
 
ちなみに、恐いものをランキングで表すならば、
1位の雷の下は、地震、おばけ、高い所、
ジェットコースター、飛行機、火事、都会、
ヤクザ、病気、と続きます。
 
 
 
 
 
 
 
 
親父、ランク外。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
伊東さんだかなんだか、
あの、例の裏ワザ家族の番組で、
『カラオケで、歌う前にレイザーラモンHGの「フォーッ」を
 20回やると、出なかった高音が歌えるようになる』という
裏ワザをやっていたと母親がどこからか聞いてきたらしく、
カラオケの練習をしてる母親が最近、ソレを実践してるので、
息子のオレとしては困ってしまいます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
母親:「フォーッ!!」
 
 
 
 
 
まぁ、ベツにいいんだけどさ・・・
 
 
 
 
 
母親:「フォーーッ!!」 
 
 
 
 
 
やりたきゃやればいいんだけどさ・・・
 
 
 
 
 
母親:「フォーーーッ!!」
 
 
 
 
 
なんちうか、その・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
母親:「フォーーーーッ!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
腕を広げるところまでは真似しなくてもいいんじゃないか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
父親:「オレもフォーーーーッ!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あ、父親にも飛び火したっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
母親:「フォーッ!!フォーッ!!」

父親:「フォーーーーーーーーーーッ!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちっきしょう!!
伊東家のせいで、我が家はボロボロになっちまったじゃねぇかっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ロック好きの先輩が、
最近、一青窈をよく聴くようになったらしい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
先輩:「最近ナゼか俺、一青窈を聴いてんだよねー」

ゲル:「マジで?
    どうしたんすか?急に」

先輩:「いや、なんとなくね。
    ゲルタは一青窈って好き?」

ゲル:「あー、『もらい泣き』は好きだったんだけど、
    他の曲は殆どわかんねぇっすねー」

先輩:「一青窈はいいぞー。聴いとけー」

ゲル:「そーすか?
    いや、オレ、あんましわかんないんですけど、
    多分、曲を聴けば解るのもいくつかあると思うんですよ。
    ただ、オレの中で、曲と曲名が一致しねぇの」

先輩:「あ〜、CMとかにも使われてるから、
    曲名とかわかんないで
    知らず知らずに聴いてる曲もあるべなー。
    アレとかな?あの曲」

ゲル:「どの曲っすか?」

先輩:「え〜と、なんつーんだっけ?あの曲。
   “♪う〜すべ〜に色の〜
     ニャニャ〜ニャニャニャニャ〜ニャニャ〜
     ニャニャニャ〜ニャニャ〜ニャ〜ニャニャニャニャ〜”
    って曲」

ゲル:「ハイハイハイハイ!!
    知ってる知ってる!!
    曲名は知らないけど、曲は知ってる!!
    あ、あの曲ねー。
    なんつーか、“ポロリ”ときますよね!!」

先輩:「“ほろり”な。
    “ポロリ”とは来ねぇよ」

ゲル:「うん、あの曲はいいかもしんねぇっすねー」

先輩:「だべ?
    オレ、すげぇ好きなんだよねー、あの曲」

ゲル:「すげぇ好きって言うワリには、
    殆どを“♪ニャニャニャ”で歌ってましたけどね」

先輩:「歌詞はうろ覚えなんだよねー。
    つーか、この曲ってなんて名前だっけ?」

ゲル:「いや、わかんねぇっす」

先輩:「アレ〜、なんだっけ?忘れちゃった」

ゲル:「なんですかねー」

先輩:「アレだよ、アレ!!
    この曲のタイトルはアレ!!
    あ〜、思い出せなくてイライラしてきた!!」

ゲル:「ベツにいいっすよ、思い出さなくても」

先輩:「いや、ダメだ!!
    すっきりしねぇから!!
    つーか、オレ、最近こういうの多いんだよねー。
    急に思い出せなくなんの」

ゲル:「ソレは、早くもボケてきたって事っすか?」

先輩:「違うで。ただのど忘れだで。
    あ〜、思い出せねー!!
    あ〜、イライラするー!!」

ゲル:「だから、ベツに思い出さなくてもいいですって」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
       ― 数分後 ―
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
先輩:「あ〜、イライラする!!
    『ハナなんとか』なんだよ!!
    その『なんとか』が思い出せねぇ!!」

ゲル:「じゃぁ、もう、
    あの曲の名前は『ハナなんとか』でいいんじゃねぇすか」

先輩:「ダメだ!!
    スッキリしねぇ!!」

ゲル:「じゃぁ、その『ハナ』の後の『なんとか』は何文字?」

先輩:「多分、3文字。
    『ハナ○○○』って、3文字・・・だったような気がする」

ゲル:「ソレって、
    “思い出せない”んじゃなくて、
    “ほとんど知らない”んじゃないですか」

先輩:「違うで!!
    ちゃんと知ってたで!!
    ど忘れしたの、ど忘れ!!
    あー、イライラする!!
    なんだっけなー。
    『ハナ』、なんだっけなー」

ゲル:「『ハナ』の後は3文字でしたよね?」

先輩:「そうそう、3文字!!
    あ、もしかして、解った?」

ゲル:「3文字ですよね?
    もしかするとオレ、解ったかも・・・」

先輩:「マジで!?何、教えて!!」
 
ゲル:「もしかするとこの曲の名前は、『ハナ』・・・・・・」

先輩:「うん・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ゲル:「モゲラ?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
先輩:「“いい曲”だって言ってるべ?
    “ほろりとくる”って言ってるべ?
    なんでオメー、
    一青窈が『ハナモゲラ』って曲を歌うんだよ!?」

ゲル:「いや、そういうのもアリかなーって思って」

先輩:「無ぇよ!!」

ゲル:「そーすか?
    アリかナシかで言えば、オレの中ではアリですよ。
    一青窈が歌う『ハナモゲラ』。
    いや、『ハナハジメ』ってのもあったんだけど、
    そっちはまぁ人の名前だし、さすがに無ぇかなーと思って」

先輩:「いいよ、もう!!
    もう、そういうの、どーでもいいから!!
    あー、イライラする!!」

ゲル:「あんまりイライラしないほうがいいっすよ?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
先輩:「オメーが、さらにイライラさせてんだよ!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
      ― 数分後 ―
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
先輩:「『ハナモゲラ』って良く言ったりするけど、
    なんなんだろうねー?」

ゲル:「なんでしょうね?
    なんつーか、雰囲気じゃねぇっすか?」

先輩:「一青窈もさ、『ハナミズキ』でよかったよな?
    ハナミズキって植物の名前なんだべ?」

ゲル:「いや、わかんねぇっす」

先輩:「『ハナミズキ』だからよかったけど、
    もし、植物の名前が『ハナモゲラ』だったら、
    一青窈がどんなにいい曲を歌っても、
    その曲は売れないような気がする」

ゲル:「そうすか?
    オレはそこそこイケると思いますよ?
    逆にね。
    一青窈が歌う『ハナモゲラ』。
    面白ぇじゃないですか」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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