昨日の夜。
友人タカと街でメシを食った帰り。

オレが車を停めていた駐車場で、
男女不良中学生が、あたりを憚らずに堂々と、
何に臆することなく堂々と、地べたに座りながら酒を飲み、
タバコを吸って奇声を発しながら騒いでるのを見つけた。
 
 
 
 
 
オレは、
よそ様に迷惑さえかけなければ、
中学生が酒を飲もうがタバコを吸おうが、
そんなのはベツに構わんと思っている(ホントはいけないけど)。
中学生が、酒を飲もうがタバコ吸おうが、
シンナー吸って歯が溶けようが、
そんなのは、全然構わないと思っている。

ただソレは、さっきも言った通り、
“よそ様に迷惑がかからなければ”の話。

こうして街中で、地べたに座り込んで酒を飲みながら
奇声を発しているなどというのは、ソレは、いけない。
だいたい、通報されれば親に迷惑がかかるし、
なにしろ、こんな屋外で暴れていては、
地域の住民に迷惑がかかるから、いけない。
学生が酒を飲み、タバコを吸うなんて行為をするのは、
家の中でやるべきなのだ。
 
 
 
 
 
だから、オレとタカは、その中学生達に、言った。
 
 
 
 
 
「キミたち、そういう事は、家の中でこっそりやりなさい」
 
 
 
 
 
そしたら中学生、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「うるせーよ、オヤジ!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アレ?
オヤジ?
 
えええええっ!?
オヤジってもしかして、オレらの事!?

いやいやいやいや!!
オヤジじゃねぇから!!
全然オヤジじゃねぇから!!

アレよ!?
オレなんて精神年齢12歳よ?
ヤングよヤング!!
ヤングボーイだっちうの!!

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、あっちの方はオヤジだけどね!!(←オヤジ発言)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
つーかなんだこのクソガキ!!
人をオヤジ扱いしやがって!!

ヘイ、ユー、このクソガキ!!

シメてやるぜ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
と、思ったら。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「誰に向かって言ってんだこのクソガキィィィッ!!」
 
 
 
友人タカ、すでに暴走。
オレより一足早く、大暴走。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヤツらが持ってたスケボーを、ゴミ箱にドーン!!
 
さらにそのゴミ箱を、川に向かってドーン!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
うわぁ!!
キレてる!!
タカ、完全にキレてる!!

つーか、ヤベェ!!
オレ、完全に乗り遅れた!!

よし、オレも一緒に
酒をドーン!!
タバコもドーン!!
ドーン、ドーン。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレらの蛮行に呆気に取られている中学生にタカ、
その胸座掴んで一言。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「オヤジなめんな。
 調子こいてると、沈めるぞ?あ?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あら、やだ!!
なんかカッコイイ!!
なんかハードボイルド!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「東京湾に!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いや、ソレはどうだろう。

ここ、福島だし・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ショック!!
オレ、ショォォォック!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ショックだね。
あー、ショックさ。
オレは、ショックを受けているんだ。
 
何がそんなにショックかと言えば、母親。
 
 
 
『母親、サディスティック発言』!!
 
 
 
オレは、母親のそんな発言に、ショックを受けているんだ。 
 
  
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
ソレは昨日の夜。

なにげな〜く家族で、
以前に録画しておいた名作ドラマ『白い巨塔』を観てた時のこと。  
丁度ドラマでは、これから手術を行う、というシーンをやっていた。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
手術を行う執刀医が言う。
 
 
 
 
 
 
 
 
「メス」
 
 
 
 
 
 
 
 
そしたら母親、
ソレを聞いた母親、
絶妙なタイミングで、すかさず、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
母:「ブタ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
医師:「メス」          母:「ブタ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   医師:「メス」    母親:「ブタ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
        「メス」 「ブタ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
メスブタ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ええええええええっ!?

マジで!?
え!?何!?「メスブタ」!?
 
なんか、母親がそういう発言をすると、
息子のオレとしてはすっごいショックなんですけどっ!!
 
ちうか、そうだったのか!!

オレは元々“ドS”な人間だと思っていたのだが、どうりで!!

このオレに流れる“ドS”の血は、
母親から受け継がれたものだったのか!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
母:「な〜んちゃって」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
古っ!!

「な〜んちゃって」って、古っ!!
 
ソレはソレでショック!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
遠き地、トリノで開催されてるもう1つのオリンピック、
パラリンピックのバイアスロン競技で、
小林深雪選手が金メダルをとった。

オリンピックでメダルをとった選手が、
己の肉体を極限まで鍛え上げた“超人”と呼べるなら、
パラリンピックで、伴走者と心を通わせ、
その声と、風の音だけを頼りに
標的を撃ち抜く技を身に付けた彼女もまた、“超人”。
そこには、数々の試練があったはずで、
ソレを乗り越えてメダルをとった彼女は、
多くの賞賛を浴びるべき人物なのだと思う。

なのに、一体なんなのでしょう。
この、彼女が金メダルをとった事に対する各報道の力の入らなさは。
フィギュアスケートで、
荒川選手が金メダルをとってしばらく経つ現在でさえ
TVでは毎日「イナバウアーイナバウアー」言ってるのに、
ある情報番組で、
パラリンピックで金メダルをとった小林選手のことについては、

「そういえば、パラリンピックでも
 日本人選手が金メダルをとりました」

だって。

「そういえば」とか言ってんじゃねぇぞコノヤロウ。

オリンピックの金メダルは金メダル。
でも、パラリンピックの金メダルだって金メダルなのだ。
確かに、オリンピックとパラリンピックの
大会のスケールの大きさの違いや、
一般の人の興味の深さの違いは往々にしてあるだろう。
でも、オリンピックの選手でもパラリンピックの選手でも、
金メダルを目標に身体を鍛え、そして、
やっと手に入れた金メダルなのだ。
そのメダルの意味に、違いはあるか?
メダルの色に、輝きの違いがあるか?
同じメダルじゃないか。

メディアを利用する事に長じている首相は、
オリンピックでメダルをとった選手には祝福の電話をしていたが、
どうなんだ?
小林選手に「オメデトウ」って電話したのかっちうんだよ?

ヨーロッパのどこだかの国では、
パラリンピックのメダリストは、
オリンピックのメダリストと同様に、もしくはソレ以上に、
人間として尊敬の念を集めているらしい。
困難を乗り越えて、夢を実現させた人物だから。
日本はどうなのだろう。

ベツに、
「パラリンンピックの選手だから気を使え」って言うんじゃないけど、
各報道機関は、いや、報道機関だけではなく、この日本は、
1つのメダル、そして1人の選手を、
同じように扱わなくてはいけないように感じる。

日本は、それができなければ、
スポーツの面において発展することなどできないのではないか、
そう感じる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
はい。
漠然と考えた事を書いてみたところで。

ここからは、こっぴぃ様にいただいたバトンでございます。

その名も、「なんか長いバトン」!!(こっぴぃ様談)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それでは早速。

レッツ、なんか長い、バトン!!

イェアッ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
■靴のサイズ■

25
 
 
 
■両親はまだ結婚してる?■

してます。
っちうか、この質問は、なんかヘンじゃないですか?
「まだ結婚してる?」って日本語がヘンな気がする。 
 
 
 
■兄弟■

姉が2人。

長女・・・・・・すっげぇ頭がいい。
次女(キシリア姉さん)・・・・・・元・地域を代表するヤンキー。
 
キシリア姉さんは、「学校を代表するヤンキー」じゃなくて、
「地域を代表するヤンキー」ですからね。
恐かったですぜぇ。
頭をフォークで刺された事あります?
階段から、蹴落とされた事あります?
オレはあるよ。
キシリア姉さんに。
 
 
 
■ペット■

北海道土産の毬藻。
名前は「ゴマ」と「シオ」。
 
 
 
 
 
 
 
☆★☆好きなもの☆★☆
 
 
 
 
 
 
 
■色■

オレンジ、緑。 
 
 
 
■番号■

ベツに無いです。
 
 
 
■動物■

犬。
 
 
 
■飲み物■

ティー。
 
 
 
■本■

つかこうへい『長嶋茂雄殺人事件』
大槻ケンヂ『グミ・チョコレート・パイン』
石田衣良『池袋ウエストゲートパーク』
綾辻行人の館シリーズ
 
 
 
 
 
 
 
☆★☆しつも〜ん☆★☆
 
 
 
 
 
 
 
■髪染めてる?■

もう、染めてないです。
金髪も緑髪も、だいぶ昔にやったからもういい。
 
 
 
■髪の毛巻いてる?■

巻きようがない。
 
 
 
■タトゥーしてる?■

いいえ。
 
 
 
■ピアス開けてる?■

5個開けたけど、今はもう、1個しか使えない。
あ、この穴ももう使えないかも。
 
 
 
■カンニングしたことある?■

バリバリに!!
いろんな方法を使って!!
なんかね、例えば数学だったら、
黒板にチョークで公式を強く書いて、ソレを黒板消しで消すの。
そうすると、黒板に公式がうっすら見えるんですよ。
みんなで仲良くカンニングする方法です。

でも、いかんせん、
公式の「a」とか「b」に、
どの数字を当て嵌めていいのかわからなかったから、
まったく役に立たなかったんですけど。
 
 
 
■お酒は飲む?タバコは吸う?■

酒は、1ヶ月に1っぺんくらい、
「ここぞ!!」という時には飲みます。
「ここで飲まなかったら楽しくないだろ!!」って時に。

タバコは吸います。
でも、だいぶ減らしたなぁ。
 
 
 
■ジェットコースター好き?■

大っキライ!!
もうね、ジェットコースターを開発したヤツを殺したい。
機関銃で蜂の巣にしたい。
でもオレは、機関銃を持ってません。
蜂の巣にされなくてラッキーだったな、開発した人。
 
 
 
■どこかに引越し出来たらいいなぁ〜って思う?■

ガンダムバーの隣。
 
 
 
■もっとピアスあけたい?■

もういいです。
この歳でピアスしてるとさ、なんだかクワマンみたいじゃん。
 
 
 
■掃除好き?■

嫌い。
 
 
 
■丸字?どんな筆記?■

汚い字。
 
 
 
■ウェブカメラ持ってる?■

持ってない。
 
 
 
■運転の仕方知ってる?■

知ってます。
 
 
 
■携帯なに?■

ボーダフォンのなんかヘンなヤツ。
古いです、もう。
 
 
 
■コンピューターから離れられる?■

「コンピューター」て。
 
 
 
■殴り合いのケンカしたことある?■

バリバリにあります。
 
 
 
■犯罪犯したことある?■

あります。
あまりにも犯罪すぎるのでここには書けないけど。
 
 
 
■お水/ホストに間違えられたことある?■

ソレは無いけど、
風俗の呼び込みのオッサンに、同業者に間違われた事はある。
「ちょっと、お兄さん、今なら安くしとくよ〜。
 ・・・・・・アレ?お兄さん、もしかして同業者?」って。
 
 
 
■ウソついたことある?■

そりゃぁ、ありますよ。
 
 
 
■誰かを愛したことある?■

あります。
 
 
 
■友達とキスしたことある?■

男友達とは無いけれど。
 
 
 
■誰かの心をもてあそんだことある?■

さぁ、無いつもりですけど。
 
 
 
■人を利用したことある?■

若奥さんに気に入られようと、
その赤ちゃんを利用しようとした。
 
 
 
■使われたことは?■

あるんじゃないですか。
 
 
 
■浮気されたことある?■

ある。
 
 
 
■何かを盗んだことある?■

ある。
 
 
 
■拳銃を手にしたことある?■

なんだよ。
アメリカ人じゃねぇんだから。
 
 
 
 
 
 
 
☆★☆今、現在☆★☆
 
 
 
 
 
 
 
■今着てる服■

家着。
 
 
 
■今のムード■

仕事行きたくねぇな〜ってムード。
 
 
 
■今のテイスト■

質問の意味がわからん。
 
 
 
■今のにおい■

加齢臭。
 
 
 
■今の髪型■

寝グセのまんま。
 
 
 
■いまやりたいこと■

このバトンを考えたヤツを機関銃で蜂の巣にしてやりたい。
 
 
 
■今聞いてるCD■

スライダースのアルバム『SCREW DRIVER』
今流れてるのは『ありったけのコイン』。
名曲です。
 
 
 
■1番最近読んだ本■

司馬遼太郎『燃えよ剣』

何回も読んでるんだけど、また。
 
 
 
■1番最近見た映画■

ビデオでいいなら『逆境ナイン』
 
 
 
■1番最後に食べたもの■

6Pチーズ。
 
 
 
■1番最後に電話でしゃべった人■

父親。

しかも父親、ホントは違う人にかけたかったらしく、
オレが出た瞬間、「あ、間違った!!」って言って切った。
 
 
 
■地球のほかの惑星にも人類がいると思う?■

思います。
「人類」とは呼べないかもしれないけれど。
 
 
 
■初恋覚えてます?■

まぁ。
 
 
 
■まだ好き?■

ベツに。
 
 
 
■新聞読む?■

毎朝必ず。
 
 
 
■ゲイやレズの友達はいる?■

います。
 
 
 
■奇跡を信じる?■

信じる。
 
 
 
■成績いい?■

悪かったです。
 
 
 
■帽子かぶる?■

大好き。
オレ、帽子好き。
20個近く持ってる。
 
 
 
■自己嫌悪する?■

しますよ。
人間、そうやって大人になるのです、きっと。 
 
 
 
■なんかに依存してる?■

そんなつもりは無い。
 
 
 
■何か集めてる?■

BE@RBRICK
 
 
 
■親友いる?■

います。沢山。 
 
 
 
■身近に感じれる友達いる?■

います。沢山。
 
 
 
■自分の字好き?■

好きですよ。汚いけど。
 
 
 
■見た目気にする?■

気にして気にして、
でも、どーにもなんなくて、「まぁいっか」ってなる。
 
 
 
■初恋■

しましたよ。
 
 
 
■ファーストキス■

中学生の時、個室に入院してて寝てて、
何かを感じて目が覚めたら、
10歳上の看護婦さんの顔が目の前にありました。
 
 
 
■一目ぼれって信じる?■

しますよ。
 
 
 
■ビビビを感じる?■

オレは感じないけど、
自分からは出している。ビビビを。
 
 
 
■思わせぶりは激しいほう?■

いや。
 
 
 
■シャイすぎて一歩を踏み出せない?■

はい。
 
 
 
 
 
 
 
☆★☆自分のこと☆★☆
 
 
 
 
 
 
 
■よく物思いにふける?■

はい。
 
 
 
■自分は性格悪いと思う?■

さぁ、どうでしょう。
 
 
 
■いやみっぽい?■

はい。
 
 
 
■天使?■

はい。
 
 
 
■悪魔?■

はい。
 
 
 
■シャイ?■

はい。
 
 
 
■よく喋る?■

どうでしょう。
テンションあがれば。
 
 
 
■疲れた?■

ええ、非常に。
 
 
 
■次に回す人を指定して下さい■
 
やりたい人はどうぞ。
ただ、すっごい疲れますよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
はい、こんにちは。
“ジブリ好きの32歳男”、ゲルタでございます。

やー、やっぱジブリはイイよね!!
ワタクシ不肖ゲルタ、『ナウシカ』も『ラピュタ』も好きですが、
『耳をすませば』も大好きでございます。
もうね、バロンの本名を、
「フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵」って、
すらすら言えちゃうくらいに好きでございます。

昨日もさ、『耳をすませば』観ちゃってさ、
なんか、こう、胸がキューッてなっちゃったね!!

や、「キューッ」ってなんたのは胸ですよ?
ハートです、ハート。
乳首じゃないです。

あ、そうそう。
昨日、『耳をすませば』観てて思ったんですけどね、
『耳をすませば』の主人公、月島雫が
大人になって書いたという位置付けの物語、『猫の恩返し』では、
俳優の袴田ヨシヒコさんがバロンの声をやってたじゃないですか。
でも、『耳をすませば』では、
露口茂さんがバロンの声をやっている。

露口さんっていえば、アレですよ。
『太陽にほえろ!』の“山さん”ですからね。
ちょっとビックリ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、それはソレとして。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
昨日、ワタクシ、日記に書いたとおり、ボード経由で、
『トトロ』、『ラピュタ』の歌を歌ってた、
井上あずみさんに会いにいきました。

や、昨日、日記を書いた時点では、
一緒に行くはずだった友人、タケが、
9時集合なのになかなか来ないって書いたんですが、
タケの野郎。
結局10時過ぎにウチに来まして。
 
でも、きちんと、出発前には『ラピュタ』を観たんですけどね。
だから、家を出るのは、昼の12時を過ぎていました。
 
 
 
 
 
タケ:「あ〜、ゲルタが『ラピュタ』観てから出発とか
    言い出したから12時過ぎちゃったじゃんか〜」
 
ゲル:「アホか!!
    オメーがちゃんと9時に来れば、
    12時前に出発できたわ!!」
 
 
 
 
 
互いに責任を擦り付け合う男たち。
 
 
 
 
 
タケ:「じゃぁ、どっちが車を出す?」

ゲル:「んじゃ、ジャンケンで決めるべ。
    せ〜の、ジャンケン、ポン!!
    (オレ:グー  タケ:パー)」

タケ:「はい、オレの勝ちね〜。
    じゃ、ゲルタの車で行くべ!!」
 
ゲル:「あ、ちょっと待って!!
    ジャンケンって、“あっち向いてホイ”じゃないの?」
 
 
 
 
 
車を出したくないオレ。
 
 
 
 
 
タケ:「なんで“あっち向いてホイ”で決めるんだよ!?
    ジャンケンっつったら、フツーにジャンケンなんだよ!!」
 
 
 
 
 
で、結局、オレの車に荷物を積み込んで、ボードに向かいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
スキー場に着いたのは、2時頃。
そこで、2人して4時半頃までサクッと滑って(特に書く事が無い)、
その後、井上さんに会いに行く為に、TV局まで移動。
 
で、その移動中ですね、
オレが、「さぁ出〜かけ〜よ〜う 一切〜れの〜パ〜ン〜」なんて
鼻歌混じりに運転してたら、助手席のタケが、突然、叫びました。
 
 
 
 
 
タケ:「でっかいチンコ!!」
 
 
 
 
 
オレね、その時、助手席のタケが
ホントにバカになったのかと思いました。
なんせ、突然ですからね、突然。
突然、「でっかいチンコ!!」ですから。
そんで、オレが、唖然として助手席のタケを見ると、
 
 
 
 
 
タケ:「車止めて!!早く車止めて!!」
 
 
 
 
 
おいおいおいおい、一体どうしたんだよ〜、なんて思ってたら
 
 
 
 
 
タケ:「今ね、道の横に、でっかいチンコがあったんだよ!!」
 
 
 
 
 
おいおい、バカ言っちゃいけねぇよ〜。
なんで道端にでかいチンコがあるんだよ〜。
 
 
 
 
 
タケ:「ほんとだって!!でっかいんだって!!
    車停めて見にいくべ!!」
 
 
 
 
 
興奮するタケ。
 
 
 
 
 
ゲル:「何?デカイって外人クラス?」

タケ:「違うよ!!外人とかそういう次元じゃねぇんだよ!!
    とにかく巨大なんだよ!!」
 
 
 
 
 
タケが、あまりにもチンコチンコうるさいので、
オレ、車を降りて、タケが言ってたチンコを見に行きました。

そしたら。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
うわっ!!

ホントにでっけぇっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
道端のでっかいチンコ。
その正体は、“道祖神”ってヤツでした。

なんちうか、1mくらいあるでかい男性器をかたどったモノが
道端にニョキニョキ生えてて、その中に、
一際でかく、そして、一際赤いモノがあんの。
 
 
 
 
 
ゲル:「すげぇ・・・人が殺せそうなチンコだな。
    ほぼ凶器だぞ、これ!!」

タケ:「こんなのとエッチしたら、女の子はヤバイだろうな」

ゲル:「確実に内臓がズレるよな」
 
 
 
 
 
そんな事を言いながら、とりあえず、記念撮影。
チンコと並んで記念撮影。
(写真は、あまりにもリアルに性器なので、アップしません)
 
 
 
 
 
ゲル:「これってさ、もしかして、
    神社の牛みたいに、頭とか擦りながらお願いすると、
    なんか御利益があるんじゃねぇの?」

タケ:「おお、そうかもしんない!!」
 
 
 
 
 
道端の巨大チンコを、
目を瞑りながら擦り、祈る男たち。
 
 
 
 
 
ゲル:「なんてお祈りしたの?」

タケ:「や、男の子が生まれますように、って。
    ホラ、ウチの子って、2人とも女の子だからさ。ゲルタは?」

ゲル:「ん?オレは“でっかくなりますように”って」

タケ:「あ〜。無理だろ」

ゲル:「無理かな?」

タケ:「うん、もうこの歳では無理だと思う」

ゲル:「やっぱそうかなー。
    もっと早く出会いたかったよな、この巨大チンコ」
 
 
 
 
 
そしてオレたちは、その道祖神を後にして、
いざ、井上さんのいるTV局に向かいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
TV局に着いて、収録終わりの井上さんを出待ちする事数十分。
オレの手には、『ラピュタ』のフラップターのプラモデル。
(フラップターとは、『ラピュタ』で海賊ドーラ一味が乗ってた
 羽根がついてる空飛ぶ乗り物です)
 
 
 
 
 
タケ:「何?そんなの持ってきたの?」

ゲル:「うん、これにサインしてもらう。
    パズーとシータも付いてるぜ」

タケ:「よくそんなの持ってるよな」

ゲル:「ふふふ、まぁな。
    あ、ヤベェ!!ペン忘れた!!」

タケ:「じゃ、サインは無理だな」
 
 
 
 
 
と、そんな事を言ってたら、
オレらが待ち構えてた場所からだいぶ離れたところに、井上さん登場。
 
 
 
 
 
ゲル:「アレ?出口ってここじゃないの!?
    うわぁ、やべぇ!!
    早く!!ダッシュで行くぞダッシュで!!」

タケ:「行けば」
 
 
 
 
 
アレ?
意外とテンション低い!?
 
 
 
 
 
タケ:「あたりまえじゃん。
    オレはベツに、たいして会いたかったワケじゃないから」
  
ゲル:「ええええ!!
    そんな、朝っぱらからラピュタ観たのに!!」
 
 
 
 
 
仕方ないのでオレ、タケを置いて猛ダッシュ。
 
 
 
 
 
「井上さ〜ん!!井上さ〜ん!!」
 
 
 
 
 
失礼ながら、遠くから、お名前を呼ばせていただくオレ。

すると井上さんは、車に乗る直前に、
こっちを見て微笑んでくださいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
うおおおおお!!感動!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
できれば、生のお声が聞きたかったけれど。

こっちを見てくださっただけで、感動。
 
 
 
 
 
ゲル:「おい、タケ!!
    見た?見た?見た?見た?
    井上さん、オレんとこ見て笑ってくれたぞ!!」
 
タケ:「いや、全然見てなかった」
 
 
 
 
 
アレ?
やっぱりテンション低い?
 
つーか、なんで見てねぇんだよ!!
このうすらバカ!!
井上さんだぜ?
井上さんつったらもう、天使だぜ?エンジェルだぜ?
そのエンジェルが、オレの方を見て微笑んでくれたんだぜ!?
なんでその現場を見てねぇかなー。
 
 
 
 
 
タケ:「や、あそこにいる女、
    すっげぇカワイイから、そっち見てた」
 
 
 
 
 
嘘!?どれどれ!?どの女!?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
そして、オレたちのハードな一日が終りました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちうか、
「井上さんに会いに行った日記」ってよか、
「でっかいチンコを見つけた」って日記になっちゃった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
昨日の夜に飛び込んできたビッグ・ニュース。

ソレは・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『井上あずみさん、福島に来る!!』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イェェェェェェェアッ!!

井上さんだぜ!?
あの、井上あずみさんがウチの県にやってくるんだぜ!?
なんでも井上さん、ウチの県のローカル番組出演の為に、
ウチの県にやってくるらしい!!

イェアッ!!

ウレシイよね!!
たまらなく感動だよね!! 

ね?ね?ね?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アレ?そうでもない?
なんか、温度差を感じるんだけど・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちうか、知ってるか?
キミは、井上あずみさんを知ってるか!?

アレです。
井上あずみさんは、トトロの歌を歌っていたオネイサンです。
「♪あっるっこ〜 あっるっこ〜 私は〜元気〜」って
歌ってた女性です。

ラピュタで、
「♪あの地〜平線〜 輝く〜の〜は〜」歌ってたオネイサンです。

ね!?
ほら、井上さんが誰だか判ったら、「おおっ」って思うでしょ!?
アレ?思わない???

ちなみに彼女は、
福島銘菓、ままどおるのCMソングも歌ってます。
「♪まま まま ままどおる〜
  ミルクたっぷりままの味〜」って歌ってます。

その井上さんが、ウチの県に来てくださるんですよ!!
イェアッ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
やー、なんかね、
今日、これからボードに行くんですけどね。
その事について、昨日の夜、
友人タケと電話で打ち合わせしてたんですよ。

そしたら不意に、タケが、
 
 
 
 
 

 

「明日さ〜、井上あずみって人が来て、
 ゴジテレ(ウチの県のローカル番組)に出るらしいよ」
 
 


 
 
 
 
マージーでー!!
 
やべぇ。
チョー会いてぇんですけど!!
 
 
 
 
 
 
 
 
タケ:「え?井上あずみって誰?
    すげぇ人なの?」
 
 
 
 
 
 
 
 
アホか!!
呼び捨てにすんな!!ちゃんと「さん」付けろ!!
井上さんだぜ、井上あずみさん!!

「♪あの地〜平線〜 輝くの〜は〜」って歌って人だぜ!!

すげぇ人に決まってるだろうが!!
 
 
 
 
 
 
 
 
タケ:「へぇ〜」
 
 
 
 
 
 
 
 
アレ!?
何?そのたいして興味ないって感じ!?

フツー、井上さんがやってくるっつったらもう、熱狂だろ!!
街をあげての歓迎だろ!!
熱・烈・歓・迎!!

うわぁ。
やべぇ、すっげぇ会いてぇ。
井上さんに、すっげぇ会いてぇ。

つーかもう、会いに行っちゃおうか!!
この際だからもう、会いに行っちゃおうか!!
なぁ、タケくん?
 
 
 
 
 
 
 
 
タケ:「ええ〜、ベツにオレは、会わなくてもいいなぁ〜」
 
 
 
 
 
 
 
 
え!?何!?その反応!?
 
 
 
 
 
 
 
 
タケ:「だって、誰だかよくわかんねぇし」
 
 
 
 
 
 
 
 
バ、バカ言っちゃイカンよ!!
キミ、井上あずみさんだぞ!?
ラピュタだぞラピュタ!!

いいか?タケ、よく聞けよ?
地平線ってあるだろ地平線。
あの輝く地平線だよ。
あの地平線は、どうして輝いてると思う?
 
 
 
 
 
 
 
 
タケ:「さぁ。なんで?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
井上さんのおかげだよ〜。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
タケ:「なんだソレ!?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あとはな、こう、
丘の上とかから街を見下ろした時、たくさんの灯りが見えるだろ?
その灯りを見るとナゼか、懐かしく思えるだろ?
アレはどうしてだか判るか?
 
 
 
 
 
 
 
 
タケ:「さぁ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あれも井上さんのおかげだよ〜。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
井上さんが、そう歌ってくれてるおかげなんだよ〜。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あとはな、あとはな、
どうして地球が回るのか・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
タケ:「いや、もういいよ!!
    つーかさ、オレ、会わなくてもいい。
    ジブリってあんまり好きじゃねぇし。
    なにしろメンドクセェ」
 
 
 
 
 
 
 
 
な、なんだと!!

このバカッ!!
もう、死んじゃえバカッ!!
鯖にあたって死ねばいい!!

いいか、タケよ。
ラピュタっつったらもう、バイブルじゃない!?
僕たち冒険者のバイブルじゃない!?
誰もが、あの物語に、そして井上さんの歌に胸躍らせたワケですよ。
その歌を歌ってた井上さんが来るんですよ。
そんな、メンドクセェとか言ってないで、行こうぜ?
ナイフ、ランプ、カバンに詰め込んで!!
 
 
 
 
 
 
 
 
タケ:「え〜、じゃぁ、ボードはどうすんだよ?」
 
 
 
 
 
 
 
 
アホか!!
井上さんが来るっつーのに、ボードなんかしとる場合か!!
だいたい、オレもオマエも、14年も滑ってきたんだ。
ボードなんてもう、じゅうぶんじゃねぇか!!

てか、井上さんが出演される番組は夕方の番組。
朝いちでボードに行って、
その帰り道に会いにいけばいいじゃねぇか。

よし、帰り道に会いにいくぞ!!
TV局の前で出待ちするぞ出待ち!!
 
 
 
 
 
 
 
 
タケ:「え〜、ボードの後は疲れてるし・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
バカ!!
もう、バカ!!

オレら、元気じゃねぇか!!
歩くの大好きじゃねぇか!!

ダイジョブ、疲れてねぇって!!

 
 
 
 
 
 
 
 
タケ:「えええ〜、メンドクセェよ〜」
  
 
 
 
 
 
 
 
貴様、まだ言うか!!
まだメンドクセェ言うか!!

よし、もうアレだ!!
明日の朝から合宿だ!!

ラピュタ観て、
1回感動してからボードに行くぞ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
つー事で今日。
これから、ウチで一度、ラピュタを観てからボードに行き、
その足でTV局に行って出待ちするという
ハードスケジュールが強行されることになったのですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
タケが来ねぇ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
9時にウチに来る予定なのに、タケが来ねぇ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヤロウ!!

ブッ飛ばす!!
絶対にブッ飛ばす!!

こちとらもう、ビデオデッキにラピュタのテープが入ってんだ!!
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 

その女性を見た瞬間、
あたりの景色は急にぼやけ、全てが、モノとしての輪郭を無くす。
だがしかし、そのまわりの景色とは対照的に、
その女性の存在だけは、
はっきりと輪郭が浮き出てオレの目に鋭利に食い込み、
そして、痛いほどに焼きついた。

空気の無い宇宙空間に投げ出されると、きっとこんな感じなのだろう。
宇宙空間では、目で捉えたモノとその目の間に
空気というフィルターが無いぶん、
モノのカタチが痛いくらいに浮き出て見えるらしい。
そして、実際には距離のあるモノも、近くにあるように見えるらしい。

自分の視界の変化に戸惑いながらも一瞬、オレは、そんな事を考える。
 
その時のオレは、宇宙空間に投げ出されたも同じだった。
まわりが見えなくなっている。
いや、その女性しか見えないのだ。
オレと彼女の間には埋め難い距離があるにも関わらず、
オレの目は、彼女を捉えて放そうとしない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレはその日、恋に落ちた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
病院の帰りに寄った薬局。
オレは、彼女と出会う。
オレは、薬局の長椅子でオレの隣に座る彼女を見た瞬間、
自分が一瞬にして恋に落ちた事に気付いた。

目の奥で何かがはじけ、ソレは甘い刺激となって脳に伝わる。

恋だった。
まさしく恋だった。
オレは、恋をする自分を自覚した。
一目惚れというヤツだ。

オレにはベツに、理想の女性像などは無いのだけれど、
その名前も知らない女性は、オレにとって全てが完璧に見えた。
荒んだオレの心を救ってくれる女神に見えた。

オレは、完全に恋という奈落の底に突き落とされたのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
だが、その恋は、最初から上手くいくとは思えないものだった。
オレにはわかっていた。
その恋が実ることは無いことを。

なぜなら、その女性は既婚者なのだ。
しかも、彼女のすぐ傍には、2人の子供がいる。
3歳くらいの女の子と、ベビーカーに乗せられた
女の子とおぼしき赤ちゃん。

彼女にはすでに家庭があって、大事な家族がいた。
きっと、家に帰れば愛する旦那様もいるのだろう。
オレがいくら愛したところで、
きっと、その愛の大きさにはかなわないのだ。

「愛しても愛しても、あああ〜あ 人の妻〜」
オレの心の中に、大川榮作の名曲、『さざんかの宿』が流れる。

家庭を持ち、家族がいる女性に恋をしてしまったオレ。

オレは、恨んだ。
彼女が家庭を持つ前に出会えなかった自分の運命を恨んだ。
彼女が家族と共に楽しく過ごしてきたであろう時間を恨んだ。
そして、
彼女と愛する人の愛の結晶とも言える
罪の無い二人の子供を恨んだのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
だが、ここで事態は動いた。

「ちょっと待っててね?」などと子供に言い残し、
彼女がトイレにでも行くのか、席を立った。

ベビーカーに乗せられた赤ちゃんは、
状況を知らぬままにあたりをキョロキョロと見回し、
3歳くらいの女の子は、1人で絵本を読んでいる。

と、いきなり、ベビーカーの赤ちゃんが、泣き出したのである。

きっと、赤ちゃんという存在は全てにおいて敏感なのだ。
彼女が自分の傍を離れたことを、いち早く察知したのだろう。

声を張り上げて泣く赤ちゃん。
絵本を読んでいた女の子は、その絵本を閉じて、
赤ちゃんに向かって「泣かないで〜」などと言っている。

オレは、そんな様子を見ていて、
始めは知らないフリをしていた。
しかし、ベツにそんな状況を見過ごしてもよかったのだけれど、
結局オレは、女の子と一緒にその赤ちゃんをあやし始めた。
 
「は〜い、もうすぐママ、帰ってきまちゅからね〜」
そんな、甘ったるい事を言いながら、赤ちゃんをあやす。

「ダイジョブでちゅからね〜」
オレは、自然と自分の中から湧いてくる赤ちゃん言葉を、
少し、恥ずかしいと思った。
 
 
 
 
 
 
 
 
と、そこでオレに、ある邪悪な考えが浮かぶ。

今、こうして赤ちゃんをあやしているオレがもし、
この赤ちゃんを泣き止ませたら、どうだ?

ソレって、母親である彼女に対してオレ、物凄く好印象じゃないか?

そうだ。
きっとそうなのだ。
きっと、トイレの中で彼女も、
自分の赤ちゃんの泣き声に気付いてるはずである。
多分、自分の赤ちゃんの泣き声に焦るだろう。
しかし、ソレを、
どこの誰とも知らぬ青年(オレ)が泣き止ませてくれたのなら、
きっと彼女は、オレに対して好印象を持って、
お礼の1つでも言ってくるはずである。

そして、そこから会話が生まれ、
ソレはやがて、愛に発展するのだ(←とびきり楽観的)

  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ぬおおおおおおおっ!!

泣き止ますっ!!
オレ、絶対この赤ちゃんを泣き止ますっ!!

そして、彼女と結婚するっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
フハハハハハハ!!

悪いな!!
悪いな赤ちゃんよ!!

戦いとは非情さ・・・

オレは、貴様を利用させてもらう!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そしてオレは、必死に赤ちゃん泣き止まし始めた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかし、いかんせんオレは、
ろくに赤ちゃんに接したことが無い。
泣き止ます手段をあまり知らないのだ。

どうずればいいのか。
赤ちゃんを泣き止ますにはどうすればいいのか。
 
 
 
 
 
「いないいない、バァ〜」
 
 
 
 
 
苦し紛れに「いないいないバァ」などをやってみる。
しかし、泣き止まない赤ちゃん。
 
 
 
 
 
「ほらほら、もう1回、
 いないいない、バァ〜」
 
 
 
 
 
一向に泣き止まぬ赤ちゃん。
 
 
 
 
 
「ほらほら〜、いないいない、プゥ〜」
 
 
 
 
 
オレが変化球を投げても、 
赤ちゃんは、泣き止む気配が無い。
 
 
 
 
 
「ほら行きまちゅよ〜。
 いないいない・・・・・・
 と、見せかけて、こっちからフェイント!!」
 
 
 
 
 
オレは、驚かせてみようかと用いた奇襲攻撃も、
赤ちゃんには全く通用しない。
 
 
 
 
 
 
 
 
ふんぬ〜!!

ちっきしょう!!
なんだよこの「いないいないバァ」って!!
全然効果が無いじゃないか!!

効果が無いどころか、こっちが恥ずかしくなるわ!!
こっちの心が傷つくわ!!
泣きたくなるわ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
だが、ここで諦めないのが男、である。

「いないいないバァ」が通じないのなら・・・

そうだ、歌だ!!
歌を歌えば、赤ちゃんも落ち着くだろう、きっと!!

よし、こんな時は何を歌えばいいんだ?
ガンズじゃねぇ。
ガンズじゃねぇぞ?

オレは、ふと頭に浮かんだ歌を、
赤ちゃんのすぐ近くで優しく歌った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「♪白やぎさんからお手紙ついた
 
  黒やぎさんたら読まずにたべた
 
  仕方がな〜いのでも〜一度書〜いた
  
  さっきのお〜手紙ご用事、“殺す!!”
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ギャハハハハハハハ!!

ご用事“殺す”!!

ご用事“殺す”〜ぅ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
はっ!?
イカンイカン!!
ついうっかり意味の無い替え歌を歌ってしまった!!
しかも“殺す”て!!
 
こんな歌で赤ちゃんが泣き止むはず無ぇし!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
張り切って泣き止まそうとしたオレだったが、
なかなか泣き止んでくれない赤ちゃんに、
オレは少しいらだっていた。

苦し紛れに、
「ほらほら、未来のパパでちゅよ〜」
などと、赤ちゃんに向かって将来の話をしてみたが、
赤ちゃんには通じなかった。
 
 
 
 
 
 
 
 
もう、ダメだ。
『赤ちゃんをあやして、彼女とお近づきになろう作戦』、失敗である。

しまいには、
「この赤ちゃんを泣き止ますには、息の根を止めるしか無い」
などと思ったが、そんな事をすりゃ、本末転倒である。

やはり、赤ちゃんにはオレの薄汚れた心は通じないのだろう。
 
オレは、全てを諦めた。
やはり、彼女とオレの間には、
大きな、そして越え難い壁が存在したのだ。

オレの頭の中には、いつまでも
『さざんかの宿』が鳴り響いていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
と、そこで、いきなり彼女がトイレから帰ってきた。

泣いてる赤ちゃんに対して、
「ゴメンね〜」などと言っている。

きっと彼女は、彼女がいない間、
オレが必死に頑張っていたことなど知らないのだろう。

まぁ、ソレもいい。
今日、生まれた恋を誰にも触れさせず、
自分の中にしまって生きていくのも、きっと悪いもんじゃないはずだ。

オレは、俯きながらそんなセンチメンタルなことを考えていたのだが、
すると突然、
赤ちゃんをあやす彼女に対して、
隣にいた女の子、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ママ、ウンチしてきたの〜?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
!?

ウ、ウンチ!?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あ、それ、オレもちょっと聞きたい!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
すると彼女、
 
「ママね〜、お腹が痛いの〜」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
(ウンチだったんだ!!ウンチだったんだ!!)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
基本的にオレは、ウンコが好きである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あ、いやいやいやいや!!

オレが好きなのは、
物体としてのウンコの事じゃなくて、話としてのウンコの事。
トーク・アバウト・ウンコ。

ベツにオレは、スカトロジストってワケではない。

オレが思うに、ウンコってのは、
凄まじい笑いのパワーを秘めている。
なんちうか、もう、その名前だけで笑えてしまうというか。
オレは、そういう話になると、
小学生みたいに無条件に大笑いできちゃうし、
ものすげぇ盛り上がれてしまう。ウンコの話で。
 
 
 
 
 
まぁ、だからと言うワケではないのですが、
今日は、ウンコに関するお話である。
ウンコに纏わるエトセトラである。
トーク・アバウト・ウンコ。

そういうのが苦手な方は、
申し訳ありませんが、この先は読まない事をオススメします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
昨日、休みだったオレは、
同じく休みだったマサの家に遊びに行った。
手には、途中コンビニで買ったおにぎりやお菓子、
そして、割り箸などが入った袋を持っている。

オレは、マサの家の裏側に車を停めて、
マサの家を囲んでいるブロックの塀のまわりをぐるりとまわって
家の中に入ろうとする。
と、その塀のすぐ横に、ある物体を発見。
 
 
 
 



 
そう、ウンコ。
 
 



 
 
 
しかし、そのウンコ、ただのウンコじゃぁない。

白い。
白いのだ、ウンコが。
いつからそこに落ちてたのか解らないが、
乾燥してんだかなんだか、石膏みたいな色になっている。
 
 
「おお、白いウンコなんて、久しぶりに見た!!」
 
 
妙な所に感動するオレ。
 
昔はよく、そこらじゅうに白いウンコが落ちていたものである。
散歩してる犬がウンコして、ソレを、
飼主が処理をせずに放置したままにしてしまう為に、
ウンコが乾燥して、白くなる。
白いウンコは、飼主のマナーが広がった今となっては、
滅多にお目にかかれないモノなのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 




ゲル:「マーサーくーん、あーそーぼー」
 
 
オレは、マサの家の玄関の前に立つと、
ワザと小学生のような声を出してマサを呼ぶ。
するとすぐに、
「恥ずかしいからやめてくんねぇかな?」と、マサが出てきた。
オレは、そんなマサに、ウンコのことを教えてやった。
 
 
ゲル:「オメェんちの壁の横に、ウンコ落ちてるよ」
 
 
するとマサ、
 
 
マサ:「嘘っ!?マジで!?」
 
 
マサの家は、もうすぐ3人目の子供が生まれる為に、
ソレを機会にと、二世帯住宅に改造したばかりである。
言わば、生まれ変わったばかりで、キレイな家。
そのキレイな家の横に、ウンコが落ちてるのだ。
マサは、慌ててサンダルを履いて、そのウンコを確めに行った。
オレもすぐ、ソレに続いた。
 
 
 
 
 
 
 
 




マサ:「え?これ、ウンコ?」
 
 
オレが発見したウンコを見たマサの反応は、そんな感じであった。
 
 
マサ:「白くてカパカパなんですけど」
 
 
そう、そのウンコは白くてカパカパだ。
だが、確かにウンコである。
オレには自信があった。
 
 
ゲル:「ああ、乾燥して白くなってるけど、ソレはウンコだよ」
 
 
オレは、きっぱりと言い切る。
しかしマサは、白いウンコを目の前にしながら、
「え?この白いのがウンコ?」といった表情であった。
オレは、そんなマサに言う。
 
 
ゲル:「ウンコって、乾燥すると白くなるんだよ」
 
 
マサは、「棒無ぇかな?棒」などと言って、
道端に落ちていた棒を拾ってくると、その白い物体を突つき始めた。
 
 
ゲル:「オメェ、ソレは確実にウンコだよ!!
    突っつくんじゃねぇよ!!
    アラレちゃんじゃねぇんだから!!」
 
 
オレは、マサを諭す。
しかしマサは、ソレを突っつくのをやめない。
すると。
 
 
 
 コロッ
 
 
 
ウンコの一部が崩れ落ちる。
すると、その断面に見えたのは、例の、あの色だった。
 
 
ゲル:「ほら見ろ!!やっぱウンコじゃねぇか!!」
 
マサ:「うわぁ、ホントだ!!」

ゲル:「パターン青!!クソです!!」
 
 
ウンコを前に、飛び跳ねて大騒ぎする男たち。
 
 
マサ:「なんかさ、このウンコ、
    “燃え尽きたぜ〜、真っ白になぁ〜”って感じだよな」

ゲル:「な。ほぼ、矢吹だよな」
         (※注 矢吹丈『あしたのジョー』)
 
 
ウンコを前に、熱く語る男たち。
ちなみに二人とも、今年で33歳である。
もうすぐ33歳になる男たちは、
その白いウンコを『矢吹グソ』と名付けた。
 


 
 
 
 
 
 
 


矢吹を目の前に一通り騒いだオレたちだったが、
しばらくすると、マサが冷静な顔をして言った。
 
 
マサ:「これってさ、やっぱ処理しなきゃだよな」
 
 
まぁ、そうだろうと思う。
いつまでも、ウンコをこのままにしてはおけないものだ。
 
 
マサ:「つーかさ、人ん家の前でウンコってどうなのよ?
    フツーさ、ウンコは草むらとか道端とかで
    やらせるもんじゃねぇ?
    どうしようもなくて人ん家の前で
    犬がウンコしちゃったとしてもさ、
    飼主は、ちゃんとソレを持ち帰らなきゃダメだろ!!」
 
 
急にキレだすマサ。
 
 
マサ:「アッタマきた!!
    このウンコさ、飼主の家に置いてきちゃうべ!!
    ウンコを返しに行くぞ、オラァッ!!」
 
 
興奮するマサ。
しかし、「ウンコを返しに行く」と行ったところで、
その相手が誰だか判っているのか。
オレは訊いてみた。
するとマサ、
 
 
マサ:「おお、判ってるよ〜。
    この辺の家でさ、犬飼ってるとこは1軒しか無ぇから。
    犯人は、あそこの家しか無ぇ」
 
 
聞けば、マサの心当たりとは、
マサの家から3軒隣に建ってる家であった。
その家では、座敷犬を飼ってるのだそうだ。
 
 
ゲル:「座敷犬ってさ、散歩すんの?」
 
 
オレは、ふと気になって訊いてみた。 
するとマサ、
「座敷犬だって散歩するだろ〜」と言う。
オレは、「まぁ、そんなもんか」などと思ったが、
ふと、また気になって、
「その犬はどんな犬なの?」などと、
その家で飼ってる犬の種類を訊いてみた。
すると、 
 
  
マサ:「う〜ん、なんていうんだろ。
    白くて、毛が長い犬だよ。
    キャンキャンって、声が高い犬」
  
ゲル:「何?マルチーズかなんか?」

マサ:「わかんねぇ。
    あの犬、マルチーズっていうの?」
 
 
いや、オレは知らないですけど。
マサは、そんなオレに続けた。
 
 
マサ:「あの犬さ、小さいくせにでっけぇウンコすんのな。
    なんだよ?肛門ガバガバかよ?みてぇな」

ゲル:「いや、オレは知らないけど。
    つーか、ガバガバとか言うな」

マサ:「絶対に肛門ガバガバなんだよ〜。
    つーかさ、あそこの犬さ、服着てんだよ。
    なんか、飼主が、犬に服を着せてんの」
 
 
その話を聞き、オレは、
「ああ、そういう犬もよく見かけるな」などと思う。
マサは、続けて言った。
 
 
マサ:「でもさ、服を着せてるワリにはさ、
    パンツは履いてねぇのな!!
    パンツ履かせとけっつーの!!」
 
 
むむぅ。
ソレはどうだろう。
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
しばらくすると、オレとマサの、
『矢吹、返還作戦』が始まった。

作戦と言っても、ただ、3軒隣の家の前に
矢吹をお返ししに行くだけなのだけれど。

しかし、この作戦は難航を極めた。
なんせ、直接に手で触れる事ができないので、
その運搬作業が極めて困難なのである。

オレとマサは矢吹の前にしゃがみこみ、
棒キレを持って、その棒キレの先端で、
矢吹を少しずつ、少しずつ、ずらして行くという戦法をとったが、
そのあまりにも遅々として進まぬ作業に、
ついにはマサが業を煮やしてしまった。
 
 
マサ:「うわぁ!!全っ然進まねぇ!!」
 
 
そりゃぁそうだろう。
こんな作業では、3軒先までウンコをずらすのでさえ、
結構な時間がかかるというものだ。
するとマサは、オレが持ってきたコンビニの袋に目をつけた。
 
 
マサ:「その袋に手を入れてさ、
    手袋代わりに使うってのはどう?
    そうすりゃ、
    ウンコをダイレクトに掴めるから早いだろ」
 
 
まぁ、確かにそうだろう。
 
 
マサ:「ゲルタ、やってよ」
 
 
アホか!!
なんでオレがやらなきゃイカンのだ!!
そもそも、オレにはウンコなんてどうでもいいのだ。
ソレがマサの家の前にあろうが、オレは知った事ではないのだ。
 
 
ゲル:「イヤだよ!!オメェが自分でやれよ!!」
 
マサ:「オレだってイヤだよ!!」

ゲル:「だったらオレだってイヤだよ!!」
 
 
『コンビニ袋作戦』は、企画段階で失敗に終った。

するとまた、マサが、
矢吹を運ぶアイデアを出した。
 
 
マサ:「オレらが使ってる棒をさ、
    こう、箸代わりにして挟んで運ぶってのはどう?」
 
 
おおお、ナイスアイディア!!
なかなかいいアイディアじゃないか!!
 
 
マサ:「ゲルタがやってよ」

ゲル:「だから、なんでオレがやらなきゃいけないんだよ!?」
 
 
結局マサが、矢吹を運ぶ事になる。
 
マサは、2本の棒キレを器用に箸代わりにすると、
慎重に慎重に、そして、ゆっくりと、矢吹を挟む。
そして、ゆっくり、ゆっくりと上に持ち上げる。
 
 
マサ:「おおおお、掴めた!!ウンコ掴めた!!」
 
ゲル:「すげぇ!!
    ウンコって挟めるんだな!!」
 
 
喜ぶ男たち。

そしてマサは、ゆっくり、ゆっくりと慎重に、
棒キレで挟んだ矢吹を落とさないように、
3軒隣の家に向かって足を動かす。
1歩、2歩、3歩・・・
そして、次の足を前に出そうとした時。
 
 
 
 ポロッ
 
 
 
マサ:「あああああ!!ウンコが折れたっ!!」
 
 
あろう事か、棒キレで挟んだ部分から、
矢吹が2つに折れてしまったのである。
 
 
ゲル:「バカ!!
    オメェ、力が入りすぎてんだよ!!
    もっと優しくやらなきゃダメじゃんか!!」
 
 
2つに分かれて地面に落ちる矢吹。
 
 
ゲル:「ああああ、ほら見ろ!!
    オメェがちゃんとやらないから、
    ウンコが2つになっちゃったじゃんか!!
    運ぶの、2個になっちゃうんだぞ!!」
 
 
そうだ。
そうなのだ。
折れてしまったことによって、
運ぶべき矢吹が2つに増えてしまったのだ。
言わば、細胞分裂のようなモノである。
 
 
マサ:「しょうがねぇべ!!
    いいから、早く運ぶぞ!!
    ゲルタはそっちのウンコ担当な!!
    オレはこっちの担当!!!」
 
ゲル:「イヤだよ!!
    オメェが両方やれ!!」
 
 
ウンコのことで揉めだす男たち。
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
すると突然、
「ねぇ、何やってんの?」と、声が聞こえた。

その声の主は、マユちゃん。
マサの奥さんである。
マサには勿体無いようなカワイイ女性で、
しかも、とても優しい。
マユちゃんは、玄関のドアを開けて顔を出すと、
オレ達の方を見ながら言った。
 
 
マユ:「なんか盛り上がってるね〜」
 
 
まぁ、確かに、盛り上がってると言えば盛り上がってる。
 
 
マユ:「ねぇ、何やってるの?」
 
 
オレとマサは、口々に事の次第を説明した。
 
 
ゲル:「いや、マサん家の前に矢吹が落ちててさ、
    ソレをこう・・・」
 
マユ:「矢吹って何?」
 
マサ:「あ、ウンコウンコ。
    ウンコが落ちてたから、それを移動してたのよ」

 
ソレを聞くと、マユちゃんは呆れたといった表情になって、
一度、家の中に入ると、
今度は小さな園芸用のスコップを持って出てきた。
 
 
2人:「あああああ!!その手があったか!!」
 
 
マユちゃんのスコップを見て、なるほど、と思う男たち。
ナゼ、スコップの存在に気が付かなかったか。
 
マユちゃんは、持ってきたスコップで、
ヒョイヒョイと、2つに分かれた矢吹をすくい上げた。
そして、道端の草むらまで持っていくと、ポイと捨ててしまった。
 
 
マサ:「あああ、ダメだよ!!
    捨てんじゃねぇよ!!
    それ、飼主んとこに置いてくるんだから!!」
 
 
マユちゃんの行動に、慌てるマサ。
 
すると、マユちゃんの顔から、表情が消えた。
オレは、今までに一度も見たことのない表情。
優しくて、いつもにこやかな普段のマユちゃんからは
まったく想像できない表情。
 
 
ゲル:「あれ?怒ってるのかな・・・?」
 

慌てるオレとマサ。 
なんだかおっかねぇ・・・
 
 
 
 
 
するとマユちゃんは、
氷のように冷たい視線でオレたちを見て、言った。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
マユ:「あんたら、バカじゃねぇの?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
た、確かに・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ふと気が付くと、この日記のカウンタも、
早いんだか遅いんだか
もうすぐ400000に達しようとしています。

こんなのを読んでくださってる方、
一度でも目を通してくださった方には
ホント、ものすごい感謝をしています。

ありがとうございます。

胸いっぱいの愛をアナタに。
 
 
 
 
 
 
 
 
ちうか、400000ですって400000!!
400000つったらさ、
もし、コレを読んでくれてる方々が1円ずつオレにくださったら、
オレ、400000円を手にすることになるじゃないですか!!
いや、例えばの話ね。
もちろん、こんなのでお金を戴こうとは思ってません。
 
 
 
 
 
 
 
 
じゃあさ、
じゃあ、もし、100円ずつくださったら・・・?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アレ?
40000000円・・・でいいのか・・・な???
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
“0”が2つ増えただけで、途端に計算に自信がなくなるオレ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ジツはオレ、数字が大の苦手です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アナタは、テストで0点をとった事がおありでしょうか?

オレはあります。
しかも、2度も。

1つは、“機械なんとか”という工業高校の専門的なテストで、
もう1つは、算数のテスト。
じゃなかった、数学のテスト。
数学(算数も含む)は、オレにとってさっぱり意味が解らなく、
オレは、その数学で0点をとったんです。

しかも、その0点は、
『テスト中にうっかり眠ってしまって0点』とか、
『先生に反抗的な態度でわざと白紙解答にして0点』とかじゃなくて、
『一生懸命頑張った末の0点』。

『前向きな0点』なんですよ。 
 
 
 
 
 
 
 
 
もうねー。
0点をとった方ならわかると思いますけど、0点ってツライですよ。
だいたいね、テストの解答が終った時、自分でも、
「あんまり出来なかったから、
 低い点数かもしれない」って判ってるんですよ。
「あ〜、赤点なんだろな〜」って。

でも、いざ、そのテストが帰ってきたら、赤点どころか、0点。

○がいっこも無ぇ。

や、一瞬ね、0点の「0」の数字が、“○”に見えるんだけど、
ちうか、「“○”であってくれ」と祈るんだけど、
何度も見直してるうちに、だんだんと背筋が凍っていくんです。
「ああ、やっぱりコレは“○”じゃなくて“0”だ〜」って。

まぁ、なんちうか、
角度を求める問題で、その解答に、

「30度ぐらい?」

なんて、「?」をつけて解答してるオレが悪いんですけどね。
 
 
 
 
 
 
 
 
ちうか、だいたいオレは、高3の時、教科書を持ってませんでした。

や、一応買ったんですけどね、教科書。
でも、盗まれちゃったんですよ。

オレ、ワリと威張ってる人だったから、
「まさか、オレの教科書を盗むヤツはいねぇだろう」なんて、
油断して、教科書を学校に置きっぱなしにしてたんですけど、
そしたら、定時制のヤツらに盗まれちゃったんですよ。

で、しょうがないってんで、また新しい教科書を買おうと思って、
親に教科書の代金を貰ったんですけど、
そのお金も遊びに使ってしまって。

そんで、オレは高3の時、教科書を持ってませんでした。

まぁ、だいたい授業中は席を離れてどこかに行ってしまうか、
漫画を読んでるかのどちらかだったので、
教科書なんて必要無かったんですけど。
 
 
 
 
 
 
 
 
で、その数学の0点。
その0点は、高3の時の1番最後のテストの時だったのですね。
卒業試験ってヤツです。
一応、オレなりにテストに取り組んだりしてね。
でもオレ、その時の数学のテストで、0点をとったんです。
まぁ、数学の他にも、国語以外は殆ど赤点だったんですけど。

や、国語は異様に得意だったんですよ。
中学校の時は、市内で3位になったことあるし。

でも、その他の教科が拙かった。

だからオレ、ホントなら卒業なんて出来なかったんです。
数学は(その他の教科もいくつかは)、追試でも赤点だったし。
だいたい、教科書が無いもんで、
追試に向けて勉強なんて出来なかったし。
 
 
 
 
 
 
 
 
でもオレは、卒業できてしまいました。

先生がね、追試の後に、
「ノートを提出したら、点数をくれてやる」と言って、
もう、ものすごい温情をオレにかけてくれたんですよ。
「数学のノートを提出しなさい」と。

でも、オレ、教科書も無ければ、ノートも無かった。

あるのはたった1冊、歴史のノートだけで、
しかもそのノートにはたった1行、
『日本のあけぼの』って書いてあるだけ。

一応、そのノートの最後のページには
数学らしき内容のメモもあるんだけど、それも殆ど落書き程度。

仕方ないんでオレ、そのノートを提出しました。

数学の先生に、歴史のノートを提出したんです。
「卒業できなかったら、学校辞めちゃおう」とか簡単に思いながら。

でも、先生は、そのノートの最後に書いてある
落書き程度の数学のメモにハンコを押してくれて、
オレを卒業させてくれた。
多分、今では考えられないような事なんだろうけど、
もう、ものすごい情けをかけてくれたんです。
  
なんちうか、もうオレ、先生に対してものすごく申し訳なくて。

なんてか、オレに対してこんなに情けをかけてくれる先生の授業なら、
もっと、ちゃんと勉強しとけばよかったなぁ、なんて、
最後の最後に後悔したりして。

いや、授業は全て、ちゃんと受けなければいけないんですけど。

オレは、今でも後悔しています。

あの時、もっと勉強しておけばよかったなぁ、なんて。
 
 
 
 
 
 
 
 
きっと、勉強するという事は一生のモノで、
今からであっても遅くはないんだろうけど、
やはり、あの高校時代にちゃんと勉強していれば、
大学に行けたかどうかは判らないけれど、
もうちょっと、違う人生が歩めたんじゃないか、
なんて、大人になったオレは思ってしまいます。

いや、今の人生が悪いってワケじゃないけど。

ただ、大人になってみると、
アレほどキライで、
「こんなのに意味なんて無い!!」なんて思ってた数字の羅列なんかが
とても、懐かしく思えてきてしまったりするんですよね。
 
 
 
 
 
 
 
 
ああ、勉強しとけばよかったなぁ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あ、そうそう。
長いことやってませんでしたが、
400000という事で、企画復活。
 
 
 
【400000踏んでくださった方に、高級粗品進呈します】
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
鳥、撲滅。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレはヤツらを許さねぇ。

そう、鳥だ。鳥類だ。
あの、羽根があって、クチバシがあって、
足が気持ち悪い、アイツらだ。

オレは、鳥を許さねぇ。
オレはこの歳になって、この命の使い道が解ったのだ。
オレの存在意義を理解したのだ。

鳥への復讐。

オレは、この命が続く限り、ヤツらに復讐するだろう。

かつて、映画の中で、妻と娘を殺されたチャールズ・ブロンソンが、
その犯人に復讐を誓ったように。

オレが法律なのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
昨日、3月4日は、オレにとってとても大事な日であった。
オレにとって、ビッグイベントがある日だった。

二人のプリティガールが、オレの地元、福島にやってくる。

その二人のプリティガールとは、
このだいありぃで相互してくださってる、ベルッチ様と魔美様。

昨日は、ベルッチ様と魔美様が、
何も無いようなこんな田舎まで、遊びに来てくださったのだ。
 
 
 
 
 
 
 

一昨日の夜、仕事が終ってからオレは、
自分の薄汚れた車を久しぶりに洗車した。
日付が変るだろうかという時間、オレは、
24時間オープンしてるコイン洗車場で、
自分の車をピカピカに磨き上げた。

なぜなら、3月4日はおそらく、
ベルッチ様と魔美様に、この車にお乗りいただくことになるだろう。
二人のプリティガールにお乗りいただくのに、
こんな汚い車では失礼になってしまう。

オレの地元は、基本的に車社会なのだ。
バスや電車など、公共の交通機関が大都市のように発達していないので
地元の住民の足といえば、やはりマイカーになる。

オレは、お二人と遊ぶ場所などを考えてるウチに、
お二人に楽しんでいただくにはやはり、車が必要だという事を考え、
自分の車、ゲル号を、ピカピカに磨き上げたのだ。

車内に掃除機までかけた。
雑巾がけまでした。

オレは、車を持ってからこのかた、
これほど真剣に車を掃除したのは初めてだった。
 
 
 
 
 
 
 
 
そして昨日、オレの地元に、
ベルッチ様と魔美様が遊びにきてくださった。

魔美様は、相変わらずプリティ。
そして、初めてお会いするベルッチ様も、
なんというかもう、オレが思ってたとおりにプリティ、
そしてまた、とても気さくで楽しい方であった。

福島駅でお二人と合流したオレは、
さっそくお二人にオレの車、ゲル号にお乗りいただく。

ふふふ。
ピカピカだぜ?
オレの車はピカピカだぜ?

そんな思いを胸に、街から離れた公園内にある、
ジンギスカン食べ放題の店に車を走らせる。
お二人のプリティガールズを乗せたゲル号のエンジンも、
心なしかいつもより快調だ。

そしてベルッチ様と魔美様とオレは、
いろんな話をしながら
昼間からビールを飲み、そして、ジンギスカンを食べた。
 
 
 
 
 
 
 
 
ジンギスカンを食べ終えたオレ達は、
その後、近くにある若者達のデートスポットに足を運んだ。

目的は、そこで売ってる、地元でも人気のアイスクリーム屋である。

そこで、3人でアイスを食いながら談笑。
小高い丘の上から地元を見下ろしながら、
ラブホテルの話や、ある地方に残る夜這いの話など、
(オレがキッカケを作ったのだが)デートスポットには、
およそ不似合いであろうという話をした。

そしてその後は、
オレのホームグラウンドでのボウリング。

結果は、3人ともなかなか調子が出ず、
オレ達は、ボウリングを2ゲームで切り上げた。
 
 
 
 
 
 
 
 
この間、各スポットへの移動はもちろん、
オレの車、ゲル号である。

イギリス生まれのゲル号、
田舎町でエンジンを唸らせる。
 
 
 
 
 
 
 
 
そしてその後、魔美様は、
用事がって18時過ぎのバスに乗って
お帰りいならないといけなかったので、
オレ達は、ゲル号に乗って駅方面に向かった。

と、そこでオレは、ベルッチ様と魔美様が、
オレが働いてる店が見てみたいと仰ってたのを思い出したので、
お二人に訊いてみた。

「ウチの店、見ます?」

すかさずお二人が、「見たい」と言ってくださったので、
オレは、駅のすぐ近くにあるスーパー内にあるウチの店に
お二人をお連れしようと、そのスーパーに車を走らせた。
 
 
 
 
 
 
 
 
駅前にあるスーパーの駐車場に車を停める。

駐車場の周りは、小高い木々に囲まれていて、
そこには、気持ち悪いほど沢山の鳥が囀っていた。

そしてオレ達は、
スーパーの中にあるウチの店に向かう。

店内には、
大人向けのフィギュアやら子供向けの縫ぐるみやらが
雑然と置かれているのだが、
お二人は、ソレをいろいろとご覧になられていた。
そして、お買い物もしてくださった。

そして、時間もいよいよと迫ってきたので、
オレ達は、バス乗り場まで移動しようと、また、
駐車場に停めてあるゲル号の方に向かった。

幸せだった。

お二人のプリティガールと一緒に過ごした時間はとても楽しく、
オレにとって、とても幸せな時間だった。
 
 
 
 
 
 
 

しかし、その幸せな時間に水をさすように、 
ゲル号に向かう途中、またあの沢山の鳥たちが目に入った。

やはり、ベルッチ様と魔美様にもソレが異様な光景に映ったようで、
お二人とも、「わぁ〜」などと仰っていた。
オレも、その鳥を見ては、
ヒッチコックの名作、『鳥』を思い出して不気味なモノを感じた。

そして、ゲル号にたどり着く。

すると、
車に乗り込もうかとするオレより先に、
お二人が、ピカピカに磨かれたオレの車の異変に気付かれた。

そしてオレは、その事実を見た時、愕然とした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
鳥のフン。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そう、
オレが前日にピカピカに磨き上げたゲル号に、
鳥がウンコしやがった。

オレの車の上に、鳥が、ウンコを落としていったのである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかも、大量に。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
1個や2個ではない。
ゲル号についているフンの数は、
1個や2個とか、そんな生易しい数ではないのだ。
おびただしい数の鳥のフン。

え〜と、1、2、3、4、5、6・・・・・・

あああ、わかんねぇっ!!

そのくらいの数なのだ。
おびただしいのだ。
メニーメニーなのだ。

もはや、そういう“柄”と見紛われるほどなのだ。

駐車場に車を停めて店に行き、
そしてまた、車に帰ってくるまでの間、およそ20分くらい。

そんな僅かの時間に、鳥のヤツら、
オレの車に大量にウンコしていきやがったのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
しかも、魔美様曰く、
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「まだ、湿り気がある」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヤロゥ!!この鳥ヤロウ!!

したばっかりか!?
ウンコしたばっかりか!?
テメェコラ、現行犯かっちうんだよっ!?

しかもアレだぜ?
フロントガラスについたフン、
うっかりワイパーかけちゃうとミョ〜ンて伸びちゃうから、
ワイパーかけられなくなっちゃうんだぜ?

ちっくしょう!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いいか、鳥よ。よく聞け。

オレも解ってるつもりさ。
お前達鳥に、悪気が無いって事は、百も承知してるつもりさ。
オマエら鳥は、ただ、オマエらの生理現象に従っただけだよな?
生理現象に従って、ただ、フンを落としただけだよな?
 
でも。

でもね・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
何も、今日じゃなくたっていいじゃない!?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お二人のプリティガールにお乗りいただく、
この日じゃなくたっていいじゃない?

そして。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレの車の上じゃなくたっていいじゃない!?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
だってさ、磨いたんだよ!?
オレ、車、磨いたの!!
一生懸命!!
夜中に!!

オレ、頑張って車を磨いたの!!

ソレをさ、ウンコって!!
ウンコってどうなのよ!?

しかもさ、オレの車に大量に付いてるって事はさ、
みんな、一緒にウンコしたワケでしょ?

空を飛びながら、「あ〜、ウンコしてぇ」とか思ってこう、
1羽の鳥がウンコしたらさ、他の鳥もソレを見て、

「あ、オレもウンコしてぇ」

「あ、オレも」

って、そうなったワケでしょ?
そうやって、オレの車の上にウンコしちゃったワケでしょ?

オメェ、どれだけ連れションなんだよ?と。

や、この場合は連れションじゃねぇな。“連れフン”か。

どれだけ連れフンなんだよ?と。

つか、どれだけ連れフンっだとしてもさ、
何も、頑張ったオレの車の上に、
みんなで落とす事ないじゃない!?

そんな、ほぼ嫌がらせじゃん!!

オレ、鳥たちにイジメられちゃってるじゃん!!
 
ヒドイじゃないか、もう!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
だからオレは、鳥に復讐を誓ったのだ。
許されざるは、鳥。
オレは、鳥を許さないのである。
一生をかけて、全ての鳥を撲滅してやるのである。

鳥類VSオレ。

鳥類を相手に、1人、闘いを挑む。

気分はもう、シュワルツェネッガーである。

殺るか殺られるか。

喰うか喰われるかの闘いなのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ぬおおおおっ!!
片っ端から喰ってやるぜ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まずは、駅前からハトを追い出す事から始めようと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ハト反対!!ハト反対!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
はい、こんにちは、ゲルタです。
「MUGO、ん・・・」に「色っぽい」と書いて、ゲルタと読みます。

やー、気が付いたらもう、3月ですね。
3月つったらアレ。
卒業式。

で、卒業式つったらアレですよね。
やっぱ、みんなで言う「卒業生の言葉」。
 
 
 
「楽しかったー、修学旅行ー」って1人が言ったら、
すかさず、その他大勢が「修学旅行〜」なんて、
ドラえもん口調で繰り返したりして。
 
 
 
「一生懸命練習したー、部活動ー」なんつったら、
「部活動〜」なんて繰り返して。
 
 
 
そんで、
 
 
 
「お父さん、お母さん、
 そして、お世話になった先生方ー

 今日、僕たち、私たちはー、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 チョメチョメします!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 「チョメチョメします〜」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんつったりしてね。
 
 
 
え?言ってないですか?
ちぇー。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、それはソレとして。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こっぴぃ様にバトンをいただきました。
名前がよくわからないバトン。

ありがとうございますありがとうございます、
こっぴぃ様、バトンを回してくださってありがとうございます!!

ワタクシ不肖ゲルタ、
ありがたくチャレンジさせていただきます!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それでは早速。

レッツ、よくわからない、バトン!!

イェアッ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
問1.起きてまずはじめにすることは?

  
  メールをチェックする。
  だいたい、チェックする必要もないんですけどね。
 
 
 
 
 
問2.これだけは欠かせない日常的なことは?

  
  排泄。
 
 
 
 
 
問3.好きな食べ物を3つあげてください
 
 
  寿司。
  銀杏。
  ジューC。

  ちょっと前から出てる、ジューCカラーボール、
  アレ、美味いですよ。
  化学の味がして。
 
 
 
 
 
問4.嫌いな食べ物3つあげてください
 
 
  肉。
  野菜。
  揚げ物。
 
 
 
 
 
問5.あなたが踏まれたくない地雷は?

  
  ベツに無ぇっす。
 
 
 
 
 
問6.ここ1週間で嬉しかったことは?
 
 
  自販機でタバコ買ったら、
  お釣りにギザ10が入ってた。
 
 
 
 
 
問7.ここ1週間で悲しかったことは?
 
 
  これはもう、めちゃめちゃ悲しかった!!
  あのね、ウチの店が入ってるスーパーの
  オモチャコーナーでね、オレ、1ヶ月くらい前に、
  黒い三連星のドムのプラモデルを見つけてたのですよ。
  ガンプラねガンプラ。ガンダムのプラモデル。
  ドムがさ、三体セットなんですよ!!
  で、ジェットストリームアタックが再現できる、
  ディスプレイスタンドがついてんの。
  もうコレ、買うしかないでしょ!!
  
  で、金が無かったから、オレ、
  今度の給料が入ったら買おうって思ってて、
  そっと、そっとね、ガンプラが積み重なってる棚の、
  1番下のとこに、隠しておいてたのですよ。
  そんで、毎日毎日、「まだ売れてないかな?」って、
  確認しに行ってた。
  でも。
  でもね、そのドム、オレが給料貰って、
  いざ、買おうと思った日に無くなってんの。

  オレ、もう、「ええええっ!!」ってなちゃって、
  悲しくなっちゃって、
  スーパーの店員のお姉さんに、
  「ドム売った?ねぇ、ドム売った?」って訊いてまわりました。
 
 
 
 
 
問8.今使ってるシャンプーとリンスは?
 
 
  リンスのいらないメリット。
 
 
 
 
 
問9.お風呂でどこから洗う?

 
  左腕。
 
 
 
 
 
問10.あなたにとって恋愛は?

  
  反町風に言えば、ポイズン。
 
 
 
 
 
問11.恋愛では手のひらで転がすタイプ?転がるタイプ?

  
  多分、転がってるのだと思う。
  
  まぁ、今は完全に停止状態ですがね。
  遠心力とか、無ぇよ。
 
 
 
 
 
問12.あなたの長所は?
  
 
  自分ではよくわからないですよ。
  
  
 
 
 
問13.短所は?
 
 
  チンコ。
 
 
 
 
 
問14.あなたは動物に例えると?

  
  昔、先輩に、
  「オレって、有名人だと誰に似てますか?」って訊いたら、
  「う〜ん、鳥?」って答えられたことがあります。
  
  「有名人」つってんのに。
 
 
 
 
 
問15.あなたの弱点は?

  
  チンコ。
 
 
 
 
 
問16.寝る前に必ずすることは?

 
  本を読む。
 
 
 
 
 
問17.リラックス・ストレス発散の方法は?
 
 
  歌を歌うことですかね。
  風呂とかトイレで。
    
 
 
 
 
問18.1番好きな季節は?
 
 
  春。
  なんかこう、キューってなるね。胸が。
 
 
 
 
 
問19.好きな香水、想い出の香水、毎日つけてる香水
 
 
  毎日つけてんのはSexy Boy。
  やー、全然セクシーでもないんですけど。
  
  想い出の香水はSAMURAI。
  落っことして、部屋にブチ撒けたんですよ。
  苦い想い出です。
    
 
 
 
 
問20.バトンまわしたい人
 
 
  やりたい人はどうぞー。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
昨日は、“ダメ人間の日”だった。
 
 
 
 
 
 
 
 
オレはたまに、極たま〜に、
全てがどーでもよくなって、
何もかも投げ出したい気分になって、
一日じゅう、ただボゥとダメ人間のように過ごす日がある。

オレはそんな日を、“ダメ人間の日”と呼んでいる。

最近のオレは、どうも頭の中がグレーで鈍く、
感情の起伏が激しかったのだが、
昨日は、その感情が真下に、地表を通り越して
地球の核まで行っちゃったんじゃねーのー、ってくらいに
真下に落っこちてしまって、
オレは、一日じゅうダメ人間になっていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
ダメ人間だった昨日のオレは、
24時間のうちの殆どを、ベッドの上で過ごした。
24時間のうち、ベッドを離れたのは、
合計しても僅かに2時間程度であろう。
折角の休みだというのに、一日じゅうベッドの上で過ごす。

食事も摂らず、飲まなければいけないクスリも飲まず、
ベッドを離れるのは、PCをちょっといじる時と
トイレの時と風呂の時だけ。
ただ、ボゥと無気力に過ごす。

飲まなければいけないクスリを飲まない事で、
「もしかして、オレは死んじゃうんじゃねぇか」などとも思ったが、

「まぁ、ベツに死んでもいいか」

昨日のオレは、そのくらいのダメっぷりであった。

飲まなければいけないクスリを飲まなくても、
これといって、体調に変化は無かったのだが。
 
 
 
 
 
 
 
 
そんなオレに、母親は業を煮やしたのであろう。
夜になって、オレの部屋にやってきた。
 
 
 
「あんた、ご飯食べないの?」
 
 
 
ほっとけよもー。
食欲無いんだよー。
 
 
 
オレは、ベッドに潜りなからそんな事を言って母親を拒絶する。
まるで駄々っ子。
30を越えた男とは思えぬダメっぷり。
オレはアレか?
エヴァンゲリオンの碇シンジ君か?

母親は、そんなオレの心中を察したのか、
はたまたそんなオレに嫌気がさしたのか、
何も言わずに部屋を出ていった。
 
 
 
 
 
 
 
 
だが、しばらくすると、
下の階から、オレを呼ぶ母親の声が聞こえてきた。
 
 
 
「ゲルタ〜」
 
 
 
その声は届いていたが、
ダメ人間のオレは、ソレを聞こえてない事にした。
だんまりを決め込んだのである。

 
 
「お〜い、ゲルタ〜」
 
 
 
母親は、なおもオレを呼び続ける。
変わらず聞こえてないフリを決め込むオレ。
 
 
 
「お〜い、ゲルタ〜、聞こえてないの〜」
 
 
 
聞こえてるよ。
でも、今のオレには聞こえてないんだ。
 
 
 
返事をするのがメンドクサイ。
声を出すのでさえイヤ。
 
 
 
ダメ人間のオレは、そこまでダメになっていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
と、突然、今度はオレの携帯が鳴る。
見れば、家からの着信である。
母親が、家の中にいるオレに電話をかけてきたのだ。

はじめ、オレはソレを無視していたのだが、
母親が、そうにまでしてオレに伝えたい事はなんだろう?と、
電話に出てみた。

すると母親。
 
 
 
「ねぇ、今、さんま御殿観てた?」
 
 
 
なんだよ。
いきなりTVの話かよ。

いや、TVはつけてないよ。
 
 
 
「だったら、さんま御殿観てみな」
 
 
 
オレは、言われるままにTVをつけ、
火曜、夜の人気番組にチャンネルをあわせる。
電気さえ消した部屋では、TVの光が目に痛かった。

すると母親は続けた。
 
 
 
「ブラックマヨネーズっているじゃない?
 あ、ほら、今映った!!」
 
 
 
昨日のさんま御殿には、
お笑いコンビのブラックマヨネーズが出ていた。
オレは、「うん、出てるねぇ」などと気の無い返事をする。

そしたら母親。
 
 
 
 
 
 
 
 
「あの、顔がブツブツのほう」
 
 
 
 
 
 
 
 
うん、それがどうしたの?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「あんたと同じ服を着てるよね」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・で?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「いや、ただそれだけなんだけど・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
どうでもいいプティ情報をありがとう、母さん・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
でも、ソレが、
落ち込んでるオレに対する母親なりの励ましなのかな、
などと思ったら、少し嬉しかったんです。
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・「♪夢中〜で〜頑張る君へ〜、エールを〜」

レオパレスのCMの、
紀香の、向かって左横で踊ってる坊主頭がなんだか気に入らない。
どういうワケか知らないのだけれど、なんだか気に入らない。
アイツが映るたびに、
「バカ!!一生踊ってろ!!」とか言っている。

きっとオレは、あの手の顔を、
生理的に受け付けないのだな、と気付いた。

夢中で頑張ってるアイツには悪いのだが、
アイツにエールは贈れない。
 
 
 
 
 
 
 
 
・フィギュアスケートの、男女ペアで滑るヤツ。

なんての?ペア?
あの競技、選手たちはすっごく頑張ってると思うし、
その演技を見れば、美しいとは思うのだけれど、
オレは、あの競技に対してどうにも興味が湧かない。
というか、選手達には悪いと思うのだが、あまり好きではない。

以前から「なぜだろう?」と考えていたのだけれど、
昨日、新聞でオリンピックの記事を読んだ時にその理由に気付いた。
 
 
 
“男女が密着してるから”
 
 
 
「そういうスポーツだから!!
 そういう競技なんだからいいじゃない!!」

と思う反面、

「わ、腰に手をまわしてるよ!!」とか、
「股ぐらに手を突っ込んでるんですけど!!ムキィィィ!!」とか、
「くっつくな!!オマエら別々に滑れ!!」とか、
そんな事を思ってしまう僕はゲスですか?

ゲスですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
・インターネット。

インターネットというのは、
世界中の人とコミュニケーションを結べ、
多くの人との出会いを生み出す
便利なツールなのは言うまでもない事なのだけれど、
ただ便利なだけではなく、
時と場所、そして人によっては、
ソレが、大事な人との別れを生み出すモノでもあるのだと、
今頃になって気付いた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
********
 
 
●こんぺいとう様。

登録してくださってありがとうございます!!
只今、こちらのリンウが制限いっぱいなものですから
相互できずに申し訳ありません。
くだらない日記ですが、どうぞよろしくお願いします!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
昨日は、ウチの町のボウリング大会がありました。
区長杯。

前の日記にも書いたとおり、オレ、
ソレに地域の代表として、親父と一緒に出場してきました。

結果。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
惨敗。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もうねー、ダメ。
相手チーム、強すぎ。

オレ、「打倒1班、打倒元・国体選手」なんつって
試合に臨んだのですけど、
国体選手ってのは、「元」といえハンパじゃねぇ。

最高スコア、222ですぜ、222。

もう、オレ、足元にも及びませんでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
ちうかさー、やっぱさー、
町内のボウリング大会に元・国体選手ってどうなのよ?

まぁ、負け惜しみなんですけど。

なんかさ、町内ボウリング大会に元・国体選手って、
例えるなら、草野球の試合で、
「代打、福浦」つってるようなもんじゃね?

あ、ロッテの選手じゃわかりにくいですか?

例えるなら、草野球の試合で、
「代打、イチロー」つってるようなもんですよ。

まぁ、オレだって、3班の助っ人外国人的な立場で
区長杯に参加したワケですがね。
「代打、フランコ」的な立場で。

あ、元ロッテの選手じゃわかりにくいですか?
 
 
 
 
 
 
 
 
結局ね、優勝は、元・国体選手を擁する1班。

元・国体選手を除いても、他のオジサン選手も強かった。
みんな、高いレベルのボウリングを披露してました。
とても、ソレが「町内親睦」とか、
そんなレベルのボウリング大会には思えませんでした。

ちなみにウチのチームは2位。

みんな頑張ったのですけどね、
スコアは40くらいの差が出てたもんなぁ。

個人賞では、トップが、元・国体選手。
優勝の賞品として、焼肉店のお食事券貰ってましたよ。

んで、オレは2位。
最高スコアは192。
オレの中では結構いいスコアだったけど、
それでもやはり、トップとは30の差が開いてしまいました。

まだまだダメだなぁ。
って、オレは何をそんなに熱くなってんだか知らんけど。

ちなみに、オレが貰った2位の個人賞の賞品は、高級稲庭うどん。

うどん、て。
賞品がうどん、て。

まぁ、稲庭うどん、好きだからいいんですけどね。
 
 
 
 
 
 
 
 
ちなみにウチの親父さんですが。
朝、会場に一緒に行く時、ものすげぇテンション上がってました。

オレに対して、
「オレは、ゲルタには負けねぇぞ〜」とか言って。

「ゲルタには、左手で投げたって勝てるぞ〜。
 小指だけで投げたって勝てるぞ〜」とか言って。

同じチームのオレに敵意を剥き出しにしてどうする気だったんだか。

ちうか、ボウリングの球に、
小指を入れる穴なんか無いんですけどね。

結局、オヤジさんの最高スコアは136。

まぁ、61歳にしては上出来だと思いますけどね。
 
 
 
 
 
 
 
 
そんな感じで、区長杯は幕を閉じました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もう、2度と参加しねぇ。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ハァイ!!
グッドモーニーンッ、ベトナームッ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あ、いけね。
ここはベトナムじゃなかった。

はい、おはようございます。
ゲルタです。
 
 
 
 
 
 
 
 
えー、本日は、
以前、ワタクシが日記に書きました区長杯の日でございます。

簡単に申しますれば、
オレが住む地域でボウリングの大会がございまして、
ソレに、オレが親父と一緒に3班代表として出場するのでございます。
打倒、1班への刺客として。

(詳しくはコチラ↓)
http://diarynote.jp/d/29267/20060222.html
 
 
 
 
 
 
 
 
でねー、ウチの親父さんなんですけど。

昨日、新しいジャージを買ってきまして(notオシャレジャージ)、
なんか、その新しいジャージ(上下セット)が嬉しいんだかなんだか、
調子こいてて、なんだか鬱陶しいんですよ。

なんかね、昨日の夜から、そのジャージを着て見せて、
「どう?新しいのどう?」とかって、オレに聞いてくんですね。

まぁ、オレも、「いいんじゃねーのー」とかって言ってたんですが、
正直、正直ね、おかしいんですよ。
なんか、似合ってないの。

なんかねー、まず、サイズがおかしい。
サイズが合ってない。

どう見てもですね、ピッチピチなんですよ。

ウチの親父って、元々頭がデカイ人だから、
なんだかマッチ棒みたいになってんの。
そんで、足首んとこのジッパーもしっかり閉じちゃうから、
ピッチピチのパッツパツ。
つんつるてんですよ。

しかもアレ。
サイズも合ってなければ、色も似合ってない。
なんかねー、紺色のジャージなんですけど、
ピンクのラインが入ってたりして。

ウチの親父って、元々ハデな色が好きなんですけどね、
だからってねー。
ピンクはどうだろうって感じで。
 
 
 
 
 
 
 
 
で、その親父さんのジャージ。
NIKEのジャージなんですけどね。
オシャレジャージじゃなくて、ホントのスポーツジャージ。

親父さん、「これは結構高かったんだぞー」とか言って
調子にのってんの。
でも、親父さんはNIKEをよく知らない。
「これはきっと、一流メーカーのジャージだ」とか言って。
スウォッシュマークの下に書かれた「NIKE」の文字を見て、
「ニ?ニケ?でいいのかな?」とか言って。

まぁ、NIKEってのは元々、
勝利の女神であるサモトラケのニケがモデルになったワケだから、
間違いじゃねぇって言えば間違えじゃねぇんだけど、
でも、やっぱ正式には「ナイキ」だから。

オレ、「ナイキだよ」って教えてあげたんですよ。
 
そしたら親父、事あるごとに、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「やっぱ、ナイキのジャージは違うなぁ〜」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ナイキのジャージは動きやすいな。膝が。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ナイキのジャージは暖かいな。いい生地を使ってるから」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ワケわかんねぇから。
「いい生地を使ってる」とか、ワケわかんねぇから。
 
ちうか、あれだけピッチピチなんだから、
「動きやすい」とか、絶対に嘘だと思う。
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、ウチの親父はそんな感じなんですが、
これから、一緒にボウリングに行ってきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
ちうか、新しいジャージを着て
朝っぱらからテンションMAXな親父を見てると
オレのテンションが下がっちゃうね。
 
いかんいかん。
ここは、テンションを上げていかねば。

無理にでもテンションを上げていかねば!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
よっしゃぁ!!
やってくるぜ、ボウリング!!

打倒、1班!!
打倒、元・国体選手!!
 
地球のみんな!!
オラに元気をわけてくれっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ついでに愛もわけてくれっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イェアッ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こんにちは。

昨日の夜は、
またうっかりナウシカを観て過ごしてしまったゲルタです。
「尻」に「ニキビ」と書いて、ゲルタと読みます。 
 
 
 
 
 
やっぱさー、オレ思うに、
宮崎駿監督作品に出てくる主人公クラスの男の声はさー、
松田洋治じゃなきゃダメだと思うんですよねー。

『ナウシカ』ではペジテのアスベルでしょ?
『もののけ姫』ではアシタカでしょ?

もう、サイコーじゃないですか、松田洋治。

なのに最近、宮崎駿は松田洋治を使ってくれません。
なんだか寂しい気持ちでいっぱいです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、それはソレとして。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ベビーオイル様にバトンをいただきました。
その名も『♪音バトン♪』!!

ありがとうございますありがとうございます!!
ベビーオイル様、バトンをくださってありがとうございます!!

ワタクシ不肖ゲルタ、音といえば昔、
4年間付き合った彼女が絶対音感を持ってるという人でしたので、
「この音をドレミファソラシドで言うと?」
なんて、いろんな音を出して彼女を試してみたのですが、
結局、オレに音感が無い為に正解かどうか解らなかった、
という経験があるくらい、音に対して鈍感ですが、
ベビーオイル様からいただいたこの『♪音バトン♪』、
ありがたくチャレンジさせていただきます!!

ちなみにその彼女とは、
「結婚をしよう」とまで言っておりましたが、
結局別れてしまいました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
はっ!!
イカンイカン!!
思い出して、うっかりセンチメンタルになってしまった!!

よぅし、ソレでは早速。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
レッツ、音、バトン!!

イェアッ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
■バトンをくれたひとのイメージを音であらわすと?
 
 
 
ベビーオイル様のイメージですかー。
や、オレが勝手に抱いてるイメージですけど、
ベビーオイル様を音で例えれば、ピアノの音だと思います。

曲で言えば・・・

chopinとか。

ショパンね、ショパン。
前にも言ったけど、「チョピン」じゃねーぞー。
もちろん、『星の子』でもないです(←『星の子チョビン』)

ベビーオイル様を音に例えるならショパンの曲。
優雅で、流れるように力強く、それでいて繊細な、
ショパンの『即興曲第4番 嬰ハ短調』。
世に言う『幻想即興曲』。
 
 
 
 
 
 
 
■どんな音が好きですか?
 
 
 
・「夜中に、窓の外で、雪が静かに積もっていく時の静けさ」

 あの静寂の空間に流れるのは、
 “無音”という1つの“音”だと思います。
 そんな“無音”の世界がたまらなく好きです。
 
 
 
・「降り積もった雪に、初めて足跡をつける時の音」

 ブブブッと、自分の足が雪に埋まっていく時の音。
 なんか、一歩一歩踏み出す足が新鮮に感じて好きです。
 
 
 
・「オナラを我慢して我慢して、でも、どうしても我慢できなくて
  しょうがねぇからスカすかーって思って、
  ケツ筋の微妙な加減でスカすかと思ったんだけど、
  なんの拍子か、小さく“プッ”って出ちゃったオナラの音」
 
 
 
 
 
 
 
■その音を聞くと、どんなイメージが広がりますか?
 または、どんな想い出が浮かびますか?
 
 
 
・「夜中に、窓の外で、雪が静かに積もっていく時の静けさ」
 
             ↓
 
 あの静けさの中にあると、
 「もしかして、今、
  こうして窓の外を眺めてるのは自分だけかもしれない」
 なんて事を考えてしまいます。
 あの静けさの中だったら、
 「オレの声はどこまでも届くんじゃないか?」って。
 「離れた街に住む誰かにも、
  もしかすると届くんじゃないか?」って。
 
 
 
・「降り積もった雪に、初めて足跡をつける時の音」
 
             ↓
 
 まだ、誰も足跡をつけてない雪に
 自分が初めて足跡をつける時の音は、
 フツーに雪の上を歩く時の音とは違う気がします。
 なんか、自分が冒険者になった感じ。
 『2001年宇宙の旅』に使われてた
 『ツァラトゥストラはかく語りき』が頭に流れます。
 「♪ジャーン、ジャーン、ジャ、ジャーン」って。
 
 
 
・「オナラを我慢して我慢して、でも、どうしても我慢できなくて
  しょうがねぇからスカすかーって思って、
  ケツ筋の微妙な加減でスカすかと思ったんだけど、
  なんの拍子か、小さく“プッ”って出ちゃったオナラの音」
 
             ↓
 
 や、なんか、カワイイかなぁって。
 臭かったらイヤですけどね。
 もし、ソレが女子のオナラだったら、入れるね。肺に。
 
 
 
 
 
 
    
■家事をするときに音楽を聴きますか?テレビをつけていますか?
 
 
 
観たい番組の時以外は、TVは消してます。最近は。
ソレよか音楽の方が多いかなぁ。
ちうか、家事、しないんですけどね。

集中したい時は、音楽も消します。
音楽流れてると歌っちゃうから。
ちなみに、今流れてるのはジムノペディ。
幻想的な世界観と圧倒的なボーカルが好きです。
 
 
 
 
  
■めざまし時計の音は?
 
 
 
携帯の目覚ましを使ってます。
『ラピュタ』で、パズーが屋根の上で吹いてるトランペットの曲。
アレで目覚めると、なんちうか清々しい感じ。

んで、朝食食ったら、
その次はガンズで眠気をブッ飛ばします。
AXLと一緒にシャウトして。
シャナナナナナナナナナナナナナナナ、ニースニース♪
 
 
 
 
 
 
 
■いま好きなひとは、あるいは好きなタイプのひとは、
 どんな音をもってる?
 
 
 
どんな音なんだろう。
曲で言えば、ラヴェルの『ボレロ』かな?
1つの単調なフレーズを、いろんな楽器で演奏して
後から後から加わることによって、
ものすごく重厚な音楽になってる。
最後には、どんな曲にも負けない圧倒的な音になる。

自分が観てる好きな人ってのはまだきっと、
ほんの一部分だけだと思うんですよ。
ボレロの冒頭の部分みたいな。
きっと、知れば知るほど味わい深い人だと思うんです。
音が幾重にも重なっていくような。
 
 
 
 
 
 
 
■バトンをまわしたいひとがいる場合は、
 そのひとの音のイメージと一緒に♪
 
 
 
なんというか、音では表現しにくいので、
ワタクシの勝手なイメージを音楽に変えて
添えさせていただきまして・・・・・・
 
 
 
◆ ベルッチ様。
 (とても広く、とても深く、
  とても優美な世界観を持ってらっしゃる感じの音で。
  例えるなら、ガンズの『Paradise City』
 
 
 
◆ D.K.Verno様。
 (とても可愛らしく、そしてイキオイがある感じの音で。
  例えるなら、スージー・クアトロの
  『WAKE UP LITTLE SUSIE』)
 
 
 
◆ ちこり様。
 (とても澄んでいてて、透き通った感じの音で。
  例えるなら、KING CRIMSONの
  『MOONCHILD』
 
 
 
もしよろしければ、お暇な時にでも!!
スルーしてくださっても構いませんので!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・気が付いたら、ビデオを延滞してた。
 
 
 
『山の郵便配達』『初恋の来た道』
『香港人肉饅頭』『香港人肉天婦羅』『香港人肉竹輪』という、
節操も何もないこの5本の組み合わせのビデオを、
まぁ、強いて言うなら
“アジア繋がり”のこの5本の組み合わせのビデオを、
借りて、返却するのを忘れたまま4日間延滞してる事に気付いた。

オレは、ビデオを延滞した事が無かったので、
「延滞料ってどのくらいかかるんだろ」と
ちょっとビクビクしながら返却に行ったワケですが、
そしたら延滞料、6000円。

「え!?マジすか!?
 そんなに高ぇの!?
 なんか納得いかねぇんですけど!!」

とか言って、どうして6000円になるのか、説明を求めたら、

「延滞料1本につき300円 × 5本 × 4日間 = 6000円」

という説明を、スパッと、
理路整然とスパッとされてしまったので
「ああ、そうですか」つって、
6000円払ってスゴスゴ帰ってきました。

『香港人肉シリーズ』に6000円も払ったのかと思うと、
なんだか死にたくなりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・なんだか死にたくなったので。
 
 
 
ビデオを延滞して大金を払ったオレ。
自分のマヌケ具合になんだか死にたくなって
一日中、すっかり落ち込んでいたオレ。

もう、すっかりネガティブになって、
「遺書を書く時って、どういうふうに書けばいいんだろう?」
なんて事を考えていました。

そんで、
「まぁ、折角こんな気分なワケだし、
 ここはひとつ、遺書を書く練習でもしてみようじゃねぇか」と。

筆ペン使って、早速遺書にトライ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・『拝啓』?

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いや、どーだろー。 
「拝啓」はどーだろー。
遺書にはフツー、「拝啓」っては書かないもんじゃねぇの?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『お父さん、お母さん、先立つ不幸をお許しください』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
おおお、こんな感じか?
なんか、遺書っぽくていい感じ!!
 
で、次は・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
他に書く事が無ぇ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もうちょっと生きようと思いました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・話は全然変るけど。
 
 
 
オレは、メガネが好きでした。
メガネ愛。

でも、世間が
やれ、メガネっ娘だ〜、やれ、メガネ男子だ〜、言いはじめると、
なんか、ソレと一緒に「メガネメガネ」言ってるのが
イヤになってくる。

ちう事でオレは最近、
『メガネ撲滅』
『コンタクトの輝きはダイヤモンドの輝き』
を合言葉に、「コンタクト推進運動」を薦めてきたワケなのですが。
 
 
 
やっぱダメだぁ。
オラァ、やっぱりメガネが好きだぁ。
 
 
 
ちうか、オレも、以前からメガネをかけたりしてました。
メガネ屋さんで、度の入ってないメガネを作って。
ダテメガネ。

や、なんかオレ、顔がノペ〜ッとしてるんですよ。
なんちうか、顔にインパクトが無い。
「え!?何ソレ、こけし!?」みてぇな。

だから、服装に合わせてメガネをかけたりして
このノペ〜ッとした顔をなんとか演出してたりしてたワケです。
 
でも、そんなオレのメガネ姿を見た友人。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「何?メガネ男子気取ってんの!?」 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ムキィィィィィッ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・というか。
 
 
 
もともとオレは昔、
目が悪くてホントにメガネをかけてました。
でも、どういうワケか、左眼の視力だけがぐんぐん回復して、
今では多分、
2.0以上あるんじゃねぇか〜ってくらいになったのですね。
右眼の視力は0.1なんですけど。
左眼は、視力検査でも、1番下までばっちり見える。
だから、メガネが必要なくなってしまったんですね。
片目だけでも、フツーの生活に支障はないから。

や、だから何だって話じゃないんですけど。

あ、ベツにオチとかもありません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・また話は変るけど。
 
 
 
荒川静香、金メダル!!

いやぁ、すっげぇ感動した!!
朝方まで起きてて良かったと思った!!
ちうか、朝方にやるんだったら、
いっぺん寝ておけばよかったと思った!!
おかげで一時間しか寝てません。
 
 
 
ちうか、オレ思うに、
荒川選手って、今まで顔で損してきたと思うんです。
いや、顔がカワイイとかそういう事じゃなくて、
オレは、荒川選手って、
安藤選手みたいな愛嬌というか人なつっこさとか、
そういうのが、あまり無い顔立ちをしてると感じてたのですよ。
もちろん、荒川選手はすごい美しいのだけれど、
なんというか、その美しさは“凛”とした美しさで、
とても気高い、何か崇高さを感じさせる美しさだと思うのですよ。
人を突き放してしまうような美しさというか。
そして、荒川選手自身も、
ソレを意識して保ってたんじゃないかと思うんですよ。

だから、オリンピック開催の前は、話題にはなるにせよ、
メディアにも世間にもちやほやされなかった。
その美しさは、人が、触れるのを躊躇してしまうような美しさだから。

だからねー、荒川選手が演技を終えて、
その自分の演技に対する得点を見て涙ぐんでるのを見た時、
何か、荒川選手が作っていた氷の壁が壊れたような気がして、
フツーの女の子を見たようで、嬉しかったです。 
 
 
 
あ、関係ないけど、
荒川選手が米食ってるCMが大好きです。
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
昨日の事である。

昨日の夕方、
ウチの店に直接お客さんがいらしてクレームをつけてきた。
どうやら、そのお客さんが前に買った商品で、
ウチの店の女の子がミスを犯したらしい。
昨日はその女の子がいなかったので、
かわりにオレがクレームを受ける。

お客の話を聞けば、
オレから言わせてもらえばベツに、
ソレほど大したミスじゃないのだけれど、
お客から見れば、やはり大事なのだろう。

そのお客は、エライ剣幕で怒っていた。

そもそもウチの商品はマニア向けのモノが多くある。
昨日の客もマニアな人だったのだけれど、
マニアな人というのは、その自分の得意とするフィールドの中では
熱くなる人が多いものだ。

そのお客も、相当熱くなっていた。
 
 
 
 
 
 
 
オレは、販売員であるからして、
お客のクレームを真摯に受け止めようと勤める。

「お客様は神様です」と言ったのは三波春夫だったろうか。
ベツにオレは、お客を「神様」とは思っちゃいないが、
やはり、こういう場合に際しては、自分の感情を押し殺し、
お客の話を真摯に受けなければいけないだろう。

顔をあげろ。
目をそらすな。

興奮して怒っているお客の話を聞く場合、
じっと相手の顔を見て話を聞く事が大事なのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
が。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
それが大事であるはずなのだ、が。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
無理!!

お客の顔をじっと見るなんて無理っ!!
 
 
 
 
 
 
 
だってさ。
そのお客さ。
 
出てるんですよ。
 
ミョ〜ンて出てるんですよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
鼻毛が。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんか、長い鼻毛がミョ〜ンて出てんの。
ミョ〜ンて。

いやいやいやいや!!

出てるだけじゃねーぞー。
そのお客の鼻毛、出てるだけじゃねーぞー。

しかも、そのお客の鼻毛には、付いてるんですよ。

鼻毛の先っちょにね、付いてるんですよ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ハナクソが。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
うおおおおおおおおっ!!

なんかもう、ミラクルじゃね!?
これってミラクルじゃね!?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しかも!!
 
 
 
 
 
 
 
なんか、こう、
お客が熱くなって鼻息が「ムフー、ムフー」って荒くなるとね、
そのハナクソ付き鼻毛、
“ピロピロピロ〜、ピロピロピロ〜”
って細かく動くんですよ。

お客自らの鼻息で、動くの。
“ピロピロピロ〜”って。
 
「えっ!?何ソレ、風鈴!?」みてぇな。
 
 
 
 
 
 
 
もう、オレ、まともにお客の顔が見れなくて。

だってさ、そのお客さん、
ただでさえ鼻毛出してるんですよ。
しかも、その鼻毛にはハナクソが付いてるうえに、
更に細かく動くんだもん。

フツーだったら爆笑でしょ。

でもオレ、我慢しました。
頑張って自分の感情を押し殺して、
お客の話を聞こうとしました。

が。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ムフー、ムフー」
鼻息が荒くなる客。
 
 
 
 
 
 
 
“ピロピロピロ〜”
動く鼻毛。
 
 
 
 
 
 
 
グッと笑いを堪えるオレ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ムフー、ムフー、ムフー」
興奮冷め遣らぬ客。
 
 
 
 
 
 
 
“ピロピロピロピロピロピロ〜”
強風に煽られるが如く揺れ動く鼻毛。
 
 
 
 
 
 
 
唇を噛んで、必死に笑いを堪えるオレ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ムフー、ムフー、ムフー、ムフー」
鼻息MAXなお客。
 
 
 
 
 
 
 
“ピロリロリロリロリロリロリ〜”
もはや飛んで行きそうなハナクソ。
 
 
 
 
 
 
 
「ブッ!!ゲホッゲホッ!!」
思わず吹き出したのを、咄嗟に咳き込むフリをして誤魔化すオレ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
お客:「ちょっと!!
    ちゃんと聞いてんの!?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
はい、すみません!!
はい、すみません!!
聞いてませんでしたー!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちうか、お客に対して悪いとは思ってますよ。
ウチの店に非があるワケだし。

でも、無理!!
面白くて全っ然反省できません!!

だってよ?
鼻毛が出てるうえにハナクソ付いてて
それが“ピロピロピロ〜”ってウアハハハハハハハハハハッ!!

死ぬっつーの。
思い返しただけで笑い死ぬっつーの。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちなみに。

そのお客が帰ったあと。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ゲル:「さっきの客さ、ハナクソ付きの鼻毛がミョ〜ンて出ててさ、
    ソレがよ、鼻息が荒いもんだから
    “ピロピロピロ〜”って動いてたんだよ」

ヨー:「うあはははは!!
    何ソレ!?爆笑っすね!!」

ゲル:「だべ?
    もうオレ、鼻の穴の中に台風の目があんのかと思ったわ。
   “え?鼻なのに目!?”みてぇな。
    つーかもう、台風っつか、ハリケーンだなハリケーン」

ヨー:「あああ、カトリーナみたいな」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちう事でオレらは、そのお客の事を、
 
 
 
 
 
『鼻息カトリーナ』
 
 
 
 
 
そう呼ぶ事に決めました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
先日のこと。
親父が、回覧版で回ってきた1枚のチラシをオレに見せてきた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
『 【第12回 O町3区 区長杯 ボウリング大会開催!】
 
  恒例となりましたボウリング大会が今年も行われます。
  ボウリングを通じて、地域の皆さんの親睦を深めましょう! 』
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
区長杯。

ソレは、オレが住む田舎町、“O町3区”にあるイベントで、
地域の住民がスポーツを通じて交流を深めようというもの。

オレが住む町“O町3区”は、その住んでる場所によって
1から7つの班にわかれる。
オレが住んでる場所はその中の“3班”に入るのだけれども、
区長杯というのは、
年に何回か、その“O町3区”の代表である区長の主催で
1班から7班までの住人が
ソフトボールやバレーボール、ボウリング大会などで対抗し、
そして、そのスポーツの後に、
みんなでメシ食って酒飲もうぜー、という、
田舎にありがちなユル〜いイベントである。
若者の参加はほとんど無く、
オジサンオバサンが集まってはスポーツして酒を飲むという、
身体にイイんだか悪いんだか解らないイベントである。

 
 
 
 
 
 
 
 
区長杯ボウリング大会のチラシを見て、
「何?これがどうしたの?」と、オレ。
 
すると親父、「出て」と言う。

親父は、その区長杯ボウリング大会に、
ボウリングを趣味とするオレを、
ウチの地区“O町3区3班”の代表選手として
出場させたいらしい。
 
 
 
 
 
 

 
ええっ!?
何!?オレが区長杯に出んの!?

イヤだよ、そんなダッセェの!!
なんでオレが区長杯に出なきゃなんねーんだよ!!
 
言っとくけど、アレだから!!
オレがやってるボウリングは、「親睦を深めましょう」とか、
そんなユルいレベルじゃねぇから!!
オレのやってるボウリングは、命懸けのスポーツ。
もう、アレ!!
命(タマ)の獲り合いだから!!
生半可な気持ちでオレとボウリングすると、落としかねないぞ!?
命(タマ)を!!
 
 
 
 
 
 
 
 
しかし親父、
「今年はなー、出れる人がいなくて人数が集まらないんだー」と言う。

聞けば、各班、5人ずつの代表を出してボウリングをするらしい。

「5人くらいすぐに集まるでしょー」
オレが言うと親父、
「みんな、応援でいいからって出たがらないんだよなー」

どうやら、選手以外のオジサンオバサンは、
スポーツの後の酒飲みをメインにしてるようで、
その前のボウリングには参加したがらないのだそうだ。

ウチの親父は、選手としてワリと参加してる方で、
今回のボウリング大会には、
ボウリングをやってるオレを引っ張り出したいらしい。
 
 
 
「いや、ダメ!!オレは出ないぞ!!
 だいたい、日曜日だべ?オレ、仕事だから!!」
出場を拒否するオレ。

すると親父、
「ダイジョブ。仕事って1時からだべ?
 その頃には終るから、仕事には間に合うから!!」
 
 
 
ってことは何かい?
朝いちからボウリングやれってのかい?
 
うわぁ、メンドクセェ!!
日曜くらいゆっくり寝かせろっちうの!!
 
「ダメ!!出ない!!」
頑なに拒否するオレ。
 
 
 
そんなオレに、親父、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「500円出すっつったら?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アホか!!
バカにすんなよ!?
オレ、こう見えても32歳だから!!
500円でオレの気持ちが動くと思うか!?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「わかった、1000円!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ん〜〜、じゃ、1500円出す!!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
よし、ノッた!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
フハハハハハハ!!

もう、アレ!!
オレが出るとなれば、優勝したも同然!!

はっきり言ってオレ、アレよ?
助っ人外国人選手クラスよ?

あ、ゴメン!!
もう、逆に、親睦なんて深まんないかもしんない!!
逆にね、
オレが参加することが逆に、争いの元になるかもしんない!!
もう、先に謝っておくから!!
ゴメンなさい!!
 
 
 
ちうか。
 
 
 
まぁ、オレが参加するんだからまず、間違いはないと思うけど、
ちなみにね、ウチのチームって強いの?
 
 
 
すると親父、 
「いや、どうかなー。なんとも言えないな。
 てか、1班がすごい強いんだ」
 
 
 
何?
なんかボウリングが巧いヤツとかいんの?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「うん、Yさんているだろ。
 あの人昔、ボウリングで国体に出たんだって」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
元・国体選手!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
おいおいおいおい!!
ソレって卑怯じゃね!?
国体選手は卑怯だろ!!

だってアレよ?
オレがまぁ、助っ人外国人だとしたら、
国体選手つったらメジャーリーガーじゃんか!!
そんくらいの差があるじゃんか!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
つーか、アレだよね・・・

1班つったら、区長がいるチームでしょ?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
めちゃめちゃ勝つ気じゃんか!!
区長、めちゃめちゃ勝ちに来てるじゃんか!!

うわぁ、
なんか、箱根駅伝の1区に黒人ランナーを走らせる
山梨学院大みてぇ!!

とりあえず1人、強いヤツ入れとけーみてぇな!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ぬおおおおおおっ!!

ちっくしょう!!
なんだか燃えてきた!!

そんな、自分とこのチームに
元・国体選手を入れるような区長がいるチームに、
負けてたまるかってんだよ!!

ぬおおおおおおおあああああっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちう事で今度の日曜日の朝っぱらから、
オレ、区長杯ボウリング大会に参加してきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
命(タマ)、獲ってきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレ:「ちなみにさ、ウチのチーム、
    オレと親父以外のメンバーって誰なの?」
  
親父:「うん、AさんとBさんとCさん」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
嘘っ!!
マジでっ!?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
みんな60歳超えてんじゃん!!

定年退職してんじゃん!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
風呂上り、ドライヤーで髪を乾かすのって、
なんだかメンドクサくありません?
なんかねー、オレ、ずぼらな人間だからかもしんないんですけど、
ドライヤーがすっげぇメンドクセェんですよ。

しかもウチ、クルクルドライヤーしか無ぇし。
ウチの家族は、オレと、父と母。
誰もクルクルが必要な人間なんかいないんですけどね。
 
で、だからと言ってはなんですが、
この時期、髪を乾かすのはもっぱら、ファンヒーターだったりします。

で、昨日もヒーターの前に寝転がって、髪を乾かしてたんですが。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ハイ、焦げました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
髪、焦げました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
やー、なんかねー。
『TVのチカラ』?でしたっけ?
あの、超能力のガブリエルが出てきて事件を透視する番組。
桃太郎侍が司会やってる番組。

オレ、アレを観ながら髪を乾かしてたんですよ。

「おおお、ガブリエルすげぇ!!」とか、妙に興奮して、
その番組を観ながら髪を乾かしてたんですよ。

そしたら、臭ぇ。
なんか、妙に臭ぇ。

「こいつはもしや・・・」なんて思ったら、
なんか、チョリチョリになってんの、前髪が。

前髪、焦げてチョリチョリになっちゃったんですよ。

そんで、その焦げた前髪がまた、
チョリチョリになって絶妙にウェーブしてるんですよね。
ウェービーヘアですよウェービーヘア。
前髪ウェービーヘア。

しかも、そのウェービー具合が、
なんかこう、どこか恥ずかしい毛を連想させるような
ウェービー具合で。

オレ、
「人類初!!頭部に陰毛を移植!!」
とか言って、部屋で1人で爆笑してたんですが。
 
 
 
 
 
でもね、
初めはそんなバカみたいな事言って喜んでたんですけど、
だんだんと、事の重大さに気付きまして。

「これって、もしかしてすっげぇヤバイんじゃねぇの?」って。

試しに、そのチョリチョリの前髪を束で掴んで引っ張ったら。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ブツッ(←髪が大量に切れるイメージ)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
キャァァァァァァァァッ!!
 
髪ぃぃぃぃっ!!
オレの前髪ぃぃぃぃぃっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まぁ、だからなんだって話じゃないんですけどね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
**********
 
 
 
●リョウ様。

登録してくださってありがとうございます!!
只今、こちらのリンクがいっぱいなものですから
相互できずに申し訳ありません!!
下品でくだらない日記ですが、どうぞよろしくお願いします!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ※注意
  
  【 この日記には、
    私としても最大限配慮しましたが、それでも
    やむを得ず、下品な表現が多く含まれています。
    苦手な方は注意なさってください 】
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
鼻歌。

おそらくみんな歌っているのだろう、この鼻歌。

「フフフン」で歌う人もいるだろう。
「ハハハン」で歌う人もいるだろう。
中には、歌詞をワリとはっきり歌う人もいるだろう。

みんな、いつの間にか歌っている鼻歌。

どういった理由で歌うのかは知らないけれど、気分がイイ時など、
意識してないのにいつの間にか、自然と口ずさんでる事が多い。
気が付いたらいつの間にか歌ってた。
そんな事が多い。

人間の脳が、身体にどういった指令を出しているのかわからないけど、
脳は、その人間の頭にあるジュークボックスから曲を選び、
そして、針を落とすのだ。

ソレは、最近のヒットナンバーの時もあれば、
すでに、本人でさえ忘れてしまって、
意識の中に埋もれしまっいてるナンバーの時もある。

そしてその曲は鼻歌となって、口から流れ出す。
本人の意思などは関係無しに。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
だから、鼻歌は恐ろしい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレは、つい口ずさんでしまった鼻歌で、失敗した人間である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
その日のオレの仕事は、ラストの22時までだった。
オレは、店で一緒に働く女、ヨーと一緒に、
帰り支度をして店を出る。

「疲れましたね」
「明日も仕事だ。イヤだね」
そんな話をしながら歩くオレ達の足取りは重く、
ソレは、「明日など来なければいい」と言ってると思わせる程、
遅々として進まぬモノだった。

そしてオレ達は、残された体力を振り絞って
社員通用口にある重い鉄の扉を開けて外に出る。

すると、ついさっきまで鬱々としていたオレ達の心は、
パァッと晴れ渡った。

鉄の扉の外には、満天の星空が広がっていたのだ。

その時の星空は、オレ達に近かった。
寒くて澄んでいる冬の空気がそうさせるのか、
満天の星空は、オレ達のすぐ近くにあった。

その星空を見た途端、オレ達の気持ちも軽やかになる。
疲れなど、一瞬にして吹き飛んでしまう。

「わぁ、星がすっごい!!」
オレの隣では、ヨーが興奮したように言っている。

その時の星空は、どこか、
SMAPの名曲『夜空ノムコウ』を思わせるような星空だった。
 
 
 
 
 
 
 
 
その時、オレの頭の中で、脳が指令を出した。
オレの意識とは関係無しに、「鼻歌を歌え」と指令を出した。

そして、オレの潜在意識の中に埋もれていた
1枚のレコードを掘り起こし、針を落とす。

そしてオレは、自然と鼻歌を歌った。

女子といる時には、決して歌ってはいけない歌を。
 
 
 
 
 
 
 
 
亀有ブラザーズ。

その名前を聞いただけで、オレが自然と歌った鼻歌が
どんな歌だったか、お判りになられた方もいると思う。

亀有ブラザーズとは、その昔、今や伝説となった深夜番組、
『北野ファンクラブ』という番組にあった1コーナーである。
番組のタイトルからもわかるように、ソレは、
これまた生きた伝説になりつつある北野武氏が、
映画監督としては花開いてない頃にやっていた番組だ。

亀有ブラザーズは酷かった。
もう、ものすごい下品だった。
でも、オレは大好きだったし、かなりの人気もあった。

今では、深夜枠でさえ放送できないであろう言葉を、
今や、「世界のキタノ」と言われる北野武氏が平然と歌にしていた。
数ある名曲を、北野武が、下品な替え歌にして歌っていたのだ。

例えば、こんな感じである。
 
 
 
(オープニング)
「♪引っ張れ〜 引っ張れ〜 チ●●を引っ張れ〜
  引っ張れ〜 引っ張れ〜 タ●●●引っ張れ〜」
 
 
 
(原曲『スキー』)
「♪た〜まはしわしわ〜 朝日を浴びて〜
  た〜てるチ●●の〜 腰振る速さ〜」
 
 
 
(原曲『アルプス一万尺』)
「♪アルプス一万●〜●● チ●●の上で
  お尻の穴まで広げましょ ヘイ!!
  チ〜●毛●●毛 マ●毛●●毛 ●●毛●●毛」
 
 
 
どうだろう。
あまりにも下品な歌なので一部伏字にしたら
真っ黒になってしまったのだが、それでもお判りいただけだろうか。

北野武氏は、昔、
亀有ブラザーズでこんな歌を歌っていた。
 
 
 
 
 
 
 
 
オレは、満天の星空の下、どういうワケか知らないが
この亀有ブラザーズの歌をつい、口ずさんでしまったのだ。

オレの脳は亀有ブラザーズの曲を選曲し、
そして、オレの意識など関係無しに、針を落としてしまったのだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレ:「♪恋人は●●●黒〜い 毛の生えた●●●黒〜い・・・」
      
        (原曲:『恋人はサンタクロース』松任谷由美)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ハァ!?」
鬼の形相で振り返るヨー。
 
 
 
 
 
ヨー:「ゲルタさん、今、何歌ったの!?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オレ:「え!?
    いや、♪恋人はチ・・・・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あああああっ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヨー:「サイテー」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いや、違うんだ!!
コレはオレの脳が勝手に歌わせただけであって、
わざと意識的に歌ったワケじゃないんだ!!
バカッ!!
脳のバカッ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヨー:「エロ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いや、ソレは認める!!
エロなのは認めるけれども!!
決してワザと歌ったワケじゃないんだ!!
決してキミに聴かせようとしたワケじゃないのさ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヨー:「変態」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あーあーあー。

いいよもう!!
そしたらもう、オレは変態でいいよ!!

ハ〜イ、変態で〜す!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
**********
 
 
 
●りんどう様。

登録してくださってありがとうございます!!
只今、こちらのリンクがいっぱいなものですから
相互できずに申し訳ありません!!
下品でくだらない日記ですが、どうぞよろしくお願いします!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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